ホテルライクなリビングは人気のあるインテリアスタイルですが、ホテルといっても多様なスタイルがあります。ホテルライクなリビングを実現するには、内装、家具の配置や選び方、照明、カラーコーディネートなどのコツがあります。
ホテルライクなリビングに興味をお持ちの方に向けて、ホテルライクなリビングをつくるためのポイントを紹介していきます。
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ホテルライクとは、ホテルを彷彿させるようなインテリアの空間のこと。非日常的で生活感を感じさせない空間でありながらも、リラックスして過ごせる雰囲気があり、高級感や上質感があるのが特徴です。
また、ホテルライクなリビングとして思い浮かべやすいのは、マンションのモデルルーム。ホテルライクな部屋は、家具や照明器具、カーテンといったインテリアだけではなく、小物にもこだわった上質で洗練された空間となっています。
ただし、ホテルと一言でいっても、クラシックホテルやデザインホテル、リゾートホテルのほか、和の高級旅館があるように、ホテルライクな部屋にも幅広いインテリアスタイルがあります。
ホテルライクな部屋を実現するには、ホテルの様々なインテリアスタイルから方向性を決めて、まとまりのある空間をつくります。
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詳しくはこちら>>リビングは住まいの中で暮らしの中心となる場所です。ホテルライクなリビングにすると、主に3つのメリットが生まれます。
ホテルライクなリビングにすると、自宅で非日常感のある雰囲気を味わえます。
ホテルライクなリビングは、日常生活で使うアイテムを収納に隠してしまうことで、整然とした雰囲気による生活感のない空間となります。
また、一つの照明器具で灯すのではなく、複数の照明器具を組み合わせていることから、明暗のある趣ある空間となり、非日常感を演出します。たとえば、天井に近くに組み込まれた間接照明やサイドテーブルのテーブルスタンドなどの灯りなどが、非日常感を演出する要素です。
さらに、ゆとりのある間取りや動線によって開放感が生まれ、ゆったりとリラックスして過ごせる雰囲気を醸し出されています。
ホテルライクなリビングなら、日々の生活の中で自宅がホテルのようにリフレッシュできる場所となることがメリットです。
ホテルライクなリビングは、洗練されたラグジュアリーな空間となることから、日々の暮らしの中で、心に豊かさを感じられることもメリットに挙げられます。
ホテルライクな空間のお手本となるホテルには、クラシックホテルやデザインホテル、リゾートホテル、旅館といったスタイルがありますが、いずれも統一した方向性のインテリアで構成されています。ホテルライクなリビングも、インテリアにまとまりがあり、洗練された雰囲気が感じられます。
また、ホテルライクなリビングでは、内装材や家具、カーテンなどに上質な素材を使うことから、ラグジュアリーな空間となります。さらに、アートやミラー、観葉植物といったアイテムが、リビングに彩りを与えています。
ホテルライクなリビングは、ホームパーティーを開くなど、ゲストを招きやすい住まいにできることもメリットです。
ホテルライクなリビングは、いわばホテルのロビーやラウンジ、客室のような空間です。ホテルのロビーにはゆったりとしたソファが置かれているなど、ゲストが集まりやすいつくりになっています。
また、リビングが散らかってしまいがちであったり、雑然とした雰囲気になったりしていると、急な来客の際に躊躇してしまうなど、気軽にゲストを呼ぶことはままなりません。
ホテルライクなリビングは隠す収納を基本とし、こだわりのアイテムを飾るため、を整然と片付いた状態に保ちやすく、生活感が出にくいのが特徴です。そのため、急に家族や友人が訪れることになったときにも、慌てることなくゲストを招きやすい住まいとなります。
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詳しくはこちら>>ホテルライクなリビングにするには、内装や間取り、家具配置などの点で、開放感や上質感のある洗練された空間にするためのポイントがあります。
ホテルライクなリビングはゆったりとした雰囲気を感じられるように、広がりのある空間にすることがポイント。空間を縦方向や横方向に広がりを持たせるほか、家具配置にゆとりを持たせる方法があります。
空間を縦方向に広がりをもたせるには、天井高を上げて高くします。一方で、リビングダイニングにアクセスする廊下の天井高を低くするなど、高低差を設けることも広がりを感じさせる手法です。
