住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

大阪市中央区の治安や子育て環境、
住みやすさや中古マンション相場をわかりやすく紹介!

大阪市中央区は官庁街やビジネス街が立地し、「ミナミ」と呼ばれる繁華街を抱えるなど、大阪の中心となる区の一つです。大阪市中央区で暮らすメリットやデメリットなどから、住みやすさや治安などについて紹介していきます。
大阪市写真
こんな方におすすめの記事です
  • 大阪市中央区の住みやすさを知りたい方
  • 大阪市中央区の子育て環境や治安を知りたい方
  • 大阪市中央区の中古マンション相場を知りたい方

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■大阪市中央区の特長は?

大阪市中央区は文字通り、大阪市の中央部に位置する中心地です。大阪市中央区には、大阪城周辺の官庁街、本町・淀屋橋・北浜のビジネス街、そしてミナミという呼び名で親しまれている繁華街があり、多くの観光客が訪れるエリアでもあります。

・よいところ①官庁街・ビジネス街が立地する大阪の中心地

大阪市中央区は官庁街やビジネス街が立地する大阪の経済の中心地です。

大阪城周辺に位置する、天満橋駅から谷町四丁目駅にかけたエリアは、官庁街です。大阪府庁、大阪府警本部、国の様々な機関が入る大阪合同庁舎や大手前合同庁舎、大阪家庭裁判所などが立地しています。

また、北浜エリアには大阪取引所があり、証券会社や金融機関などが立地するオフィス街です。淀屋橋エリアにはオフィスが集積し、大阪を代表するオフィス街の一つです。また、心斎橋エリアは繁華街であり、オフィス街でもあります。

・よいところ②ミナミと呼ばれる繁華街がある

大阪の繁華街といえば、「キタ」と「ミナミ」がありますが、大阪市中央区に位置しているのは「ミナミ」です。ミナミと呼ばれるのは主に心斎橋・道頓堀・難波のエリア。心斎橋や難波には百貨店やファッションビル、商店街など多くの商業施設があり、心斎橋には若者向けのトレンドの発信地アメリカ村もあります。ミナミには飲食店も数多くあり、ショッピングやグルメなどを楽しむため多くの人が訪れ、賑わいを見せているエリアです。

・よいところ③大阪城・道頓堀を抱える観光地

大阪市中央区は大阪城や道頓堀などが立地する観光地でもあります。

大阪城は大阪城公園として整備され、ウォーキングやランニングも楽しめるスポットです。道頓堀といえばグリコの看板が有名ですが、たこ焼きやお好み焼きといった粉ものなど、大阪ならではのグルメも楽しめます。また、難波では、歌舞伎などが催される大阪松竹座のほか、なんばグランド花月やよしもと漫才劇場も立地し、大阪ならではのエンターテインメントに触れられます。

・注意点①エリアによって特徴が異なる

大阪市中央区には、官庁街やビジネス街、繫華街などが立地し、エリアによって異なる顔を見せています。同じ大阪市中央区内でも、住むエリアによって暮らしやすさには違いがある点に注意が必要です。

たとえば、谷町六丁目駅は大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線の2路線が利用可能で利便性が高く、繁華街から離れていて治安がいいことから、人気を集めています。また、JR大阪環状線、大阪メトロ中央線・長堀鶴見緑地線の森ノ宮駅周辺は、大阪城公園が近く自然に触れられ、ショッピングモールが立地していることから、住み心地がよいとされています。

・注意点②繁華街が近いと騒がしい

大阪市中央区には心斎橋や難波などの繁華街がありますが、繁華街に近いエリアは昼、だけではなく、夜も騒がしい可能性がある点に注意が必要です。深夜まで営業している飲食店が近くにあると、ネオンの明るさも気になることもあります。また、車通りが多いと、車の通行音のほか、子育て世帯では外出時の安全も気になるところです。

心斎橋や難波などの繁華街から近いエリアの住まいを検討する際には、昼間と夜に足を運び、周辺環境を確認しましょう。

・注意点③自然に親しめる場所が限られている

日中、家で過ごすことが多かったり、休日に近所の散策を楽しんだりしたい場合には、緑に触れられる住環境は癒しとなります。

しかし、大阪市中央区は大阪の中心地のため、多くのエリアで開発が行われていることから、自然に親しめる場所が限られています。特に心斎橋や難波などの繁華街や谷町四丁目といった官庁街に近いエリアでは、緑が少ないことが気になる可能性があります。

ただし、森ノ宮駅周辺といった大阪城公園に近い自然に触れて過ごせるエリアもありますので、大阪市中央区全体が緑が少ないというわけではありません。

■大阪市中央区は利便性/アクセスは?

