住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

キッチン事例 ~思い切り自分好みのキッチン2選~

今回の記事はキッチンの事例です。今回はこれまで紹介したタイプのキッチンではなく、少し変わったこだわりのキッチンを紹介します。

バーカウンター型キッチンの写真

これまでの記事で色々なキッチンの事例を紹介してきました。

キッチン事例 ~部屋と一体化したオープンなキッチン6選~

キッチン事例 ~開放性と独立性をほどよくバランスさせたセミオープン型キッチン3選~

キッチン事例 ~わたしの牙城!機能的なクローズ型キッチン2選~

キッチン事例 ~こだわりテイストのキッチン4選~

これまでのご紹介の観点は、キッチンに居ながら、リビング・ダイニングにいる家族とコミュニケーションがしやすいか、キッチンの素材や色味はどんなものがあるのか、などでした。さて、今回はそれらとは少々異なる切り口で、自分好みに仕立てたキッチンをご紹介します。こんなキッチンを作ることこそ、実は中古マンションをリノベーションするときの大きな楽しみになるかもしれませんね。

 

 

1.今夜、おうちのバーで

題名通り、読んでそのままのキッチン。おうちに、お店のようなバーカウンターを作ってしまった事例です。

バーカウンター型キッチンの写真

 

バーカウンターと聞くと、もしかしたら「おしゃれだろうけど、その分、ちょっと不便じゃないの?」「家につくるのは、なんとなくハードル高そうだな・・・」と思うかもしれません。しかし、百聞は一見に如かず。

まず、キッチンのつくりをみてみましょう。ベースは、手元隠しと吊戸棚を設置したセミオープン型のキッチン。それ自体はとてもオーソドックスなつくりです。バーカウンターの雰囲気をうまく醸し出しているのは、

・吊戸棚の下にグラスハンガーを設置し、ワイングラスをひっかけている

・リビング・ダイニング側にカウンターをくっつけている

・リビング・ダイニングに面している壁面やカウンター、手元隠しを落ち着いた色調の木材でたてつけている

・カウンター側にスポットライト風のおしゃれな照明を設置している

といったところ。これだけで、静かな空間の中で、お酒や会話を楽しむ、バーのような雰囲気になります。意外に大がかりで特別なつくりをしているわけではないのですね。

また、機能性はどうなのでしょう。結論から言うと、実はとても機能的。たとえば、手元を隠すことで雑然とした部分の目隠しになりますし、ワイングラスをひっかけられるということは単純に収納力が上がります。さらに、キッチンから動くことなくカウンターテーブルごしに食事やお酒を出したり、食器を片付けたりすることも可能。そのため、お店のようなお洒落なバーでありながらも、実用性も高いのです。

夕食を明るく楽しくとった後は、ちょっと照明を落としてしっぽりバータイム、ってこともこのキッチンなら実現できます。お酒を楽しまれる方は、アリかもしれませんね。

(事例を詳しくご覧になりたい方は、こちら

 

2.一点集中で見せるキッチン

このキッチンは「一点集中で見せる」のが特徴。といっても、ここでいう「一点」とは、リビング・ダイニングから見えるタイルの部分のこと。一点集中というと、なんとなく「一点豪華」のような響き上がって、「どんなキッチン?」と思われるかもしれませんが、「一点だけ見えてもよいキッチン」と言った方が正確かもしれません。

アンティークなタイルと照明のキッチンの写真

 

このキッチンは、シンク部分だけがリビング・ダイニングから見られる造りです。写真のように、手元隠しにも利用できるカウンター部分の幅を広く取り、そこに黒のタイルを配置することによって、実用性だけでなくデザイン性も高めているのがこのキッチンの特徴です。

黒タイルのカウンターにすることで、キッチンの印象はシックな雰囲気となり、この部屋全体の雰囲気と調和しています。さらに、天井から吊戸棚とオールドスタイルな電球が吊り下げられているので、アンティークな雰囲気を演出しながらも収納性もアップしたキッチンになっているのです。

一見すると、ただカウンターにタイルを張っただけですが、実はタイルの色味や収納部分を合わせることで、タイル調のカウンターだけで部屋全体の雰囲気をガラッと変えることができるというわけです。

 

■散らからない!おしゃれなキッチン収納術

リノベーションで収納スペースを計画的につくっておけば、散らからないおしゃれなキッチンが実現できます。

キッチンの収納はしまうものの量に合わせて、収納プランを立てるのが基本。あらかじめ、どの程度のものがあるのか一覧表にまとめておくと把握しやすいです。そして、ある程度、何をしまうスペースにするのか決めておきます。

