築60年超、静かな環境にゆったりとした時間が流れる都心のヴィンテージマンション

四谷三丁目駅から徒歩5分。大通りから1本中に入った住宅街にM様のマンションがあります。
以前は20㎡前後の賃貸ワンルームマンションに住んでいたというM様。当時の部屋はキッチンのコンロが一口しかなく、趣味であるベーグル作りに不便とストレスを感じていたこともあり、引っ越しを決めたそうです。
ご実家が後楽園ということで、そこから半径何キロ以内と決めて物件探しをスタートしました。
最初は賃貸で住んでいた谷中界隈で探したそうですが、いい物件にめぐり会えず、その後、神楽坂で理想的な物件を見つけましたが、他の方に買われてしまい、その後に見つけたのが今回の物件だったといいます。
グローバルベイスとの出会いはインスタグラムがきっかけでした。
他にも何社か比較していたそうですが、仲介手数料が半額になるメリットと、施工事例を参考にしながら、担当者の話を聞いたときに、自分の雰囲気に合っていると感じて契約いただきました。
「物件購入とリノベーションの合計金額の予算を最初に決めて、物件探しを始めました。広さ 40 ㎡以上は譲れなかったので、予算内で収めようと思うと、どうしても築年数の古いものになってしまい、新しくても築40年くらい経っている物件でした。
ただ、そういった物件は総戸数が多かったり、階層が高めだったりしてあまり 好みで はありませんでした。
ここは築62年と古いのですが、４階建てのポテッとした建物全体の雰囲気も気に入りましたし、LDKを広くする間取りを作るのに、正方形に近い形状のお部屋を探していたので、条件にピッタリだったんです」
20年の築年数の差で、あまり好きになれない物件を購入するのは嫌だったというM様。
デザインしやすい正方形のお部屋でリノベーションをスタートしました。

リノベーションにあたり、最初に出した希望は広いキッチンとリビング。
とはいえ、最初はイメージが固まらず、いろいろと話していく中で徐々に部屋のイメージが出来あがったそうです。
ピンタレストやインスタグラムでイメージ画像を収集し、設計担当に渡してくれました。
「家探しを始めた当初はリノベーションで部屋を作る気満々だったんですけど、実は途中で面倒くさくなっちゃって(笑)
リノベ済のお部屋もいくつか見せてもらったんです。
でも、いいと思えるものがなくて、やっぱり頑張ってリノベーションしようと思いました。
いくつかのパターンを作ってもらって、それを微調整しながら、設計さんと作り上げた感じです」
コロナ禍で自粛期間中ということもあり、ショールームもすべてクローズしていて、大変だったそうですが、設計担当と二人三脚で頑張り、思い通りの部屋を作り上げました。
お気に入りの場所をお聞きすると
「キッチンですね。最後まで向きを悩んだんですが、ベランダに向くようにしてもらって、広めのカウンターテーブルをつけてもらいました。
このカウンターの高さをキッチンと揃えてフラットにするのが大変だったみたいです。
でも、ここはお日様がたっぷり注いで、本当に気持ちのいい場所。ずっと座っていたくなる心地よさです。
それと、寝室の室内窓のところですが、実はリノベ前についていた窓枠を再利用しています。
設計さんが提案してくれたのですが、ヴィンテージ感があって、いいですよね。
あとは、リビングの天井部分かな？躯体現しにしたかったのですが、グレーだとコンクリート感が出すぎてしまうので、迷っていたんですけど、白く塗れるのを知ったので、そうしてもらいました。
躯体現しにしたおかげで、天井高は2.6メートルと高く出来たし、いい感じになりました」
他にも収納棚を造りつけるなど、暮らしやすさへの工夫を多数取り入れたそうです。

家電も含めて、お部屋のインテリアはすべて新調したとのこと。とてもバランスよくまとまっています。
「実はインテリアのセレクトは、プロのコーディネーターさんにお願いしたんです。
自分で選ぶと絶対におかしくなると思ったので、雰囲気を伝えて、一緒に選んでもらいました。頼んで良かったと思います」
せっかくのリノベーション。お部屋を活かせるインテリアをプロに選んでもらうという選択肢もあるのだと、教えてもらいました。
今回のリノベーションについてM様から嬉しいお言葉をいただけました。
「ちょっと勉強不足な部分が多くて、出来上がってから気づくことも多かったんですが、やっぱりリノベーションして良かったです。
途中でお直しをお願いしたり、ワガママを言わせてもらった部分もあるのですが、設計さんとのフィーリングもあっていたし、言った通りにしてくれて、素晴らしく仕上がったと感じています。
友人たちは、家を買うなんてすごいねって言ってくれるんですけど、ローンに関してもグローバルベイスさんにおまかせできて、実際には毎月家賃を払う感覚で支払いができているので、負担に感じることは何もないんですよ。
賃貸で家賃を払い続けるなら、絶対に買ったほうがいいと思います」

■ リノベーション前のお部屋