自分が思い描いた通りの部屋づくりを叶え、人生はさらに豊かに

Oさんの家探しのきっかけは、家のポストに入っていた新築マンションのチラシだったそうです。
「毎月の支払額を見て、賃貸の家賃と変わらないというか、広さなどを考えるとむしろ安く感じたので、物件を購入することにしたんです」
とはいえ、新築物件の間取りをみてもピンとくるものがなく、自分のこだわりをカタチにするなら、中古物件を購入してフルリノベーションするのがベストな選択と考えたそうです。
情報収集もお上手なOさん。購入からリノベーション、ローンの組み立てやアフターサービスまで、ワンストップで行っているメーカーをネットで探し、いくつかの候補の中から、グローバルベイスを選んでいただきました。
最初の訪問は2018年11月。
当初はそのときに住んでいた界隈で物件を探したそうですが、なかなか希望に合うものがなく、範囲を広げて、巡り合ったのが今回の物件でした。
「駅からも近いし、広いルーフバルコニーが気に入りました。通勤に便利な中央線沿線で探していましたが、思い切って範囲を広げて正解でした。」
フルリノベーションで、自分の思い通りの部屋を作り上げたい。そんなOさんのこだわりのお部屋づくりがスタートしました。

お一人暮らしのOさん、平日はお仕事が忙しく、あまりゆっくりできないそうですが、その分、休日はお気に入りの空間で過ごしたいという願望があり、お部屋への強いこだわりをお持ちでした。
だからこそ、フルリノベーションを選ばれました。
物件を購入後、元の図面をトレースして、自分の希望する間取りをCADで描き、設計との打ち合わせに使用したとのこと。
一番最初に伝えたこだわりを聞くと
「キッチンのカウンターテーブルとお風呂です」
とのお返事。
キッチンのカウンターは一枚板でしつらえられています。高さもあって、まるでお店のよう。
「実はこの板は自分で購入したんです。それを持ち込んで、作ってもらったんですよ」
タイルに関しても、かなり時間をかけて選んだそうです。
「おかげでリビングダイニングは一番のお気に入りの空間に仕上げることが出来ました。お風呂は足を伸ばせるサイズの浴槽にしたかったのですが、なかなか収まりが難しく、設計チームを悩ませましたが、最終的に位置や向きを変えることで、理想の浴室を実現させました」
肩湯など、さまざまな機能を搭載した浴槽は「本当に癒されます」と笑顔で話してくれました。
また、床材やタイル、照明、キッチンなど、さまざまな部材にもこだわりがあり、選ぶのにかなりの時間を要したそうです。
「本当に時間がかかりました(笑)　でも、妥協はしたくなかったので、とことん探しましたよ。見た目も機能面もどちらにもこだわり、予算と調整しながら設計を進めるのは本当に大変でしたが、同時にとても楽しい作業でもありました(笑)」
通常はこだわる人でも、設計との打ち合わせは5～6回だそうですが、Oさんは11回も打ち合わせを重ねたとこのこと。
「だいぶご迷惑をかけましたが、おかげで納得のいくものが作れて大満足です(笑)」

もう一つのこだわりは、趣味の映画を鑑賞するホームシアター。リビングには大きなスクリーンが設けられ、プロジェクターからお気に入りの映画が映し出されています。
「このサイズのスクリーンを取り付けたかったので、それ用のバーを設置してもらいました。実は、部屋にある梁が、リノベーション時の難点だったんですけど、逆にそれを活かして、間接照明を取り入れただけではなく、インダストリアルな空間も演出できました。これならバーがむき出しでも違和感ないですよね？　プロジェクターはなかなか決まらなかったので、引き渡し後に自分で付けました。ほかにも引き渡し後に自分で手を加えた箇所がいくつかあるんです」
デザインへのこだわりもさることながら、その後にご自身で手を加えた部分もプロ並みのお仕事で、驚くばかりです。とはいえ、物件購入の決め手となったルーフバルコニーはまだ手付かずの状態だそうです。
「休みのたびにあちこち手を加えていますが、ルーフバルコニーに関しては、いろいろ構想はあるものの、まだ手を付けられていない状態です。2年くらいかかるんじゃないかな(笑)　でも、それも楽しんでいますよ」
6月に物件を引き渡してから、8か月以上が経ちました。
「まったく飽きない、本当にお気に入りの空間に仕上がった。こだわって時間もかけた分、予算も当初よりもオーバーしてしまいましたが、そのおかげで「あっちの方が良かった」と後悔するような箇所は一つもありません。本当に大満足です」