住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

トイレのリノベーション事例12選!リフォームの費用相場や注意点は?

トイレは、部分リフォームが一番多い場所だそうです。誰もが毎日使う設備だから、快適性や清掃性を向上することで、高い満足度を得ることができます。この記事では、素敵なトイレのリノベーション事例をご紹介。リフォーム前に知っておきたいポイント・注意点も解説しています。

ピンクがやさしいトイレ
こんな方におすすめの記事です
  • トイレのリフォーム・リノベーションの事例を見たい
  • トイレのリフォーム・リノベーションの費用相場を知りたい
  • トイレのリフォーム・リノベーションの注意点・ポイントが知りたい

CONTENTS

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレをリフォームするメリット

トイレをリノベーションすると、どのようなメリットが期待できるのでしょうか?確認してみましょう。

・トイレの掃除がしやすくなる

トイレ掃除

古い型のトイレは、便器のふち裏や、本体のくびれ部分などに汚れが溜まりやすかったり、汚れが見えにくかったりする構造のものが多いです。最新の便器は、パーツの継ぎ目やすき間、凸凹を極力減らすことで、掃除しやすいデザインになっています。

また便器の素材も、汚れが付着しにくく、落としやすいように特殊な表面加工が施されている製品がほとんどです。そのほか、流すたびに泡で自動洗浄するトイレ、除菌水を便器やウォシュレットノズルに自動散布するトイレなど、清潔を追求するさまざまな製品がメーカー各社から登場しています。

●主要メーカーのおもなトイレと機能
・パナソニック アラウーノ
「トイレ激落ちバブル」:中性洗剤の細かい泡で自動洗浄
「オゾンウォーター」:除菌効果のあるオゾン水を便器とウォシュレットノズルに自動散布
・TOTO ネオレスト
「きれい除菌水」電気分解で生成した除菌水を便器とノズルに自動散布
・LIXIL 各シリーズ
「プラズマクラスター」イオンが便器のすみずみまで除菌・消臭

※上記の機能はシリーズやグレードによって搭載されていない製品もあります。

・トイレの節水効果が高くなる

節水

1996年頃までは、水洗トイレの一回の洗浄水量は13リットルほどが主流でしたが、各メーカーから新製品が発売されるたびに節水化が進みました。現在は5リットル程度(「大」で流したとき)が主流となっており、特に節水効果の高いものでは3リットル代の製品も登場しています。

洗浄水量13リットルのトイレをリフォームして、6リットルのトイレに交換した場合、その節水効果は4人家族で年間45,260リットル。水道代に換算すると約12,000円の節約になります。

なお、節水トイレは水道やトイレの水圧を利用することで少ない水による洗浄を実現しています。古い型のトイレで洗浄水量を減らすためにタンク内にペットボトルを入れたり、市販の節水グッズを使用したりすると、トイレの故障や排水管のつまりの原因になる可能性があるので控えましょう。

参考:トイレナビ│一般社団法人 日本レストルーム協会
https://www.sanitary-net.com/saving/

・トイレの安全性を向上できる

手すり

トイレに断熱化したり、手すりを設置したりするリフォームで、快適性と安全性を向上することができます。

冬場冷え込むトイレは、浴室に次いでヒートショックによる事故が起きやすい場所。ヒートショックとは、急激な温度差により血圧の変動が生じる現象で、脳梗塞や心筋梗塞といった健康被害の原因のひとつです。高齢者に多いですが、若年者に起こることもあるため軽視はできません。

また、高齢になるとしゃがむ・立ち上がるという動作が難しくなる人が多いです。バリアフリー化されていないトイレの使用に負担を感じ、回数を減らすために水分の摂取を我慢してしまい、脱水症状に陥るケースもあります。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレをリフォームするタイミング

陶器製の便器は比較的長く使うことができますが、変色やひび割れなどが見られたらリフォームのタイミングです。またウォシュレットやパッキン、配管などの寿命は約10年といわれています。リモコンや便座の機能が故障したり、水漏れが発生したりした場合も、交換が必要です。

