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マンションの玄関のリノベーション事例13選!費用相場やポイントも紹介!

新築マンションでは、玄関には扉つきのシューズクローゼットが設けられているのが一般的です。リノベーションでは土間を設けたり、動線を工夫したりするなど、オリジナリティあふれる玄関にすることも可能。マンションの玄関のリノベーションのポイントを解説した上で、アイデアとして取り入れたい事例を紹介していきます。

土間に自転車を飾るように収納

■マンションの玄関はリノベーションできる箇所に注意

マンションには専有部分と共用部分があり、リノベーションできるのは専有部分のみのため、玄関はリノベーションできる範囲に注意が必要です。専有部分は、「○○号室」として仕切られたコンクリートの躯体の内側です。共用部分にはエントランスやロビー、共用廊下、階段、エレベーター、壁や床などコンクリートの躯体部分のほか、専用使用部分も含まれます。玄関ドアや窓、ポーチやアルコーブ、バルコニーといった場所は専用使用部分に当たります。

つまり、マンションの玄関でリノベーションできるのは、玄関ドアの内側の室内のみです。たとえば、隣接する部屋との構造上必要ない間仕切り壁を撤去して玄関を広げる、天井や壁の壁紙や床の石などを張り替える、照明器具を付け替える、玄関収納を交換する、壁にニッチを設けるといったことができます。また、玄関ドアを好きなものに交換することはできませんが、内側は塗り替えたり、シートを貼ったりすることは問題ありません。

■マンションの玄関のリノベーションのポイント

マンションの玄関のリノベーションでおしゃれで快適な空間にするためのポイントを紹介します。

・玄関は住まいの顔になる場所

玄関は、訪れた人にとって住まいの第一印象となる、“顔”となる場所です。ものがあふれていると雑然とした雰囲気になり、生活感が出てしまうため、収納力を確保することが大切。また「収納の下部に照明を取り付けて床面を照らす」「壁面に鏡を設置して空間に広がりを感じさせる」「ニッチを設けて飾り棚にする」といった演出を行うのもおすすめです。

・土間は様々な用途に活用可能

土間とはもともとは日本家屋で、玄関を通って居室に行く手前にあった土足で過ごす空間です。農具の手入れをしたり、農作物を保管したり、ちょっとした来客時に話をしたりといった形で、多用途で使われていました。マンションでもリノベーションで土間スペースを取り入れる事例があり、収納スペースや通路スペース、打ち合わせスペースなど様々な用途で使うことができます。

マンションの玄関の床材は石やタイルが用いられることが多いですが、リノベーションで土間を設けるときは、床材にはモルタルが使われるケースが多いです。ただし、モルタルは割れやすいという欠点があるため、割れにくいモールテックスも用いられています。また、塩化ビニル製のフロアタイルは色や柄のバリエーションが豊富で、丈夫でリーズナブルなことから、最近は玄関や土間に使われることもあります。

・大容量の収納を確保するならシューズインクローゼット

玄関を拡張して大容量のシューズインクローゼットを設けると、所有する靴の数が多い人もゆとりを持って収納できます。また、靴以外に外で使うものなどを収納できることも、シューズインクローゼットを設けるメリット。ベビーカーや子どもの砂場遊びグッズ、サッカーや野球、テニスなどのスポーツ用品、ゴルフバッグ、バーベキューやキャンプ用品、スノーボードやスキー用品、スーツケースなどを収納する場所として活用できます。また、シューズクローゼットに玄関のたたき部分からだけではなく、廊下からも行かれるようにするなど、動線にも配慮すると使いやすくなります。

・自転車を収納する2つの方法

マンションでは駐輪スペースが限られていることなどから、室内で自転車を保管するケースもみられます。しかし、玄関に自転車を置いていると、邪魔になったり、倒してしまったりすることが考えられます。そこで、お気に入りの自転車なら、土間を設けて壁の内部に下地を入れておき、サイクルホルダーで壁面に収納する、見せる収納にするのがおすすめです。あるいは、シューズインクローゼットを設けて、自転車の収納スペースも兼ねるとよいでしょう。

■マンションの玄関のリノベーション費用の目安

マンションの玄関のリノベーション費用は、間取りを変えずに壁紙や床材の張り替えを行い、収納を設置する場合、25万円~50万円が目安になります。玄関の拡張を伴う場合は50万円~100万円が目安です。玄関のリノベーション費用は、広さや床材などのグレード、収納家具の仕様などによって費用は異なります。

■マンションの玄関のリノベーションにかかる期間は?

