住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

リノベーションアドバイザーが中古を買って
オーダーリノベーションした自邸を公開
オーダーリノベの成功のコツは?

グローバルベイス株式会社
不動産事業部 リノベーションアドバイザー
新沼 翔陽(にいぬま しょうや)
中古マンションオーダーリノベーションサービス「マイリノ」のリノベーションアドバイザーは、物件を持っていない方には住まいの理想をうかがいながら、その理想が叶うリノベーション向き物件を一緒に探します。
リノベーションのさまざまな知識や経験をもつ「マイリノ」のリノベーションアドバイザー新沼さんのプロならではのポイントが詰まった自邸。物件探しや購入にいたった経緯、想いを紹介します。

気になることがあればお気軽にお問い合わせください。リノベーションアドバイザーが何でもお答えいたします。(10:00-19:00)

Q1.
中古マンションを購入してリノベーションしようと思ったきっかけは?

この仕事をしていくうちに、早めに資産形成していく大切さを知りました。グローバルベイスに新卒入社したときはまだ22歳で、当時は家の購入は頭にありませんでした。グローバルベイスで働く中で、早めに購入したほうが資産形成になることを理解しました。
職場の先輩方も単身で購入していたり、情報リテラシーが高い方は購入を選択されている方は非常に多いです。20代単身での購入事例はまだ少ないですが、お客様のサポートをする中さまざまな事例を見てきて、自分でもマンションを持ちたいという気持ちがどんどん高まっていきました。そこで、ローン審査が通り次第購入することを決め、25歳の時に買うことが出来ました。

  • (写真:限られた空間でのびのびと暮らせる工夫がつまったリノベーション。)

Q2.
リノベーションの仕事をしていて、役にたったことはありますか?

中古マンションリノベーションで取り扱うリノベ前の物件には、本当にボロボロなものもあります。リノベーションで新しくできることはわかっていても、リノベ前の物件を目の前にすると躊躇してしまうお客様は多いです。
しかし、リノベーション物件を見てきた経験があるからこそ、古くなったこの部屋がどう変わるか想像することができました。リノベ前の現況から、設計に制限を受ける水回りの位置、躯体壁など必要なポイントを確認して購入しました。

理想の間取りが叶うとはいえ、相場に見合った価格でなかったり、買ったあとに売却しにくかったり、修繕計画の見通しが悪かったり、購入後に取り扱いにくい物件はお客様におすすめしていません。このあたりは目に見えないところなのでわかりにくいですが、マンションの資料などを確認し、危うそうなポイントはチェックすることが大事です。

物件購入はスピードが大切なので、知識と経験を活かして即断即決できたことがこのような素敵な物件を選べた理由だと思います。

Q3.
オーダーリノベーション以外の選択肢はありましたか?

リノベーション済物件を購入することも視野に入れていましたが、偶然自分が買いたいと思ったタイミングで今のマンションが売りに出されました。
物件購入はタイミングが大事ですし、入社当時から好きなシリーズのヴィンテージマンションだったので、すぐにここだと思いました。

  • (写真:キャプション:実は購入を決める前からそのシリーズの本も買っていた新沼さん。同じシリーズの中でもよりヴィンテージ感のある物件を購入。壁のレンガや瓦屋根、駐車場のランプに歴史を感じます。)

Q4.
リノベーションで大変だったこと、思い出に残ったこと。

解体後に構造を支える躯体壁ではないところに、鉄筋コンクリートの腰壁があったのは予期せぬ点でした。コンクリート壁の有無はある程度予測できるのですが、予想外のところに出てきました。一般的に鉄筋コンクリート壁は壊さないことが多いのですが、躯体壁ではなかったため、管理会社に交渉して壊す許可をいただきました。
オーダーリノベーションはマンションの管理会社、行政、近隣の方、施工の職人など、たくさんの方が関係してきます。「マイリノ」ではスムーズに住まいづくりを進めるため、各方面の方と関係を築きながらリノベーションを行っています。