トイレは特に清潔にしておきたい場所ですが、長年使っていると汚れやニオイが落ちにくくなってきます。掃除のしにくさや汚れ落ちの悪さを感じ始めたら、特に大きな故障が見られなくてもリフォームのタイミングといえるでしょう。また最新式のトイレで省エネや節水をしたい、新しい機能がほしい、トイレの内装デザインを新しくしてリフレッシュしたいといった場合も、リフォームを検討してみてください。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレのリノベーション事例12選

・事例1:ピンクがやさしいトイレ

ピンクがやさしいトイレ

ニュートラルなピンク系クロスとグレーの手洗い天板の組み合わせが、やさしい雰囲気のトイレです。正面の壁にユニークなウォールラックを設置して、トイレットペーパーの予備をまるで雲が浮いているかのように飾りながら収納しています。タンクレスタイプで、すっきりとした印象です。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=149

・事例2:シンプルシックなトイレ

シンプルシックなトイレ

革のようなブラウンのクロスと、グレーの床の組み合わせがシックなトイレです。木目の天井は廊下やLDKと共通なので、空間につながりが感じられます。手洗い付きタイプのトイレなら、手洗いを別途設置する必要がないのでコンパクトな空間にも設置しやすいです。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=143

・事例3:深海のようなトイレ

深海のようなトイレ

静けさを感じるカラーリングのトイレです。深海のような落ち着いたブルーのクロスに、アイアン製で統一したタオル掛けとペーパーホルダーが溶け込むようにマッチ。ヘリンボーン調のリズミカルな床が、シンプルな空間のアクセントになっています。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=145

・事例4:宙に浮かぶトイレ

宙に浮かぶトイレ

こちらは、洗面室と一体のトイレです。間仕切りのない広々としたワンルームのお住まいのため、サニタリーも開放的な空間としました。外国のトイレのようなフロートタイプの便器は、床にホコリや湿気が溜まりにくく、フロアモップなどでサッとお掃除することができます。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=142

・事例5:オアシスのようなトイレ

オアシスのようなトイレ

カラフルで大胆な、植物柄の壁が印象的なトイレです。無機質でシックにまとめた住まいのなか、都会のなかのオアシスをイメージし、トイレには南国のジャングルのようなクロスをセレクト。トイレは壁の面積が少ないこともあり、思い切った遊び心を取り入れやすい空間です。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=40

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

・事例6:ポテンシャルのあるトイレ

ポテンシャルのあるトイレ

グレー系のクロスと床、オーク無垢材のオープン棚が落ち着いた印象のトイレです。
既存のトイレには窓がありませんでしたが、間取り変更により窓に面する位置に移動したため、すっきりと空気を入れ替えることができます。空間にまだまだゆとりがあるため、アイデア次第で活用可能なトイレです。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=11

・事例7:スクエアがアクセントのトイレ

スクエアがアクセントのトイレ

こちらは、ユナイテッドアローズ社とのコレボレーション物件。洗面室と一体型の広々としたトイレです。爽やかな白を基調としたミニマムな空間のなか、ミラーの枠とタオル掛けの黒いスクエアが、空間を引き締めるアクセントになっています。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=137

・事例8:グリーンがクールなトイレ

グリーンがクールなトイレ

モノトーンをベースに、ウッドのダークブラウンと、ダークグリーンのクロスの組み合わせがクールな印象のトイレです。直線的なデザインのなか、ヘキサゴンのタイルがアクセントになっています。これほど収納量が充実していれば、トイレまわりの小物をすべて収めても余裕がありそうです。

出典:TOTO株式会社
https://jp.toto.com/

・事例9:木目にこだわりを感じるトイレ

木目にこだわりを感じるトイレ

落ち着いた色味のナチュラルなトイレです。ヘリンボーン風の床、古材風の手洗いカウンターに、こだわりが光ります。トイレの照明はごくシンプルなものが多いですが、この事例のようなペンダントライトも素敵です。

