住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

マンションでも大丈夫?ペットと快適に暮らせる住まい選びのポイントや注意点

ペットとの暮らしは、毎日の暮らしに刺激と癒やしをもたらしてくれます。かつてペットは家畜の延長線上に位置付けられていましたが、現代ではかけがえのない友人・家族の一員と考えている人が多いのではないでしょうか。この記事では、そんなペットとの暮らしに適した住宅の選び方や、飼育の注意点などを解説していきます。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■マンションやアパートのペットトラブル事例

マンションやアパートにおける、ペットの飼育にまつわるトラブル事例を確認してみましょう。

・ペットの騒音・臭い

‣鳴き声がうるさい
‣エレベーター内がおしっこ臭い
‣共用部分に糞が落ちている

ペットのトラブルの代表的なペットトラブルといえば、騒音と臭いでしょう。特に犬は散歩のため外へ連れて行く機会が多く、排泄物によるトラブルが起きやすくなります。飼い主のマナーが問われる部分です。

・抜け毛によるアレルギー

‣抜け毛が近隣の窓やベランダに舞い込み、干した洗濯物に付着する

ペットの好き・嫌いには関係なく、アレルギー体質により動物との接触を控えたい人もいます。わずかな抜け毛に接触しただけでも、目のかゆみやくしゃみといった体調不良が起こることもあり、アレルギーを理由にペット不可物件を選択することもあるでしょう。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■マンションでペットを飼う前に

・管理規約を必ず確認する

マンションやアパートでペットと暮らしたい場合、賃貸・分譲(持ち家)に関わらず、まずは管理規約を確認しましょう。ペットに関する取り決めが記載されており、飼育の可・不可だけでなく、飼育が認められる種類・大きさ・頭数の上限などが明記されています。

管理規約の内容は物件ごとに大きく異なり、「犬は可・猫は不可」の物件もあれば、逆に「猫は可・犬は不可」という物件もあるため、詳細の確認が必要です。賃貸住宅の場合、ペットを飼育する条件として家賃や敷金が割増になるケースもあります。

・ペットをこっそりと飼っていると…

ペット不可の物件で、こっそり飼育していることが発覚した場合、退去を求められる可能性もあり、トラブルの内容によっては、裁判に発展するケースもあります。愛しいペットと暮らしているとつい忘れてしまいがちですが、世の中のすべての人が動物好きというわけではないことも事実です。ルールはきちんと守りましょう。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■ペットの衝動買いをしない

ペットショップには、可愛い子猫や子犬が展示されています。愛くるしい仕草を見つめているうちに、今すぐ連れて帰りたいと思ったことがある人も少なくないでしょう。

しかし、ペットの衝動買いは「飼いきれない」「手放したい」といった事態にもつながりかねません。ペットが寿命を迎えるまできちんと飼育できるか、落ち着いて考える必要があります。

・ペットの種類ごとに特性や習性を知る

ペットの特徴や本能的な習性を理解しておきましょう。

犬は人類との暮らしのなかで猟犬として品種改良されたものが多いことが特徴です。充分に運動させてやれなかったり、散歩に行けなかったりすると、ストレスが溜まり、無駄吠えなどの問題行動につながるケースもあります。

猫はもとも木登りをして生きていた名残で、爪を鋭く保つために研ぐ(木などをひっかく)習性があります。専用の爪研ぎも市販されていますが、家具や建具がボロボロになってしまうことも多いです。

・自身のライフプランとペットの寿命を考える

ペットの飼育により、生活の変化や制限が生じる可能性もあります。

‣旅行に行くのが難しくなる
ペットがいると長く家を空けるのが難しくなるため、気軽に旅行に行けなくなります。ペットホテルやペットシッターを利用することもできますが、年末年始やお盆の時期は混雑するため、計画的な準備が必要です。

‣結婚や出産の可能性
また、今後妊娠・出産の予定がある場合は、子どもがいてもペットを飼い続けられるか考えましょう。「子どもができたからペットを手放したい」と保健所に持ち込まれる動物は後を絶ちません。

‣ペットと自分の寿命を考える
近年、医療の進化やペットフードの品質向上から、ペットの長寿命化もが進んでいます。一般社団法人ペットフード協会が2018年に行った調査によると、犬の平均寿命は14.29歳、猫は15.32歳でした。小型犬や猫のなかには、20歳以上生きる「ご長寿さん」も珍しくなくなってきています。

また、大型の鳥類(オウムなど)のなかには50〜60年生きる品種もいます。ペットが寿命を迎える頃に、自分が何歳になるかを考えましょう。特に飼い主がシニア世代以上の場合は、注意が必要です。

