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照明リフォームのポイントや注意点を解説!事例別の費用も紹介

照明は、住まいのインテリアのイメージを大きく変えるアイテム。照明リフォームを行うことで住まいの印象を一新したり、機能性を向上させたりすることができます。照明リフォームを行うメリットや注意点を解説したうえで、事例別のリフォーム費用を紹介していきます。

おしゃれな照明
こんな方におすすめの記事です
  • 照明をリフォームするメリットを知りたい方
  • 照明をリフォームする際の注意点を知りたい方
  • 照明リフォームの費用を知りたい方

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■照明リフォームをするメリット

照明器具の寿命は設置から10年が目安です。単に照明器具を交換するだけではなく、照明プランを見直してリフォームすると、暮らしに様々なメリットがあります。

・部屋の雰囲気が変わる

部屋の雰囲気を変えたいとき、家具やカーテンを変えることが思い浮かびやすいかもしれません。しかし、照明リフォームも、部屋の雰囲気を大きく変えることが可能です。たとえば、ダクトレールを設置してカフェ風にする、シャンデリアとフロアスタンドでホテルライクな空間にするといったことができます。

・ライフスタイルや用途に合った空間にできる

照明リフォームによって、ライフスタイルや用途に合った照明の空間に変えられることもメリットです。

日本の住まいでは従来は天井にシーリングライトやシャンデリア、ペンダントライトをつけて、ひとつの明かりで部屋を灯すのが一般的でした。昨今では欧米の住まいのように、一室で複数の照明器具を組み合わせて使う多灯照明が広まってきました。多灯照明にすると、照明器具の使い方次第で、生活のシーンに合った明かりを楽しむことができます。

リビングダイニングは食事やくつろぎの時間に使うだけではなく、パソコンなどの作業をしたり、子どもが勉強したりするなど多用途で使うことが多いのではないでしょうか。また、寝室も睡眠に使うだけではなく、デスクを置いて書斎と兼用するケースもみられます。

たとえば、天井の主照明のシーリングライトやダウンライトを調光できるタイプにすると、明るい状態にすれば、パソコンや勉強に向いた明るさを確保できます。一方、夜くつろいで過ごしたいときは、シーリングライトやダウンライトの明るさを抑えて、フロアスタンドで壁面を照らすと、趣あるくつろぎの空間を演出することが可能です。

・食事を美味しく見せられる

既存の照明によっては、リフォームで照明を変えると食事を美味しく見せることができるのもメリットです。

ダイニングの照明にペンダントライトを用いる場合は、ダイニングテーブルの幅の3分の1程度のサイズのものを選ぶと、テーブル全体を明るく照らし、見た目のバランスがよくなります。テーブルの幅が150cmを超える場合は、小ぶりのペンダントライトを並べるのがおすすめです。ダクトレールに取り付けるタイプのペンダントライトもあります。

ダイニングで食事を美味しく見せるには、電球の色温度が大きく左右します。温かみのある電球色は食事を美味しく見せますが、明るさを重視したい場合は昼白色が向いています。青白い光の昼光色はダイニングには向いていません。

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■部屋の雰囲気に合った照明の選び方

目指すインテリアのイメージに合わせて、どのように照明を選べばよいのでしょうか。照明器具の組み合わせによって空間のイメージは大きく変わります。3つのインテリアテイスト別にまとめました。

・カフェ風のインテリアにしたい

ナチュラルな雰囲気のカフェ風インテリアを目指すなら、キッチン前のカウンターに小ぶりなガラス製シェードのペンダントライトを並べて設置すると、カフェっぽさを演出できます。また、ダイニングの照明には、ホーローやステンレスの丸みを帯びたデザインのシェードがおすすめです。

あるいは、インダストリアルスタイルのカフェ風インテリアなら、リビングダイニング全体にダクトレールを数本設置して、スポットライトなどを取り付けるのもおしゃれです。

・シンプルな空間にしたい

シンプルなインテリアにおすすめの主照明はダウンライト。天井面をすっきりと見せられます。また、天井や壁に照明を埋め込む建築化照明を設置して、壁面や天井面を照らすと、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気になります。

