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スケルトンリノベーションの施工事例5選!メリット・デメリットや費用は?

こだわりの間取りや内装の家に住みたい。しかし予算はなるべく抑えたい…そんな希望を叶えるのが、今お住まいの家や中古物件をスケルトンリノベーションするという選択肢。間取りや内装はもちろん、配管や配線まで手を加えることができ、通常のリフォームでは難しい希望も叶えることができます。今回はスケルトンリノベーションのメリット・デメリットや費用について解説します。おしゃれな事例もご紹介するので、参考にされてください。

フルスケルトン工事で開放的なLDKに
こんな方におすすめの記事です
  • スケルトンリノベーションの事例や費用を知りたい方
  • 新築や建て替えより安く、希望の間取りや内装を叶えたい方
  • 新築物件or中古物件+スケルトンリノベーションで迷っている方
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■スケルトンリノベーションとは?

「スケルトン=骨組み」という意味。スケルトンリノベーションは、内装や設備などを一度すべて解体し、骨組みだけの状態にしてから作り直すリノベーションのことを指します。基本的に基礎・外壁・屋根・柱・梁などの構造部分はそのまま活用しますが、もし老朽化している部分があれば新しい物に交換することもあります。

■スケルトンリノベーションのメリット

スケルトンリノベーションのメリットは以下のとおりです。

・間取り変更の自由度が高まる

スケルトンリノベーションでは、建物の構造体以外を一度すべて取り払います。間仕切り壁も撤去するため、内装だけでなく間取りや水回りの位置までガラッと変えることが可能です。家族構成やライフスタイルに合わせて「部屋を広くしたい」「一つの部屋をいくつかに区切りたい」「水回りを移動させたい」などさまざまな希望が叶えられます。

【関連記事】間取り変更リフォーム事例10選!費用相場や注意点を解説

・床下の配管や配線を見直せる

部分的なリフォームでは、壁や床の中の配管・配線まで手を付けることはできません。一方スケルトンリノベーションは壁や床も一度はがすため、「劣化した配管を新しくする」「配線を組み替えてコンセントを増やす」など普段は手を付けにくい部分の工事も可能です

・断熱対策や耐震補強ができる

古い建物の場合は、断熱性や耐震性が不十分なことも。「冬の寒さや夏の暑さ、結露が気になる」という方は、壁や床、天井裏に断熱材を入れることもできます。地震への強さに不安があれば、耐震金物や筋交い、制振ダンパーをプラスするなど、耐震補強もあわせて行うと安心です。

・普段は見えない劣化が発見できる

壁や床を解体するスケルトンリノベーションは、構造体まで目視で確認できる貴重なチャンスです。柱や基礎の腐食、クラック、シロアリによる被害、雨漏りや結露など、普段は見えない劣化を発見できるかもしれません。しっかり補修を施すことで、長持ちする住まいにすることができます。

・新築や建て替えよりコストが安い

スケルトンリノベーションをすると、内装や設備、間取りまでガラッと変えられるため、見た目はまるで新築のよう。しかし建て替えするのに比べると、コストは2~3割安く抑えられると言われています。

ただしあまりに劣化が激しい場合、建て替える方が安かったということにもなりかねません。事前に建物の状態を見てもらい、建て替えとスケルトンリノベーションのどちらが安くつくか相談しましょう。

■スケルトンリノベーションのデメリット

スケルトンリノベーションのデメリットは以下のとおりです。

・入居までに時間がかかる

内装や設備など部分的なリフォームであれば、住みながらの工事も可能です。しかしスケルトンリノベーションでは、仮住まいや引っ越しなどの手配が必要になります。入居までには数か月かかるため、もし「小学校の入学に合わせて4月までに入居したい」等、スケジュールに希望がある場合は事前に担当者に相談しましょう。

【関連記事】フルリノベーションや部分リノベーションの期間の目安は?工事の流れも解説!

