住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

おしゃれな壁紙を選ぶコツとは?素材や種類を知って理想の部屋に!

壁紙は、部屋の中で最も面積の大きい部分。部屋の印象を左右するので、失敗のないように選びたいものです。しかし「色や素材をどう選べば良いかわからない」「白い壁紙は無難だがつまらない」という方も多いのではないでしょうか?今回は、おしゃれな壁紙で理想のお部屋をつくるための素材や種類、色の選び方を解説します。

色物クロスのアクセントウォール
こんな方におすすめの記事です
  • 壁紙にはどのような種類があるか知りたい方
  • 壁紙によってどのような性質の違いがあるのか知りたい方
  • おしゃれな壁紙の施工事例を見たい方

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CONTENTS

■壁紙のグレードは大きく2つ

壁紙は「量産品」と「1000番台」、大きく2つのグレードに分けられます。

・量産品

お値段が安めの壁紙です。メーカーの定番品で、大量生産でコストダウンしています。使われるインクが3種類ほどであるため、色や柄のバリエーションは少なめ。特にデザインにこだわりのない方や、予算を安く抑えたい方におすすめです。

・1000番台

量産品より少し値段が高めの壁紙です。多色のインクが使われており、さまざまなデザインから選べます。壁紙のデザインや機能性にこだわりたい方、ありきたりなデザインは避けたい方におすすめです。

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■壁紙の素材の種類

日本のほとんどの住宅ではビニールクロスが使われていますが、他にも布や紙・珪藻土などさまざまな壁紙があります。デザイン、価格、お手入れのしやすさなどで選びましょう。

・ビニールクロス

日本で最もよく使われる、塩化ビニール樹脂などでできた壁紙です。コストが安く、水拭きできるのが魅力。防カビ・抗菌・汚れ防止などの機能性壁紙も豊富です。

・織物クロス

レーヨン・絹・麻などの布でつくられた壁紙です。平織・綾織・朱子織など、糸の織り方による表情の違いも楽しめます。ビニールクロスに比べて値段は高めですが、高級感と重厚感がでます。水分やホコリがつきやすいため、こまめに掃除しましょう。

・紙クロス

名前の通り、紙でできた壁紙です。独特の風合いが魅力で、人体や環境に優しいことから選ぶ方も多いです。手漉きの和紙や柄つきなど、豊富なデザインも楽しめます。

・オレフィンクロス

ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂でできた壁紙です。ビニールクロスのように、汚れにくく水拭きも可能です。廃棄時に燃やしても有害ガスがほとんど発生しないため、環境にも優しいといわれています。

・木質系クロス

自然木を薄くカットし、紙に裏打ちした壁紙です。木ならではの温もりや表情を感じられます。他の壁紙に比べて、値段は高めです。

・珪藻土クロス

天然素材の珪藻土でできた壁紙です。調湿性・消臭性に優れており、塗り壁のようなテクスチャが楽しめます。塗り壁に比べて施工が簡単で、価格も安く抑えられます。

・漆喰クロス

漆喰クロスとは下地の紙の上に、漆喰のパウダーなどを付着させた壁紙です。本物の漆喰の塗壁に比べてリーズナブルに、漆喰を塗ったような質感を楽しめます。あくまでも壁紙なので90cmおきに「ジョイント」と呼ばれるつなぎ目は現れますが、丁寧な施工でなるべく目立たなくさせることは可能です。

・無機質クロス

金属やガラス繊維など、無機質な原料でつくられた壁紙です。ほとんどの壁紙は防火2級ですが、無機質クロスは防火1級で簡単には燃えません。一般住宅で使われることは少なく、防火1級が指定されている場所での使用がメインです。

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■壁紙の機能性で選ぶ

小さなお子さんやペットのいるご家庭、アレルギーの気になる方は、機能が付加された機能性壁紙にも着目してみましょう。

・汚れにくい壁紙

子供の落書き、タバコのヤニ汚れなどが気になる方におすすめです。フィルム汚れ防止壁紙という、汚れの付着しにくいフィルムやコーティングが表面に加工してあり、さっと水拭きするだけで汚れが落ちやすい壁紙があります。