出典:TOTO株式会社
https://jp.toto.com/

・事例10:とことん真っ白なトイレ

とことん真っ白なトイレ

すべてを真っ白にまとめた、明るく清潔感あふれるトイレです。なんとなくアイボリーやオフホワイトを選択しただけのトイレは無難で味気ない空間になりがちですが、すみずみまで純白にこだわることで、洗練された印象に仕上がります。

出典:TOTO株式会社
https://jp.toto.com/

・事例11:パウダールームのようなトイレ

パウダールームのようなトイレ

パウダールームタイプの華やかなトイレです。ミラーとライトが設けられているため、メイク直しもできます。ベージュとピンクの優しい色味に囲まれ、リラックスできそうな空間です。

出典:TOTO株式会社
https://jp.toto.com/

・事例12:機能充実のナチュラルトイレ

機能充実のナチュラルトイレ

充実の収納、手洗いとミラー、雑貨が飾れるカウンターと、機能満載のトイレです。石目の壁とブラウンの木目が、ナチュラルであたたかな印象となっています。収納、トイレともにフロートタイプなので床のお掃除もしやすいです。

出典:TOTO株式会社
https://jp.toto.com/

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■【パーツ別】トイレのリノベーションのポイント

次にトイレのパーツ別に、リノベーションのポイントや注意点などをお伝えします。

・床

トイレの床

トイレの床材としてよく選ばれるのは、クッションフロアやフローリング、タイルです。それぞれ価格やデザインも違いますが、耐水性や掃除のしやすさにも注目して選びましょう。

クッションフロア・低コスト
・色や柄が豊富
・耐水性が高く、掃除しやすい
フローリング・他の部屋との統一感がある
・水に弱いため、耐水性の高いコーティングがされた商品がおすすめ
タイル・高コストで高級感がある
・耐用年数が長い
・耐水性が高く、掃除しやすい

・壁

トイレの壁材には、価格も手頃なビニールクロスがよく使われます。さまざまな色や柄があるため、好きなデザインを見つけやすいでしょう。壁の一部をあえて違う壁紙にする、アクセントクロスも人気です。

トイレの汚れやニオイが気になる方には、汚れ防止機能や消臭機能が付いた壁紙もおすすめです。また珪藻土やエコカラットなど、ニオイ成分を吸着してくれる壁材を選ぶのもよいでしょう。

昔から水回りによく使われてきたタイルは、水に強く耐久性も高い素材です。しかし材料費が比較的高く、また目地部分の掃除がしにくい点には注意しましょう。

・扉

トイレの扉

トイレの扉は開き戸のイメージが強いかもしれませんが、引き戸や折れ戸という選択肢もあります。扉の動かしやすさや、間取りに合わせて選びましょう。

開き戸:蝶番を軸に前後に開閉する・低コスト
・気密性が高く、音やニオイが漏れにくい
・廊下やトイレが狭いと扉が邪魔になる
引き戸:レール上を左右にスライドする・開閉時に体を移動させなくてすむ
・介護や車椅子が必要なご家庭におすすめ
・壁面に扉を収納するスペースが必要
折れ戸:扉が中心で折れて開く・折り畳むのでコンパクトに開ける
・引き戸のような扉の収納スペースが不要
・小さな子どもや高齢者には開閉しにくい

開き戸の場合は、内開きか外開きかによっても使い勝手が変わります。トイレ前の廊下が狭い場合は、外開きだと扉が邪魔になってしまうことも。ただし内開きだと、トイレ内で人が倒れてしまったときに救助しにくいというリスクがあるため注意が必要です。

・照明

トイレの照明

トイレの照明は、天井に1灯のダウンライトやペンダントライトを設置するのが一般的です。おしゃれな空間づくりをしたい場合は、複数灯で陰影をつけたり、低い位置の間接照明でラグジュアリーな雰囲気を出したりと、自由にライティング計画をすることもあります。