・希望の間取りが難しいケースも

大幅な間取り変更が叶うスケルトンリノベ―ションですが、構造上重要な壁や柱は動かすことができません。また建物の工法によっても、間取り変更のしやすさに差が生まれます。

  間取り変更しやすい 間取り変更しにくい
木造戸建て住宅 在来工法 2×4工法
マンション ラーメン構造 壁式構造

在来工法やラーメン構造は、柱や梁など「線」で支える構造のため、大がかりな間取り変更も比較的しやすいです。反対に2×4工法や壁式構造「面」で支える構造のため、撤去・移動が難しい壁があるなど、間取り変更に制約が生まれやすいです。

またマンションでは、床下の配管の環境によって水回りの移動に制限がでることも。管理規約による制限もあるため、事前によく確認しましょう。

・部分リフォームよりコストが高い

部分的なリフォームに比べて、工事が大がかりになるスケルトンリノベーション。当然ですが費用は部分的なリフォームよりは高額になります。

ただし部分的なリフォームで「今回は内装を、次に設備を新しくして…」と効率の悪い工事を積み重ねると、逆にコストがかさんでしまうケースも。どのような工事をすれば効率よく理想の住まいが叶えられるか、リフォーム会社に相談しましょう。

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■スケルトンリノベーションの費用相場

スケルトンリノベーションの費用相場は、1,000万円前後と言われています。建物の劣化が激しい場合、ハイグレードの内装や設備を選ばれる場合は、高額になる可能性があります。

【関連記事】リノベーション・リフォームの費用(相場)はどれくらい?

■スケルトンリノベーションの施工事例5選

ではスケルトンリノベーションのおしゃれな施工事例を5つご紹介します。

・事務所をフルスケルトンリノベーションで居住用に

事務所をフルスケルトンリノベーションで居住用に

昭和53年に建てられ事務所として使われていた物件を、スケルトンリノベーションで居住用として一新させた事例です。

マイリノとユナイテッドアローズ社のコラボレーションで実現。まるで高級ホテルに滞在しているかのような毎日をすごせる、スタイリッシュでモダンな内装です。築年数40年以上と決して新しくはないマンションですが、まるで新築のように生まれ変わりました。

事例1間取り図(ビフォー・アフター)

もともとは一般的なLDK+洋室2部屋の間取りでしたが、回遊性のある間取りへと大きく変更。浴室・洗面所を家の中心に配置し、寝室側とリビング側から出入りできる動線となっています。

寝室やウォークインクローゼットはよりパーソナルな空間に。リビングやキッチン側はパブリックな空間として、窓から街を眺められる開放的な雰囲気になっています。

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・フルスケルトンリノベーションで新築同様に

フルスケルトンリノベーションで新築同様に

こちらは高級住宅地の元麻布にある、昭和58年に建てられたヴィンテージマンション。スケルトンリノベーションで、配管からすべて新しくなりました。

キッチンはタイル調のパネルで、高級感あふれる内装に。半島のような形のペニンシュラ型キッチンで、とても開放的なLDKとなっています。リビングのエアコンを天井埋め込み型にして、お部屋をスッキリと見せたのもポイントです。

 事例2間取り図(ビフォー・アフター)

古いマンションに多い独立型キッチンの間取りを、人気の対面式キッチンへ。キッチンを移動させた分、浴室洗面室も一回り広くなりました。

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・フルスケルトン状態からこだわりをカタチに

フルスケルトン状態からこだわりをカタチに

新築物件の間取りを見ても、ピンとくるものがない」自分のこだわりをとことん形にするために、中古物件を購入してスケルトンリノベーションを施した事例です。

リビングには映画観賞用の大きなスクリーンを。リノベーションで課題だった部屋の梁を逆に活かして、むき出しのスクリーン用のバーや間接照明でインダストリアルな空間を演出しています。

 事例3間取り図(ビフォー・アフター)

男性の一人暮らしのお部屋で、間取りは大きなLDK+寝室。キッチンは壁付けタイプから、開放的なアイランドキッチンへと変更されています。お風呂で足を伸ばせるようにしたいということで試行錯誤し、位置や向きを変えることで希望を叶えることに成功。「平日は仕事で忙しい分、休日はお気に入りの空間ですごしたい」そんな施主様のお部屋への強いこだわりをしっかり反映するリノベーションになりました。