空間を横方向に広がりをもたせるには、リビングダイニングを広くとるために、リノベーションではリビングダイニングと隣室する部屋を一体化するといった方法が考えられます。
また、家具配置にゆとりを持たせて、床面が見せるようにします。背の高いソファなどの家具は壁に寄せて、視線が通るようにすることもポイントです。
ホテルライクなリビングには、天井や壁、床などの内装材や建具、家具などに上質な素材を用います。ホテルライクなリビングに合う上質な内装材として、大理石、無垢フローリングや挽板・突板の複合フローリング、ウールカーペット、漆喰、塗装、紙壁紙などが挙げられます。
大理石柄の壁紙やフロアタイルなどもありますが、本物の大理石とは大きく質感が異なります。また、無垢フローリングを使うのは難しくても、複合フローリングの中でも、表面に木をスライスした挽板や突板を用いたタイプなら、木の風合いが感じられ、プリント合板を用いたタイプとは質感に大きな違いがあります。
家具も木目柄のシートが表面に使われているタイプは、安っぽく見えてしまいやすいので注意が必要です。ソファや椅子の張地は、合皮よりも本革やファブリックが向いています。
一つひとつのアイテムが高級感のあるものであったとしても、異なるインテリアテイストのアイテムを組み合わせていると、ちぐはぐな印象になりがちです。たとえば、クラシックスタイルの内装で、アンティーク調の家具を中心に揃えているにも関わらず、モダンなデザインの家具を配置すると、浮いてしまうことがあります。
あえて異なるテイストのアイテムをコーディネートする手法もありますが、ホテルライクなリビングは統一感のあるアイテムでまとめて、空間をすっきりと整然とした状態に見せるのが基本です。
ホテルライクなリビングを目指すには、まず、どんなスタイルのホテルをイメージするのかを決めて、インテリアテイストを統一しましょう。
ホテルライクなリビングをつくるには、厳選したアイテムのみを置くこともポイントです。ゆとりが感じられる空間にするには、リビングの広さに対して家具を詰め込み過ぎないことが大切です。家具や小物などは、インテリアテイストを踏まえながら、一つひとつ空間にマッチするするものを厳選して揃えます。
また、サイドボードにこまごまとした小物を置いたり、壁にアートをいくつも飾っていたりすると、雑然とした印象になりがちです。オブジェやアートは大き目のアイテムを選んで数を抑えると、存在感が生まれます。
とはいえ、ホテルライクな空間に合わないものの中には、必要なものがあるかもしれません。後述するように壁面収納などの隠す収納を基本とすれば、見せるものだけを厳選してレイアウトすることができます。
シンメトリーとは、軸線に対して左右対称のこと。反対に軸線に対する非左右対称をアシンメトリーといいます。シンメントリーは、規則性による安定感のある配置のため、ホテルなどの格式高い場所で用いられている手法です。
そこでホテルライクなリビングをつくるときにも、シンメントリーを意識すると、ホテルらしい空間になります。家具配置のほか、サイドボードの上の小物やテーブルランプ、ソファのクッション、壁面のアートなどがシンメントリーを意識するべき箇所です。
また、壁面にアートを飾るときには、目分量で配置するのではなく、天井または床からの位置と、壁の端からの位置を計測して配置すると、均整のとれた美しい空間になります。
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詳しくはこちら>>ホテルライクなリビングでは、家具のサイズ感や形状の選び方も重要であり、隠す収納を基本とします。また、ミラーやアートといったアイテムを取り入れることもポイントとなります。
ソファはリビングに配置する家具の中でも大きいアイテムのため、空間の印象を大きく左右します。リビングダイニングの広さにもよりますが、ソファはホテルのロビーやラウンジをイメージして、座面が広いゆったりとしたサイズ感のものを選ぶのがポイントです。
スペースにゆとりがあれば、3人掛けソファと1人掛けソファやイージーチェア、さらにリビングテーブルやサイドテーブルを組み合わせると、よりホテルらしさのある空間となります。
ソファやイージーチェアの脚は金属製よりも木製のタイプが向いています。特に脚が短いタイプは、重厚感が感じられるデザインです。
また、ソファの張地は本革、またはファブリックの中から、実際にサンプルなどを確認して、質感のよいものを選ぶことも大切です。
