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おしゃれなキッチンのリノベーション事例12選!費用相場や工期は?

これまでも別記事にて、主に「キッチンとリビング・ダイニングとの関係性」という観点からキッチンの事例をご紹介してきました。

ステンレスキッチンのコンロ

オープン型のキッチン セミオープン型のキッチン クローズ型のキッチン

とはいえ、キッチン選び・キッチンづくりの際にこだわりたいポイントはその部分だけではありません。壁の素材や色味、テイストなど、たくさんあります。キッチンは、そこそこ長い時間を過ごす場所であり、ほかの水まわり部分と比べても広くて存在感のある空間。さらにはリビング・ダイニングとも隣り合っていて、配置によってはとても目に入りやすいところでもあります。そのため、キッチンの素材や色味、テイストが違うだけで、その部屋全体の印象がかなり変わってきます。今回は、壁やキッチンのしつらえについて、ちょっとした工夫をすることで自分好みの雰囲気にしたキッチンをご紹介していきます。

CONTENTS

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■キッチンの間取り

キッチンの間取りは、リビングやダイニングとの繋がり方により3種類に分けることができます。

・クローズキッチン

クローズキッチン

https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=83

クローズキッチンは、リビング・ダイニングと空間を切り離した独立タイプのキッチンです。キッチンを丸見えにしたくない、料理に集中したい、キッチンとLDで雰囲気を切り替えたい人に支持されています。

・オープンキッチン

オープンキッチン

https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=113

オープンキッチンは、リビングやダイニングと同じ空間に設ける開放的なキッチンです。特に対面タイプは家族とコミュニケーションが取りやすい、子どもに目が届きやすいといったメリットがあり、近年のキッチンの主流となっています。

・セミオープン

セミオープン

https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=19

セミオープンキッチンは、クローズ型とオープン型の中間的なキッチンです。カウンターの上部に垂れ壁を設けたり、キッチンの配置を工夫したりすることで、リビング・ダイニングとの連続性を持ちつつ、ある程度の独立性を確保しています。

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■キッチンリノベーション費用と工期の目安

・キッチンのリノベーション費用相場

◆キッチンのみを入れ替える

既存のキッチンを撤去して、そのまま同じ場所に新しいキッチンを設置する場合の費用目安は、60〜120万円ほどです。キッチンのグレードや設備の内容によって、大きく変わります。

◆キッチンと周囲の内装をリフォームする

キッチン本体の交換に加えて、天井や壁のクロス、床のフローリング等を張り替える場合の費用目安は、100〜150万円ほどです。施工面積が広くなるほど費用は高くなります。

◆キッチンのレイアウト変更を伴うリノベーション

壁付けタイプから対面タイプに変えるなど、キッチンの位置変更をともなうリノベーションの場合、費用目安は150〜200万円ほどです。LDK全体に大きく手を加える工事の場合、300万円を超えることもあります。

・キッチンのリノベーション工事期間

◆キッチンのみを入れ替える

工期の目安は2〜4日ほどになります。そのうち住まい全体で水が使えない時間は1〜2時間程度、特に大きな音が出る作業(解体)の期間は半日〜1日ほどです。

◆キッチンと周囲の内装をリフォームする

工期の目安は2〜6日ほどになります。そのうち住まい全体で水が使えない時間は1〜2時間程度、特に大きな音が出る作業(解体)の期間は半日〜1日ほどです。

◆キッチンのレイアウト変更を伴うリノベーション

リノベーションの内容によって工期に幅がありますが、目安は5〜10日ほど。そのうち住まい全体で水が使えない時間は1〜4時間程度、特に大きな音が出る作業(解体)の期間は半日〜1日ほどです。

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■おしゃれなキッチンのリノベーション事例12選!