大阪市中央区は利便性/アクセスは?

大阪市中央区は交通利便性の高いエリアで、JR環状線や大阪メトロ各線などの18駅が設けられ、14路線が運行しています。大阪市内での移動がしやすく、大阪府内のほか、兵庫・和歌山方面へアクセスできます。

また、難波駅や心斎橋駅の周辺エリアを中心に、百貨店やファッションビル、商店街などが立地していることから、大阪市中央区の中で生活に必要なものがほとんど揃います。また、大阪医療センターや大阪がんセンターといった専門的な医療を受けられる病院も立地しています。

■大阪市中央区の世帯年収状況は?

大阪市中央区の世帯年収状況は?

世帯年収の参考になるデータして、「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」をもとに、2021年の課税対象所得を住民税(均等割)の納税義務者数で割って平均所得を求めると、中央区などのある大阪市は331万4,853円です。

同様の方法で計算した大阪府の平均は332万7,742円で、全国の平均は325万1,502円です。中央区などのある大阪市の平均所得は、大阪府の中では平均的で、全国ではやや高めといえます。

参照:政府統計の総合窓口「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」をもとに算出

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■大阪市中央区の人口

大阪市中央区の人口

総務省の「令和5年住民基本台帳」によると、2023年1月1日現在の大阪市中央区の人口は11万2,405人です。大阪市全体の人口は274万1,587人で、大阪市の24の区の中で中央区は10位です。

2022年の調査と比較すると、大阪市中央区は3,777人増加しています。人口の増減率は3.48%で、こちらは大阪市で2位です。

また、中央区の世帯数は7万3,909世帯ですので、1世帯あたりの平均は約1.52人です。大阪市全体では1世帯あたりの平均は1.75人ですので、中央区は大阪市の中でも単身者世帯が多いといえます。

参照:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

■大阪市中央区の住みやすさはどう?

大阪市中央区の住みやすさはどう?

大阪市中央区は公共交通機関が充実しているため、交通利便性が高く、ショッピングやグルメも楽しめるエリアです。一方で、治安が気になる可能性があるほか、不動産が高いという点がデメリットとなることもあります。

・メリット①公共交通機関が充実

大阪市中央区は14の鉄道路線が運行する公共交通機関が充実しているエリアです。大阪市内をJR大阪環状線、大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・中央線・千日前線・堺筋線・谷町線・長堀緑地線、近鉄難波線、京阪中之島線が運行。京都方面と結ぶ京阪本線、兵庫方面と結ぶ阪神なんば線、和歌山方面と結ぶ南海線・南海高野線などもあります。

たとえば、大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」から北区にあるもう一つの大阪の中心地「梅田駅」までは約7分でアクセスできます。

・メリット②ショッピングやグルメを楽しめる

大阪市中央区での暮らしは、身近なエリアでショッピングやグルメを楽しめるのがメリットです。

心斎橋には大丸心斎橋店や心斎橋PARCO、心斎橋OPAなどの商業施設のほか、地下街クリスタ長堀、心斎橋筋商店街、アメリカ村などがあります。難波には大阪タカシマヤやなんばパークス、なんばシティ、なんばマルイなどが立地。ハイブランドからトレンドのアイテムまで揃います。

道頓堀は食い倒れの街といわれるグルメスポットで、たこ焼きなどの食べ歩きも楽しめます。さらに道頓堀の近くには千日前商店街もあります。

・メリット③大阪城公園は桜の名所&ランニングスポット

大阪城公園は桜の名所としても知られ、梅や桜のシーズンである2月下旬から4月中旬には例年「大阪城 春まつり」が開催されています。大阪市中央区での暮らしは、身近なところでお花見を楽しめることもメリットです。