リビングダイニングのダイニングテーブルに合わせるダイニングチェアは、ホテルのレストランなどをイメージして、座面が広く、肘掛のあるタイプを選びます。肘掛のあるダイニングチェアは、肘掛に腕を預けられるため、ゆったりとくつろいで過ごせます。
また、肘掛ありのダイニングチェアには、長い肘掛のタイプと短い肘掛のタイプ、背もたれと一体化したタイプがあります。長い肘掛のタイプや背もたれ一体化したタイプが、すっきりと見えるデザインのためおすすめです。
ただし、肘掛のあるダイニングチェアは、肘掛がないタイプよりも幅をとります。そのため、ダイニングチェアとダイニングテーブルのサイズを確認して、ゆとりを持って配置できるか確認することが大切です。
ホテルライクなリビングを実現するには、非日常感を演出するために、生活感のあるアイテムを見せないようにする必要があり、隠す収納が基本です。リノベーションをする場合は、床から天井までの高さの壁面収納を設置すると、空間を有効活用しながら、すっきりと見せることができます。
ゴミ箱や電源コードが見えないように家具に組み込めるタイプを選んだり、コードボックスを用いたりすると、より整然とした印象の空間になります。リノベーションする際には、テレビなどの家電の配置場所をもとに、コンセントの位置を決めることが大切です。
一方で、隠す収納だけでは殺風景な空間になってしまいやすいため、見せる収納も取り入れます。オープンシェルフなどに、厳選したオブジェを飾るようにしましょう。
リビングをホテルライクなラグジュアリーな空間にするには、ミラーやアートなどを取り入れます。
ホテルのロビーやラウンジ、客室などにはアートが飾られていることが多く、高級感や洗練された印象を与えるとともに、空間のアクセントになります。
壁面にミラーを貼ることで空間に広がりが感じられます。ミラーは一般的なクリアミラー以外にも、ブロンズミラーやグレーミラーといった種類があります。ダークカラーのミラーは高級感が感じられ、映り込みにくいというメリットもあります。
また、整然とした空間はともすれば無機質な印象になりやすいため、観葉植物を取り入れると、暖かみのあるリラックスできる雰囲気を演出できます。観葉植物は大・中・小といったサイズが違うものをいくつか置くと、空間にメリハリが生まれます。
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詳しくはこちら>>照明計画によってホテルのような落ち着いてリラックスできる雰囲気を演出できます。また、カラーコーディネートの面では、シックなカラーでまとめることもポイントです。
ホテルライクなリビングは、ホテルの一般的な客室がお手本です。天井にシーリングライトなどを設置して部屋全体を明るく照らす一室一灯照明ではなく、複数の照明で分散して照らす多灯分散照明とします。
ホテルライクなリビングに向いている主照明はダウンライトです。ブラケットライトは、アートや壁面を照らします。サイドテーブルやサイドボードにはテーブルスタンド、部屋の隅にはフロアスタンドを配置し、テーブル面や床面、壁面などを照らすために活用します。
こうした複数の照明器具で分散して照らすことで、明暗のある趣きのある空間となり、リラックスできる雰囲気を演出できます。
ただし、ホテルの客室は暗めですが、同程度の明るさでは日常生活を送るに暗く感じることが考えられます。ダウンライトを調光できる仕様にしておくと、シーンに応じて明るさを切り替えられます。
間接照明とは、直接光源が見えない状態で、天井や壁、床などを照射し、照らされた面が発光しているかのように見える照明をいいます。間接照明はまぶしさを感じにくく、柔らかな光が放たれているのが特徴です。空間に広がりを与えるほか、照射される天井や壁などに使用している内装材によっては、素材感が引き立つといった効果が生まれます。
また、天井や壁に組み込む照明を建築化照明といいます。間接照明となる建築化照明には、天井面を照らすコーブ照明、壁面を照らすコーニス照明、天井面と壁面を照らすバランス照明といった種類があります。
このうち、ホテルライクなリビングで取り入れられることが多いのは、コーブ照明です。折り上げ天井に組み込むと、天井面を照らす柔らかな光が広がります。
現在では、照明器具を新たに設置する場合はLEDが主流となっています。LEDランプの光色は4色あり、電球色はオレンジがかった暖かみのある色、温白色は落ち着いた色、昼白色は自然に近い色、昼光色は青みのある爽やかな色です。
