杉並区(東京都)のリノベ済中古マンション物件一覧

「アニメタウン」と呼ばれ、アニメ産業の地として知られる東京都杉並区。東京23区の西部、武蔵野台地の中央部に位置し、全体的に平坦な地形をしています。人口は、外国人を含め57万3,504人（令和３年１月１日現在）で、「SUUMO住みたい街ランキング2021（関東版）」では、住みたい自治体として新宿区や中央区に次いで第10位にランクインしています。

杉並区内の多くの駅前には、商店街が多く、活気にあふれているのも特徴です。高円寺エリアには、約250店舗が軒を連ね、作家ねじめ正一の小説タイトルにもなっている「高円寺純情商店街」のほか、「高円寺パル商店街」「高円寺ルック商店街」などがあります。高円寺エリアの商店街では、毎年8月に「東京高円寺阿波おどり」が開催されており、東京周辺では最大規模で「徳島市阿波おどり」に次ぐ大会規模となっています。阿佐ヶ谷エリアには、約240店舗が軒を連ねる「パールセンター商店街」があり、毎年夏には「阿佐ヶ谷七夕まつり」が行われています。その他にも、杉並区内には「阿佐谷商和会商店街」「荻窪教会通り商店街」「方南銀座商店街」など数多くの商店街があり、食べ歩きやショッピングを楽しめます。

杉並区は公園も充実しており、京王井の頭線「西永福」駅より徒歩15分の「和田堀公園」は、古代遺跡が多く、都内にいることを忘れてしまうほどの広さがあります。その他にも、池や滝があり紅葉も楽しめる東高円寺駅前の「蚕糸の森公園」、杉並区立の公園の中で一番の広さを持つ、井荻駅近くの「井草森公園」などがあります。

杉並区のおすすめ観光スポットには、「東京のへそ」と呼ばれ、パワースポットとしても有名な「大宮八幡宮」や、日本で唯一の気象神社が境内にあり、晴天祈願の神社として知られる「高円寺氷川神社」があります。阿佐谷南三丁目付近には、全長約1.5キロの「中杉通りのケヤキ並木」があり、夏の緑や秋の紅葉を楽しめます。荻窪駅北口より徒歩20分の杉並会館には「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」があり、大小様々なフィギュアの展示があったり、アフレコ体験やデジタルイラストの体験ができたりと、日本アニメの歴史や制作工程を学ぶことができます

杉並区を走る路線は、JR中央本線、京王線・井の頭線、西武新宿線、東京メトロ丸ノ内線です。「SUUMO住みたい街（駅）ランキング2021（関東版）」では、JR中央線「荻窪」駅が第32位、JR中央線「高円寺」駅が第43位となっています。JR中央線「荻窪」駅からは、新宿駅へ約10分、横浜駅や大宮駅へ約50分など、アクセスの利便性が良いのも魅力です。

杉並区の家賃相場は、単身向け（ワンルームあるいは１K）で8万5,365円、ファミリー向け（76平米の3LDK程度）で23万9,022円となっています。杉並区に近接する練馬区・世田谷区・中野区・渋谷区で単身向けの家賃を比較すると、杉並区よりも安いのが練馬区（7.2万円）で、約1.3万円安くなり、杉並区とほぼ同賃料なのが世田谷区（8.4万円）となっています。杉並区よりも高いのが中野区（9.6万円）と渋谷区（11.5万円）で、約1.1万円～3万円高くなります。