住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

共働き夫婦におすすめ!DINKS向け賃貸物件の選び方

働く女性が増え、ライフスタイルが多様化するなか、子供を持たないことを選択する夫婦も増えてきました。夫婦ふたりで充実した暮らしを送るためには、どのような物件を選んだら良いのでしょうか。立地や広さ、間取り、設備のことなど、DINKS向けのお部屋選びのポイントをご紹介します。

こんな方におすすめの記事です
  • 都心で共働きのご夫婦
  • DINKSが賃貸住宅を選ぶメリット・デメリットを知りたい方
  • DINKS向け賃貸住宅を選ぶ時のポイントを知りたい方

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■DINKSとは?

DINKSとは、「Double Income No Kids」つまり子供を持たない共働き夫婦のことを指します。自分たちの意思で「子供を持たない」と決定した夫婦のことで、何らかの事情で子供がほしくても持てない夫婦は含まれません。

昔は「女性は結婚したら子供を産み、仕事より家事や育児に専念する」というのがスタンダードでした。しかし、子供のいないスタイルが一般化し、キャリアアップや夫婦ふたりだけの時間を楽しみたいという層が増えています。

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■DINKS向け賃貸物件のコンセプト

以前の賃貸マンションは、「単身者向け」と「3~4人以上のファミリー向け」の二極化でしたが、最近はDINKS向けの賃貸物件も増えてきています。単身者向け物件は狭すぎる、かといってファミリー向けの物件は個室が3つも4つもあって使いづらい・・・といった夫婦ふたり暮らしに、広さも間取りもぴったりです。

・30~60㎡のコンパクトタイプ

DINKS向けの賃貸物件は、広さ30~60㎡程度が主流となっています。単身向けは20㎡前後、ファミリー向けは70㎡以上の物件が多いので、そのちょうど間くらいの広さです。DINKSにちょうど良い30~60㎡程度の物件は「コンパクトマンション」とも呼ばれ、1990~2000年代にかけてたくさんつくられました。

・利便性が高い立地

共働きのDINKSにとって、通勤への利便性は欠かせない要素。DINKS向け物件は、郊外の閑静な住宅地ではなく、通勤に便利な都心部に豊富にあります。駅から近い立地で、残業で遅くなっても買い物ができるよう、24時間スーパーやコンビニなどが近くにある地域も多いです。

東京23区内、駅近などの物件は、やはり家賃が高くなってしまうものです。しかしコンパクトマンションはファミリー向けより省スペースなため、家賃も手の届きやすい価格です。広さより職場への近さや利便性を重視したい方にとって、最良の選択肢だといえるでしょう。

・共働き向けの間取り

間取りは1~2LDKが多く、個室の数はファミリータイプより少なめです。DINKSは共働きで昼間は2人とも家にいないことが多いため、日当たりへの優先順位は下がる傾向にあります。

賃貸マンションは、分譲マンションに対して設備や仕様が劣るというイメージがありますよね。しかしDINKS向けマンションは住み心地を改善し、設備や仕様をグレードアップした物件も多くでています。

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■DINKSに賃貸物件をおすすめする理由

DINKSが賃貸を選ぶメリットは、ローンや住む場所に縛られずに、仕事や生活を柔軟に変えやすいことです。しかし持ち家という資産を持っていない分、若いうちからの老後への備えが重要となります。

・転勤や転職に対応しやすい

賃貸暮らしであれば、転勤などで勤務地が変わったとしても、便利な場所に気軽に引っ越すことができます。残業カットや転職などで収入が減ったとしても、家賃が安い物件に引っ越すことで対応が可能です。転勤が多い方や、ライフスタイルに合わせて柔軟に住まいをかえたい方には、賃貸物件はおすすめです。定期的な引っ越しで、気分をリフレッシュできるのも良いですね。

・老後は郊外への移住も検討できる

現役のうちは都心部に住み、定年後はもっと家賃の安い郊外に引っ越すという選択肢もあります。老後は故郷に戻ってゆっくり暮らしたいという方もいらっしゃることでしょう。

ただし、賃貸に住み続けるということは、一生家賃を支払っていくということ。持ち家なら売却してまとまった資金をつくり、老人ホームの入居一時金にあてる・・・といった選択肢もありますが、賃貸なら貯蓄に頼るしかありません。賃貸に住み続けるなら、若いうちからしっかり夫婦2人で貯蓄をしておくことが大切です。