また、大阪城公園は人気のランニングスポットでもあります。公園内には大阪城ラン&ウォークコースが設けられ、歴史に触れながらランニングなどを楽しめます。また、近くにはるランナーサポート施設が設けられています。

・デメリット①治安が気になるエリアがある

大阪市中央区全体が治安が悪いわけではありませんが、心斎橋などの繁華街を抱えていることもあり、後述する犯罪発生率が高く、治安が気になるエリアがある点に注意が必要です。特に女性一人暮らしや家族で暮らす住まいを探す場合には、周辺環境に気を配る必要があります。

一方で比較的治安が良いとされているのは、森ノ宮駅周辺エリアや谷町六丁目駅エリアのほか、大阪府警本部のある天満橋駅周辺エリア、オフィス街の北浜駅エリアなどです。

・デメリット②不動産が高い

大阪市中央区は交通利便性や買い物利便性の高さから、住まいを購入する場合も借りる場合も、価格水準が高いことが難点です。ただし、心斎橋や淀屋橋といった繁華街やビジネス街からにあるエリアよりも、谷町六丁目や森ノ宮といった繫華街・ビジネス街から少しは離れたエリアの方が、価格水準がやや下がります。

不動産価格が高くても、大阪市中央区に住むことを優先したい場合には、優先順位を明確にして物件探しを行うことが大切です。

・デメリット③ビジネス街は日曜休みの店がある

谷町四丁目や本町、北浜といった官庁街やビジネス街の近くに住むと、職住近接の暮らしができるため、生活に時間のゆとりができるといったメリットがあります。しかし、ビジネス街や官庁街は日曜日は休みの飲食店が少なくなく、開いている店が限られるのが難点です。休日は心斎橋や難波、あるいは梅田などの中心地などに遊びにいくことが多い人は問題ありませんが、「休日は近所でごはんを食べたい」という人は不便に感じる可能性があります。

■大阪市中央区って子育てしやすい?

大阪市中央区って子育てしやすい?

大阪市中央区では公的な施設などを活用して、子育て支援が行われています。中央区には大阪城公園などの大小の公園が立地しているため、外遊びを気軽に楽しめる環境です。また、子ども連れでショッピングを楽しみやすいなど、都市部ならではの子育てのしやすさが感じられます。

また、中央区子育て情報マップ「てくてくナビ」を作成し、幼稚園や保育所、子育て支援施設などのマップや連絡先をとりまとめて、情報発信を行っています。

・①中央区子ども・子育てプラザが設けられている

大阪市中央区には、社会福祉法人大阪市中央区社会福祉協議会が運営する「中央区子ども・子育てプラザ」が設けられています。中央区子ども・子育てプラザには、つどいの広場や乳幼児ルームなど、予約制で室内遊びができる場所が設置されています。

また、乳幼児に向けた絵本の読み聞かせや遊びのイベントのほか、児童に向けの工作イベント、保護者向けの就労支援など各種イベントを実施。このほかには子育てサークル・サロンの情報発信が行われています。

・②大小さまざまな公園が立地

大阪市中央区には大小さまざまな公園が立地し、子どもの外遊びなどにも利用できます。大阪市建設局の「大阪市都市公園一覧表」よると、2023年4月現在、大阪市中央区には30箇所の公園が設けられています。人口1人あたりの公園面積は10.67平米と、大阪市の24の区の中でも高い水準です。

また、大阪市中央区で大きな公園といえば大阪城公園が挙げられますが、散策やピクニックを楽しめるほか、子ども向けの遊具広場が設けられています。

参照:大阪市建設局|大阪市都市公園一覧表

・③子ども連れでショッピングを楽しみやすい

大阪市中央区には、心斎橋や難波などに百貨店やショッピングモールといった大型商業施設があり、子ども連れでショッピングを楽しみやすい環境があります。百貨店や一部のショッピングモールでは、おむつ替えや授乳のための施設・設備が設けられているため、小さな子ども連れて足を運びやすいです。また、キッズメニューやベビーチェアの用意があるレストランが多いことから、多彩なジャンルの中から利用する店舗を選ぶ楽しみもあります。

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■大阪市中央区の治安状況

大阪市中央区の治安状況

大阪市中央区は「治安が悪い」という評判もきかれますが、後述するように24ある区の中で犯罪発生率が最も高く、データからは治安がよいとはいえないのが実情です。大阪市中央区はミナミと呼ばれる心斎橋や道頓堀、難波といった繁華街を抱え、国内外から多くの観光客も訪れることから、人の多さが犯罪の起こりやすさにつながっている面もあります。

不用意に犯罪に巻き込まれるのを避けるためには、繁華街で客引きなどは相手にしない、路地裏に行かないといった対策が考えられます。

■大阪市中央区の犯罪発生率は?

