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ラグの選び方で部屋がおしゃれに!種類やレイアウトのコツ

ラグを敷けば、部屋の印象を手軽に大きく変えることができます。ひとくちにラグといっても、どのような素材や仕上げがあるのでしょうか?また、カーペットやじゅうたんとはとのような違いがあるのでしょうか?ラグの種類や選び方のポイントを解説します。

■ラグの役割とは?

・インテリア性と空間のゾーニング

ラグを床に敷くだけで、その部屋の雰囲気を大きく変えることができます。家具のように空間を圧迫しないため、部屋を狭めることなくイメージを一変することが可能です。フローリングを頻繁に張り替えるのは難しいですが、ラグの交換なら手軽にできます。インテリアに飽きてきたと感じたときに、ラグを替えるだけでも部屋の雰囲気をリフレッシュできますし、季節に合わせて交換するのも良いでしょう。

また、ラグには空間をゆるやかなゾーニング(区切る)の効果もあります。例えば20畳を超えるような広いLDKでは、空間が間延びして見えてしまうことがありますが、ラグを敷くことでリビングとダイニングといったエリアの切り替えを意識しやすくなるでしょう。

・床の騒音を軽減する

ラグを敷くことで、パタパタという足音、椅子を引く音、カトラリーなどの小物を落とす音など、床に生じる衝撃音を軽減することができます。お子さまやペットがいるなど、階下への騒音が特に気になるときには、広めのラグを敷くと良いでしょう。

・家具による傷を防止する

ラグを床に敷くことで、家具による傷を防ぐことができます。特に、キャスター付きの椅子をフローリングの上で直接使用すると、表面がすぐにボロボロになってしまうため、薄手のラグやマットを敷くのがおすすめです。

・床の硬さや冷たさを軽減する

かつて日本の家屋の主流であった畳敷きの床は、直に座ったり寝転がったりすることに適しています。しかし、現在主流となったフローリングは、そのままでは硬さや冷たさが気になるもの。そこで、優しい感触のラグを敷けば、くつろいだり寝転んだりすることができるようになります。

また、お年寄りや足腰が弱い人の場合、フローリングから足に伝わる感触が固すぎ、負担を感じることもあります。よく過ごす場所にラグを敷くことで、不快感を軽減して快適性を向上することができるでしょう。

■「ラグ」「じゅうたん」「カーペット」の違いとは?

繊維系の敷物の種類には「ラグ」のほか「マット」「絨毯(じゅうたん)」「カーペット」といったものもありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

一般的には、3畳ほどまでの大きさで部屋の一部に敷くものを「ラグ」、1畳以下の小型のものを「マット」、部屋や廊下全体に敷き詰めるものを「じゅうたん」や「カーペット」と呼びます。しかし、敷物の区別は大きさによって厳密な定義があるわけではありません。外国では、大量生産の敷物をカーペット、手織りの敷物をラグと呼ぶケースなどもあり、その分類は曖昧なものとなっています。

■ラグの種類と特徴

ラグの種類はたいへん豊富ですが、素材や毛足の仕上げによって大まかに分類することができます。それぞれの特徴を確認してみましょう。

・ラグの素材

ラグの素材は、自然素材から作られた「天然繊維」と、石油などを合成して作られた「合成繊維」の2種類に分けることができます。それぞれの代表的な素材の特徴をいくつか確認してみましょう。

●コットン(天然繊維)

綿花を原料としています。通気性が良くサラッとした優しい感触のため、夏場も暑苦しくなく、素足でも快適に過ごしやすいです。天然繊維のなかでは価格も手頃で、高熱に強いことが特徴。水溶性の汚れが染み付きやすいため、防汚加工や撥水加工されたものがおすすめです。

●ウール(天然繊維)

羊毛を原料としています。繊維の中に空気を含むため、断熱性が高いことが特徴。特に冬場の底冷え対策に効果的ですが、夏には熱を溜めないためさらりとしており、一年を通じて快適に使用することができます。虫害を受ける可能性があるため、防ダニ加工を施した製品がおすすめです。優しい肌触りと自然な風合いはほかの素材にない高級感がありますが、お値段も高めとなります。

●ナイロン(合成繊維)

耐久性が高く摩耗に強いため、オフィスやホテルでも多く採用されている素材です。コシが強く弾力があり、たたみじわができにくいことも特徴。デメリットは、紫外線によって色あせしやすく、静電気が発生しやすいこと。ほかの合成繊維に比べて価格は高めとなる傾向があります。

●ポリプリピレン(合成繊維)

軽量で摩擦に強く、汚れが落としやすい素材です。安価なため、手頃な価格の大量生産品に多く使用されています。肌触りは固く、耐熱性が低いためアイロンなど高熱なものが触れると溶けてしまいます。

●ポリエステル(合成繊維)

ほかの合成繊維に比べて耐熱性が高く、ほかの素材と組み合わせて使用されることも多い素材です。肌触りがよく、シルクやウールに似た感触の製品も増えています。吸水性が低く、乾きやすいためウォッシャブル(水で洗える)製品も多いです。