・機能も見た目も、クール!なキッチン

まずは、機能も見た目もクールなステンレスキッチンを紹介します。

ステンレスキッチンのコンロ

一言で言うと、「プロっぽい」キッチンです。オープンキッチンタイプのレストランなどで見たことがある人もいると思いますが、ステンレスはプロが使うキッチンと同じ素材を利用しています。もともと、ステンレスとは「ステインレス(=さびない)」という名前の通り、錆に強い素材になっています。

ステンレスキッチン全景

また、ステンレス素材は汚れが染みることもなく、熱にも強くて劣化しにくいという点も特徴です。だからこそ、調理のプロのためのキッチンでも使われるのですね。また、とてもシンプルでクールなイメージを演出してくれるので、ステンレスキッチンはまさに機能性もデザイン性も兼ね備えたキッチンにと言えそうです。

ステンレスキッチン②

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・魅せるキッチン

こちらのキッチンはこちらの記事でもご紹介しましたが、今回のテーマにもピッタリのテーマなので観点を少し変えつつ、改めてご紹介します。

アイランドキッチン①
アイランドキッチン②

このキッチンは一言でいうと「見せて魅せるキッチン」と言えそうです。まず、キッチンがリビング・ダイニングの一部として溶け込んだようにレイアウトされているアイランド型のキッチンである点。そして、素材も重厚感のある濃い色味にすることで、部屋全体の印象をシックな雰囲気に演出しています。

また、収納部分を多くすることで食器や調理器具を露出させずに済みますし、収納部分のカウンターにはインテリアを置けるようなスペースも用意しています。さらに、油・水撥ね防止用の最小限の大きさのガラス製にしている点も、徹底して魅せるキッチンにするための演出となっているのです。

アイランドキッチン③
アイランドキッチン④

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・あたたかみのあるキッチン

前述のふたつの事例はクールな印象のキッチンでした。とはいえ、同じく「こだわり」があっても、「クールなテイストより温かみのあるデザインの方が良い!」という方も多いはず。そんな方にはこんなキッチンも。

タイル×ウッドのキッチン

ほうろうのような色味に凹凸があり、どこか味のあるタイルの壁。そこに木材で作った収納棚がしっかりとマッチし、北欧っぽいテイストのキッチンに仕上がっています。また、先ほどのキッチンのように什器や調理器具を「隠す」という方法もありますが、このキッチンは逆に見せるという演出です。

収納棚と同じようなウッド調のカウンターを設置し、さらにそこに置いてある小物類も白やウッド調の素材が多く取り入れられているのが分かります。什器や調理器具を置いておくと雑然とした雰囲気になってしまいますが、このキッチンは違います。色味と素材に統一感を持たせることで、邪魔にならず、むしろインテリアとして楽しめそうな仕立てにしています。

タイル×ウッドのキッチン②

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・見せるけど見せないキッチン

最後は、見せる部分と見せない部分を上手く切り分けたキッチンを紹介します。

木材調の立ち上がりがあるキッチン①

ご覧のように、オープン型で、かつキッチン設備がⅡ列のキッチンです。特徴としては、リビング・ダイニング面から見える「立ち上がり」部分を高くとっています。立ち上がり部分を高くすることによって、オープン型ながらも手元は隠せる上に、濃いブラウンのモザイクのようなタイルを配置することで、この部分は「見せるキッチン」を演出しています。

また、収納部分が限られている中ではありますが、キッチンの立ち上がり部分の存在感が大きいため、調理器具などでガチャガチャした印象は持たせていません。このように、見せる部分と見せない部分を上手に切り分けているキッチンです。

木材調の立ち上がりがあるキッチン②

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・木目と石目が調和するアイランドキッチン

木目と石目が調和するアイランドキッチン

こちらは、ユナイテッドアローズ社監修によるリノベーション物件です。オリジナルのシステムキッチンは、開放的なアイランドタイプ。穏やかなうねりが印象的な木目のキッチンキャビネットと、ナチュラルな石目調の人造大理石天板が、スタイリッシュに調和しています。

キッチンキャビネットと背面収納を同じ面材で統一しているため、空間に一体感がある

キッチンキャビネットと背面収納を同じ面材で統一しているため、空間に一体感があります。背面収納もキャビネットタイプのため、隠す収納と見せる収納を使い分けることが可能です。グレーベージュの大判タイルを背景に、お気に入りのキッチングッズや雑貨が映えます。

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・バーベキューグリル付きのこだわりキッチン

バーベキューグリル付きのこだわりキッチン

ブラックのキッチンキャビネットと木製家具の落ち着いたトーンが調和する事例です。アイランドキッチンの隣にダイニングテーブルを配置して、短い家事動線で効率よく配膳・片付けができます。

