サーフィンや海が好きな人やアウトドアが好きな人に人気の高い、西海岸風インテリア。西海岸とは具体的にどこなのか、ご存知ですか?この記事では、西海岸風インテリアのお部屋にするためのコツやリフォーム費用の目安、実際に住まいを西海岸風に生まれ変わらせた施工事例をご紹介します。
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西海岸といえば、アメリカ大陸の西側に位置する、太平洋に面したエリアのこと。一般的には、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州が該当します。西海岸エリアは温暖でカラッとした気候が特徴。3州のなかでもっとも南にあるカリフォルニア州ではサーフィンを公式スポーツに認定しており、5,600km以上も続く海岸線では国際大会も多く開催されています。そんな西海岸エリアの、まぶしい日差しと爽やかな潮風を感じさせてくれるようなテイストが「西海岸風インテリア」です。
西海岸風インテリアは、ほかのどのようなインテリアスタイルと組み合わせやすいのでしょうか?西海岸風インテリアの構成要素のひとつが、サーフスタイル。そのため、アウトドアテイストやスポーツテイストといった、健康的でアクティブなスタイルと相性が良いです。また、西海岸風インテリアの肩ひじを張らない雰囲気は、天然素材を多く使用するナチュラルインテリアとも合わせやすいでしょう。
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詳しくはこちら>>それでは、インテリアを西海岸風にするために押さえておきたい、具体的なポイントを確認していきましょう。
西海岸インテリアにするなら、温暖で過ごしやすいカリフォルニアのようなのびのびとした空間づくりを意識しましょう。LDKを住まいの中心とした開放的な間取りとし、空間を細かく区切りすぎないようにプラニングします。また、爽やかな自然光が住まいのすみずみまで届くように、室内窓やFIXガラスを採用するのもおすすめです。
西海岸風インテリアにするなら、白をベースとした空間に、アクセントクロスや雑貨で爽やかなマリンカラーを加えてみましょう。白い砂浜にターコイズブルーの海、抜けるような空の青…想像すると波や潮風の音が聞こえてきそうなカラーリングです。
西海岸風インテリアの床材は、木そのものの風合いが感じられるような、色合いや木目が均質すぎないナチュラルな印象のフローリングがおすすめです。無垢材なら、裸足で歩いたときに木のあたたかい質感を感じることができます。張り方としては、小さめのフローリング材を矢羽根のように角度をつけて配置する「ヘリンボーン張り」も人気です。
床だけでなく、壁や天井も板張りにすると西海岸らしさがぐっと演出できます。木の色を活かしたオイル仕上げにすれば落ち着いた雰囲気に、ペンキで白く塗装すれば明るい印象になります。ペンキを採用する場合は、きっちりと塗装するよりも、あえて塗りムラを残したり刷毛目があったり、木の質感を損なわないラフな仕上げがおすすめです。板張りにするのが難しい場合は、板の画像が印刷されたクロス(壁紙)を張るという選択肢もあります。クロスなら、より手軽に西海岸のテイストをインテリアに取り入れることが可能です。
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詳しくはこちら>>インテリア雑貨は、太平洋の明るい海をイメージするような、サーフテイストやマリンテイストのものがおすすめです。旅行先で拾ったビーチグラスや貝殻を飾っても素敵ですね。リビングなどの壁にシェルフを設置すれば、お気に入りのコレクションを飾って住まいを彩ることができます。
西海岸風インテリアには、ラフでカジュアルな雰囲気の家具が似合います。テーブルは、無垢の天板と金属脚の組み合わせが人気です。ソファは、ゆったりとしたロータイプを選ぶとリゾート感が出ます。張り地はナチュラルな色合いの革や、デニムや帆布などざっくりとした質感で耐久性の高い布地がおすすめです。ビーチチェアなど、屋外用の家具をあえて室内で使用するのも良いでしょう。
西海岸風インテリアには、海辺で潮風に晒されたようなユーズド感やダメージ感のある素材が似合います。オープン棚などに使用する天板に、古材を採用するのもおすすめです。また、西海岸風インテリアのラフな雰囲気はDIYとの相性も良いので、お休みの日に雑貨づくりに挑戦してみるのも良いですね。
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詳しくはこちら>>それでは実際に住まいを西海岸風にリフォームする場合、どれくらいの費用が掛かるのかを確認してみましょう。ただしリフォーム費用は施工面積や建材のグレード、工事内容などによって大きく異なりますので、下記はあくまでも目安として参考になさってください。
西海岸風の板壁を張る場合の費用は、板材の種類にもよりますが、1平米あたり10,000円ほど〜が目安となります。一般的な国産クロス(板壁風)を6畳の居室で4面(天井を除く)に張った場合は、40,000円ほど〜です。
既存のフローリングを剥がして、西海岸風のフローリングに張り替える場合の費用目安は、施工面積を6畳とすると合板フローリングなら14万円ほど〜、無垢材なら15万円ほど〜です。防音フローリングや床暖房対応のフローリング材になどを選ぶと、費用は高めになります。
住まいをフルリフォームして西海岸風にする場合の費用目安は、1平米あたり8〜22万円ほどです。一般的なファミリー向けマンションとして、70平米(2LDK〜3LDK)を想定すると、560〜1,540万円ほどいうことになります。キッチンや浴室といった水回りでハイグレードな設備を選択すると、高額になりやすいです。同じ住まいで部分リフォームを何度も繰り返したときの総費用よりも、一度にまとめてフルリフォームもしくはリノベーションをしたほうが、割安に済む可能性があります。
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詳しくはこちら>>こちらは、海がお好きな施主さまにふさわしい西海岸風インテリアの事例です。開放感をテーマに、間仕切りの少ないのびのびとした間取りにリノベーション。キッチンの正面・壁・天井と、随所にホワイト系の木目を採用しました。L字のキッチンカウンターは、食事だけでなくパソコン作業などもできる余裕の広さです。