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・打ちっぱなしの天井など自分らしくカスタマイズ

打ちっぱなしの天井など自分らしくカスタマイズ

一人暮らし用の1LDKの物件を探されていたそうですが、結婚も視野に入れてファミリータイプの物件に。憧れのルーフバルコニー、予算とのバランス、会社や実家への利便性…たくさんの条件を中古物件+スケルトンリノベーションで叶えた事例です。

キッチンはモルタルで造作、天井は打ちっぱなしにしてインダストリアルな雰囲気に。マンションの「天井の断熱材をはがしてはいけない」という規約で躯体現しができないケースもあるなか、グローバルベイスの担当者が天井に穴をあけて構造を確認。無事に「天井打ちっぱなしにしたい」というこだわりを叶えることができました。

事例4間取り図(ビフォー・アフター)

間取りは和室だった場所を、開放的なカウンターキッチンに変更。キッチンだった部分は、広々としたウォークインクローゼットをつくりました。洗面室も広くなり、洗面台を二つ並べた使いやすくおしゃれな空間に一新されました。

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・フルスケルトン工事で開放的なLDKに

フルスケルトン工事で開放的なLDKに

友人を招いてホームパーティーができる、広々としたLDKをつくりたい」そんな希望を叶えた、スケルトンリノベーションの事例です。

壁付けタイプのキッチンをアイランド型へ変更するのに、問題となったのが消防法の関係。換気扇の位置やサイズが難しかったそうですが、担当者が基準を満たすものを見つけました。キッチン横に壁をつくらずオープンなつくりが叶い、希望通りの開放的なLDKが完成しました。

 事例5間取り図(ビフォー・アフター)

リノベーション前はかなり細切れの間取りでしたが、LDKを広くとる人気の間取りに。リビングに隣接する部屋は造作窓をつくり、風通しをよくしました。玄関に土間と大きなシューズインクローゼットをつくったのもお気に入りのポイントだそうです。

こちらの施主様は、元々は新築物件の購入も考えていましたが、駅からバスで移動するなど郊外の不便な立地のものしか見つからなかったそう。中古物件+スケルトンリノベーションという選択をしたことで、予算内で希望の立地も間取りも内装も叶えられました

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■スケルトンリノベーションの注意点

最後に、スケルトンリノベーションを行う際の注意点について解説します。

・現場調査はしっかりと行う

スケルトンリノベーションが大がかりな工事となるため、スムーズに進めるためには建物の現場調査がとても大切な項目になります。見積金額と実際の工事費に大きくズレが生じるのも避けたいところ。建物の傷み具合や配管の状態などを細かく確認し、なるべく正確な見積金額を出してもらいましょう。

・マンション管理規約をよく確認する

マンションの場合、玄関ドアや窓サッシなど管理規約上の「共用部分」にあたる場所は手を入れることができません。管理規約や構造によってリノベーションに制限がでることもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

・工期が長いので近隣への配慮を

スケルトンリノベーションは、通常のリフォーム工事に比べて工期が長め。解体等の騒音も大きくなるため、近隣への配慮はとても大切です。リフォーム業者によっては、工事が始まる前のご挨拶に同行してもらうこともできます。

・実績が豊富な業者に依頼する

スケルトンリノベーションは大がかりな工事になります。失敗しないためには、信用できる業者に依頼することが大切です。部分的なリフォームの実績より、スケルトンリノベーションの実績が豊富な業者を選ばれると良いでしょう。

■まとめ

スケルトンリノベーションは大がかりな工事になるため、事前の打ち合わせや設計がとても大切です。建物の構造やマンションの管理規約なども細かくチェックしなければならないため、ぜひたしかな技術や知識をもった業者に頼まれてくださいね。物件探しから設計、施工まで一社でまとめてサポートしてくれる「ワンストップリノベーション」に対応している会社なら、安心してサポートを受けることができます。

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