こんな方におすすめの記事です
- 目黒区の住みやすさや治安、人気の街などについて知りたい方
- 目黒区のマンション相場を知りたい方
- 目黒区で暮らすことを検討している方
CONTENTS
■目黒区の特長
目黒区は都心に近接していて、おしゃれな街や高級住宅街を抱えているのが特長です。
・山手線の主要駅に近接して都心にアクセスしやすい
目黒区は東京23区の南西部の城南と呼ばれるエリアにあり、都心からわずか10km圏内に位置しています。目黒区は品川区と世田谷区、大田区に接していて、港区には接してはいませんが近接しています。
また、JR山手線の目黒駅があるのは品川区ですが、目黒駅から徒歩2分ほど 歩くと目黒区に入るほど近いです。目黒区は渋谷区の恵比寿駅や渋谷駅にも近接していて、都心にアクセスしやすい利便性の高い区といえます。
・おしゃれな街や高級住宅街がある
目黒区にはおしゃれな街や高級住宅街があり、住んでみたいという憧れを持つ人が多いとされる区です。中目黒や自由が丘はセンスのよいショップやカフェなどの飲食店が立ち並び、おしゃれな街として人気があるエリアです。また、碑文谷や柿の木坂、青葉台などは高級住宅街として知られています。
■目黒区の世帯年収状況は?
「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」をもとに、2018年の課税対象所得を住民税(均等割)の納税義務者数で割って算出した目黒区の平均所得は592万4.288円。東京23区の中では5位です。23区の平均所得の458万69円を130万円以上上回ることからも、目黒区は年収水準が高いといえます。
■目黒区の人口:23区で15位
総務省の「平成31年住民基本台帳人口」によると、目黒区の人口は27万9,342人です。東京23区の中では、目黒区の人口は15位になります。年齢層は30代~40代がボリュームゾーンで、30代・40代ともに約5万人がいます。また、目黒区の世帯数は15万6,583世帯で、1世帯あたりの人数の平均は1.78人です。
■目黒区の住みやすさは?
目黒区は鉄道網や幹線道路といった交通網が整備され、利便性が高いのが魅力です。また、おしゃれなカフェなどが多く、目黒川沿いなど自然に触れられる環境もあります。
・電車でのアクセスや幹線道路など交通網が充実
目黒区は区の中央部に渋谷と横浜を結ぶ東急東横線が通っていて、渋谷にアクセスしやすいのが特長です。東急東横線は東京メトロ副都心線と相互乗り入れを行っているため、乗り換えなしで新宿三丁目や池袋にも行かれます。また、横浜からは横浜高速鉄道みなとみらい線と相互乗り入れが行われ、横浜中華街までも1本で行ける路線です。
さらに中目黒駅は東急東横線のほか、六本木や日比谷方面に向かう東京メトロ日比谷線が乗り入れています。このほかに目黒区には、東急田園都市線や目黒線、大井町線、京王井の頭線が通っています。目黒区にはJRの駅はありませんが、私鉄の鉄道網が充実しています。
それから、幹線道路も充実していることも目黒区の魅力です。目黒通りをはじめ、山手通りや環七通り、駒沢通り、玉川通りが通っていて、車での移動もしやすいです。
・おしゃれなカフェや飲食店が多い
目黒区は中目黒や自由が丘など東急東横線沿線を中心に、カフェなどおしゃれな飲食店が数多くあります。目黒区なら、休日は近所のカフェでまったりとして過ごすといった暮らし方が実現できます。
・桜の名所として知られる目黒川沿いなど緑豊かな環境
目黒区といえば、目黒川沿いは桜の名所として知られているスポット。目黒川は目黒区内だけでも約4kmの桜並木があり、約800本もの桜が咲いています。毎年、桜の時期には目黒川のライトアップが行われ、中目黒桜まつりも開催されています。
また、目黒区にはバラエティに富んだ公園があり、自然に触れられる環境です。駒場公園は加賀百万石の当主であった前田利為侯爵駒場邸跡を利用した公園で、旧前田家本邸和館・洋館を見学することもできます。
駒場野公園にはデイキャンプ場や自然観察舎があるほか、19種類の桜が植えられています。また、明治時代に農芸化学の教師のドイツ人ケルネル氏が、土壌や肥料の研究を行った「ケンネル田んぼ」と呼ばれる田んぼもあります。
目黒天空公園は首都高速道路の大橋ジャンクションの上部を利用した屋上公園です。10あるエリアごとに四季折々の草花が植えられた庭園となっています。西郷山公園は西郷隆盛の弟の西郷従道の邸宅の敷地の一部で、人工の滝や展望台が設けられています。