LDKに面するベッドルームには、室内窓を設けました。視線を遮らず、空間を広々と見せてくれます。開放することもできるので、風通しも良好です。その奥には収納量たっぷりのウォークスルークローゼットがあり、玄関への動線も確保。室内窓の前に設けた棚は、キッチンカウンターの天板と同じ無垢材を使用しています。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=34
こちらは、湘南の海にほど近いマンションを、西海岸風にリノベーションした事例です。白い板壁や照明付きのシーリングファンが、波の音が聞こえてきそうなリゾート感を演出しています。梁はあえて無塗装のままとすることで、ラフな印象に仕上げました。飾り棚の上にある跳ね上げの室内窓から、光と風が通り抜けます。
廊下とLDKの間には、ガラス扉とFIXガラスを設けました。玄関に入ると、視線が遮られることなくLDKまで伸びます。暗くなりがちな玄関も、バルコニーからの光が届くため明るい印象に。訪れたゲストも「この先にはどんな素敵な空間が広がっているのかな?」という期待で胸が膨らむはずです。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=36
海の近くのマンションを、西海岸風にリノベーションした事例です。ダメージ加工を施した板壁、古材のウォールシェルフ、配管むき出しの天井といったラフな質感を、白を基調にまとめることで爽やかな印象に仕上げています。訪れたゲストに「まるでカフェみたいで素敵」と褒められることも多いそうです。
玄関の周囲にLDKが広がる、カリフォルニアの住まいのような開放的な間取り。L字型の土間は、お子さまの外遊びのおもちゃはもちろん、サーフボードも置くことができる余裕の広さです。ハンガーラックを設置して、帰宅したらすぐにコートや帽子などを脱いで掛けておくことができます。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=16
3DKのマンションを2LDKにリノベーションした事例です。居室をひとつ取り込んだことで生まれた開放的なLDKには、木目が味わい深い無垢フローリングを採用しました。隣接するベッドルームには扉を設けず、室内窓のある白いストーンタイルの壁でゆるやかにゾーニング。窓枠の水色が爽やかなアクセントとなっています。天井は躯体現しにすることで、高さを上げました。
玄関の隣にある居室にはガラスの引き戸を採用。閉めていても圧迫感がなく、窓からの光が玄関に届きます。また、土間と同じ床材を使用しているため、サーフボードや自転車などのお手入れも気兼ねなくできるスペースです。壁のアクセントクロスとLDKに繋がるドアの色を揃えているため、統一感があります。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=10
こちらは西海岸風インテリアの要素を取り入れつつ、シンプルでクールな印象にまとめたリノベーション事例です。間取りの大幅な見直しにより2DKから1LDKへと変更。キッチンの位置も大きく移動し、すべての部屋に窓からの光が届く開放的な空間に生まれ変わりました。LDKに隣接するベッドルームには扉を設けず、室内窓を設置しています。また、内装をシンプルにまとめながらもリビングには赤が印象的なカーペットを敷いてアクセントを付けています。
床には、ラフな木目のベージュ系フローリングを採用。天井には木目がリアルな海外製クロスを張り、壁や建具とも統一したことで、住まい全体が木に包まれるような優しい印象です。さらに、室内窓の枠や、スポットライト、バランス良く配置した黒いクロスが空間を引き締めるアクセントになっています。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=13
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詳しくはこちら>>カリフォルニアのような暖かさを感じる、ナチュラルなリノベーション事例です。板壁とフローリング、さらにキッチンの面材にも、パインの無垢材をふんだんに取り入れました。LDKに面するベッドルームには跳ね上げ式の室内窓を設け、光も風も通り抜ける開放的な空間に。グレーの壁と白い窓枠のコントラストがおしゃれです。
玄関土間を大きく確保しているため、自転車やサーフボードも置くことができます。大容量の収納と広い空間を設けており、マルチスペースとして活用可能です。また、玄関との間は引き戸を閉めて仕切ることもできるので、アイデア次第で様々な使い方ができます。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=15
アウトドアがお好きなご家族が楽しんで暮らせるよう、木のぬくもりを感じる明るい空間にリノベーションした事例です。モデルルームで一目惚れしたというヘリンボーン張りを、LDKの壁に採用しました。また、海を感じられるインテリアグッズが好きな施主さまが、お気に入りの雑貨を飾れるように、見せる収納を随所に設けています。
既存の間取りを活かしつつ、家族が使いやすい工夫を盛り込みました。キッチンは、奥さまが孤立しやすい壁付けタイプでしたが、会話を交わしながら家事ができるよう対面型に変更。洗面室には、忙しい朝に家族が並んで身支度ができるよう縦長の天板を設置しました。
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=72
こちらは木造一戸建ての西海岸風インテリア事例です。LDKの壁一面に無垢材をヘリンボーン張りにしています。梁を現しにした天井や床の無垢フローリングと、ふんだんに使用した木が住み続けるごとに味わいを深めていく住まいです。ナチュラルな空間にマリンテイストの家具やインテリア雑貨が映えます。
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詳しくはこちら>>西海岸風インテリアの特徴やコツを解説しました。白を基調とした開放感のある空間に、マリンテイストの雑貨や差し色を加えることでカリフォルニアのような爽やかな雰囲気を演出することができます。ナチュラルな素材を選び、塗装はあえてラフな仕上げにすることもポイントです。