大阪市中央区の犯罪発生率は?

大阪府警察が公表する「令和4年中犯罪統計」の「刑法犯罪種及び手口別発生市区町村別認知件数」による犯罪発生件数は、大阪市中央区は5,121件です。この犯罪件数を令和4年1月1日の住民基本台帳による人口で割って求めた犯罪発生率は、中央区は4.71%で、大阪市の区の中でワースト1位となっています。

また、大阪市全体の犯罪発生率は1.23%のため、大阪市の中でも中央区の犯罪発生率は、非常に高い水準といえます。

参照:
大阪府警察「令和4年中の犯罪統計(確定値)|9.刑法犯罪種及び手口別発生市区町村別認知件数」総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」をもとに算出

■大阪市中央区のマンション相場

大阪市中央区のマンション相場

・2022年(令和4年)大阪市中央区 中古マンション取引相場

取引価格3,048万円
専有面積42.44平米
平米あたり価格71.8万円
築年数(2022年時点)築16年

※築年数は不明の物件と戦前に建てられた物件を除く

大阪市中央区の中古マンションの平米あたりの価格は71.8万円です。単身向け物件の専有面積を25平米、ファミリー向け物件の専有面積を70平米として換算すると、下記となりました。

・単身向け(ワンルーム・1K程度)…25平米×71.8万円=1,7957万円
・ファミリー向け(3LDK程度)…70平米×71.8万円=5,028万円

参照:国土交通省「不動産取引情報検索」より算出

・大阪市中央区の物件一覧はこちら

グローバルベイスでは中央区をはじめ、大阪市内など大阪府の中古マンションを取り扱っています。リノベーション済み物件は、すぐに入居して新生活をスタートすることができるというメリットがあります。室内は内装や設備が一新され、物件によっては間取りを変更するなど、現代のライフスタイルに合うようにリノベーションされています。グローバルベイスのリノベーション済み物件は、デザイン性と機能性を重視しているのが特徴です。

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https://www.globalbase.jp/renocolle/obje_kansai/tab.php/tab.php?aid=100

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■大阪市中央区の家賃相場

大阪市中央区の家賃相場

総務省の「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」によると、2018年の大阪市中央区の家賃は1畳当たり5,678円です。単身向けマンションを25平米(=約15畳)、ファミリー向けマンションを70平米(=約42畳)として換算した家賃相場は以下のとおりです。

・単身向け(ワンルーム・1K程度)…15畳×5,678円=8万5,170円
・ファミリー向け(3LDK程度)…42畳×5,678円=23万8,476円

大阪市の区ごとの家賃相場を比較すると、中央区は2番目に高い水準です。

参照:総務省の「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」

■大阪市中央区の住みやすさや治安等のまとめ

大阪市中央区の住みやすさや治安等のまとめ

大阪市中央区は多くの鉄道路線が利用できることから、大阪市内、大阪府内、さらに近畿圏にアクセスしやすく、交通利便性の高いエリアです。また、心斎橋や難波を中心に百貨店やショッピングモールなどの商業施設も立地しています。ただし、大阪市中央区は犯罪発生率が24ある区の中で最も高く、区内全域の治安が悪いわけではありませんが、エリアによる違いがあります。大阪市中央区で住まいを探す際には、周辺環境を確認することが大切です。

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グローバルベイスでは大阪市中央区など、大阪市内・大阪府内の物件の豊富な取り扱い実績があります。グローバルベイスでは、中古マンションの購入の仲介からリノベーションプランの設計、施工までをワンストップでお引き受けすることができます。中古マンションの中にはリノベーションに向いていない物件もありますが、中古マンションを熟知しているため、家族構成やライフスタイルなどに合わせて、理想をカタチにできる物件の提案を行うことが可能です。

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