家電はしまい込んでしまうと、なかなか活用しにくいもの。そこで、家電は一つ一つサイズを測り、並べて入れられるように収納スペースを確保しておきます。買い替える予定のある家電は一般的なサイズも調べておきましょう。オープンな棚にしまって見せる収納にすると、デザイン家電であれば映えますし、シンプルなデザインの家電を白で統一するなど、色を揃えるとまとまりが感じられます。

オープンキッチンやセミオープンキッチンの場合、背面の壁はオープン棚にして見せる収納としたいスペース。スパイス瓶を並べたり、こだわりの食器を入れたり、あるいは、食器類から鍋類まですべて見せる収納にするのも手。ただし、オープン棚はおしゃれに見えて取り出しやすい収納ですが、ホコリがつきやすく、アイテムに統一感がないと雑然とした印象になってしまいます。扉をつける部分もつくるなど、手持ちのアイテムに合わせて、見せる収納と見せない収納のバランスを考えましょう。

また、調理台の下の部分にも、扉を設けないフリースペースをつくっておくと、使う調理器具などが変わったときに、フレキシブルに収納ができるため便利です。ゴミ箱の収納スペースとしても活用できます。また、棚板だけあれば、カゴやワイヤーバスケットなどを使って、細かなものを見せずに収納することも可能です。

 

■パントリー(食品庫)を使って上手に収納

パントリーは食品や飲料を収納しておくためのスペース。食器や調理器具なども収めておくスペースとしても活用されていることもあります。パントリーを設けておくことで、食料品などをまとめ買いしたときに、収納する場所に困らずに済みます。パントリーには2タイプあります。ひとつはウォークインクローゼットのように、人が中に入れる1~2畳ほどの収納スペースで、もう一方はキッチンの壁面収納です。

ウォークインできるタイプのパントリーを設ける場合、キッチンからの動線を考えて、冷蔵庫や食器棚と並ぶ位置に設けるのが基本です。玄関やシューズインクローゼットとパントリーをつなげると、買って来たものをしまうときや宅配で届いたときに収納しやすく便利です。パントリーの建具はドアではなく引き戸にすると、開けた状態のままにできるため、調理の際に何度も出入りする場合にも、開閉の煩わしさを感じずに済みます。あるいは、リビングやダイニングから見えにくい位置にパントリーの入り口がある場合は、扉をつけないのもアリでしょう。

壁面収納タイプのパントリーの場合、キッチンの壁一面を壁面収納にし、引き戸をつけておくと、スッキリと見せられるうえに大容量の収納になります。食器や調理器具の収納スペースを兼ねる場合も、収納場所をフレキシブルに使うことが可能です。

意外と重要!キッチンの床選びで注意したいポイント

キッチンの床は、水や油がはねて汚れやすく、食器や包丁などによるキズができることがあるなど、室内の中では過酷な条件下にある場所です。キッチンの床材を選ぶときは、水や汚れのしみ込みにくさや、キズへの強さ、手入れのしやすさがポイントになります。

居室や廊下の床材として広く使われているフローリングには、複合フローリングと無垢フローリングがあります。複合フローリングは、合板などの基材に木を薄くスライスした突板や化粧シートを貼り合わせたもので、一般的なフローリングです。無垢フローリングは無垢材をそのまま切り出して、床材としています。フローリングは水ハネや汚れがしみ込んで傷みやすいのが難点です。特に無垢フローリングは風合いのよさが魅力ですが、水がしみ込みやすいため、こまめにメンテナンスを行うことが必要になります。複合フローリングの中には、耐水性や耐傷性があり、汚れにくいキッチンでの使用に向いた商品もあります。

タイルは、耐水性や耐久性に優れているという点ではキッチンの床材に向いています。しかし、食器やコップなどを落としたときに割れてしまいやすく、タイル自体が割れてしまうこともある点に注意が必要です。また、タイルは掃除がしやすいですが、タイルとタイルの間の目地は汚れがつきやすいです。

クッションフロアは塩化ビニルの長尺シートの床材で、耐水性に優れ、手入れがしやすいため、水回りでの使用に向いた床材です。ただし、素材感が劣るため、デザイン性の面からはおすすめできません。

どれも一長一短があるため、デザインや機能性を考慮して選びましょう。

 

まとめ

キッチンは調理や片付けをする場所ですが、生活を楽しむ場でもあります。機能性が高いことも大切ですが、事例のようにちょっとした工夫をすることで雰囲気がガラっと変わり、生活を楽しめるキッチンになります。リノベーションで使い勝手がよく、遊び心あふれるキッチンを目指しましょう。

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