・ラグジュアリーな雰囲気にしたい

ラグジュアリーな雰囲気のインテリアに欠かせないのはシャンデリア。クラシカルなデザインのものタイプだけではなく、モダンでラグジュアリーな雰囲気のシャンデリアもあります。また、フロアライトやテーブルライトを組み合わせると、デザインによっては美しく、さらに光の明暗が生まれて趣ある空間を演出できます。

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■直接照明と間接照明の使い分け方

直接照明とは、床面や物を直接照らす照明をいいます。一方、間接照明は壁面や天井面に光を当てて、反射光で照らす照明です。間接照明を取り入れることで光の陰影が生まれ、メリハリのあるスタイリッシュな空間や、柔らかな光に包まれたリラックスできる空間をつくれます。ただし、間接照明はパソコンを使うときや勉強をする場合など、作業をするための明かりには向いていません。直接照明をベースにして補助的に間接照明を取り入れると、作業性もよく、趣ある空間をつくれます。

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■照明リフォームの注意点

照明のリフォームには、使用する器具の種類や設置場所などの面で注意しておくべきポイントがあります。

・電源直結式の器具の設置は電気工事が必要

照明器具は自分でも取り付けができるタイプと、電気工事が必要で、電気工事士の資格を持つ専門会社に取り付けの依頼をしなければならないタイプがあります。

多くのシーリングライトやペンダントライト、一部のシャンデリアは引掛けシーリングに対応しているため、天井面に引掛けシーリングが設置されていれば、自分で取り付けることも可能です。

一方、電源直結式の照明器具の設置には電気工事が必要です。シーリングライトやペンダントライト、シャンデリアは直結式の器具は一部ですが、ブラケットは電源直結式です。

・天井の補強工事が必要なシャンデリアも

シャンデリアの中には重量が10kgを超えるものなど、設置の際に天井の補強工事が必要な器具もあります。事前にリフォーム会社などの専門会社に相談することが必要です。また、天井高によって、吊り下げ式のシャンデリアなど高さのある器具は、圧迫感を与えることもありますので注意しましょう。

・器具を新設するには配線工事が必要

これまで照明器具を設置していなかった場所に取り付けたい場合には、配線工事が必要です。また、スイッチの設置費用などもかかります。さらに、配線工事を行うために壁に穴を開ける必要がある場合は、壁紙の補修や張り替え費用も必要です。

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■事例別:照明リフォーム費用の目安

照明リフォームをするにはどの程度の費用が必要になるのでしょうか。電気工事を伴うケースで事例を挙げて紹介していきます。

・シーリングライトからダウンライトへの変更

シーリングライトからダウンライトへ変更する場合は、配線工事を行い、ダウンライト用の穴を開口してダウンライトを設置します。また、配線工事で天井に穴を開ける必要があるため、天井の壁紙を張り替える費用が発生することが多いです。一般的な広さのリビングダイニングで、15万円~20万円程度の費用が目安になります。

・シーリングライトからダクトレール+ペンダントへの変更

シーリングライトからダクトレールを設置してペンダントに変える場合、引掛けシーリングローゼットを外して既存の配線を利用する場合は、10万円程度が目安です。ダクトレールに取り付ける専用のペンダントライトやスポットライトは、手軽に付け替えることができます。

・天井に間接照明を設置

コーブ照明は折り上げ天井を設置して照明器具を取り付け、天井を照らす建築化照明です。大工工事や壁紙を貼る内装工事、電気工事が発生します。折り上げ天井の幅が2m、LEDライトを設置したケースで20万円が目安になります。

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■まとめ

照明リフォームによって住まいの雰囲気は大きく変わります。また、照明器具は一室一灯ではなく、複数の照明器具を組み合わせることでシーンに合った使い方ができます。照明リフォームでライフスタイルに合ったプランを考えてイメージ通りの空間を実現するには、リフォーム会社に相談するとよいでしょう。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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