こだわりのキッチン機器はドイツのガゲナウ社製で統一

リネアタラーラ社製のオーダーキッチンは、木のカウンターテーブルの高さを揃え、すっきりとした印象に。こだわりのキッチン機器はドイツのガゲナウ社製で統一。オーブンとクッキングヒーターのほか、お肉が直接焼けるバーベキューグリルも備え、レストランのような料理が実現可能なキッチンです。

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・クールで重厚感のあるキッチン

クールで重厚感のあるキッチン

濃淡のある素材感が印象的なペニンシュラキッチンです。ワークトップとキャビネットの面材を同じ素材にすることで、どっしりとした存在感を放ちます。奥にはパントリー、背面にはキャビネットとウォールラックを備えているため、開放的でありながら収納力のあるキッチンです。

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・ステンレスがきらめく一目惚れキッチン

ステンレスがきらめく一目惚れキッチン

施主さまがショールームで一目惚れしたという、ステンレスのアイランドキッチン。独自のテクスチャー加工により豊かにきらめくさまは、まさにLDKの主役です。脚付きで床との間に空間があるため通気性が良く、清潔を保ちやすくなっています。広いシンクをカバーするダブル水栓なので、ご夫婦並んで洗い物をすることも可能です。

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・フラットテーブルのカウンターキッチン

フラットテーブルのカウンターキッチン

ワークトップとカウンターをフラットにつなげた、ペニンシュラキッチンです。リビング側からはまるでひとつ箱のように見え、ミニマムな美しさを感じられます。日当たりの良いキッチンで、施主さまのご趣味のベーグルづくりがますます充実しそうです。

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・シンプルで機能的なキッチン

シンプルで機能的なキッチン

「何も置かない」をコンセプトにした、シンプルなLDKの事例です。キッチンの傍らには食事だけでなく軽作業もしやすい広めのテーブルを造作しました。セミオープンの対面キッチンは、カウンターに立ち上がりを設けて手元が隠れるようにしています。リビング側からはレンジフードが隠れるレイアウトのため、天井まわりもすっきりとした印象です。

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・おうちバーが楽しめるキッチン

おうちバーが楽しめるキッチン

素材選びに徹底的にこだわった、バーのようなキッチン。タイルも妥協することなく、時間を掛けて選んだそうです。むき出しの梁の無骨な雰囲気も、お店のようなキッチンと調和しています。カウンターテーブルの天板には、施主さまご自身で購入した一枚板を設置しました。高さがあるため、バースツールがよく似合う本格的な雰囲気です。

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・お部屋の雰囲気をアップするキッチン

お部屋の雰囲気をアップするキッチン

広々としたワンルームに調和するスタイリッシュなキッチンです。施主さまは当初「料理をしないから普通のキッチンで良い」とお考えでしたが、デザイナーの勧めで、海外をイメージしたお部屋の雰囲気に似合うデザインのものを選択しました。ダークトーンのクールなキッチンは、ご友人からもたいへん好評だそうです。

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・関連リンク
キッチン事例 ~わたしの牙城!機能的なクローズ型キッチン2選~
キッチン事例 ~思い切り自分好みのキッチン2選~
キッチン事例 ~部屋と一体化したオープンなキッチン6選~

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■キッチンの工事費用を押さえるコツ

・既存の設備を活かす

利用できるものをできるだけ活かし、入れ替える設備を最低限にする方法です。例えば、機能的に問題はないもののデザインの古さを感じているキッチン収納なら、塗装をし直したりシートを貼ったりすることで、見た目を一新することができます。

・キッチンのタイプや向きを変えない

キッチンの位置やサイズを既存のものと同じタイプにすることで、新たな配管工事や床の張替えが生じないようにすることができます。

・キッチンの構成をできるだけシンプルにする

キッチンにオプションを追加していくと、どんどん高額になってしまうもの。不要な設備を削り、できるだけシンプルな構成にすることで価格を抑えられます。例えば、キャビネットの収納は引き出しタイプよりも観音開きの扉のほうが安価です。