参考:https://petfood.or.jp/data/chart2018/3.pdf
https://www.asahi.com/articles/ASJ4H0TMCJ4GUEHF01B.html http://www.kspca.jp/aigo-info/satusyobun.html

・高額な医療費が掛かる可能性がある

ペットには人間の医療のように公的な保険制度がなく、治療費が高額になる傾向があります。治療の内容にもよりますが、手術と数日の入院で10万円以上掛かることも珍しくありません。また、人間と同様にペットも高齢になると病気になりやすくなります。

もしもの時に慌てないよう、民間のペット保険への加入や医療費を計画的に貯めておくのがおすすめです。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■ペットと暮らしやすい住まい選びのポイント

・防音性能の高さ

ペットの騒音トラブルを防ぐために、防音性能の高いマンションがおすすめです。鳴き声のほか、走り回る音や高いところから床に飛び降りる音も階下には意外と響くものです。騒音性能は床スラブ(建物の構造部分)の厚さのほか、使用している床材の遮音等級も影響します。

・動物病院が近くにあるか

毎年の予防接種や健康診断のほか、体調不良の時にすぐにペットを連れて行けるよう、住まいの近くに動物病院があるかどうかを確認しましょう。病院の評判を事前に確認しておければより安心です。

・安全な散歩ルートが確保できそうか

ペットが犬の場合は、毎日安心して散歩できるルートがあるか調べておきましょう。交通量が多く狭い道は、飼い主にとっても犬にとっても危険です。近くにドッグカフェやドッグランなどがあれば、さらに散歩を楽しみやすいでしょう。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■大型犬を飼うなら戸建てがおすすめ

ペット可のアパート・マンションでも、大型犬の飼育を認めているケースは極めてまれでしょう。大型犬と暮らすのなら、一戸建てが現実的となります。

・自家用車と駐車場の必要性も考慮

ペットが高齢や怪我により自力で歩くのが困難になった場合、猫や小型犬であれば、ケージに入れて飼い主が病院へ連れて行くことができますが、大型犬は無理です。そのため、大型犬を飼育する人の多くは、自家用車を所有しています。駐車場の確保とともに考慮しておきましょう。

自家用車の所有が難しい場合は、自宅エリアに対応しているペットタクシーがあるどうか確認しておくと良いでしょう。

・一戸建てなら多頭飼いも実現可

たくさんのペットに囲まれてにぎやかに暮らしたい人にも、一戸建てがおすすめです。ペット可のマンションで飼育が認められている動物でも、頭数の上限が定められており、2〜3匹程度が一般的です。一戸建てなら、そのような管理規約がないため多頭飼いも実現できます。ただし、きちんと世話が行き届く範囲の頭数にとどめることが大切です。

※一戸建てでも賃貸の場合は、契約時の規約に従ってください。

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■ペットとの暮らしに特化したマンション

・ペット共生型マンションを選ぶ

ペット共生型マンションなら、飼育が許可されているだけでなく、マンション全体にペットとの暮らしが快適になる工夫や設備が備えられています。また、ペット好きが多く入居しているため、飼い主同士のコミュニティも形成しやすいです。

ペット共生型マンションの設備の一例
‣散歩帰りのペットの足の洗い場(エントランス)
‣ペット用出入り口付きの室内ドア
‣玄関からペットの飛び出しを防ぐ扉
‣ペットの足腰にやさしい床材

・中古マンションをペットと暮らしやすくリノベーション

中古マンションを購入してリノベーションすれば、ペットと暮らしやすい住まいに空間を最適化することが可能です。

当社では、獣医師監修のもと、ペットと快適に暮らすためのリノベーションプラン「マイリノペット」を提供しています。プラン第一弾は、猫との暮らしに特化した「マイリノペットforねこ」をご紹介。

・インテリアにマッチするおしゃれなキャットステップ
・猫トイレの臭いを広げない換気システム
・ペットカートやキャリーバッグを置ける大きな玄関土間
・臭いの軽減や調湿効果を持つ自然素材の塗り壁
・ひっかきに強く、汚れが落としやすいクロス

ほかにも猫と暮らすためのさまざまな工夫を採用しています。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.globalbase.jp/myrenopet/

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

詳しくはこちら>>
お探しの情報が見つかります

■まとめ

ペットはかけがえのない幸せをもたらしてくれますが、トラブルやデメリットについても知っておきましょう。特にマンションやアパートでは、ルールやマナーを守ることが大切です。飼い主とペットのどちらにも快適な環境を整えて、素敵なペットライフを送りましょう。

編集者: マイリノジャーナル編集部
お探しの情報が見つかります