・ペット対応の壁紙

愛犬や愛猫との暮らしで悩ましいのが、壁の引っかき傷。表面に特殊フィルムを貼ることで耐久性を高めた、犬や猫の爪による傷がつきにくいペット対応の壁紙がおすすめです。消臭機能を兼ね備えている壁紙もあります。メーカーによって名称は異なりますが、スーパー耐久性といった壁紙が該当します。

・空気をきれいにする壁紙

ペットやタバコの臭いが気になる方は、表面に消臭剤を加工した消臭壁紙がおすすめです。生ごみの臭いが気になるキッチン、トイレ、洗面所といった場所にも向いています。また、花粉やダニなどのアレル物質を吸着させて低減させる抗アレル壁紙、ウイルス減少の効果がある抗ウイルス壁紙といった種類もあります。

犬や猫を飼っている場合は、壁の上部には消臭壁紙、腰下にはスーパー耐久性といった形で貼り分けると、臭いにも引っかき傷にも対応できます。

・調湿効果のある壁紙

日本は梅雨の時期など、湿度の高い時期がある気候です。吸水性ポリマーを使った吸放湿壁紙は、湿度が高いときに湿気を吸い、空気が乾燥しているときに放出します。湿度を適度に保つことで快適に過ごせるのはもちろん、結露・カビの抑制効果も期待できます。

また、塗り壁材の珪藻土を使用した場合よりは効果が劣るものの、表面に珪藻土を使用した珪藻土壁紙にも調湿効果があり、自然素材ならではの風合いのよさも感じられます。

・室内を明るくする壁紙

光をよく反射する素材で、自然光や少ない電力でお部屋が明るくなる光拡散壁紙もあります。自然光があまり入らないお部屋や、長時間、照明をつけて過ごすことの多いリビングなどに向いていて、電気代を削減したい方におすすめです。

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■壁紙の色やデザインを選ぶときのポイント

壁紙を決めるときに、一番気になるのが色選び。3つのポイントを押さえておきましょう。

・理想のお部屋をイメージ

まず、どんなお部屋にしたいのか、具体的にイメージします。インターネットや雑誌で、好みのお部屋を探してみましょう。例えば「暗めの高級感がある壁紙で、落ち着ける空間にしたい」「白い壁紙で、ぱっと明るく開放感のあるお部屋にしたい」など、壁紙の質感や色の希望が絞られてくるでしょう。

・床やドアの色との相性やバランス

壁紙は部屋の中で大きな面積を占めることから、色や柄によって空間の印象が大きく変わります。

壁紙に使われることの多い白は、明るく清潔感のあるイメージを与えるとともに、広がりを感じさせる色です。黒は空間を引き締める効果がありますが、圧迫感があるため、部分使いをするのがおすすめです。

赤や黄色、オレンジといった暖色系のカラーは壁が前に出て見える進出色で、膨張して見えるため、部屋が狭い印象になりやすいです。反対に青などの寒色は壁が下がって見える後退色であり、収縮して見えるため、空間を広く見せる効果があります。

大きな柄の壁紙は部屋全体に用いると、うるさい印象となり、部屋が狭く見えることがあります。そのため、一面の壁にだけ使用してアクセントクロスにしたり、腰壁のように壁の下部だけに使ったりするのがおすすめです。

また、壁紙は床やドアの色との相性も重要です。ブラウン系のフローリングでも、赤みや黄み、グレーがかったものなど、色味によって合う壁紙は異なります。例えば、赤っぽいフローリングにグレー系の壁紙では、アンバランスになることもあります。

白やグレーの無彩色やダークブラウンの床材に合うのは、グレー系の壁紙で、モダンでシックな雰囲気になります。あるいは茶色や黒の床材には白系の壁紙が合い、ベーシックなスタイルやモダンなスタイルに向いています。ただし、茶系でも赤みや黄みのある床材の場合に合うのはベージュ系の壁紙で、ナチュラルなインテリアを作れます。

部屋全体のバランスでは、天井・壁・床の順に明るい色にすると空間に広がりが感じられます。

・アクセントクロスを取り込む

アクセントクロスとは、部分的に異なる色や柄の壁紙を取り入れること。単調になりがちなお部屋に、手軽にアクセントを加えたいという方におすすめです。リビングのテレビ背面の壁や、玄関の正面の壁、子供部屋や寝室、トイレなどさまざまな場所に取り入れられます。