トイレ内の明るさは75ルクス前後で、白熱電球だと60W程度が目安。昼白色で明るめの照明なら爽やかなイメージに、電球色で暗めの照明なら落ち着いた雰囲気になります。夜間のトイレや消し忘れのことを考えると、人感センサー付き照明もおすすめです。

・手洗い

トイレの手洗い

タンクレストイレには手洗器が付属していないため、別途トイレ内に手洗器を設置すると便利。タンク上の手洗器とは違って、小さなお子様や高齢の方の手が届きやすいのもメリットです。

トイレのコーナーに取り付けるタイプの手洗いキャビネットは、狭いトイレでも邪魔になりにくいでしょう。
カウンター一体型の手洗器なら、下部のキャビネットに予備のトイレットペーパーや掃除道具などをすっきりと収納できます。高級感も出るので、来客の多いご家庭にもおすすめです。カウンターの上にちょっとしたお花や雑貨を飾ると、殺風景になりがちなトイレがおしゃれに華やぎますよ。

またトイレの床下の状態によっては、トイレから手洗器まで給排水管を引っ張ってこられないケースもあります。そのときは便器と手洗器がセットになったトイレを選ぶと、配管工事なしで手洗器を設置できます。

・収納

トイレの収納

トイレに収納したい物といえば、予備のトイレットペーパー・掃除道具・女性用品・タオルなど。トイレ内に収納を設けるには、キャビネットや吊り戸棚、ニッチ収納などの方法があります。収納した物の量や、トイレ内で空いているスペースを考えて選ぶとよいでしょう。

キャビネット・便器の後ろや横にスペースが必要
・たっぷりと収納できる
吊り戸棚・トイレ上部のデッドスペースを活用できる
・物を出し入れするのに手間がかかる
ニッチ収納・狭いトイレでも壁の厚みを利用してつくれる
・手は届きやすいが、収納力は低い

・小物

トイレットペーパーホルダー

トイレットペーパーホルダーやタオルハンガーなどの小物類も、トイレのインテリアに意外と大きく影響するものです。好みのインテリアテイストや、床や壁、建具などの雰囲気に合わせて選びましょう。

モダンやスタイリッシュなトイレにしたいなら、ステンレスやアイアンなど無機質な素材がおすすめ。ナチュラルな雰囲気のトイレには、木製や陶器などのやさしい素材がよく合います。

・介護設備

【リフォームした会社】 株式会社かんくう建築デザイン

足腰が弱くなると、トイレでの立ち座りも大変になります。高齢者や介護が必要な方がいるご家庭、また老後を見据えたトイレリフォームでは、トイレの手すりも検討されるとよいでしょう。

手すりの位置や形状は、トイレの間取りや身体状況によっても異なります。迷ったときは介護リフォームに慣れた施工業者や、ケアマネージャーなどに相談してみるのもよいでしょう。

また手すりの設置だけでは不便さが解決しない場合は、トイレを広くしたり引き戸に交換したりするリフォームが必要かもしれません。介護保険や補助金が使えるケースもあるので、リフォーム会社と相談しながら施工内容を決めましょう。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレのリフォーム・リノベーションの費用相場と工事期間

トイレのリフォーム・リノベーションの費用相場

・温水洗浄便座(ウォシュレット)を交換する

トイレの便器はそのまま、温水洗浄便座(便器一体型ではないタイプ)のみをリフォームする場合、古い機器の処分料・新しい温水洗浄便座の代金、工事費用を合わせた費用の目安は4〜17万円ほどになります。工事にかかる時間は30分〜2時間ほどです。

温水洗浄便座のみの交換は比較的容易なので、ホームセンターや家電量販店で購入し、DIYで設置する人もいます。当然ながら工事費用は掛かりません。

・トイレ本体を交換する

トイレ本体(便器)を交換するリフォーム費用の目安は、本体代金と工事費用を合わせて10〜25万円ほどです。工期は1.5〜4時間ほどになります。ただし床に腐食がある場合は、合わせて補修工事も行う必要があります。

