住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

マンション購入のステップ~情報収集~

住まいの購入に至るまでには、いくつかのステップがあります。ここでは最初のステップである「情報収集」について、そのポイントをお伝えします。

ペンでノートにメモしている写真

失敗しない住居購入の第一歩は、「情報収集」にあります。どんな住居を購入したいのか、自分なりの判断基準を持つようにし、その判断基準に叶った物件の購入を決断できるよう十分に情報収集をしたいですよね。しかし、「十分に情報収集をしよう」といっても、具体的にどんなポイントを押さえつつやればよいのでしょうか。ここでは、リノベーション済マンション、または自分でリノベーション内容を決める場合という想定で、情報収集のポイントを解説しましょう。

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■1.情報収集の際に押さえておきたいポイント

リノベーションマンションの情報収集をする際の大きなポイントは「イメージの形成」です。イメージの形成とは、具体的に「どのような生活をしたいか?」、そして「その生活を送るためにはどのようにリノベーションすべきか?」という点を押さえて、極力具体的にイメージを膨らませるということです。

たとえば、子供が2人いる家庭が、中古マンションを購入してリノベーションする場合。仮に、この家庭が「家族同士でたくさん会話ができる、コミュニケ―ションしやすい家に住みたい」というイメージを持っていたとします。このようなイメージに合致するリノベーションは、以下のような内容になるでしょう。

・料理をしている途中でも、家族と対話がしやすいオープン型のキッチン

・くつろぐことができ、自然と家族が集まりやすい広々としたリビング、ダイニング

・子供と顔を合わせやすいように、リビングと連結している子供部屋

などなど。

このように、たったひとつのキーワード、「家族同士でたくさん会話ができる、コミュニケ―ションしやすい」というだけでも、オープン型のキッチンや子供部屋、そして広くて子供部屋と連結しているリビング、ダイニング、といった具体的な工事内容のイメージにつながってきます。

また、抽象的なキーワードは「それってどういうこと?」とどんどん具体化しましょう。例えば、人によって「くつろぐことができる」状況は異なるものです。

「畳の香りがする」かもしれませんし、「陽当たりが良くて明るく温かい」かもしれません。「畳の香りがする」のがくつろげるのであれば和室も検討できますし、「陽当たりが良い」のが条件ならば、窓の採光、それにひもづく窓の向いている方角や大きさなども重要です。

これらはあくまで一例ですが、このようなイメージがあれば、情報収集をするときにもどのような点に注目して情報収集すれば良いかが明らかになります。たとえば、情報収集のためショールームにキッチンを見に行くときも、「子供と一緒に料理できる」や「リビング・ダイニングとつながっている空間が大きい」などの基準で見学することができるのです。

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■2.リノベーションの情報収集方法

物件購入を検討する際は、前項でお伝えしたように、まず「イメージ形成」をし、できるだけ具体化していきます。ただ、最初から具体化するといっても難しいこともあるでしょう。家選びは初めて、という方もたくさんいらっしゃるでしょうし、そんな方に「しっかりイメージ形成しましょう」といっても、どこからはじめればよくわからない、というのが本音でしょう。そんな時はザックリとしたイメージでも構いません。とにかく、「ぼんやりとしててもよいからイメージを持ってみる」というところから始めましょう。

ぼんやりとでもイメージを持ってみるためには、どんな家があるのか、それぞれの家にはどんな特徴があるのか、自分はどんな点を「良い」と思うのか、実際に動きながら整理していくのが良いでしょう。ネットでの検索、カタログ・雑誌の閲覧、ショールームや住宅展示場の見学、専門家への相談など、やり方はいくらでもあります。

ネット検索をするだけでも、リノベーションに関してたくさんの情報が出てきます。家の一部についてのたくさんの写真を収めたアプリもあります。ひとまず、イメージを膨らませるには良い情報収集の仕方です。

また、リノベーション会社のカタログは、ネット検索するよりも個々の会社の考え方や、得意領域などについて詳細な情報を得ることができます。カタログにある施工事例は、既にリノベーション工事をしてもらった人が、どんなことを実現したくて、どれぐらいの費用をかけたのか明記してある場合も。

そして、各メーカーのショールームでは実際の設備や仕様(クロスやフローリング、建具など)を見ることができ、住宅展示場ではそれらを実際の部屋に落とし込んだ形で見ることが出来ます。ネットやカタログで画像を見ても伝わりづらい微妙な色合いや質感は、実際に足を運んでみなければつかみづらい部分もあるでしょう。

ある程度情報収集をして、頭の中でイメージを膨らませていけば、次は希望条件の優先順位を整理しながら、その条件をどこまで実現できるかを検討していく段階。ここまできたときには、リノベーションを実際に行っている施工業者など専門家に実際にプランとして可能かどうかを含めて、相談をすると良いでしょう。

もちろん、情報収集をした上で、それでもイメージが膨らまない場合にも、専門家に相談するという手もあります。専門家は、数多くの顧客を担当しているので、どのような観点を持つべきかも含め、住居選びや、リノベーションのイメージのヒントとなるアドバイスをしてくれるからです。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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