住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

マンション購入者がたどった検討ステップ①

実際にマンションを購入した方はどんな検討プロセスをたどったのか。本記事では、それについて解説します。

購入検討者がSTEPをたどるイメージ

マンション購入は、多くの人にとって一生に一度のとても大きな買い物。何からどう始めるべきか見当がつかない方も多いでしょう。ということで、今回は、中古マンションが気になる人のために、物件の探し方から購入するまでのSTEPを3回に渡って紹介します。実際にマンションを購入された方が辿ったSTEPを調査し、その結果を踏まえていますので、参考にして頂ける部分は十分あると思います。今回はまず全体の流れをご紹介し、その後2つの記事で、STEPの前半・後半を詳しく見ていきます。是非ご一読いただき、「大体こんな流れで物件選びを進めていくのだな」とイメージをつけて頂ければ幸いです。

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■マイホームを手に入れるまでにたどる5つのステップ

マイリノで扱っている物件は中古マンションですが、中古マンションに限らず物件を購入するまでのプロセスは、大きく5つのSTEPに分けられるようです。すなわち、

STEP 1. マイホーム(中古マンション)がほしいと自覚する

STEP 2. マイホームに関する大まかな希望条件を検討する

STEP 3. 購入候補となる物件を探す

STEP 4. 購入候補物件を詳細にわたり、比較検討する

STEP 5. 物件を絞りこみ、申し込む

という5段階です。実際にはここまでシンプルかつわかりやすくSTEPが分かれているわけではなく、時としていったりきたりすることもあるのが普通の姿です。とはいえ、今自分がおおよそどのSTEPにいるのか意識することで、各STEPで、実際にマンション購入者が何をどう調べていたか、という行動を知ることができます。その際、もし自分がしていない・してこなかった行動があったなら、やってみることも検討してみてください。では、各STEPの概要に進みましょう。

・ステップ1.マイホーム(中古マンション)がほしいと自覚する

マイホームが気になりはじめる時期のことです。多くの方は、当初はマイホームのことを気にしてもいなかった中、あるきっかけで気にし始めます。

例えば、同年代の人々がマンションを購入したり、子供が個室を必要とする年齢になったり、実家の親から「家はどうするの?」と聞かれたり…きっかけ自体は人それぞれですが、ふとしたことからマイホームの購入に興味を持ち始めます。

この段階では、シンプルに「興味だけがある」という状態に近く、具体的なマイホームの希望条件はまだ決まっていませんし、どんな家ならどれぐらいの価格なのか、相場観も持っていない為、自分の気に入りそうな物件を購入できるかどうか、漠然としたイメージもついていない状態です。他にもマンションか戸建てか、中古か新築か、など、ベースとなる住居タイプの選択肢でも決まってないことがほとんどです。

・ステップ2.マイホームに関する大まかな希望条件を検討する

マイホームの購入を検討し、すこしずつ具体的なアクションを取り始める時期です。具体的なアクションと言ってもに初期段階で、勝手にやってくる折込チラシをたまたま見たり、ネットサーフィンしている中でたまたま見かけた住宅系の専門家のブログをチェックしたり、購入した友人に感想や経緯、家の探し方などを聞いたりします。

この段階でのポイントは、家の探し方に関するノウハウを少しずつ身に着けていく、ということ。実際にチラシや本、ネットなどのメディアを閲覧したり、友人の探し方を聞いたりすることで、そのノウハウが身についてくるのです。そうした中で徐々に相場観がついてきて、「部屋数や間取りはこんな感じが良さそう」「〇〇沿線や△△エリアあたりが良さそう」などと、初期の漠然とした希望条件が出始めます。この段階ではあくまでもカッチリした条件ではなく、価格帯、必要な広さ、マイホームの立地エリアなどをはじめとした、具体的条件の決定はこれからです。

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・ステップ3. 購入したい物件を探す

この段階では比較的漠然とした希望条件があることを前提として、その希望条件の中で自分にも買える物件があるとわかっている段階です。また、広さ・その他条件ごとにどのエリアならばどのぐらいの価格帯になるか、など、相場観も出来ている段階です。

要は、

・どこにどんな物件がありそうかが大まかにわかっている

・大まかな希望条件もある

・その条件の中で、自分でも購入可能な物件があることも分かっている

ということで、物件の候補探しが一気に本格化する段階です。それまでは緩やかなペースで情報収集をしていましたが、チラシや不動産情報誌、ネットなど、これまでも使ってきた既存の情報収集手段で物件情報をさらに広く集める一方で、興味を持てそうな物件に関しては個別にひとつひとつ、細かく具体的な情報を並行して集めるようになります。ただし、希望条件はまだ漠然としたままで、個別の条件を詰めながら、段々と固めだす時期でもあります。

・ステップ4.購入したい物件を詳しく比較検討する

購入候補となる物件にも出会い、物件ごとに詳しく比較検討する時期です。立地、広さ、部屋数、住居の性能・設備、教育環境や立地条件、採光や通風などなど… 物件にまつわる様々な要素について、自分が何をどれだけ重視するのか、希望条件とその優先順位も明確になってきます。また、どこのエリアにどんな物件が、どのぐらいの価格であるのかといった相場観も持っており、予算や支払計画も具体化しています。

この段階では多くの方が、物件情報をさらに広く集めるのではなく、候補物件にまつわる個別の詳しい情報、例えば「暮らしやすさ」「不動産業者の信頼性」などを中心に情報収集するようになります。

・ステップ5.購入申込をする物件を絞りこみ、申し込む

物件をさらに詳細に検討し、いよいよ購入申し込み(仮予約)をする段階です。住宅の市況を判断する力(相場観)、物件を見る選別眼もつき、自信を持って申し込む物件を絞り込みます。この段階では新たな物件情報を得るための情報収集はあまり行いません。

というわけで、今回はマイホームを購入するまで、どんなSTEPをたどるのか、その全体の流れを取り上げました。別の記事にて、それぞれのSTEPをさらに掘り下げますので、そちらも併せて参考にしてみてください。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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