SIMPLE×北欧でCOZYな空間（東京都）

近隣エリアにお住まいだったKさまファミリー。こだわってじっくり選びたいという思いから、約2年かけて物件探しをしていたそうです。

「自然豊かで静かな街の雰囲気が気に入り、通勤のしやすさも考慮して城南地区エリアで探していました。戸建てや新築マンションも見ましたが、最終的には内装や間取りを自分たち好みにできる中古マンションリノベーションに決めました。」（Kさま）

これまで約50件の物件を内見した中で、今回購入したマンションは以前から気になっており、空きが出るのを待っていたそう。物件選びでは、管理体制や外観デザインなど、リノベーションで変えられない部分も重要視されていました。

インテリアやリノベーション会社のWebサイトをチェックするのが好きだというKさまは、Instagramでグローバルベイスを見つけ、物件購入前にお問い合わせいただきました。

「物件購入後に希望通りのリノベーションができなかったら嫌だなと思って問い合わせたところ、担当の設計士が一緒に内見に同行してくれました。具体的なテイストはまだ決まっていませんでしたが、『何ができて、何ができないのか』を見てくださって、『この壁は壊せますか？』『キッチンはこういう形にできますか？』といった希望についても確認してくれました。『お願いするかどうかはご自由に』というスタンスも相談しやすく、他社とも比較した結果、安心感やスピード感が決め手となり、マイリノにお願いすることにしました。」（Kさま）

好きなテイストの画像を集める中で、「こういう雰囲気が好きかも」とデザインの方向性が見えてきたというKさま。目指したのは、シンプルで落ち着いた空間です。適度に木のぬくもりを取り入れつつ、ホワイト、グレー、ベージュなどのやわらかい色味で統一しました。

「北欧家具のBoConceptが好きで、リビングダイニングはすべてBoConceptで揃えたいと思い、置きたい家具のサイズや色に合うように設計してもらいました。キッチンのデザインはPinterestで見つけたイメージを参考に造作し、最終的な色味や素材は床や家具とのバランスを見て決めました。天板にはアイボリーの人工大理石を採用し、洗面台も同じデザインで統一しています。Ⅱ型キッチンや、キッチンの端にテーブルを備え付ける形も検討しましたが、使い勝手を考慮して最終的に現在の形に落ち着きました。カップボードは、家電を収納して扉で隠せるデザインなので、すっきりとした見た目で友人たちにも好評です。」（Kさま）

洗面室には、洗濯かごや小物を収納できるスペースを設け、できるだけ生活感を抑える工夫を取り入れました。また、洗濯・乾燥・アイロンがけ・収納までの一連の動作を効率的におこなえるよう、洗濯動線も考慮して設計しました。

主寝室には収納量を重視したウォークインクローゼットをつくり、通路幅を最小限に抑えることでスペースを有効活用。窓側の壁面にはデスクを備え付け、ご夫妻で在宅勤務できる環境を整えました。

もともと和室だったスペースを納戸に変更。親御さんやご友人が泊まりに来たときのゲストルームとして使えるようにセミダブルベッドが置ける広さに設計しました。一角にはデスクも備え付け、在宅勤務でどちらかがWebミーティングを行う際のスペースとしても使えるようにしています。

収納や備え付け家具を工夫することで、広々と落ち着いた空間を実現。見た目の美しさだけでなく、日常の使いやすさも追求した住まいです。

以前のお住まいでは狭さや使いづらさを感じていたこともあり「あまり自宅で過ごす時間を楽しめていなかった」というKさま。引っ越し後は、家を綺麗に保てるようになり、生活の質が大きく向上したそうです。

「オーダーリノベーションで思い入れのある家ができて、より丁寧に暮らせるようになりました。何をどこにしまうかを計画的に考えて適材適所に収納を配置したことで、家がとても綺麗に保てています。それが一番良かった点ですね。人を招きやすくなりましたし、以前の家で感じていたストレスはすべて解消されました。」（Kさま）

最上階のお部屋で、屋上には広々としたルーフバルコニーも付いています。

「ルーフバルコニーの半分は人工芝を敷いて、サッカーをしている息子がボールを使わない形で軽いトレーニングができるようにしています。もう半分はウッドデッキを設置して、ホットプレートを使ってバーベキューを楽しんでいます。夏には子どもとプールを楽しみ、暖かくなったらベランダガーデニングも始めたいと思っています。」（Kさま）

好きな北欧家具に囲まれた、くつろぎの空間が完成しました。これからも、家族の大切な時間が穏やかに育まれていくことでしょう。