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■DINKS向け賃貸物件選び5つのポイント

DINKS向けの賃貸マンションを探すときには、1人暮らしやファミリーとは違った視点で物件を選ぶ必要があります。

・1.エリア

DINKSは共働きなので、家賃が多少高くなっても、通勤時間の短縮というメリットをとる方が多いです。夫婦ともに電車通勤であれば、駅から近い物件が人気。お互いの会社の中間地点で、どちらにも通いやすいエリアがおすすめです。都心部のファミリー向け物件は高くてなかなか手が届かないエリアでも、DINKS向けのコンパクトマンションなら家賃が抑えられます。

専業主婦(主夫)が家にいないため、スーパーやコンビニの立地も大切です。駅から家までの間に深夜まで営業しているお店があると、残業で遅くなっても食材や日用品を買って帰ることができます。

・2.間取り

DINKS向け物件は1~2LDKが主流です。リビング・ダイニング・キッチンというくつろぎスペースに加えて、1~2つの個室があるという間取りです。個室の数がいくつ必要かは、夫婦のライフスタイルによって変わります。

夫婦いっしょに寝て、なるべくいっしょに過ごしたいという2人なら1LDKで十分です。しかし、「起床時間がばらばら」「睡眠時間はゆっくりしたい」という場合は、寝室を別にするとストレスが少ないでしょう。個室が2部屋ある2LDKの物件を選び、夫婦の時間はリビングで過ごすスタイルがおすすめです。持ち帰りの仕事が多い場合にも、1人で静かに作業するための個室を確保できる2LDK以上の間取りが適しています。

部屋数だけでなく、部屋の配置も重要です。夫婦いずれかの就寝時間が早い、そしてもう1人は帰りが遅いという場合、帰宅時のお風呂やキッチンの音が気になることもあります。夫婦の生活時間にずれがあるなら、寝室とリビングが離れた間取りがベストです。

・3.設備

夫婦ともに忙しくて料理をあまりしないなら、キッチンはあまり重視しなくても良いでしょう。しかし「夫婦でお酒や料理を楽しみたい」「週末に友人を呼んでホームパーティーを開きたい」という場合は広いオープンキッチンがおすすめ。家事を時短したいなら、ビルトインの食洗機などがあると便利です。

共働きだと「洗濯物を干す時間がない」「仕事中に雨が降ってきても取り込めない」といった悩みもあります。無理して外に干さず部屋干しするか、ドラム式洗濯機で乾燥までするのも良いでしょう。ドラム式洗濯機はサイズが大きいので、搬入経路と設置スペースの確認が必須です。夫婦で朝の準備時間がかぶるなら、広めの洗面所を選ぶのもおすすめです。

また最近は、共働きに便利な設備やサービスがついている物件も人気です。例えば、24時間いつでもゴミを出せるゴミステーション、不在時でも荷物が受け取れる宅配ロッカーなどは共働きの生活で非常に役に立ちます。

日中家にいないからこそ、安全性も大切です。物件選びではオートロックや防犯カメラなど、セキュリティ面もチェックしてみてください。

・4.日当たり

夫婦2人とも日中は仕事に出ている場合、あえて日当たりが悪い物件を検討するのもおすすめです。立地や間取りの条件が同じなら、南向きより北向きの方が、家賃が安くなります。

夫婦で朝食タイムを充実させたいなら、朝の日当たりが良い東向きの物件も適しています。もし自営業など自宅で働くことが多いなら、書斎は眩しすぎず暗すぎず、適度に日が当たる物件を選びましょう。

・5.こだわり

共働きで子育て費用もかからないDINKSは、少し家賃が高くても、2人の収入を合わせて支払えることが多いでしょう。経済事情にあわせて、こだわりも取り入れられます。例えば夜景がきれい、ホテルライクな内装や設備など、2人で叶えたい条件を話し合ってみてください。

賃貸でも家賃が少し高めなら、分譲マンションのようにさまざまなサービスがついていることもあります。例えば、コンシェルジュのクリーニング取次サービスは、仕事で忙しい夫婦におすすめです。パーティールームの貸し出しなど共用施設が充実しているところなら、週末のホームパーティーや友人との時間もより楽しめるでしょう。

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■まとめ

賃貸物件なら、生活スタイルあわせて気軽に引っ越しができます。ただし、月々の支払いが同じくらいであれば、やはり分譲マンションの方が設備のグレードは高いケースが多いでしょう。

昔は持ち家を買うと土地に縛られるというイメージがありましたが、最近は住み替えもスタンダードに。若いうちに持ち家を購入して、生活に合わせて売却・賃貸運用する方も増えています。

売却や賃貸に出すことを見越して物件購入すれば、家が足かせにはならず、むしろいざというときに売却できる資産となるのです。なんとなく賃貸を選んできたという方も、引っ越しを機に「賃貸にするか?新築・中古物件を購入するか?」と改めて考えてみても良いでしょう。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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