Q5.
家の設計のポイントは。

「マイリノ」設計担当の野口さん・伊藤さんにも相談しながら、間取りのプランニングは自分で行いました。こだわった点は、リビングを広くとった間取りです。約37平米の限られた空間ですが、ソファもダイニングテーブルも置けるように、メリハリを意識しました。
リビングを広くとる分、思い切って浴室をシャワールームにしました。これも自分の生活スタイルに合わせていけるオーダーリノベならではですね。

また、天井高をとる・インダストリアル感を出すため、天井を躯体現しにしています。よく見ると天井に穴がありますが、これは昭和50年代前半頃までしか使われていない工事技法の跡で、下地の板をひっかける穴です。昔の名残を感じられて気に入っているポイントです。

  • (写真:リビングの家具にはレコードも。昔を感じられるものが好きな新沼さんはレコードもお気に入り。)

キッチンは料理をする作業スペースを確保するという点のみで、他は予算を抑えました。
ふわとろオムライスなどを作るなど、料理を楽しんでいます。
実は、建具は洗面とトイレの2か所にしかありません。どこに予算をかけるかメリハリをつけることで、自分のライフスタイルを叶えました。
お客様に体験談を話すと、「そこまで振り切っていいんだ」と驚かれます。
お客様の中には固定観念でリノベーション予算があがってしまっているケースもあるので、「マイリノ」ではアドバイザーとして本当に叶えたいことを実現するための提案をさせていただいています。

  • (写真:ユニットバスは思い切ってシャワールームに。その分ゆったりと広い洗面室を確保しました。)

Q6.
お気に入りの場所は?

ダイニングテーブルの横の壁です。ピクチャーレールを使って、ドライフラワーや絵を飾っています。
一人暮らしの部屋ですが、9人くらいは寛げるキャパシティーがあります。近くにいる友人とホームパーティをしています。

  • (写真:窓際の椅子は、友人がたくさん訪れたときのためのもの。床のフロアタイルは風合いがあり陽の光があたると凹凸が美しい。)

Q7.
これから家探しをする人に向けてアドバイス

わたしの場合は都市部でマンションを購入したことで、生活に余裕を持たせることができるようになりました。特に、通勤と買い物が楽になりました。これまではドアtoドアで1時間半かかっていた通勤時間が20~25分になり、1日2時間ほど自由な時間が増えました。また、ローンの負担は以前の家賃と変わらない負担額にしたため、家賃のような感覚で支払いしています。
これからは業者としての目線だけでなく私の実体験からの話も、お客様に還元していきたいと思っています。25歳で物件購入した社員は珍しいので、年齢が近い方は特に参考にしていただければ嬉しいです。
私の体験をきっかけに、もっとたくさんの方にオーダーリノベーションの魅力を知っていただきたいと思っています。ハードルが高く思われそうなオーダーリノベーションですが、理想の住まいを叶えるアイデアは私たちがたくさん持ち合わせています。
何でも相談いただけたら嬉しいです。

  • (写真:直接光が当たらない間接照明でリラックスできる寝室。ベッド手元のスイッチが便利。)

マイリノ リノベーション アドバイザー
新沼 翔陽(にいぬま しょうや)

1997年生まれ 岩手県出身
グローバルベイスのリノベーションの施工品質とデザイン力に魅力を感じ新卒で入社。買取再販事業「リノコレ」の営業を経験後、オーダーリノベーションサービス「マイリノ」のリノベーションアドバイザーに。
好きな街は吉祥寺。カフェ、雑貨屋、狭い路地のある商店街や、昭和年代のマンションが街に馴染んでいて、古さに味を感じられるところがお気に入り。
休日は午前〜お昼くらいに自転車で食材の買い出しに出かけ、お昼と夕飯は自炊、後は友達とビリヤードをしている。

・インスタグラム
@myreno_niinuma

気になることがあればお気軽にお問い合わせください。リノベーションアドバイザーが何でもお答えいたします。(10:00-19:00)