ホテルライクなリビングでは、暖かみのある落ち着いた雰囲気を演出するために、照明の光色は電球色が向いています。
ただし、リビングダイニングで仕事をしたり、子どもが勉強したりすることがある場合は、作業に向いているのは昼光色です。電球色では、暗さを感じて字が見えにくい可能性があります。そこで、電球色や昼光色に調色ができるタイプの照明器具、あるいはLED電球を選ぶと、シーンに応じて光の色を変えられます。
ホテルライクなリビングにするには、カラーコーディネートにおいてもまとまりのある落ち着いた雰囲気を演出するため、シックなカラー3色程度でまとめるのがポイントです。オフホワイトやアイボリー、ベージュ、グレー、ブラウン、ブラックといったカラーを用います。
ただし、使うカラーが少ないと単調な印象になってしまうことがあります。そこで、同じブラウンやグレーでもグラデーション使いにすることで、空間にメリハリが生まれます。あるいは、アートやオブジェなどをアクセントとします。
反対に室内に多くのカラーが使われていたり、オレンジやイエローといったポップなカラーが用いられていたりすると、落ちつかない印象になりやすいです。
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詳しくはこちら>>リノベーションすると、壁や床などの内装材を含めてホテルライクな空間を実現できます。リノベーションでホテルライクなリビングを実現したグローバルベイスの事例を紹介します。
施主さまがお好きなホテルをイメージしてリノベーションした事例です。もともと折り上げ天井になっているため、既存のものを活かしながら、和のラグジュアリーモダンのホテルライクな住まいを実現しました。
カウンター下は格子をあしらった和のデザイン。丸いミラーが空間に広がりを与えています。グレーのタイルやブラックの壁紙と、天井や壁、床の木の部分のコントラストが美しい空間となりました。
リビングダイニングは2面開口のため、明るく開放的です。ダイニングセットと施主さまが「いつか置きたかった」というソファがゆったりと配置されています。座面が広い大きなソファですが、背もたれが低く視線が抜けるため、開放感が感じられます。
ユナイテッドアローズ社監修のリノベーションプラン「RE:Apartment UNITED ARROWS LTD.」により、10年や20年といった時間が経過しても廃れない普遍的なデザインの住まいへリノベーションした事例です。
リビングダイニングキッチンは22.4畳とゆとりある広さ。トラディショナルな雰囲気とモダンな雰囲気を併せ持つデザインで、フローリングや建具、タイルなどの一つひとつに質感のよさが感じられ、ホテルのような上質な空間となりました。カラーは「木×グレー×オフホワイト」でまとめられています。
照明はダウンライトと、カウンター下や壁面のコーニス照明のみのため、すっきりと見えて空間に広がりが感じられます。また、間接照明の柔らかな光が、タイルが貼られた壁面をより印象的に見せています。
リノベーションによって、都会の喧騒を忘れさせるような非日常感を味わえるホテルライクなリビングを実現した事例です。ユナイテッドアローズ店舗設計チームとのコラボレーションによって、リノベーションを行っています。
間接照明による陰影のある灯りがともる玄関から長い廊下を通った先に、開放感のあるリビングダイニングが現れるという、非日常感を感じさせる仕掛けがあります。
フローリングは突板よりも厚みのある挽板を用いた複合フローリングで、木の温もりが感じられます。また、シックなカラーでまとめられ、グレーのグラデーション使いが空間にメリハリを与えています。
非日常感を演出する長い廊下の両側には、水回りや収納が設けれられています。
ルーフバルコニーに池が設けられたペントハウスをプールのあるリゾートホテルのような住まいにリノベーションした事例です。
リビングダイニングからは、プールやフランス人のアーティストによる壁面のアートが眺められ、まるで海外のリゾートにいるかのような雰囲気が漂います。キッチンにはワインセラーが組み込まれ、レストランのような空間でもあります。
ダイニングのペンダントライトが空間に華やかさをプラス。天井高が高く、開放的にあふれています。
「TVが主役じゃないリビングにしたい」という施主さまの考えから、壁際にはゆったりと座れるソファが並び、居心地のよさを重視したリビングとなりました。ホームパーティーに向いたつくりでもあります。
リビングダイニングはカーペット敷きで、正統派ホテルスタイルとも呼べる空間にリノベーションした事例です。