マンションの玄関のリノベーションの工事期間は1~2週間程度です。ただし、工事前の準備期間として、玄関収納の製作に1ヶ月程度要することがあります。また、マンションの場合、リノベーションを実施する前に管理組合に申請を行い、承認を得ることが必要です。契約してから工事の着手まで1ヶ月程度をみておきましょう。

■玄関のリノベーション事例

マンションの玄関は元の間取りでは、狭いケースや収納が足りないケースが多いため、リノベーションで玄関を拡張したり、収納スペースを増やしたりするケースが多いです。また、土間を設けて収納などに活用するケースもみられます。玄関のリノベーションの参考にしたいアイデアが盛り込まれた、リノベーション事例を紹介します。

・非日常的な空間を演出する光が灯る玄関

最初に紹介するのは、上がり框の下部などの照明の灯りが非日常的な雰囲気を演出している事例。壁面には大容量のシューズクローゼットが設けられ、生活感を隠すことができます。玄関横に設けられたベンチは、アートを飾る場所を兼ねています。

玄関の照明の明るさを抑えると、リビングなどがより明るく開放感のある空間に感じられます。こちらの事例も、玄関から長い廊下までの閉ざされた空間を経た先に、開放的なリビングが現れるという演出がされたつくりとなっています。

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・石調タイルのホテルライクな玄関

石調タイルのホテルライクな玄関

次に紹介するのはホテルライクな玄関の事例。壁には質感のよさが感じられる石調タイルが用いられ、床はたたき部分は石張り、廊下はカーペット敷きとなっています。ダークブラウンの収納の扉がシックな印象を与えるとともに、空間を引き締める役割を果たしています。

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・土間に自転車を飾るように収納

土間に自転車を飾るように収納

続いて紹介するのは、玄関の先に土間を設けて、飾るように自転車を収納するスペースとした事例。玄関の棚には靴が整然と並べられ、コート掛けも置かれていますが、一つひとつのアイテムのセンスのよさもあり、まるでショップのような雰囲気です。壁に掛けられた鏡は、外出前に見出しなみをチェックできるという実用性もありますが、空間に広がりを与える役割も果たしています。

こちらの事例では玄関から土間から廊下、LDKに至るまで建具がなく、一体化した空間になっています。LDKのインテリアはインダストリアルスタイルがベースで、玄関から統一したテイストで住まい全体のデザインがまとめられています。

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・収納力抜群の玄関土間

玄関の横に、収納力たっぷりの土間を設けた事例です。棚やハンガーパイプが設けられ、靴やアウターのほか、自転車や趣味の道具を収納する場所として機能しています。玄関と土間の間には建具はありませんが、壁で仕切られているため奥まで見えることはなく、目隠しになっています。また、土間は玄関からだけではなく、隣接する洋室から出入りすることも可能です。

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・リビングと緩やかにつながる玄関土間

続いて紹介するのは、玄関土間を広くとり、リビングに直接つながる事例です。玄関土間とリビングの間には造作棚が設置され、緩やかに仕切られています。広い玄関土間には、趣味のサーフボードを置くゆとりがあります。また、粗削りな印象の棚とカジュアルなシューズやアウトドアグッズがマッチし、見せる収納ならではのよさが感じられる玄関となりました。

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・リビングと一体化した玄関土間

続いて紹介する事例も、玄関土間とリビングが直接つながっていますが、こちらはより一体化し、リビングの一部のように感じられる事例です。1LDKの間取りで隣接する洋室とはガラスの引き戸で仕切られているため、玄関土間からLDK、洋室までを一体化して使うこともできます。ホームパーティーを開いたときなどには、玄関からすぐにLDKに行くことができるため、人を招き入れるときに便利でしょう。

玄関土間には靴などを収納できる棚のほか、アウターやバッグを掛けるためのパイプが設けられています。仕切りに金網を用いた個性的なデザインで、玄関土間の横の壁は黒板塗装で、絵や文字も描けるなど遊び心もプラスされています。