アクセントクロスの理想的な分量は、全体の2〜3割といわれています。4面の壁があれば、そのうち1面程度にアクセントクロスを張るのが一般的です。アクセントクロスはブルーやブラウンなどカラーの壁紙でもよいですし、タイル調や木目調のクロスで高級感を演出することも。ベースの壁紙や、床材や家具の色などとの相性を考えながら、色や柄を決めていきましょう。

・なるべく大きなサンプルで確認

カタログや小さなサンプルで色を見た時より、実際にお部屋に張ったときの方が淡く・明るく」見えます。なるべく大きなサンプルで色や柄を確認し、少し「濃いめ・暗めの壁紙を選ぶと、実物とのイメージのギャップが少なくなります

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■壁紙の張り替えリフォームの費用相場

壁紙のグレードによる業者のリフォーム費用相場は、次のとおりです。

壁紙張替えのリフォームの相場
※材料費+施工費

上表は「壁紙1mあたり◯円」という価格表示で、壁紙が何m必要かによって金額が変わります。

・一般的な洋室

洋室の一般的な張替え相場

6帖の洋間の壁面積からドアや窓・クローゼットなど開口部の面積を引くと、必要な壁紙の量は40m前後 。例えば1,200円/mの壁紙に張り替えるなら、費用は1,200円×40m=48,000円と計算できます。

・LDK(14帖)

LDK

壁紙のグレードやLDKの形、何種類の壁紙を使うかなどの条件で費用は変わります。

・3LDKのマンション(60~80㎡)

3LDK

廊下やトイレなどを含めてすべて張り替える場合、必要数量は300m前後。もちろん同じ3LDKでも、部屋の広さや壁紙のグレードなどによって費用は大きく変わります。

・DIYする場合

壁紙張り替えの費用を抑えたいなら、DIYも検討してみては?最近は通販やホームセンターなどで、生のり付きの壁紙が売られていることもあります。

例えば「1mあたり250円」の壁紙を洋室6帖(必要数量35m)に張る場合、費用目安は250円×35m=8,750円。業者に頼むのに比べて格安です。

DIYのデメリットは、手間がかかること。家全体を一気に張り替えるのは大変なので、「壁の1面だけをアクセントウォールに」「子供部屋だけ雰囲気を変える」など、狭い範囲からチャレンジするのがおすすめです。

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■【リビング】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

壁紙の基本を押さえたところで、お部屋ごとにおしゃれな壁紙の選び方を解説していきます。まずはリビングから見ていきましょう。

・ホワイト系で明るく開放感なリビングに

ホワイト系で明るく開放感なリビングに

コンパクトで日当たりの悪いリビングにおすすめしたいのが、白・ベージュなど明るい色味の壁紙。光を拡散して部屋全体が明るくなります。膨張色で、部屋が実際より広く見えるのもメリットです。

日当たりの良いリビングは、壁紙が白すぎると眩しく感じることもあります。クリーム色やベージュに近い色を選ぶと、少し落ち着いた雰囲気になります。

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・ダークな色で落ち着いた空間を演出

ダークな色で落ち着いた空間を演出

重厚感のある落ち着いた空間にしたいときは、グレーやブラウンなど、黒に近い色の壁紙がおすすめです。注意点は、圧迫感を与えやすいこと。リビング全体を暗い色使いにすると狭く見える場合は、部分的にダークな壁紙にしたり、上の写真のように床の色を明るめにしたりしてバランスを取りましょう。

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・天井との相性もよく考える

天井との相性もよく考える

同じ白い壁でも、天井や床の色によって雰囲気は大きく変わります。例えば上の写真は、壁と床は白でまとめて、天井に無垢板を張った事例。白だけだと殺風景になりがちですが、木の豊かな表情がほどよいアクセントになっています。

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■【キッチン】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

キッチンは水や油が飛ぶことが多いので、耐水性・防汚性にすぐれた壁紙がよく選ばれます。無地クロスが無難ですが、色や柄を取り入れてLDK全体のアクセントにするのもおすすめです。

