家事動線にこだわったスタイリッシュな家

現在のお住まいから2駅ほどの距離にある賃貸マンションに約12年お住まいだったK様ファミリーは、お子様の学校のことも考えて京阪沿線で物件探しをスタート。

「夫が早期退職して家賃補助がなくなることがきっかけで物件探しを始めました。最初は新築マンションを8件ほど内見しましたが、納得のいく間取りの物件に出会えませんでした。そこで中古マンションを買ってリノベーションする方向に切り替え、5件ほど内見しました。この物件に決めたのは、広さや環境などが全体的に良かったからです。」（奥様）

リノベーションでは家事動線の良い間取りにこだわり、リビングダイニング、キッチン、パントリー、脱衣室を回遊できるように設計しています。

「前に住んでいた賃貸物件は、着替えを収納しているクローゼットと浴室が離れていて取りに行くのが不便でした。リノベーションでは浴室の隣にランドリールームをつくり、パジャマや下着を収納できる造作チェストや洗濯物を干せるハンガーパイプを設置してもらいました。他にも細かな部分の寸法にもこだわっていて、洗面台の横の壁にあるニッチの棚は電動歯ブラシを置ける高さにしてもらったり、子ども部屋の壁にあるニッチの本棚は勉強机の高さと合わせてもらいました。間取りや寸法以外の仕上げ部分はお任せしましたが、ぴったりイメージ通りに仕上がりました。」（奥様）

グローバルベイスのリノベーションショールーム「MYRENO OSAKA（マイリノ オオサカ）」にあるキッチンスタジオをイメージしたキッチンは、モノトーンカラーのスタイリッシュなデザインに仕上げています。壁面には大きなカップボードをフルオーダーで造作し、余分なすき間をつくることなく収納スペースを確保しました。

ダイニングテーブルは前の家から使っているもので、テーブルの幅や高さに合わせてキッチンを設計しています。キッチンの側面に設置したコンセントは、「便利でよく活躍している」とご主人。ホットプレートを使用するときやパソコンやスマホの充電にも利用したりするのだそう。


奥様は在宅で仕事をするため、ワークスペースを確保してデスクを造作しました。

「ワークスペースを完全に個室にするか、生活スペースの中に取り入れるかとなったら後者でした。リビングとワークスペースがゆるやかにつながるような間取りにして、リビングとの仕切りはガラス張りにしています。2つのワークスペースの間も、すべて壁ではなくあえて一部をガラスにしていて、横のデスクに夫が来たらわかるようになっています。」（奥様）

最後に、お気に入りの場所やお引越しされてからの変化についてお聞きしました。

「前に住んでいた家は1階だったので窓を開けることがなかったのですが、この家は窓を開けると気持ちいい風が入ってきてとても良いですね。」（ご主人）

「これまでは夫婦2人とも働いていたので仕事も家事もしなければならなかったですが、今は夫がずっと家にいてくれるので、仕事をメインに考えていられるようになって生活が変わりました。ワークスペースの窓から見える景色がとても綺麗で気に入っています。」（奥様）