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・DENと一体化した部屋の一部のような玄関

続いて紹介する事例では、玄関を入って正面に廊下があり、左手にはDENにつながる土間が設けられています。

土間は、50年代のミッドセンチュリー風のもの好きという所有者のコレクションの陳列ケースやアートフレームなどが飾られた楽しい空間。椅子なども置かれ、反対側の壁にはハンガーパイプが設置されています。土間とパソコン用のデスクが置かれたDENは一体化した空間で、奥のウォークインクローゼットにつながっています。

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・自転車も収納可能なシューズインクローゼット

こちらの4DKから2LDKにリノベーションした事例では、玄関を拡張するとともに、洋室一部屋分以上を使って、シューズインクローゼットとウォークインクローゼットを設置。玄関にシューズクローゼットが設けられているため、収納力は抜群。シューズインクローゼットには棚が設置され、自転車を収納するゆとりもあります。

玄関のシューズクローゼットの上部はグレーの壁紙が貼られ、ピクチャーレールも設置されるなど、アートを飾れるフォーカルポイントになっています。また、下部には照明が設置され、床面を柔らかく照らしています。シューズインクローゼットには扉が設置されていることからも、生活感を排除した美しい玄関となりました。また、白い壁に淡いグレーのタイルが組み合わされていることから、明るく開放的な雰囲気となっています。

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・ディスプレイするようにしまうシューズインクローゼット

今度は、玄関から建具なしでつながるシューズインクローゼットを設けた事例です。靴がディスプレイするように整然と納められ、おしゃれな自転車も置かれた、見せる収納となっています。ハンガーパイプも設けられているので、アウターやバッグなどを収納することも可能です。

シューズインクローゼットが設けられた場所は、元の間取りでは洋室の一部でした。シューズインクローゼットを設置したため、窓のない部屋ができましたが、上部に室内窓を設けて、明るいシューズインクローゼットから自然光や風を取り込めるように、工夫されています。

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・クローゼットルームにつながる玄関

続いて紹介する事例は、土間のシューズインクローゼットからクローゼットルームまでつながっている玄関。クローゼットルームで着替えをした後、シューズインクローゼットを通って、そのまま出かけられるようにつくられました。シューズインクローゼットにベビーカーを置くことができるので、玄関をすっきりと見せられます。クローゼットルームには建具がなく、玄関や廊下などのスペースと緩やかにつながっています。

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・玄関からウォークインクローゼットへ回遊する住まい

続いて紹介するのは、間仕切り壁をなるべく少なくし、居室に建具を設けないことで、開放感のある空間を実現した事例。土間を広くとった玄関はウォークインクローゼットにつながり、ロールスクリーンで仕切られたベッドコーナーを通って、LDKの通路スペース、玄関へと回遊できます。

玄関土間からは靴やウォークインクローゼットに収納された洋服が見えますが、ショップのようなおしゃれな印象です。

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・スタイリッシュなウォークスルークローゼットにつながる玄関

玄関を入って左手に、靴を脱いで上がるウォークスルークローゼットが設けられている事例です。ウォークスルークローゼットは寝室につながり、こちらの事例も着替えをしてそのまま出かけることも可能。特にコートなどのアウターを着る季節は、コートを保管場所からとって着て出かけて、帰宅後は定位置に戻して室内に入れるので便利です。

ウォークインクローゼットの向かい側の壁面には、大容量のシューズクローゼットが設けられています。

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・オープン棚で見せる収納に

最後に紹介するのは、一般的には扉つきのシューズクローゼットが設けられている場所に、オープン棚が設置されている事例です。靴を見せる収納は、インテリアテイストと所有する靴のデザインがマッチしていたり、所有する靴の趣味が統一されていたりする人に向いています。靴のセンスが問われるオープン棚ですが、靴をしまう際に扉を開けるというワンアクションが必要ないため、靴をしまいやすいというメリットもあります。

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■まとめ

マンションの玄関は土間を設けたり、オープン棚を設置して見せる収納にしたりするなど、新築マンションではあまり見られないデザインにリノベーションすることもできます。紹介した事例を参考に、自分や家族にとって使いやすく、好みのデザインの玄関にリノベーションしませんか。

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