住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

一度でよいから考えて。「トイレってどんな場所?」

今回はトイレについてのご紹介です。そもそもトイレとはどんな場所なのでしょうか。そこを掘り下げていくことで、リフォーム・リノベーション時にトイレをどう考えるかのヒントをとらえいにいきます。

洋式トイレのイメージ画像

トイレ。

大半の人が、生きてる限りは一日に数回、時と場合によっては一日に何時間もお世話になる、ありがたい存在。それでいて、なんとなくあなどられがちな切ない存在・・・。それがトイレです。そんな悲哀を込めて(?)、本記事では、そんな日陰者、トイレについてスポットを当て「トイレってどんな場所だっけ・・・?」というのを考えてみたいと思います。

というのも、考え出すと意外に奥が深いのが、このトイレという存在。

そもそもトイレがどういう場所なのか、を押さえておかなくては、どんなトイレにすべきなのか、検討できなくなってしまいます。「どんなトイレにすべきか」という問いは、自分でリノベーションする時には避けて通れませんし、すでに出来上がった物件を見るときにも、あらかじめ整理しておきたいもの。いざ住み始めてから「ちがうんだよなぁ」となってもそう簡単には変えれません。では、もしかしたら一生で初めて、そして最後かもしれないですが、「トイレってなんだっけ?」を一緒に整理してみましょう。考えてみれば当たり前、ということばかりですが、それをあらかじめ整理しておく、というのが大事なのですね。

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■「狭くて、落ち着く」場所

トイレは家の中の、人がいる空間の中で、最も狭い空間のひとつです。(ドラえもんのように「押し入れで寝る!」という方は別ですが・・・)四方を壁に囲まれていて、完全なる個室。敵に襲われることもなく(?)とても安心できる、ひとりでホッと落ち着ける場所です。実際、落ち着きすぎてアイデアが浮かびやすい場所ランキングで堂々1位に輝いていたりもする場所なのですね。日本の家は戸建てにしろマンションにしろ、外国の家と比べると、どうしても狭くなるので、こうした空間の意味合いが増すのでしょう。

さて、狭くて落ち着く空間、ということは、裏を返すとどういう空間なのでしょう。それは、

・少し長居をしたくなる空間

・そこにあるものやデザイン、香りなどが良くも悪くも認識しやすい空間

でもあるのです。どんなトイレにしたいか、どんなトイレが望ましいのか、を考えるときには、そのあたりを押さえて考える必要がありそうです。

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■「用を足して、手を洗う」場所

これはもう、当たり前すぎて、突っ込みが入りそうですね。まず前提として、そこで用を足す以上は、使用頻度が高く、汚れやすい場所でもあるということです。それだけに、

・汚れが気になりづらい、汚れが目立たない

・掃除しやすい

などといったことを考慮する必要があるでしょう。

また、「用を足す、手を洗うのは“誰か”」ということを考えるのも忘れてはなりません。トイレを使用するのは自分一人で排泄を完結できる人だけとは限りません。トイレトレーニングをこれから始めるお子様、介助が必要なお年寄りが今いらっしゃる方はもちろん、今後そういう状況もありそう、という方もそのあたりを踏まえておく必要があります。

また、用を足すとなると、「手を洗う」行為もワンセットです。手を洗うのはちょっとした行為ではありますが、特にトイレのあとの手洗いは、汚れた手をきっちり洗ってきれいにしたいところ。それだけに気を遣いたいところです。

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■「トイレ用品を収納する」場所

トイレ用品には掃除用具、洗剤、芳香剤、トイレットペーパーなどがあります。こうしたものが目につく状態で出しっぱなしになっていると、他の場所で感じるよりも、さらに雑然とした印象を抱いてしまうものです。飲食店などでも、お店の空間がどれだけきれいでも、トイレに行ってものが出しっぱなしだとなんとなく興ざめしてしまいますよね。逆にトイレ用品がすっきりうまく片付けられていたら、それだけでトイレ以外の空間の好感度もなんとなく上がるものです。従い、収納をどう考えるのか、というのもトイレを考える際に押さえたいポイントになりそうですね。

さて、本記事では、トイレとはどんな場所?を考えてみました。当たり前のような事ではありますが、こうしたことをきっちり整理しておくことで、どんなトイレにしようか考えやすくなります。次の記事では、これを踏まえて、トイレを考える際のポイントを整理しましょう。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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