学芸大学にある清水池公園では釣りを楽しむことが可能。このほかに規模の大きな公園では碑文谷公園があります。
・子育て相談や放課後の遊び場の提供などを展開
目黒区では区民の協力も得て、「めぐろ子育てホッ!とナビ」で子育て情報を発信しています。「ほ・ねっと ひろば」内の相談室では、0歳~17際までの幅広い年齢の子育てに関して、悩みごとや困りごとを相談することができます。
また、目黒区では小学生の放課後の遊び場の提供にも力を入れているのが特長です。下校時に直接児童館に来館できる「ランドセル来館」という制度を設けています。中根小学校と東根小学校では「ランドセルひろば」が実施されていて、児童が一度家に帰らずにそのまま校庭を遊び場とできる制度となっています。
■目黒区の治安状況
目黒区は治安が良いとされ、生活安全パトロールや振り込め詐欺被害の防止などの取り組みが行われています。
・目黒区は治安が良好
目黒区は閑静な住宅街が広がる落ち着いたエリアが多いのが特長です。目黒区は「キャリアウーマンの憧れの街」といわれるなど女性に人気がありますが、治安が良いので女性の一人暮らしでも安心といわれています。
・オヤコール運動や生活安全パトロールなどを実施
目黒区では毎月15日を親が子どもや孫に電話をかける「オヤコールの日」とし、振り込め詐欺の被害を避けるため、親子の絆を深める取り組みをしています。また、生活安全パトロールカーによる生活安全パトロールが実施されていて、保育園や幼稚園、小学校、学童保育クラブ、児童館への立ち寄りや、通学路の危険な箇所の把握などが行われています。
■目黒区の犯罪発生率は?:23区6位
警視庁の「平成31年(令和元年)区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」によると、目黒区の犯罪件数は1年間で1,814件です。これを平成31年1月1日の住民基本台帳による人口で割った「犯罪発生率」は0.65%です。これは東京23区の中で6番目に低く、データの面からも目黒区は治安が良いといえます。
■目黒区のマンション相場
●2019年(令和元年)目黒区 中古マンション取引相場
取引価格 | 4,576万円 |
専有面積 | 44.34平米 |
平米あたり価格 | 100.5万円 |
築年数(2019年時点) | 築22年 |
※築年数は不明の物件を除く。
目黒区の中古マンションの平米あたりの価格は100.5万円です。単身向け物件を25平米、ファミリー向け物件を70平米として換算して算出すると、下記のとおりとなりました。
・単身向け(ワンルームあるいは1K)…25平米×100.5万円=2,512万円
・ファミリー向け(3LDK程度)…70平米×100.5万円=7,035万円
(出典)国土交通省「不動産取引情報検索」より算出
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
■目黒区の家賃相場
総務省の「都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)」によると、2018年の目黒区の家賃の平均は1畳当たり6,266円です。総務省統計では居室の面積を4.5畳=約7.5平米、6畳=約10平米としています。そこで、単身向けマンションを25平米(約15畳)、ファミリー向けマンションを70平米(約42畳)として換算した家賃相場は、下記のとおりとなりました。
・単身向け(ワンルームあるいは1K)…15畳×6,266円=9万3,990円
・ファミリー向け(3LDK程度)…42畳×6,266円=26万3,172円
(出典)総務省│社会・人口統計体系
https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview
https://www.e-stat.go.jp/koumoku/koumoku_teigi/H
■目黒区の人気の街ベスト5
目黒区で人気の街をベスト5を挙げていくと、1位中目黒、2位自由が丘、3位学芸大学、4位祐天寺、5位都立大学で、いずれも東急東横線の沿線です。
東急東横線の沿線は、渋谷や横浜に1本で行かれて、東京メトロ副都心線との直通運転によって、新宿三丁目や池袋にも乗り換えなしで行くことが可能。ビッグターミナルの渋谷では多くの路線に乗り換えられることからも、利便性の高さが魅力です。東横線の沿線に位置する街の人気からも、人気を集めるとなっています。
■5位:都立大学
5位は東急東横線で自由が丘の隣に位置する都立大学です。
・都立大学はどんなところ?
