葛飾区(東京都)のリノベ済中古マンション物件一覧

映画「男はつらいよ」の舞台であり、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でも有名な東京都葛飾区は、下町情緒あふれる街として親しまれています。東京23区の北東部に位置し、区域全体が荒川の外側にあります。東京都内で唯一、埼玉県と千葉県の両方に隣接している区です。

葛飾区の人口は46万3691人（外国人を含む、令和3年1月1日現在）で、「共働き子育てしやすい街ランキング2020（日経DUAL×日本経済新聞社の自治体調査）」で、千葉県松戸市に次いで第2位にランクインしています。

葛飾区は東京都内でも代表的な工業集積地域で、令和2年の工業統計調査によると、区市町村別の事業所数は江戸川区に次いで第5位となっています。葛飾区の特産物には、金町コカブ、千住ネギ、本田ウリ、亀戸大根、小松菜があります。

葛飾区内には合計50の商店街があり、2,123店が構えています。京成電鉄京成押上線の「立石」駅からすぐの「立石仲見世商店街」は、グルメ番組でもよく取り上げられる商店街で、平成17年には映画「間宮兄弟」のロケ地になりました。JR「亀有」駅から徒歩でアクセスできる「亀有地区商店街」には、等身大サイズの両さんなど全14体のこち亀キャラクターの銅像が設置されています。

京成電鉄「柴又」駅は、平成9年に運輸省と国土交通省主催の「関東の駅百選」に選定され、平成30年には「葛飾柴又の文化的景観」が、都内初となる「国の重要文化的景観」に選定されるなど、由緒ある場所として知られています。柴又駅からアクセスできる「柴又帝釈天界隈と矢切の渡し」は、平成8年に環境省が公募した「残したい日本の音風景100選」に選定され、昭和の日本を感じさせるレトロな風景が、観光客の人気を集めています。柴又駅から5分ほどのところにある「題経寺（柴又帝釈天）」は、映画「男はつらいよ」で一躍有名になり、柴又帝釈天門前にある「柴又帝釈天参道」では、草だんごやせんべいの店が並び、映画「男はつらいよ」の世界観が味わえます。

葛飾区を走る路線は、JR常磐線、JR総武線、京成本線、京成成田空港線、京成押上線、京成金町線、北総鉄道北総線です。JR常磐線「亀有」駅から都内の主要駅までの時間は、池袋駅や東京駅へ約30分、新宿駅へ約40分、品川駅や渋谷駅へ約45分です。

葛飾区の家賃相場は、単身向け（ワンルームあるいは１K）で約6.1万円、ファミリー向け（75平米の3LDK程度）で約18万円となっています。葛飾区に近接する江戸川区・足立区・荒川区・墨田区で単身向けの家賃を比較すると、葛飾区よりもわずかに安いのが足立区（6万円）で、葛飾区よりも高いのが江戸川区（6.3万円）、荒川区（7.7万円）、墨田区（8.4万円）で、約0.2万円～2.3万円高くなります。