・アウトレット品や型落ち品を購入する

キッチンにも、商品の入れ替えやアウトレットがあります。型落ちの在庫品やショールームの展示品を、住宅設備会社から自分で購入して、工務店に設置してもらうことで、費用を抑えることが可能です。このような方法を「施主支給」といいます。ただし、リフォームの条件に合うキッチンがいつでも購入できるとは限りませんし、施主支給に対応していない工務店もあるので注意しましょう。

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■おすすめのキッチンリノベーションの種類と特徴や選び方

・対面タイプのキッチン

リビング・ダイニング側に対面して作業ができるレイアウトのキッチンです。片側が壁に接する「ペニンシュラ」、両側が壁から離れた「アイランド」、壁側と対面側が平行に並ぶ「セパレート」、の3タイプがあります。対面キッチンは、子どもに目を配ったり、家族とコミュケーションを取ったりしながら家事をしやすいことが特徴です。

・独立タイプのキッチン

近年の間取りでは、開放的なLDKが主流となっていますが、リビング・ダイニングと空間を切り離した独立キッチンという選択肢もあります。調理に集中したい人や、作業の場所とくつろぐ場所をしっかりと切り替えたい人におすすめです。

・カウンターキッチン

対面キッチンに多い悩みのひとつが、キッチンの散らかった様子がリビング側から見えてしまうこと。カウンターに立ち上がりのあるタイプを選べば、手元が隠れるため生活感を隠しやすくなります。カウンターテーブルを設置すれば、軽い食事の食卓や子どもの宿題スペースにもなり便利です。

・アイランドキッチン

仲間を招いてホームパーティを開くことが多い人や、家族で一緒にキッチンに立つことが多いご家庭には、フラットなアイランドキッチンが人気です。キッチン周りの動線に行き止まりがないため、大人数でキッチンを囲むのに適しています。

・壁付けキッチン

壁付タイプのキッチンは設置面積が少ないため、キッチンをコンパクトにまとめたい人におすすめです。側にダイニングテーブルを置けば、効率よく配膳や片付けができます。

・関連リンク
アイランドキッチンの施工事例9選!おしゃれで使いやすい間取りのコツ
ペニンシュラキッチンのメリットや注意点は?おしゃれな施工事例8選
業務用キッチンは使いやすい?メリットやデメリット、施工事例を紹介

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■キッチンをリノベーションする際のポイントや注意点

・マンションは位置の変更が難しいケースがある

キッチンのレイアウトを変更する場合、換気ダクトや排水管の新たな経路を確保し直す必要が生じるのですが、マンションの場合は建物の構造上、大幅な移動が難しいケースがあります。キッチンをどこまで動かせるのかは、リノベーション・リフォーム会社によく相談しましょう。

・設備の交換時は電気やガスの容量を確認する

マンションで「ガスコンロからIHクッキングヒーターに替えたい」「キッチンにガス床暖房を新設したい」といった、電気・ガスの使用量が大きくなるリノベーションをする場合、事前の確認が必要です。

マンションは建物全体で電気・ガスの使用容量が決まっており、住戸ごとに均等に割り振られています。そのため、使用量が増えるからといって、契約内容を管理組合の許可なく変更することはできません。新しい設備の導入により電気・ガス使用量の増加が見込まれる場合は、建物全体の容量に余裕はあるのか、契約容量を変更することができるのかを管理組合に相談し、許可をとる必要があります。特に築年数の古いマンションでは電気の契約アンペア数が少ない傾向があり、希望のリノベーションが必ずしも実現できないケースもあります。

・キッチンのサイズはよく使う人に合わせる

キッチンキャビネットの高さやシンクの深さは、使う人の身長に合わせて設置することができます。体格に合わないキッチンは使いづらく、体調不良の原因になることもあるので注意が必要です。複数の人が使う場合は、キッチンに立つ時間がもっとも長い人に合わせて決めましょう。

・見せる収納と隠す収納のバランスを考える

キッチンは、調理器具・食器・食材・調味料など、たくさんの物が集まる場所です。リノベーション・リフォーム前に持ち物の量や種類をできるだけ具体的に把握して、見せる収納と隠す収納のバランスを考えながら収納を決めていきましょう。分別ごとのごみ箱の置き場所も、忘れずに考えておきたいポイントです。