「都立大学」という駅名ですが、都立大学は1991年に移転して以降、この地にはありません。しかし、住民に親しまれていることから、駅名が残されています。
都立大学は駅前の商店街がコンパクトで、新しいお店から古くから親しまれているお店まであり、ローカルな雰囲気も漂う街です。都立大学には柿の木の坂や八雲といった高級住宅街があります。
・都立大学エリアの主な駅・沿線は?
都立大学エリアには、東急東横線の都立大学駅があります。都立大学駅に停車するのは各駅停車のみで、渋谷駅まで5駅で約10分で着きます。
・都立大学エリアの平均マンション相場は?
取引価格 | 3,950万円 |
専有面積 | 44.16平米 |
取引価格(70平米換算) | 6,260万円 |
築年数(2019年時点) | 築22年 |
※築年数は不明の物件を除く。
国土交通省の「不動産取引土地情報検索」によると、2019年度の都立大学の中古マンションの面積・価格の平均は、専有面積44.16平米で3,950万円でした。
(出典)国土交通省「不動産取引情報検索」より算出
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・都立大学エリアの主なスーパー、営業時間
・東急ストア都立大学店:9:00~1:00
・いなげや目黒八雲店:10:00~22:00
・まいばすけっと都立大学駅南:7:00~24:00
・まいばすけっと中根1丁目店:7:00~24:00
・まいばすけっと目黒八雲店:7:00~24:00
都立大学エリアは駅前や目黒通り沿いなどにスーパーが立地しています。早朝から開いているお店もあり、深夜まで開いているスーパーが中心で、帰宅時間が遅くなりやすい人も、仕事帰りに立ち寄りやすいです。
・都立大学エリアのおすすめポイント
都立大学は派手さのある駅ではありませんが、街の規模感や自然に触れながら暮らせる環境があり、都心に近いエリアで静かな暮らしをしたい人に向いています。
◇おすすめポイント①駅前は商業施設が充実
都立大学の駅の高架下には、トリツフードセンターをリニューアルして2015年にオープンした商業施設「ToritsuNade(トリツナード)」があります。「都立大らしいコダワリ」をコンセプトにしたコーヒー専門店やイタリアンバル、ベーカリーなどのショップが入っています。また、駅前は飲食店やドラッグストア、スーパー、コンビニなどが立地する商店街となっていて、活気があります。
◇おすすめポイント②街の規模がほどよい
都立大学エリアは駅前の商店街がコンパクトで、各駅停車しか停まらない駅の街ならではのほどよい規模感も人気の理由です。大きな街と異なり、駅前を少し離れると静かな環境が得られ、目黒通りを越えると、八雲や柿の木坂の高級住宅街があります。
◇おすすめポイント③駅の南北に緑道が通るなど自然豊かな環境
都立大学の南北に呑川緑道が通り、自然に触れながら過ごせる環境です。緑道で散歩やジョギングをしたり、ベンチで一休みしたりするなど、住民の憩いの場となっています。
■4位:祐天寺
4位の祐天寺も東急東横線沿線で各駅停車のみが停車する街で、中目黒の隣にあります。
・祐天寺はどんなところ?
祐天寺もローカルな雰囲気が感じられる街で、駅前には庶民的な商店街が5つあります。深夜まで営業しているアパレルショップが多いという特長があり、おしゃれなカフェも点在しています。
・祐天寺エリアの主な駅、沿線は?
祐天寺エリアには東急東横線の祐天寺駅があります。各駅停車しか停車しませんが、渋谷駅まではわずか3駅で約6分で着きます。
・祐天寺エリアの平均マンション相場は?