・トイレ空間全体をリノベーションする

<1>トイレ交換+床・壁・天井の張替

トイレ本体の交換に加えて、手洗器の交換、床・壁のクロスと床材を張替えるリフォームの費用目安は、25〜50万円ほどです。工期は2〜3日ほどになります。

<2>トイレ交換+床・壁・天井の張替+手洗器新設

トイレ本体と内装材の張替えに加え、収納や手洗いカウンターを新設するリフォームの費用目安は50万円〜、工期は4日〜となります。トイレを広くするなど、間取りの変更をともなう場合の費用目安は100万円〜、工期は7日〜です。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレをリフォーム・リノベーションする際のポイントと注意点

・トイレに必要な広さは?

トイレの広さは、便器の幅プラス30cm、便器の奥行きプラス40cm程度が最低限必要です。近年主流となっているタンクレストイレは、タンクありタイプに比べてコンパクトですが、本体に手洗いが付属していません。そのため、手洗い器を別途設置する必要があり、トイレ内にある程度の広さが必要になります。

トイレをバリアフリー化する場合は、手すりの設置や介助しやすい空間の確保が必要になってきます。既存のトイレの広さやリフォームの内容によっては、間取りの変更も検討することになるでしょう。

・トイレに求められる機能

トイレの種類は、最低限の機能のみのシンプルな製品から、蓋の開閉や洗浄を自動化した高機能なものまで、さまざまなバリエーションがあります。そのなかでも温水洗浄便座は標準的に求められる機能になっており、清掃性に優れた製品は導入後の満足が高いことが特徴です。

・収納を確保してすっきりと

トイレで使う物は、できるだけトイレ内に置いておきたいもの。掃除道具や洗剤、予備のトイレットペーパー、生理用品などを仕舞う収納を設ければ、すっきりとした空間を保ちやすくなります。

・掃除のしやすい内装材にする

ほかの部屋と同様にトイレもフローリング仕上げにしたい、とお考えの人もいるかもしれませんが、水が染み込みやすい木質系の床材は向いていません。汚れやすいトイレの床材は、腐食に強く掃除のしやすいクッションフロアやタイル系床材がおすすめです。フローリングのリアルな素材感を再現した製品もあるので、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

・寒さ対策も大切

“トイレリフォームのメリット”の項目でも解説しましたが、冬場冷え込むトイレは過ごしにくいだけでなく健康被害の原因になることもあるため、断熱工事やサッシの2重化をおすすめします。使いやすい位置にコンセントを設置しておけば、パネルヒーターなどを使用する際に便利です。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■トイレを長く使うにはお手入れが重要

トイレの汚れや劣化をそのまま放置すると傷みが進み、リフォーム時期が早くなってしまいます。トイレリフォームにはそれなりの費用もかかるので、きれいな状態で長持ちさせられるように、こまめなメンテナンスを心がけましょう。

便座や便器内の汚れは、時間がたつほど落ちにくくなります。中性洗剤やブラシなどを使って、汚れがこびりつく前に掃除をしましょう。ウォシュレットもこまめにお手入れすると、長く利用できます。
トイレ内のパッキンが劣化すると水漏れにつながるため、トラブルが起きる前に早めに部品交換をすることも大切です。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■まとめ

トイレをリフォームすることで、快適性や清掃性、安全性を向上することができます。最新のトイレは節水効果が高いため、交換するだけで水道代の節約が可能です。小さな空間だからこそ、アクセントクロスなどで遊び心を発揮するのも楽しいですね。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
編集者: 美智子山口

ウェブデザイナーを経て2014年よりフリーライターに。おもに住まいに関する記事を執筆しています。猫が大好きで、自宅のDIYリフォームが趣味。

お探しの情報が見つかります