広々としたルーフバルコニーのあるお部屋を自分仕様にカスタマイズ

都内の３つの路線が利用できる利便性の高い駅から徒歩5分にO様のマンションは位置しています。駅からは近いのですが住宅街の中にある静かな環境で、暮らしやすさを感じます。
部屋探しは2年ほど前にスタート。
ご主人が今後の資産としても残せる23区内の駅近物件を探されていました。当初は1人用の１LDKを考えていたそうですが、タイミング的に結婚も視野に入れ、ファミリーで住める駅近の23区内物件にシフトしたといいます。
物件を見る中で、ルーフバルコニーのある物件が素敵だと感じ、そこからはルーフバルコニーも条件に入れて探し始めたそうです。
「半年ほど探して、やっとここに出会えました。2人とも同じ代官山の職場に勤めていて、ここに住む前は目黒でそれぞれ1Kの部屋に住んでいました。
ここに決めたのは、予算とのバランスと実家への近さです。実は2人とも実家が千葉なので、地元にもすぐ帰れて、会社にも通いやすい利便性のいい場所ということで、ここが候補にあがったんです。その後、この物件が見つかり、内見で1発で気に入りました。実は、WEB上でなかなかいいと思える物件が見つからなくて、内見に来たのはここだけなんですよ（ご主人）」
駅から近くて、広いルーフバルコニーもある理想の物件に出会い、すぐに購入を決意したそうです。
家探しは宅建を所有する友人にお願いしていたそうですが、その方が関われるのはそこまでということで、その後、リノベーション業者を探すことに…。
「リノベーションから、ローン、アフターケアまでおまかせできる業者さんを探していて、比較サイトで何社か見積もりを取りました。その中で、一番親身に話を聞いてくれて、予算的な条件も良かったので、グローバルベイスさんにお願いすることにしたんです。」
4社ほど電話をして、他にも一社来店までしたそうですが、最終的にグローバルベイスに依頼を決められました。
「ローンの部分での対応がしっかりしてくれていたので、そこが決め手となりました。お金の部分をしっかりやってくれたのはありがたかったです。」
物件が見つかったのが2020年の6月、その後打ち合わせを開始して、12月にリノベーションが完成しました。

最初から中古マンションをフルリノベーションして住みたいと考えていたというご主人。どんなところにこだわったのでしょう。
「まずは、キッチンを開放的にしたかったので、カウンターキッチンにしたことですね。それと、ポイントでモルタルを取り入れたことです。キッチンのカウンターもそうですし、洗面台もモルタルで造作してもらって、玄関の床もモルタルです。それと、天井を打ち放しにしてもらうことと、部分部分で木を使っています。一言で言うと、インダストリアル系で統一してもらった感じですね。
もう一つは、トイレを真っ黒の壁と床にしてもらったことかな？ 以前、飲食店で真っ黒のトイレがカッコいいと思って、いつか真似たかったので、取り入れてもらいました。（ご主人）」
他にも、廊下からリビングまで、お客さんが通るようなところのスイッチはすべて、トルグスイッチにするなど、細かなパーツにもこだわりを感じます。
一方、奥様のこだわりはどんな部分だったのでしょう？
「彼のこだわりが強すぎたので、私は利便性を考えて、抑える係でした(笑) お風呂を猫足にしたいと言い出したときは、可愛くて素敵なだけど、掃除のことを考えると実用的じゃないと説得しました(笑)」
こだわりの強いご主人と、現実的な奥様、良いバランスで家づくりに関わったようです。
そんなご主人のこだわりが詰まったお部屋ですが、実は天井の打ち放しが出来なかった可能性があったそうです。
「リノベーションするって決まってから知ったんですが、天井の断熱材をはがしてはいけないなどのマンションの規制で、打ち放しが出来ないケースが多いそうなのです。それを知ったときにショック過ぎて、購入をやめようかという話にまでなったくらいです(笑)。
でも、運よくこの物件は打ち放しにできる構造だったので、希望通りに出来ました。実は、このときもグローバルベイスの担当の方がすぐに来てくれて、天井に穴をあけて確認してくれたんです。ありがたかったですね。（ご主人）」
希望通りに打ち放しに出来たことで、家の愛着が何倍にもなったようです。

奥様自体は大きなこだわりを表に出したわけではありませんが、ご主人のこだわりで作られたお部屋に大満足とのこと。
「洗面台は完全オリジナルで、キッチンも大手メーカーでは気に入ったものがなかったので、ステンレスのIKEAのキッチンをオーダーしたんです。後ろの収納もステンレスで統一してもらって、どちらもほかにはない感じで、気に入っています。広くて使いやすいキッチンになって、料理のモチベーションも上がりました。」
間取りは構造壁の関係で、寝室を２つに分け、ウォークインクローゼットは独立した形で作ることに。
「今後、子供が出来て、家族が増えたときにも対応できるので、ちょうど良かったかもしれません」
現在はお二人ともリモートワークということで、それぞれが寝室で仕事をすることも多いとのこと。コロナ禍の在宅にも役立つ間取りになっているようです。
また、リビングにはもう一つのこだわりがありました。
「以前の部屋でもそうだったんですが、TVは置かず、プロジェクターを設置して、スクリーンで観ています。」
当初から、プロジェクターを設置することにしていたので、天井に電源を設け配線をすっきりさせました。
大画面でTVや映画鑑賞を楽しんでいるそうです。
■ リノベーション前のお部屋