住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

老後暮らしにおすすめのマンション間取りは?事例とともにポイントを紹介

老後の住まいとして、郊外の戸建てよりも都市部のマンションを選択するケースが増えています。マンションは管理の手間をかけず、利便性の高い暮らしを実現しやすいことが魅力です。老後の住まいにマンションが選ばれる理由や必要な広さの目安、間取りのポイントなどを紹介していきます。

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■老後の暮らしにマンションが選ばれる理由

老後の終の棲家として住み替えをする場合、戸建てよりもマンションの方が暮らしやすいとされる理由はどこにあるのでしょうか。老後の住まいとしてマンションを選択するメリットをまとめました。

・ワンフロアで生活が可能

2階建て以上の戸建てでの生活は、リビングダイニングやキッチン、浴室やトイレなどの水回り設備、寝室、玄関などが2つのフロアに分かれていることが多く、一日に何度も階段の昇り降りが発生します。一方、一般的なマンションの専有部分はワンフロアです。居住する階へ移動はエレベーターを利用すれば、階段の昇り降りの負担なく、生活することが可能です。

・「鍵1本」で外出できる

戸建ての場合、出かけるときには2階の窓がしまっているか階段を昇って見に行ったり、夜の外出や遠出をするときには、1階のシャッターを締めたりするなど手間がかかります。一方、マンションは「鍵1本」で外出できるといわれるほど、外出の際の戸締りが楽です。ただし、マンションでも窓の鍵も締めて出かける方が望ましいです。

・住まいの管理が楽

戸建ての場合、日常的に庭の掃除や草むしりをしたり、定期的に庭木の剪定を行ったりしなければなりません。また、外壁や屋根のメンテナンスも必要です。マンションは外構や外壁などの共用部分の日常的な清掃は管理費で賄われ、修繕は修繕積立金で行われるため、戸建てよりも管理が楽です。

・セキュリティ面で安心

多くのマンションでオートロックが導入され、防犯カメラが設置されているほか、警備会社と提携している物件もあります。また、管理員が常駐しているマンションでは不審者に声かけが行われるなど、人的な対応も期待できます。

・駅に近い利便性の高い場所に住みやすい

戸建てよりもマンションの方が駅前に立地している物件を見つけやすく、価格面でも手に入れやすいです。駅前に立地する住まいは、商業施設が充実していて買い物に行きやすい、病院にも通院しやすいなど生活がしやすいことがメリットです。また、旅行や趣味を楽しみたい場合にも、交通利便性のよい駅前に住んでいた方がアクティブに生活しやすい面があります。

・リノベーションなら理想の間取りに出来る

駅近のような利便性の高い物件は、どうしても価格が高めになります。中古マンション購入+リノベーションという選択肢なら、利便性の高い立地でマイホームを手に入れやすいでしょう。リノベーションなら間取りも変えられるので、老後も暮らしやすい生活動線を整えられます。

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■おすすめのマンションリノベーション事例10選

ここからは老後の住まいの参考になる、おすすめのマンションリノベーション事例をご紹介します。

・引き戸で大空間をつくれる間取り

引き戸で大空間をつくれる間取り
引き戸で大空間をつくれる間取り(間取り)

こちらは夫婦二人暮らしにちょうどいい、2LDK+Sの間取りです。ポイントはリビングと洋室の間を3枚引き戸にしたこと。開け放つとリビング11.8帖+洋室6.1帖の大空間がつくれます。

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・動きやすい広々とした洗面所のある家

動きやすい広々とした洗面所のある家
動きやすい広々とした洗面所のある家(間取り)

こちらも占有面積60㎡弱と比較的コンパクトなマンションの一室。広い洗面所に大型の収納スペースをつくって家事動線をシンプルに。将来的に介助や杖が必要になったときも、洗面所が広いと安全に動けます。

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・最新設備でラクに快適な生活を送る

最新設備でラクに快適な生活を送る
最新設備でラクに快適な生活を送る

こちらのマンションでは、ワンタッチでお湯をわかせるお風呂など最新設備を積極的に導入。浴室乾燥機能もつけたので、お風呂のカビの心配もなくお手入れ楽々です。キッチンも使いやすくなり、暮らしの質がぐんとアップしました。このように便利な設備を入れておけば、年をとってからも自立して暮らしやすいでしょう。

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・和室やバルコニーでくつろげる住まい

和室やバルコニーでくつろげる住まい
和室やバルコニーでくつろげる住まい(間取り)

こちらは広々したバルコニーやリビング横の和室でくつろげる、夫婦二人暮らしのマンションの間取りです。老後の生活にも和室があると、ちょっと寝転んで休憩したり、客間として使ったりと便利です。

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・リビングと寝室を行き来しやすい間取り

リビングと寝室を行き来しやすい間取り
リビングと寝室を行き来しやすい間取り(間取り)

こちらは一人暮らし向けの1LDKの間取りです。ポイントはリビングと寝室をゆるやかに区切ったこと。普段はリビングですごし、疲れたときにはサッと寝室へ移動して休めます。

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・単身でも夫婦2人でも暮らしやすい間取り

単身でも夫婦2人でも暮らしやすい間取り
単身でも夫婦2人でも暮らしやすい間取り(間取り図)

こちらは、一人暮らしやご夫婦、高齢の方に住みやすい2LDKの間取りです。LDKから2つの洋室に直接出入りできるシンプルな動線に。リビングと洋室の間はガラスドアで区切ることで、抜け感があって採光もしっかりとれています。

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・憧れの最上階ペントハウスで贅沢な暮らしを

憧れの最上階ペントハウスで贅沢な暮らしを
憧れの最上階ペントハウスで贅沢な暮らしを(間取り図)