取引価格 | 4,618万円 |
専有面積 | 46.9平米 |
取引価格(70平米換算) | 6,891万円 |
築年数(2019年時点) | 築20年 |
国土交通省の「不動産取引土地情報検索」によると、2019年度の祐天寺の中古マンションの面積・価格の平均は、専有面積46.9平米で4,618万円でした。
・祐天寺エリアの主なスーパー、営業時間
・東急ストア祐天寺店:7:00~1:00
・スーパー三和祐天寺店:10:00~23:00
・オオゼキ祐天寺店:9:30~21:00
・まいばすけっと祐天寺駅前店:7:00~24:00
・まいばすけっと祐天寺駅西店:7:00~24:00
祐天寺エリアには、早朝から深夜まで営業するスーパーや格安なスーパーなどがあり、スーパーが充実しています。
・祐天寺エリアのおすすめポイント
祐天寺には庶民的な商店街が立地し、アパレルショップが多いといった良さがあり、隣の中目黒までを生活圏できることも魅力です。
◇おすすめポイント①庶民的な雰囲気の5つの商店街が立地
祐天寺は庶民的な5つの商店街があり、活気ある雰囲気です。一番規模の大きい「祐天寺商店会」には、飲食店やアパレルショップ、美容院など100以上のお店が加盟しています。飲食店はチェーン店から個人店まであり、気取らない雰囲気の居酒屋もあります。
◇おすすめポイント②深夜まで営業しているアパレルショップが多い
祐天寺は24時といった深夜までやっている古着屋などのアパレルショップが多いのも魅力です。祐天寺に住んでいれば、仕事帰りや食事を楽しんだ後に、終電を気にすることなく、深夜にアパレルショップ巡りが楽しめます。
◇おすすめポイント③中目黒まで徒歩圏内
祐天寺駅から隣の中目黒駅までは歩いても15分。祐天寺に住めば、休日に散歩がてらおしゃれなカフェや雑貨屋などがある中目黒に遊びに行くことができます。中目黒よりも祐天寺の方が、マンションの価格水準が安く、やや手が届きやすいです。
■3位:学芸大学
3位は東急東横線沿線で急行や準急が停車する学芸大学です。
・学芸大学はどんなところ?
「学芸大学」という駅名のもととなった東京学芸大学は1964年に移転し、今は周辺にはありません。東京学芸大学附属高等学校の所在地は世田谷区ですが、学芸大学駅を最寄り駅とする学校として残っています。
そんな学芸大学の駅周辺は、6つの商店街があって賑わいが感じられ、目黒通り沿いにはインテリアショップが目立つなどおしゃれな雰囲気もある街です。また、学芸大学エリアには駅前を離れると閑静な住宅街が広がり、碑文谷といった高級住宅街もあります。
・学芸大学エリアの主な駅、沿線は?
学芸大学エリアには東急東横線の学芸大学駅があります。学芸大学駅は急行と準急も停車する駅です。学芸大学駅から渋谷駅までは4駅で、所要時間は急行で約6分、各駅停車で約8分です。
・学芸大学エリアの平均マンション相場は?
取引価格 | 3,753万円 |
専有面積 | 42.44平米 |
取引価格(70平米換算) | 6,190万円 |
築年数(2019年時点) | 築25年 |
国土交通省の「不動産取引土地情報検索」によると、2019年度の学芸大学の中古マンションの面積・価格の平均は、専有面積42.44平米で3,753万円でした。学芸大学は目黒区の中では、比較的手が届きやすいエリアといえます。
・学芸大学の主なスーパー、営業時間
・東急ストア学芸大学店:9:00~1:00
・FOOD&COMPANY学芸大学店:11:00~21:00
・まいばすけっと学芸大学東口店:7:00~24:00
・まいばすけっと学大駒沢通り店:7:00~24:00
・まいばすけっと鷹番3丁目店:7:00~24:00
学芸大学エリアも深夜まで開いているスーパーが中心で、仕事で遅くなっても立ち寄りやすく便利です。また、こだわりの野菜を扱うおしゃれなスーパーもあります。
・学芸大学エリアのおすすめポイント
学芸大学エリアは商店街が充実していて買い物や外食に便利で、インテリアショップも目立ちます。
◇おすすめポイント①6つの商店街があり買い物環境が充実
学芸大学は「学芸大学東口商店街」や「学芸大学西口商店街」など6つの商店街があり、駅の東口側、西口側ともに賑わいをみせています。肉屋や魚屋、八百屋、乾物店、クリーニング店、ブティック、美容院などがあるので、日々の生活に便利です。また、飲食店は蕎麦屋やラーメン店、寿司屋、喫茶店、イタリアン、ビストロなどがあり、老舗から新しい店まで多彩なグルメが楽しめます。
◇おすすめポイント②目黒通り沿いはインテリアショップが集結
目黒通り沿いは家具通りとも呼ばれていて、多くのインテリアショップが立地しています。学芸大学からアクセスしやすい店も多く、休日にインテリアショップ巡りをするといった暮らしができます。
◇おすすめポイント③碑文谷公園や中央緑地公園が立地
学芸大学エリアには公園が点在していて、自然に触れて過ごしたり、子どもの遊び場として利用したりできます。目黒区で規模の大きい「碑文谷公園」には、野球場やテニスコート、体育館のほか、ポニー園や小動物とのふれあいコーナー、ボートなどがあり、家族で楽しめるスポット。「中央緑地公園」にはアスレチックがあり、秋には紅葉が楽しめます。「清水池公園」には釣り堀池があります。
■2位:自由が丘
2位は東急東横線では特急や急行が停車し、大井町線の沿線でもある自由が丘です。
・自由が丘はどんなところ?