・欲しい設備と必要な設備を見極める

ビルトイン浄水器、食器洗浄乾燥機、昇降式の吊り棚、タッチレス水栓など…キッチンのカタログには多彩な設備が掲載されています。しかしどんなに高機能な設備を設置しても、実際に使わないようでは意味がありません。“欲しい”設備ではなく、自分にとって“必要な”設備を見極めましょう。

・キッチンは足元の冷え対策も万全に

キッチンは立ち仕事の長い場所なので、足元の快適性も重視したい場所です。冬場の冷えが気になる場合は、リノベーション・リフォーム時に断熱工事や床暖房の設置なども検討しましょう。

・掃除のしやすいキッチンでいつも清潔に

キッチンは汚れやすいので見たもの美しさだけにとらわれず、掃除のしやすさも考えましょう。キッチンキャビネットは継ぎ目なく凸凹が少ないデザインのもの、換気扇はパーツを簡単に分解して洗えるものが便利です。

・ほかの家事と合わせた動線を考える

調理をしながら洗濯をしたり、なかなか起きてこない家族に声をかけたり…キッチンを洗面室や居室と行き来しやすいレイアウトにすると、家事の同時進行がスムーズになります。どのような暮らしを送るかを具体的に想定しながらプランニングしましょう。

・大きいサイズは搬入できるかも考える

リノベーションでキッチン天板や家電を今よりも大きいものにする場合は、部材を搬入できるかどうかも重要なポイントです。特にマンションの場合は、エレベーターや廊下の角に長尺の部材が引っ掛かってしまうケースが意外とあります。マンションの低層階や戸建てであれば、庭側の掃き出し窓やバルコニー(クレーン吊り)から搬入可能な場合もありますが、当然ながら高層階ではこの方法は使えません。

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■キッチンリノベーションはDIYでもできる?

近年DIYが人気の高まりを見せていますが、キッチンのDIYリノベーションはどこまで可能なのでしょうか?

・DIYでできること

キッチンのDIYリノベーションの一例は下記のとおりです。
・壁にタイルを張る
・キャビネットにシートを張る
・キャビネットの扉やつまみを交換する
・キッチン周囲のクロスを張り替える、壁を塗装する
・床を張り替える

なお、消防法や火災予防条例等により、キッチンのコンロ周りに設ける空間の大きさや壁の素材が定められています。コンロ周りに燃えやすい壁材を張ったり、棚を設置して狭くしたりするDIYは避けましょう。コンロからの出火は、住宅火災の原因の1位となっています。

・DIYでできないこと

・ガス工事
ガスの配管や接続は、有資格者が行う必要があります。例えば既存のキッチンに新しいコンロを設置するだけであればDIYも可能ですが、最終的な点検とガス管の接続は業者に依頼しなければなりません。

・電気工事
電気の配線やシーリングコンセントの新設等は、電気工事士の有資格者が行う必要があります。既存のシーリングコンセントやダクトレールを利用して、照明器具を取り付けたり交換したりするのは、資格がない人が行っても問題ありません。

・給排水工事
給排水管の新設や撤去工事は、有資格者が行わなければなりません。既存の給水管の分岐や延長、水栓やパッキンの交換であれば、DIYも可能です。しかし、素人の工事では水漏れが生じて住まいに損害を与えるケースもあります。特に集合住宅の場合は、階下の住人を巻き込みトラブルに発展する可能性もあるため注意しましょう。

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■グローバルベイスでキッチンをリノベーションするメリット

中古物件探しから、リノベーションプランの作成までをワンストップでご依頼いただけます。キッチンの大幅なレイアウト変更が可能なのか、希望のリノベーションが実現できるのかどうかを、プロの目で確認しながら選べるので安心です。

これから物件探しを始める方から、すでに具体的な希望条件がお決まりの方まで、その方に合ったセミナーや相談も随時開催しておりますので、まずは一度ご相談ください。
→開催中の無料セミナー・イベントの一覧

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■まとめ

キッチンの間取りの種類やおしゃれな事例、リノベーションを考える際のポイントをご紹介しました。古さや使いづらさを感じるようになったら、リノベーションのタイミングかもしれません。使いやすさと見た目の美しさを両立した、理想的なキッチンを手に入れたいですね。

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編集者: マイリノジャーナル編集部
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