・ラグの表面仕上げ

下地から表面に毛足(繊維の束)が出ているタイプのラグをパイル仕上げと呼び、その処理方法によっていくつかの種類に分けることができます。毛先を切りそろえたタイプが「カットパイル」、毛先をループ(輪)状に仕上げたタイプが「ループパイル」です。また、カットパイルとループパイルを組み合わせた、「カット&ループパイル」というタイプもあります。

●プラッシュ(カットパイル)

パイルラグの毛足を、5〜12mmほどの長さで均一に切りそろえた仕上げです。肌触りが柔らかく、見た目もシンプルですっきりとした印象になります。ループパイプのように爪が引っかかりにくいため、ペットを飼っているご家庭にもおすすめです。

●シャギー(カットパイル)

カットパイルのなかでも、毛足が長い仕上げです。明確な定義はありませんが25mm以上が目安となります。比較的太めのパイルを用いることが多く、繊維が流れるような豊かな表情とふんわりとした感触を楽しむことができます。装飾性が高くゴージャスな印象です。毛足の長さが25mm以下のものはセミシャギーと呼ばれることもあります。

●レベルループ(ループパイル)

ループを同じ高さに揃えた仕上げです。サラッとした感触で弾力があり、耐久性が高いことが特徴。繊維が密になっているため、ホコリやゴミが入り込みにくく、掃除がしやすいことから、リビングや子ども部屋におすすめです。

●マルチレベルループ(ループパイル)

ループの高さに変化を付けた仕上げで、「ハイ&ローループ」と呼ばれることもあります。高さの差によりラグの表面に陰影が生まれることが特徴です。この特徴を活かして、無地ながら模様を浮かび上がらせている製品もあります。

■ラグの選びのポイント

住まいの中で、壁や天井に次いで面積が広い場所が床面です。そのため、ラグの選び方で部屋の印象が大きく変わります。また、機能面にも注目してみましょう。

・ラグの色

ホワイトやアイボリーといった明るい色は膨張して見えるため、空間を広く見せる効果があります。一方、ネイビーやブラウンなどの濃い色は空間を引き締める効果があるため、落ち着いた印象にしたい場合におすすめです。黄色や赤色は、神経を活発にする作用があるとされています。ブルー系やグリーン系は、神経を鎮める作用が期待できるとされているため、寝室や勉強部屋におすすめです。

色は面積が大きくなるほど強く・明るく見えるため、通販や取り寄せ等でラグの実物を確認できない場合は注意が必要です。小さなカラーサンプルではそれほど派手に見えなかったのに、実物を敷いてみたらインパクトが強すぎた…というケースがあります。鮮やかで強い色や派手な柄をインテリアに取り入れたいときには、小さめのラグを選ぶのがおすすめです。

・ラグの大きさとレイアウト

リビングのラグは、足元をカバーすることを考え、ソファの横幅よりも10cm以上のゆとりがあるラグを選ぶと良いでしょう。テーブル部分まで敷き込むかどうかは、家族の人数や過ごし方を考えて選ぶと良いでしょう。

ダイニングに敷くラグは、ダイニングテーブルと椅子全体をカバーできる大きさが基本です。ぎりぎりの大きさでは椅子を引いたときにはみ出てしまうため、椅子を置く辺はテーブルよりも60cm程度余裕を取ると良いでしょう。

・ラグの機能性

子供・ペットがいるお宅では、自宅で水洗いできるラグがおすすめです。大きすぎると洗いにくく、干しにくくなってしまうため、取り回しのしやすいサイズ選びもポイントです。折りたたみやすい加工が施されていて「洗濯機に入る」と謳っている製品もあります。

抗菌・防ダニ加工や、ホコリや花粉が付着しにくく掃除がしやすい加工が施されているラグもあります。小さな子どもがいる家庭や、ハウスダウトアレルギーや花粉症の人におすすめです。

ホットカーペットや床暖房対応に重ねて敷きたい場合は、対応したラグを選びましょう。対応いしているラグは、表面に熱を伝えやすくなっており、熱による変質が起きにくい素材で作られています。非対応のラグは、熱がこもったり変形・変色が発生したりする可能性があるので注意が必要です。

・掃除機とラグの相性

近年人気のお掃除ロボット。事前にセットしておけば自動的に掃除をしてくれるため、手放せない人も多いのはないでしょうか。ラグ選びの際には、愛用の掃除機との相性も確認するのがおすすめです。ロボット掃除機がラグのフリンジや長い毛足を巻き込んで運転が止まってしまったり、分厚いラグを乗り越えられなかったりすることもあります。また、薄手で軽量のラグは、ロボット掃除機が潜り込んでしまったり、押しのけて進んでしまったりするケースもあるようです。

■まとめ

ラグの種類と特徴、選び方のポイントを解説しました。ラグは部屋を緩やかにゾーニングしながら空間の印象を手軽に変えることができ、騒音や傷の防止にも役立ちます。素材の種類や表面の仕上げによって、さまざまなバリエーションがありますが、デザイン以外に機能性も考慮して選ぶと良いでしょう。

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