自由が丘はインテリアショップやカフェ、セレクトショップなどが立ち並ぶおしゃれな街として人気があり、スイーツの街としても知られています。
自由が丘は「マリ・クレール通り」をはじめ、「メープルストリート」、「カトレア通り」、「サンセトアレイ」など、通りに可憐な名前がつけられているのも特長です。メインストリートの「マリ・クレール通り」は緑道になっていてベンチが置かれ、カフェやセレクトショップなどが通り沿いにあり、パリを彷彿させます。また、自由が丘には小規模な複合ショッピング施設も点在しています。
自由が丘駅や駅前は目黒区ですが、駅周辺の南側や西側は世田谷区となっています。
・自由が丘エリアの主な駅、沿線は?
自由が丘エリアには東急線の自由が丘駅があり、東横線と大井町線が利用できます。2路線できることから、東横線沿線の駅の中でも自由が丘は交通利便性が高いという魅力もあります。自由が丘は渋谷や横浜方面はもちろん、大井町線を利用して「玉川高島屋ショッピングセンター」や「二子玉川ライズ」のある二子玉川や、JR大井町線などが乗り入れている大井町にもアクセスしやすいです。
自由が丘駅は東急東横線の特急や通勤特急、急行も停車する駅です。自由が丘駅から渋谷駅までは6駅ありますが、特急で約9分、急行で約10分程度で着きます。大井町線では自由が丘駅は急行や準急の停車駅です。二子玉川駅までは急行で約7分、各駅停車で約9分、大井町駅までは急行で約12分、各駅停車で約19分が目安です。
・自由が丘エリアの平均マンション相場は?
取引価格 | 4,617万円 |
専有面積 | 45.83平米 |
取引価格(70平米換算) | 7,051万円 |
築年数(2019年時点) | 築31年 |
国土交通省の「不動産取引土地情報検索」によると、2019年度の自由が丘の中古マンションの面積・価格の平均は、専有面積45.83平米で4,617万円です。
・自由が丘エリアの主なスーパー、営業時間
・東急ストアフレル・ウィズ自由が丘店:9:00~1:00
・ピーコックストア自由が丘店:8:00 ~ 23:00
・成城石井自由が丘店:9:00 ~ 23:00
・食品館あおば自由が丘店:10:00~20:00
・miniピアゴ自由が丘1丁目店:7:00~24:00
・ザ・ガーデン自由が丘自由が丘店:9:30~10:00
自由が丘エリアは一般的なスーパーから高級スーパー、格安なスーパーまであるので、目的に合わせて使い分けることができます。
・自由が丘エリアのおすすめポイント
自由が丘エリアはおしゃれな街並みのなか、ショッピングやカフェでのお茶、様々なグルメを楽しむ生活が送れます。
◇おすすめポイント①ファッションやインテリアなどショッピングを楽しめる
自由が丘には「メルサ自由が丘」や「フレル・ウィズ自由が丘」、世田谷区のエリアに「自由が丘MAST」といった複合ショッピング施設が立地し、路面店も数多くあります。インテリアや雑貨、レディースの服などを中心にショッピングを楽しめる環境です。
◇おすすめポイント②スイーツショップが多数集まる
自由が丘には老舗洋菓子店や和菓子店、海外の有名店、有名パティシエのショップなど、多くのスイーツショップがあります。また、2003年にはスイーツのテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」ができました。ゴールデンウイークには「自由が丘スイーツフェスタ」が開催されているなど、スイーツの街としての地位を確立しています。
◇おすすめポイント③庶民的な店からおしゃれなレストランまで飲食店が充実
おしゃれなイメージの自由が丘ですが、チェーン店の牛丼店やファーストフード、定食屋といったリーズナブルなお店もあります。また、居酒屋や懐石料理を楽しめる日本料理店、イタリアンならカジュアルな店から本格派まで、ジャンルや価格帯も幅広い飲食店が揃っています。さらに、ショッピングの合間などに一息つけるカフェも多数あるのも魅力です。
■1位:中目黒
1位の中目黒は東急東横線の沿線であるとともに、東京メトロ日比谷線が乗り入れ、都心にアクセスしやすい街です。
・中目黒はどんなところ?