・色物クロスのアクセントウォール

色物クロスのアクセントウォール

LDK全体はオーソドックスな白い壁紙、キッチンの壁一面だけにアクセントクロスを用いた事例です。おしゃれな淡いブルーが、LDKの雰囲気を格上げしています。

色物クロスはコーディネートが難しそうですが、それは色の選択次第。ビビッドな色は難易度が高いですが、淡い・くすんだ色なら、どんな家具や小物ともよく合います。

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・タイルなど異素材の組み合わせ

タイルなど異素材の組み合わせ

全体はオーソドックスな壁紙にして、部分的にタイルなどの異素材を使うのもおしゃれです。こちらの事例は、全体が白い壁紙でキッチン背面のみ、ブルー系のタイルを張っています。タイル張りで予算オーバーするなら、タイル柄の壁紙を張る方法もあります。

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■【トイレ】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

トイレは狭く限られた空間なので、色柄物のクロスにもチャレンジしやすいです。ぜひ小さな空間を、自分の好きなデザインにしてみてください。

・明るい色なら圧迫感が少ない

明るい色なら圧迫感が少ない

トイレによく使われるのが、部分的に色柄の壁紙を取り入れる「アクセントクロス」。上の写真では、正面の壁だけを淡いグリーンの壁紙に。白一色よりも、おしゃれな雰囲気となっています。明るい色なので、狭いトイレでも圧迫感が少なく、清潔感のある仕上がりです。

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・濃い色なら落ち着いた空間に

濃い色なら落ち着いた空間に

濃い色の壁紙なら、落ち着いた雰囲気に。暖色系は、冬でも温かみを感じさせます。赤はトーンによって強すぎる印象になることもありますが、くすんだ色味なら柔らかい雰囲気です。

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・柄物クロスにチャレンジ

柄物クロスにチャレンジ

柄物クロスは、柄の小さめのものを選ぶと圧迫感が少ないです。逆にビビッドなカラーや大きく派手な柄など、他の部屋ではなかなか勇気の出ない壁紙も、トイレだけならチャレンジしやすいですね。

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■【洗面所】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

水が飛び散りやすい洗面所は、撥水性にすぐれた壁紙を。表面がつるっとした素材は水がはねてもさっと拭き取りやすい一方で、表面に凹凸のある素材には、汚れが入り込みやすいです。

・モノトーンでホテルライクな洗面所に

モノトーンでホテルライクな洗面所に

真っ白な壁紙なら、清潔感のあるホテルのような洗面所に。小物類も合わせやすく、スッキリとした空間になります。

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・明るい色で清潔感を

明るい色で清潔感を

明るい色のアクセントクロスを取り入れると、かわいらしく清潔感のある空間に。床の柄との合わせ方も魅力的です。

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・柄物クロスでインテリアを楽しむ

柄物クロスでインテリアを楽しむ

こちらはタイル風の壁紙。六角形を敷き詰めたハニカム調がおしゃれです。最近はタイル風や石風など、ぱっと見ただけでは本物と見分けがつかないような壁紙もあります。予算の関係で本物のタイルや石が難しい方は、検討してみてください。

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■【寝室】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

寝室は落ち着いて過ごせる、安眠できる空間づくりが大切です。色選びにもこだわってみましょう。

・ホワイト系で清潔感を

ホワイト系で清潔感を

白・薄いグレー・ベージュのような薄い色の壁紙なら、ホテルのような清潔感を演出できます。純白だとまぶしいため、オフホワイト・アイボリーなど落ち着いた色味を選ぶのがコツです。

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・濃い色をアクセントに

濃い色をアクセントに

壁1面など部分的に色柄を変える「アクセントクロス」は、寝室でもよく取り入れられます。写真のように濃い色を1面に入れると、落ち着いた雰囲気になります。

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■【子供部屋】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

子供部屋には、傷や汚れのつきにくい壁紙を選びましょう。色やデザインは、子供の年齢を考えて選ぶと失敗が少なくなります。

・コンパクトな子供部屋にはホワイト系を

コンパクトな子供部屋にはホワイト系を

狭めの子供部屋には、広く見える明るい配色を。飽きのこない壁紙は、小中学生など好みが変わりやすい年頃のお子様にもおすすめです。シンプルな壁紙は気も散りにくく、勉強にも集中しやすいでしょう。

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・アクセントクロスもおすすめ

アクセントクロスもおすすめ

小さいお子さんのお部屋なら、花・車・恐竜などの柄クロスで楽しい雰囲気をつくるのも良いですね。飽きたらどうしようと不安にもなりますが、壁紙は約10年で張り替え時期がくるため、意外と気軽に取り入れられます。

