間取りへのこだわりをカタチに。帰りたい街に作り上げた理想のお部屋

中央線・西荻窪駅から徒歩6分。駅からの道には、飲食店をはじめ、楽しそうなお店が並ぶ最高の立地にK様のマンションがあります。
家探しをスタートしたのは、2018年10月。当初は賃貸の物件を探していました。
「家を購入しようとはまったく考えていなかったんです。でも、賃貸で希望に合う物件がなかなかなくて、そんなある日、家のポストにグローバルベイスさんのチラシが入っていました。今まではチラシを見ても、まったく興味を持てなかったのですが、そこにあった間取りが良かったので、見に行くだけ行ってみようと、電話をかけました」
そのとき、借りていた賃貸は荻窪にあり、次に暮らすのもその近くと考えていたので、荻窪か西荻窪に限定して物件を探していたそうです。
グローバルベイスの物件を見に行った後は、担当営業が条件に合うリノベーション済みの物件を案内し、休みになると毎週、見に行っていたとのこと。とはいえ、連絡を入れてからも、物件購入へのこだわりはなく「引き続き、賃貸物件も探していました。」とも話してくれました。

リノベーション済の物件を何軒も回ったそうですが、なかなかお眼鏡にかなうものが見つからなかったといいます。
「営業さんが根気よくつきあってくれました。この周辺の物件はほとんど見たと思います(笑)。」
やっと「これなら」という物件が見つかり、公開と同時に見学に行き、購入に踏み切ろうとしたそうですが「タッチの差で他の方に購入されてしまいました」と残念な結果に。そんなとき、営業から「リノベーションされていない物件を購入して、ご自身で間取りをデザインされてはいかがですか？」という提案があったといいます。
「やっと、気に入った物件があったのに、購入できなかったことで背中を押された気がします」と話してくれました。
間取りへのこだわりが強かったKさん。
「グローバルベイスさんの物件をたくさん見て、施工がいいこともわかっていましたし、予算内で収まるならと、気持ちを切り替え、リノベしていない中古物件を探してもらうことにしました」
そして、いくつかの候補物件の中から、現在のお部屋を選びました。築年数は経っていましたが「2020年に大規模修繕が予定されていると、営業さんからお聞きしていたので、購入に踏み切れました。」
外観やエントランスなどには、少し不安があったそうですが、すぐに大規模修繕が予定されていることや、その分、購入時の価格が抑えられていたことが決め手になったそうです。

なかなか気に入ったものに出会えなかったKさん。間取りへはどんなこだわりがあったのでしょう？
「リビングは太陽光がたっぷり入って、広くないと嫌でした。寝室は狭くてもいいので、広々としたLDKが希望でした。」
通常の間取りでは、居室を広めに取ってある場合が多いため、思い描くお部屋になっていなかったようです。
「収納は多めにしてもらいました。玄関にもクローゼットがあるのですが、コートなどを玄関で脱いですぐにしまえるようにしています。それと寝室のすぐ横にウォークインクローゼットを作ってもらったのですが、廊下からも寝室からも出入りができるようになっていて、大好きな忍者屋敷の隠し部屋みたいで気に入っています。」
他にもお気に入りをお聞きすると「寝室の壁にカーブをつけたことですね。最後まで悩んだんですけど、リビングからの見た目と雰囲気が変わるので、妥協しないで良かったです。それと造作窓。横長の形状にこだわったことと、フィックス窓ではなく、開け閉めができるものが希望でした。エアコンがリビングにしかないので、あの窓を開けて、冷気や暖気を入れています。あと普通の椅子の高さに合わせたキッチンカウンター。一人暮らしなのでダイニングテーブルは必要ないし、テーブルの代わりに使えるように広めのカウンターをしつらえてもらいました。とにかく、機能的に暮らせるようにいろいろな工夫を取り入れてもらいました。予算の枠内という規制もありましたが、思い通りにできたと思います。」
それにしても、いろいろな場所にセンスの良さを感じさせるKさん。何と、物件が見つかってから、希望の間取りをスケッチに起こしたといいます。
それもそのはず、実はご趣味の一環で、ブロンズ像や金属製の看板、指輪などを製作しているアーティスティックな才能をお持ちの方だったのです。
そのため、玄関に続く土間部分は、ゆくゆくはモノづくりをする「作業部屋」にできるように、土足で出入りできるスペースとして確保していました。
■ リノベーション前のお部屋