こちらはマンションの最上階にある豪華なペントハウスです。東側は日中たっぷりと光の入るLDKに。プールとラウンジを挟んで西側は、浴室や寝室など夜の時間を楽しむスペースです。寝る前にラウンジで読書やお酒を楽しみ、自然とリラックスしてベッドルームへと向かえます。

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・ペットとのびのび暮らす住まい

ペットとのびのび暮らす住まい
ペットとのびのび暮らす住まい(間取り図)

老後はペットとの暮らしを楽しみたいという方も多いかもしれません。こちらはペットと人がどちらも健康的にすごせることをテーマにリノベーションされたマンションです。猫がのびのびと遊べるキャットウォークやステップを。洗面台の下に猫用トイレを備えて、掃除が簡単にできるようにするなど、随所に工夫が見られます。

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・二人の時間を充実させる理想の間取り

二人の時間を充実させる理想の間取り
二人の時間を充実させる理想の間取り(間取り図)

こちらも二人暮らしのマンションの間取り。部屋数は1LDKと少なめにすることで、広いリビングやお風呂を実現しました。夫婦の会話がはずむペニンシュラキッチン、一人でこもれる書斎をかねたウォークインクローゼット、憧れの大きな浴槽…と二人で充実した時間をすごせる間取りになりました。

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・お友達も呼びやすいラグジュアリーな住まい

お友達も呼びやすいラグジュアリーな住まい
お友達も呼びやすいラグジュアリーな住まい(間取り図)

一人暮らしだからといって、コンパクトな間取りが絶対というわけではありません。こちらの事例は一人暮らしのマンションですが、友人を呼んで楽しい時間を過ごせる広々とした間取りになっています。高級ホテルのような洗練されたインテリアで、満足感たっぷりです。

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■老後の暮らし向けマンション間取りのポイント

老後のマンションでの暮らしやすさは、専有部分の間取りにも左右されます。転倒などによるケガのリスクを抑えるとともに、家事がしやすく、生活しやすい間取りにすることが基本です。

・マンションの広さの目安

老後のマンションの広さは、単身者で40㎡、二人暮らしで50〜65㎡程度が目安です。あまりに広すぎると掃除が負担になるため、ほどよい広さの物件がおすすめです。また床面積が狭いほうが光熱費や固定資産税の負担も軽くなります。

・バリアフリー化

最近のマンションはバリアフリー化されている物件がほとんどですが、築年数が経過した物件では室内に段差があるケースも見受けられます。ちょっとした段差があると足腰が衰えてくるにつれて、転倒する原因になりやすいため、リノベーションで段差を解消してバリアフリー化しておくことが望ましいです。また、廊下幅が90cm以上あると、車椅子での移動もスムーズです。

・家事動線や生活動線を考慮

老後の間取りは、家事動線や生活動線をなるべくコンパクトにするのもポイントです。水まわりはなるべく一ヶ所にまとめて、家事をスムーズに進められるようにしましょう。また加齢でトイレの頻度が多くなるため、リビングと寝室の両方から近い場所にトイレをつくるのが理想です。洗面所やトイレが狭いと転倒やケガのリスクは高まるため、動線は短くしつつもゆとりあるスペースにするとよいでしょう。

・引き戸で仕切る大空間に

一般的な開き戸は、開閉時に体を後ろに移動させなければなりません。引き戸ならその場で開閉できるため、足腰が不自由になったり車椅子での移動になったりしても使いやすいでしょう。また狭いスペースでは車椅子での移動や介助がしにくいため、細かく個室に区切らず大空間にするのもポイント。大空間に引き戸を設けて、必要に応じて区切るのもおすすめです。

・採光を考慮する

定年後は昼間も自宅ですごすことが増えるため、日当たりのよい住まいだと快適に暮らせます。マンションでは採光をとれる面が限られているので、一番日当たりのよい場所に日中すごす部屋をつくるのがおすすめです。2方向から採光がとれる、角部屋の物件を選ぶのもよいでしょう。

・収納を考慮する

家の床に余計な物がたくさん置かれていると、転倒やケガの原因に。安全に暮らすには、家の中をきちんと整理できる収納を設けることも大切なポイントです。処分しづらい物が多い場合は、納戸やウォークインクローゼットなどの大型収納があると便利です。高い場所や奥まった場所は物を出し入れしにくいので、見渡しやすく使いやすい収納を心がけましょう。

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■マンションをリノベーションして老後に暮らしやすい住まいに

中古マンションは一般的に新築マンションよりも価格が安いため、予算内で利便性のよい立地条件の物件を手に入れやすいです。手すりを設置したり、段差を解消したり、建具を引き戸に変えたりするなどすれば、老後に安心して暮らせる住まいに生まれ変わります。手すりの設置には壁の内部に下地が必要なため、今は必要ではない場合も、リノベーションする際に下地を入れておくのがおすすめです。古いマンションは2DKや3DKといった細かく仕切られた間取りが目立ちますが、リノベーションで広々としたワンルームや1LDK、2LDKといった間取りに変えることも可能です。

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■まとめ

家族で暮らしていた住まいは、老後の暮らしには広すぎるケースが少なくありません。もし使っていない部屋が多いなら、新しいマンションへの住み替えも考えるとよいでしょう。老後に暮らしやすい立地や間取りの家に引っ越すことで、元気で充実したシニアライフを送ることができます。老後のマンションへの住み替えタイミングや、住み替え先の選び方はこちらの記事も参考にされてください。

【関連記事】老後のマンションへの住み替えタイミングは?住まいの選び方や買い替えのポイントを解説!

編集者: マイリノジャーナル編集部
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