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リビング増築でゆとりある空間に!費用や工事期間、施工事例を紹介

子どもの誕生や成長によってリビングが狭く感じたら、増築という選択肢があります。また、二世帯住宅へのリノベーションで、リビングを増築するケースもみられます。リビング増築によってゆとりある空間を実現することが可能です。

リビング増築の費用や工事期間、注意点などを解説したうえで、施工事例を紹介していきます。

2階の広いバルコニーにLDKを増築して、二世帯住宅にリノベーションした事例
こんな方におすすめの記事です
  • リビング増築の費用や工事期間を知りたい方
  • リビング増築の注意点を知りたい方
  • リビング増築の事例を見たい方

■リビング増築の費用相場

木造住宅のリビング増築の費用は、広さや内装材や外装材のグレードにもよりますが、坪単価60万円~70万円程度が目安です。狭い面積を増築するケースの方が割高になります。また、1階よりも2階の増築の方が、コストがかかり、キッチンやトイレといった水回り設備を設置すると、費用がアップします。

リビングを増築によって拡張する場合は、増築部分と既存部分で床材や壁紙が異なると違和感があるため、既存部分の内装材の張り替え費用もみておくことが必要です。

このほかに別途、建築確認申請の費用が発生することがあります。

■リビング増築の工事期間

リビング増築の工事は、一戸建て住宅を建築するときと、ほとんど同じ流れで行われるため、相応の期間がかかります。

1階にリビングを増築するケースでみていくと、既存部分の接続する箇所を解体し、増築する箇所の整地をした後、基礎工事を行い、構造材を組み立てる建て方工事を行います。そして、屋根工事や外壁工事などを行った後、電気工事や給排水工事、内装工事へと進む流れです。

そのため、リビングの増築は1カ月半~2カ月程度の工事期間をみておく必要があります。

■リビングを増築する場合の注意点

リビングを増築しようとしても、そもそも法的に増築ができないケースがあります。また、増築をすることで見た目が損なわれたり、耐震性能に影響を及ぼしたりするケースがあることに注意が必要です。

・増築ができないケースがある

土地に建てられる建物の大きさは、建築基準法による建ぺい率や容積率などの制限があることから、増築ができないケースがあります。

建ぺい率や容積率は用途地域や都市計画によって決められています。建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合で、建築面積は真上から見たときの面積になります。容積率は敷地面積に対する延床面積の割合です。

たとえば、50坪の土地に建築面積25坪、延床面積50坪の2階建ての住宅が建っている場合、建ぺい率は50%、容積率は100%です。都市計画で建ぺい率の上限が50%、容積率の上限が100%と決められている場合は、建ぺい率や容積率に余裕がないため、増築を行うことができません。

また、建築基準法は改正を繰り返していて、現行の建築基準法に適合しない建物は既存不適格建築物と呼ばれています。一定の緩和条件はありますが、既存不適格建築物の増築を行う場合には、既存の部分を改修して現行の建築基準法に適合させなければならないことから、増築が難しいケースもあります。

・エリアや広さによっては建築確認申請が必要

建築物を建てるときや大規模な改修を行うときなどは、自治体や指定確認検査機関に建築確認申請を行い、建築確認済証の交付を受けなければ、工事に着工することができません。

増築の場合は、増築する床面積が10㎡を超える場合は、建築確認申請が必要です。また、防火地域や準防火地域にある土地は、増築する床面積に関わらず、建築確認申請が必要になります。

・仮住まいが必要になることがある

リビング増築は建て替えほど大がかりな工事ではなく、水回り設備はそのまま使用できることからも、住みながら工事を行えることが多いです。ただし、工事中は騒音やホコリなどが気になることがあります。

仮住まいが必要になるケースでは、敷金や礼金、家賃などの賃貸住宅を借りるための費用や引っ越し費用が発生します。このほかに、一時的に荷物を預けるためのトランクルームの費用がかかることもあります。

・外観や内装に統一感が損なわれることがある

リビング増築を行うと、既存部分と外観や内装に統一感がなく、見た目が損なわれるケースがあることにも注意が必要です。

屋根や外壁は同じ屋根材や外壁材、塗料を使用しても、既存部分と真新しい増築部分では風合いに違いが出てしまいます。そのため、外観を違和感なく仕上げるには、あえて異なる色を使うなど、デザインに工夫が必要です。あるいはリビング増築に合わせて、既存部分の屋根や外壁の張り替えや塗り替えを行うという方法もあります。

内装はリビングを離れとして増築する場合には、異なるデザインであっても、別空間として成立しやすいです。リビングを増築して拡張するケースでは、違和感なく仕上げるためには、既存部分の壁紙や床材の張り替えが必要です。

デザイン性を重視するのであれば、リビング増築に合わせて住まい全体をリノベーションすることも検討してみましょう。

・耐震性への配慮が必要

増築をすることによって、既存部分の重心がずれてしまうと、地震のときに破断する恐れが生じることがあります。そうした場合はつなぎ目にエキスパンションジョイントを入れて、構造的には別の棟にすることが必要です。

■リビング増築の施工事例

リビング増築をするときは、既存部分をリノベーションすることで、統一されたイメージのスタイリッシュな空間を実現できます。実際にリビングを増築したおしゃれな施工事例を紹介します。

・切妻型の子世帯の空間を増築

切妻型の子世帯の空間を増築

https://www.jun-ar.info/ouchi23/
二世帯住宅へのリノベーションにあたり、かわいらしい切妻型の子世帯のスペースを増築した事例です。

既存部分はスケルトンまで解体し、耐震補強が行われたほか、断熱材の施工をはじめ、蓄熱暖房や床暖房の設置、間取りの変更により、ヒートショックを起こしにくく、快適に過ごせるよう配慮されました。

白い空間に黒の梁などが映えて、ギャラリーのよう

https://www.jun-ar.info/ouchi-23/
敷地に高低差があるため、増築部分の2階のLDKは庭に面した開放感のある空間。白い空間に黒の梁などが映えて、ギャラリーのようです。

吹き抜けに面して3階に子ども部屋が設けられていて、LDKと緩やかにつながっています。

・バルコニーに広々としたLDKを増築

2階の広いバルコニーにLDKを増築して、二世帯住宅にリノベーションした事例

https://tha.ti-a.net/e11030877.html
2階の広いバルコニーにLDKを増築して、二世帯住宅にリノベーションした事例です。3方向から光が入り、空が近くに感じられます。

アクセントウォールをネイビーで統一した、スタイリッシュなデザイン

https://tha.ti-da.net/e11030877.html
キッチンの腰壁とリビング部分のアクセントウォールをネイビーで統一した、スタイリッシュなデザイン。キッチンの腰壁には立ち上がりが設けられていて、手元が見えないように配慮されています。

■まとめ

リビング増築を行うことで、日常的に家族が過ごす空間にゆとりが生まれます。ただし、デザインに配慮しなければ、見た目がちぐはぐになってしまうことが懸念され、耐震性能を考慮することも大切です。増築を伴うリノベーションは、信頼できる会社に依頼するようにしましょう。

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