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■【玄関】おしゃれな壁紙の施工事例と選び方

玄関は、お客様をお出迎えするところ。家の第一印象を決めるので、色柄は慎重に選びましょう。汚れやすい場所なので、汚れにくさ・消臭機能をもった壁紙もおすすめです。

・ホワイト系で清潔感のある玄関に

白っぽいクロスなら、明るく清潔感のある玄関に。小物や絵画を合わせやすいのもメリットです。

ホワイト系で清潔感のある玄関に

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・アクセントクロスでおしゃれな玄関に

アクセントクロスでおしゃれな玄関に

おしゃれな雰囲気にしたいなら、アクセントクロスを取り入れるのがおすすめです。一気に雰囲気が変わりますよ。

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・色物クロスでショップのような雰囲気に

色物クロスでショップのような雰囲気に

全体をカラークロスにすれば、まるでショップのような雰囲気に。靴やコート類を見せる収納にして、インテリアの一部にするのもおしゃれですね。

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■壁紙クロス以外のおすすめ壁材

壁紙以外にも、壁を仕上げるにはさまざまな方法があります。おすすめの壁材を7種類ご紹介します。

・木材

壁や天井を板張りにすると、木材特有の温もり感で、インテリアをワングレードアップさせてくれます。オークやタモ、チークなど、インテリアテイストに合わせてさまざまな樹種を選びましょう。
また天然木を張る場合は、木の香りが楽しめたり調湿効果が期待できたりするメリットも。床から腰くらいの高さの壁に木材を張ることで、ペットの爪研ぎなどから壁を守ることもできます。

・珪藻土

珪藻土とはバスマットとしてもよく使われている、調湿効果のある素材。室内の余分な湿気を吸着し、乾燥した時には放出して湿度を安定させてくれます。ケイソウという藻の化石が堆積したもので、自然素材の壁紙をお求めの方にもおすすめです。職人が壁に塗り付けて仕上げるため、コテでさまざまな模様をつけることもできます。

・漆喰

漆喰も珪藻土と同様に、調湿効果のある自然由来の塗り壁材です。漆喰はサンゴがルーツで、水やノリなどを混ぜて使います。珪藻土はそのままでは固まらないため固化材を添加しなければなりませんが、漆喰は自ら固まる性質があるので余計なものを添加しなくて済むという違いがあります。小さなひび割れや汚れをDIYで補修しながら、長く使っていけるのも魅力です。

・塗料

壁や天井に、ペンキやオイルなどの塗料を塗って仕上げることもあります。色の違う塗料を混ぜて、オリジナリティのあるカラーで塗れるのは塗料ならでは。つなぎ目がなくスッキリとした仕上がりになることや、色を塗り替えるだけで手軽に模様替えできるのもメリットです。築年数の古い物件で天井の躯体現しをするとき、躯体の汚れを隠すために塗装を施すこともあります。

・モルタル

無機質でモダンな印象にしたい方に人気なのが、内装壁のモルタル仕上げです。セメントに砂や水を加えたものを、職人さんが壁に塗りつけて仕上げます。躯体現しなどと組み合わせることで、おしゃれなカフェやアパレルショップのようなインダストリアルなインテリアになるでしょう。水に強いので、洗面所やキッチンなどの水回りにも向いている素材です。

・タイル

タイルとは粘土などを高温で焼いたもので、火や水に強い素材です。さまざまな形やデザインのタイルがあり、壁面に並べて貼り付けます。水に強いことから、キッチンや洗面所などの水回りに使用されることが多いです。また調湿効果のあるエコカラットなどのタイルを、リビングや玄関などに使うのも人気です。

・デニムウォール

デニム生地をそのまま壁材にしたデニムウォールという商品もあります。オリジナリティのあるインテリアにしたいという方におすすめ。ジーンズブランドと壁紙メーカーがタッグを組んで開発しており、デニム特有の質感はありながらも、色落ちしづらくなっています。

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■まとめ

実際の写真を見てみると、壁紙で雰囲気が変わることがよく分かります。色はもちろん、質感や機能性にもこだわってみてください。自分だけで選ぶのは難しいため、予算や好みなどプロに相談することをおすすめします。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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