中目黒は恵比寿や渋谷に近く、代官山に隣接する街。そうした立地的な影響もあり、アパレルショップや雑貨、インテリアのショップ、ギャラリー、カフェなどが集まるおしゃれな街として発展してきました。もともとは庶民的な商店街があるエリアであり、親しみやすい雰囲気が残る街でもあります。一方で代官山との間の青葉台は高級住宅街となっています。
また、中目黒といえば目黒川沿いは外せないスポット。春には桜並木を目当てに多くの人が訪れています。
・中目黒エリアの主な駅、沿線は?
中目黒エリアにある中目黒駅には、東急東横線と東京メトロ日比谷線が乗り入れています。中目黒駅は東急東横線で渋谷駅まで2駅と近く、特急や通勤特急、急行も停車し、都心へ向かう地下鉄も利用できることから交通利便性が高いです。
東急東横線で中目黒駅から渋谷駅までの所要時間は3~5分程度です。また、東京メトロ日比谷線で日比谷駅までは約19分となっています。
・中目黒エリアの平均マンション相場は?
取引価格 | 5,608万円 |
専有面積 | 51.2平米 |
取引価格(70平米換算) | 7,667万円 |
築年数(2019年時点) | 築25年 |
国土交通省の「不動産取引土地情報検索」によると、2019年度の中目黒の中古マンションの面積・価格の平均は、専有面積51.2平米で5,608万円でした。中目黒は目黒区の中でも価格水準が高いエリアです。
・中目黒エリアの主なスーパー、営業時間
・東急ストア中目黒本店:9:00~24:00
・プレッセ中目黒店:9:00~23:00
・ライフ中目黒店:9:30~21:00
・ビオセボン中目黒店:8:00~21:00
・まいばすけっと目黒青葉台1丁目店:8:00~24:00
中目黒エリアも深夜まで開いているスーパーが多くあります。オーガニック商品を取り扱うスーパーもあり、日常的に素材にこだわった買い物をしやすい環境です。
・中目黒エリアのおすすめポイント
中目黒エリアはおしゃれなカフェや雑貨屋巡りを楽しめる街であるととともに、日々の買い物も便利です。
◇おすすめポイント①商業施設や商店街など買い物環境が充実
中目黒はタワーマンションと一体開発された商業施設内などにスーパーがあるほか、庶民的な商店街もあり、日常的な買い物が便利な街です。中目黒には5つのブロックに約170の店舗が集う「目黒銀座商店街」や「中目黒駅西銀座商店街」があり、八百屋や電気屋、ブティック、クリーニング店、貴金属店、飲食店などが軒を連ねています。
◇おすすめポイント②おしゃれなカフェや雑貨屋が多い
中目黒にはカフェや雑貨屋、アパレルショップなどが多く、休日に街を散策したり、お茶をしたりして過ごせるのも魅力です。インテリアショップや雑貨屋はチェーン店もありますが、アンティークや作家ものなどを扱うショップが目立ちます。
◇おすすめポイント③目黒川の桜並木を楽しめる
目黒川沿いの桜並木は花見スポットとしても人気。中目黒桜まつりの期間中はライトアップが行われ、屋台の出店もあります。中目黒なら、目黒川沿いを散歩して桜を眺めた後は、カフェやレストランでゆっくり食事をするといった花見の楽しみ方もできます。
■目黒区の住みやすさや治安等のまとめ
目黒区は渋谷などの都心部にアクセスしやすく、中目黒や自由が丘といったおしゃれな街があるのが特長です。高級住宅街もあり、治安が良いとされている区でもあります。また、身近な場所で散策やお茶を楽しみながら生活できる街が、目黒区には多いとえるでしょう。