天井にはオイル仕上げしたウェスタンレッドシターが用いられ、木ならではの質感のよさがあり、重厚感のあるメリハリのある空間となっています。カラーコーディネートは「ダークブラウン×グレー×ホワイト」で構成され、シックな雰囲気です。
リビングダイニングの3面に窓があり、大開口も設けられていることから、空間に広がりと開放感が感じられます。
リビングには丸をモチーフにしたラグが敷かれ、ゆったりとしたシンメトリーな形状のカウチソファが置かれ、華やかな雰囲気があります。ダウンライトとフロアスタンドにより、陰影のある空間を楽しめます。
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詳しくはこちら>>ホテルライクなリビングを実現するには、「家具などを変える」「DIYで内装を変える」「リノベーションする」という3つの選択肢があります。
家具などを変えてホテルライクなリビングを実現する方法は工事を伴わないため、家具などの価格にもよりますが、比較的費用を抑えられることがメリットです。また、工事期間をとられないため、すぐに取り組むことができます。
家具やカーテン、オブジェなどを共通したテイストのアイテムでまとめます。壁面にはアートを飾り、ソファにクッションを置くほか、観葉植物なども取り入れます。
また、天井の引っ掛けシーリングにシーリングライトやシャンデリア、ペンダントライトなどが設置されている場合は、ホテルライクなリビングに合う照明器具に自分で交換することが可能です。
一方で、家具などを変えるだけでは、内装はそのままのため、「内装と家具が合わない」「家具を変えてもホテルのような雰囲気にならない」といったケースがあることがデメリットです。
内装はそのままの状態で、家具などを変えてホテルライクなリビングを実現するには、既存の内装との調和を考えることが大切です。
ホテルライクなリビングに内装を変えるには、DIYに取り組むという選択肢があります。内装が変われば、リビングがよりホテルライク空間に生まれ変わることが考えられます。
DIYで内装を変える方法は、業者に依頼するよりも費用が抑えられることや、工事を進めて仕上がりを確認しながら、内装を変えていけることがメリットです。
一方でDIYをやるには様々な道具を揃える必要があり、技量によっては仕上がりに難があることや、自分で対応できる工事の範囲には制限があることもデメリットです。
壁紙を不陸のないように貼ったり、フローリングを隙間なく張り替えたりするのは技術が必要で、慣れた人でなければ難しい面があります。タイルを貼る場合には、タイルカッターでタイルをカットするといった作業が発生します。壁を撤去して間取りを変更するのは、DIYに慣れた人でなければ現実的ではありません。
また、電気工事が行えるのは、電気工事士の有資格者に限られます。主照明をシーリングライトからダウンライトに変えるといった電気工事を伴う変更は、有資格者でなければ行うことはできません。
リノベーション会社などに依頼して、ホテルライクなリビングにリノベーションするためのプランの設計から工事までを依頼する方法です。リノベーションなら、間取りや内装、照明器具などを一新し、新築と見まがうような部屋になります。
リノベーション会社などの専門業者に依頼すると、家族構成やライフスタイル、好みなどを踏まえた、デザイン性や機能性の高いホテルライクなリビングのプランの提案を受けられることが期待できます。素人とは対応できる工事の範囲に大きな差があることからも、実現できる空間の選択肢が幅広いことがメリットです。間取りを変更してリビングダイニングを広くとるなど、大胆な変更も可能となります。
また、プロによる施工が行われるため、仕上がりがきれいなこともメリットに挙げられます。
ただし、リノベーションするには多額の費用がかかることがデメリットです。設計・工事期間が必要なため、ホテルライクなリビングを実現するまでには時間も要します。
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詳しくはこちら>>ホテルライクなリビングにすると、非日常感のある洗練されたラグジュアリーな空間のため、リラックスして過ごしやすく、ゲストを招きやすいといったメリットがあります。
ホテルライクなリビングを実現するには、統一したインテリアテイストで各アイテムをまとめ、シックなカラーを上質な素材を用いるといったポイントがあります。
リノベーションをすることによって、内装や照明などを含めた部屋全体をホテルライクな空間にすることができます。