リゾート感があふれるアジアンテイストは人気のあるインテリアスタイルのひとつです。アジアンテイストの部屋を目指すには、素材の選び方やカラーコーディネートなどのポイントがあります。
アジアンテイストとはどういったインテリアスタイルなのか説明したうえで、部屋づくりのポイントや施工事例などを紹介していきます。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞CONTENTS
アジアンテイストとは、アジア地域をイメージしたエキゾチックなインテリアスタイルをいいます。アジアンテイストのなかで代表的なのは、バリのインテリアに都会的な要素を融合したリゾート風のインテリアスタイルです。
アジアンテイストのインテリアには、自然素材が使われているのが特徴です。ラタンやウォーターヒヤシンス、バンブーが特徴的な素材であり、チークやマホガニーといった木材も用いられます。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞アジアンテイストの部屋の家具や建具は、自然素材が使われた素朴な質感で、心安らぐ雰囲気があります。また、開放的な南国のリゾートをイメージした非日常的な雰囲気からも、くつろいで過ごしやすいのが魅力です。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞自然素材を用いるアジアンテイストは、日本の住まいにもマッチしやすいインテリアスタイルです。リノベーションなどによるアジアンテイスト部屋の作り方のポイントをまとめました。
アジアンテイストの部屋には自然素材が欠かせません。なかでも、ラタンやウォーターヒヤシンスを編んだ家具やバンブーを使った家具を用いると、アジアンテイストらしさが際立ちます。
また、アジアンテイストで木で使われることが多い素材は、高級感のあるチークやマホガニーで、いずれも世界三大銘木と呼ばれる樹種です。チークは木目の年輪がくっきりとしていて、使い込むほどにツヤが出るのが特徴。マホガニーは赤みや光沢がある素材です。シンプルなデザインのものよりも、彫刻が施されているデザインのアイテムの方が、よりアジアンテイストらしさが感じられます。
ファブリックでは、アジアンテイストの部屋には麻やコットンといった素材を用います。
一方で、メタルなどの無機質な素材はモダンな雰囲気が強くなりすぎるため、アジアンテイストには向いていません。
アジアンテイストの部屋は、建具や床材、家具などはダークブラウンの色調をベースにするのが基本です。フローリングはチークの無垢材フローリングや突板を使用した複合フローリングが向いています。ウッドブラインドを用いる場合も、ダークブラウン系を選ぶなど、ダークブラウンに統一することを意識することがポイントです。
ただし、壁は白にするとコントラストが美しく、空間に抜け感が生まれます。ベージュ系やブラウン系にすると、より落ち着いた空間になります。ただし、壁の色が濃すぎると、重い雰囲気になりますので注意しましょう。
アジアンテイストの非日常的な雰囲気を醸し出すには、間接照明による柔らかな光の演出が効果的です。シーリングライトといった天井の主照明だけではなく、複数の照明器具を組み合わせることで、陰影のある空間となり、リゾートホテルのような雰囲気を演出できます。
たとえば、壁際に置いた観葉植物の裏にフロアランプを仕込んでおくと、簡単に幻想的な雰囲気をつくることが可能です。リノベーションをするのであれば、折り上げ天井にして照明を仕込むコーブ照明や、下がり壁を設置して照明で壁面を照らすコーニス照明を設けるという方法もあります。
また、ラタンやバンブーを編み込んだシェードのペンダントライトやテーブルスタンドなども、アジアンテイストらしい雰囲気を醸し出すアイテムです。シェードの編み目から光が漏れて、陰影のある空間をつくります。
エスニック調の柄物のファブリックも、アジアンテイストらしいアイテムです。クッションカバーやベッドカバーに、柄物のファブリックを用いると空間のアクセントにもなります。柄物ではなく、単色でシンプルにまとめたい場合はボルドーやパープルのファブリックが向いています。
また、ラグはジュートのシンプルなラグのほか、華やかな雰囲気にしたい場合は柄物のラグも選択肢になります。
観葉植物はアジアンテイストの部屋に欠かせないアイテムです。観葉植物は自然素材を用いたアイテムとの相性がよく、グリーンは差し色になるとともに、空間に抜け感をもたらします。また、観葉植物はリラックス効果も期待できることからも、リゾート感のある空間に欠かせません。
アジアンテイストの部屋に向いた観葉植物として、代表的なのはモンステラです。モンステラは、大きな丸みを帯びた葉に深い切り込みが入っているのが特徴です。モンステラは乾燥に強く、丈夫で育てやすいため、初心者にも向いています。
オーガスタも育てやすい観葉植物で、バナナを彷彿させる大きな葉がトロピカルな雰囲気を醸し出します。アレカヤシは細い葉が羽状に広がっているのが特徴で、店舗やオフィスで見かけることの多い観葉植物です。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞マンションの一室をアジアンテイストの部屋にリノベーションする場合、施工費用は一般的なリノベーション費用と大きくは変わりません。フルリノベーションの場合で、1㎡あたり10～15万円が相場です。たとえば、専有面積70㎡であれば700万円～1,050万円が目安です。
リノベシーション費用は水回りの位置を移動せず、間仕切りが少ないほど費用を抑えられ、内装材や設備のグレードによっても変わります。
アジアンテイストの部屋へのリノベシーションでは、無垢材のフローリングが向いていますが、複合フローリングよりも割高です。たとえば、一般的にマンションで求められる防音性能を満たすように8畳の部屋の張り替えを行う場合、複合フローリングは14万円～19万円程度が相場です。一方、無垢フローリングは20万円～25万円程度かかります。
また、壁のビニールクロスを張り替えた場合の費用は1㎡あたり2,500～3,000円程度ですが、珪藻土を使う場合は1㎡あたり5,000～8,000円程度かかります。
アジアンテイストの部屋へのリノベシーションは、自然素材を使うなど素材にこだわった場合は、施工費用がやや高めになるといえます。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞アジアンテイストの住まいは、素材の質感やダークブラウンを基調としたカラーコーディネートがポイントになります。新築やリノベシーションでアジアンテイストの住まいを実現した施工事例を紹介します。
https://www.hitokomi.jp/works/40
リゾート感あふれるアジアンテイストの住宅を新築した事例です。建具や家具はダークブラウンでまとめられ、グレー系の床とのコントラストが美しいスタイリッシュな空間です。
開口部には全開口サッシが取り付けられていてフルオープンになり、テラスとフラットにつながるつくり。まるで、海外のリゾートホテルのように開放的な住まいが実現しました。
居住している家をアジアンテイストの住まいへリノベシーションした事例。築年数が経過した家は古民家風にリノベーションするケースが少なくありませんが、古材をダークブラウンに塗装して活かし、アジアンテイストの住まいに生まれ変わっています。
キッチンを囲むように大きなカウンターが設置され、料理をしながらコミュニケーションをとりやすいのが特徴です。構造上必要な柱を残してLDKを広くとり、多くの人が集える住まいとなりました。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら＞＞アジアンテイストの部屋づくりは素材にこだわり、ダークブラウンを基調として、柄物のファブリックでアクセントをつけていくといったポイントがあります。
実際のコーディネートでは足し算と引き算が要になり、間接照明で陰影のある空間をつくるには、テクニックも必要です。リノベシーションでアジアンテイストの部屋を実現したい場合は、リノベシーション会社などのプロに相談してみましょう。
0120-965-517