住まい選びを変える 中古マンション×リノベーション

物件購入&リノベーションする場合の費用・ローンはどれぐらい?

中古マンションを購入したうえでリノベーションをする。その場合、ローンの組み方や費用はどれぐらいになるのでしょうか。実はこのやり方は意外にお得なのです。

金利・資金計画の立案シーンイメージ

リノベーションマンション。というと、「すでにリノベーションされた中古マンション」を購入するケースが一般的です。そんな中、最近増えてきているのは、「自分でリノベーションプランを決め、施工を業者にお願いすることを前提に、中古マンションを購入する」という方法です。この方法の魅力は、自分でリノベーション内容を決められるということ。間取りを自分好みにアレンジしたい人にとっては、中々魅力的な選択肢です。一方で、まだまだこれから浸透していくやり方のため、進め方や費用、ローンの組み方について、詳しく知りたいという方も多いでしょう。

今回は、そんな「リノベーション前提での中古物件(中古マンション)購入」の際、どのようなローンの組み方にすれば良いか、解説します。

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■中古物件(中古マンション)を購入してリノベーションする場合のローン

中古物件を購入してリノベーションする場合、以下の2つの方法でローンを組むことができます。

  1. 中古物件の購入資金とリノベーション工事部分をあわせてひとつのローンを組む
    (=リノベーション部分の工事費用も住宅ローンとしてひとまとめで組む)
  2. 住宅ローンとリノベーション工事部分を別々にローンを組む
    (=住宅ローン+リフォームローン)

この二つの選択肢にはどういう違いがあるのでしょうか。もっというと、どちらのほうがメリットが大きいでしょうか。結論から言うと、1を選択した方がメリットが大きいと言えるでしょう。そのポイントは「ローンの種類ごとに金利が異なる」というところにあります。

一般的に、リフォームローンの金利は住宅ローンの金利より高いケースが実は多いのです。「物件購入費用+工事費用」が仮に同じだとすると、リフォームローンと住宅ローンの金利差の分だけ、2のほうが費用負担が増してしまいます。

例えば3000万円の物件を購入し、1000万円かけてリノベーションをする際、

  1. 4000万円に、金利の安い住宅ローンを適用する
  2. 3000万円に住宅ローンを、残りの1000万円には金利の高いリフォームローン適用される

となり、1000万円分についてはリフォームローンの方が費用負担が増してしまいます。

また、住宅ローンと一緒に審査できるので、リフォームローンを単体で審査するという余計な手間がかからない点もメリットと言えるでしょう。

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■中古物件購入×リノベプランを自分で決める場合の住宅ローン

前項のように、中古物件を購入してリノベーションするときには、住宅ローンにリノベーション費用も含めて借入をするのがおすすめです。ここでは、中古物件を購入しリノベーションプランを自分で決める場合の住宅ローンの検討ポイントを捕捉的に説明しておきましょう。住宅ローンに関して十分詳しく調べた、という方は、読み飛ばしていただいて大丈夫です。

・ローン適用範囲

・ローンの上限と期間

・ローン金利

以下、ひとつひとつ簡単に解説していきます。

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・ローン適用範囲

住宅ローンが適用になる範囲は以下の通りです。

・間取り変更工事費用

・クロス、フローリング張替えなどの仕様変更費用

・水まわりなどの設備入れ替え費用

平たくいうと、一般的に「リノベーション」と呼ばれる工事は、全ての工事が住宅ローンの対象となります。もちろん、上記に加えて中古物件の購入資金もローンを組むことができます。

・ローンの上限と期間

また、ローンの上限と期間については、一般的な住宅ローンと同じ、以下の通りです。

・ローン金額上限:1億円以内

・ローン期間:35年以内

ただ、上記の金額上限とローン期間は、金融機関や個人の事情によって多少異なります。自分がローンを組もうとしている金融機関は貸出基準が一般に厳しいのか、比較的厳しくないのか、不動産業者らに確認してみるのも一手でしょう。

・ローン金利

住宅ローン金利は時期や金融機関によって異なりますが、2021年10月現在でいうと、変動金利は最低で0.5%前後。そして、長期固定金利も1%~1.5%程度と、非常に低い金利となっています。

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■リノベーション費用は住宅ローンと一緒に組もう

繰り返しますが、リノベーション費用は中古物件購入時の住宅ローンと一緒に組む方がお得です。なぜなら、ローンの適用範囲が広く、借入金額の上限も高い。さらに、ローンの借入期間が長く、金利も低く、結果的に費用負担が軽くなるケースが多いからです。また、リノベーション費用を住宅ローンに組み込めば、手元資金を減らさず、自由に使えるお金を手元に残しておくことができます。

このように、いつどのタイミングで・どれだけのお金を支払い、どれだけを手元に残しておけるのかは、ローンの使い方次第で大きく変わってきます。このあたりの知識もきちんとつけておきたいですね。

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編集者: マイリノジャーナル編集部
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