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おしゃれな洗面所や脱衣所の収納アイデア!間取りや収納事例を紹介

洗面所は洗面台や洗濯機置き場があり、狭い場所に割と細々としたアイテムを収める必要があるため、おしゃれに収納するのが難しいスペース。今回は、洗面所をおしゃれに、そして機能的に使うためのリノベーションの工夫や手軽で簡単なアイデア収納をご紹介します。

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CONTENTS

■おしゃれな洗面所のつくり方をご紹介

リノベーションでおしゃれで機能的な洗面所をつくるためには、デザインと間取りの両面にこだわるべきです。洗面所のテイスト別のポイントや間取りのアイデアをご紹介していきます。

・テイスト別のリノベーションアイデア

ブルックリンスタイルの洗面台

海外風のインテリアとして人気があるのは、サブウェイタイルを使ったブルックリンスタイルです。サブウェイタイルは、1990年代のニューヨークにある地下鉄駅構内で使用されていたことが名前の由来です。長方形のタイルを互い違いになるように貼っていきます。洗面所に用いるのは白のタイルで、目地の色によって印象が異なります。目地が黒の場合は男性的なイメージですが、目地がグレーの場合は女性的なやさしい雰囲気となり、白は清潔感があふれる印象です。サブウェイタイルは、むき出しの配管を出した荒々しいスタイルにも合います。

北欧風の洗面台

北欧風の洗面所にするには白と木を基調にし、暖かみのある雰囲気にします。鏡の枠や洗面台のカウンターに木を用いて、床や壁に白や淡いブルー、ベージュなどのタイルを用います。照明は電球色のものを使い、暖かな光が灯る空間としましょう。

トラディショナルスタイルの洗面台

トラディショナルスタイルは、重厚感や格式を感じさせる伝統的なヨーロッパのデザインテイストです。洗面台の扉は、ダークブラウン、またはクリーム色で統一した框扉とし、クロスハンドルの水栓やゴールドの縁の鏡と合わせるとクラシカルな雰囲気を醸し出せます。

ホテルライクな洗面台

ホテルライクな洗面所は、ラグジュアリーで非日常感のある空間を演出することがポイント。洗面台には大きな鏡を設置し、下部に間接照明を仕込んで、柔らかな光が広がるようにします。洗面台はシンプルでデザイン性が高いボウルを選び、木製のカウンターのスペースをゆったりととることで、ゆとりを感じさせます。また、浴室との間の仕切りやドアをガラスすることもホテルらしさを演出する要素です。壁は塗装や壁紙でもよいですが、床には石やタイルを用います。カラーコーディネートは白やダークブラウン、ベージュを組み合わせると、上質な雰囲気を醸し出しやすいです。

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■洗面所の間取りに関するアイデア

一般的に洗面所は脱衣所の機能を兼ねている場合が多いですが、スペースが確保できる場合は、洗面所と脱衣所を分けて設けるのが望ましいです。家族の誰かが入浴していても、気兼ねなく洗面所を利用できます。また、脱衣所を別に設けることで、来客時に脱いだ衣類が入ったカゴなどの生活感を感じさせるものを隠しやすいこともメリットです。特に来客の多い家庭では、洗面所と脱衣所を別に設けるとよいでしょう。

・洗面所の動線に配慮する

洗面所の洗濯機置き場イメージ図面

洗面所は生活動線を意識して、レイアウトを考えることが大切です。洗面所は脱衣室を兼ねたり、洗濯機置き場を設けたりすることが多い場所。洗面所に出入りする人や洗面台を使う人、脱衣をする人、洗濯をする人が、それぞれ使いやすいように配慮します。
洗濯機が洗面所の出入口近くにあり、通路幅が十分にとれてないと、洗濯をする人と洗面や脱衣で使う人が、急いでいるときにぶつかってしまうことが考えられます。洗濯物を入れるカゴを置く場所やドラム式洗濯機の場合にはドアの開閉スペースを確保したうえで、通路スペースもとれるのが理想的です。

また、洗面台と洗濯機を並べて設置する場合、洗面台と洗濯機のどちらを手前に設置するかが問題になります。家事動線の面からは、洗濯機が手前にあった方が使い勝手がよいです。しかし、前述のように洗濯機の前で洗濯物を出し入れするときには、カゴを置いたり、ドラム式洗濯機ではドアを開閉するスペースも必要になったりするなど、意外と場所をとります。洗濯機が手前にある場合、洗濯機の前で作業をしていると、ほかの家族が洗面台に行きにくくなってしまうのです。反対に、洗面台の前で歯を磨いている人がいるときに、後ろを通って洗濯機の前に行くのは、さほど面倒なことではありません。また、1日に洗濯機を使う回数よりも、洗面台を使う回数の方が多いことからも、洗濯機を奥、洗面台を手前にした方が使い勝手がよいといえるでしょう。
それから、脱衣所を兼ねた洗面所の場合、洗面所からトイレに入るつくりにすると、浴室を使っている人がいるときに、トイレが使いにくくなってしまいます。家族で暮らす住まいの場合は、洗面所とトイレ完全に独立している方が使い勝手がよいです。

・玄関近くに洗面台を設置

玄関洗面台イメージ図面

小さな子どもがいる家族の住まいは、帰宅後に玄関の近くですぐに手が洗える環境をつくると、手洗いやうがいの習慣をつけやすく、室内が汚れにくいというメリットがあります。出かける前の身だしなみのチェックもしやすく、掃除をするときや玄関の外の観葉植物に水やりをするときにも便利です。メインの洗面所とは別に玄関の近くにサブの洗面台を設けるか、玄関から近い場所に洗面所などの水回りを配置します。

玄関の近くにサブの洗面台を設けると、お客様に気兼ねなく利用してもらいやすいこともメリットです。玄関の近くのサブの洗面台は、インテリア性を重視するのがポイント。設置スペースにサイズを合わせやすいという面からも、洗面台よりもカウンターに洗面ボウルを設ける方が向いています。スペースが限られている場合は、壁付けの洗面ボウルを設置する方法もあります。ただし、洗面ボウルはデザインも大切ですが、手を洗えればよいのか、掃除や水やりにも使うのか、用途によって必要なサイズに違いがあるので注意が必要です。玄関のサブ洗面台をどんな目的で使うのか明確にしておきましょう。

また、タオル掛けは設置するのを忘れてしまいやすいアイテムですが、サブの洗面台にもないと不便ですので忘れずに取り付けます。玄関の近くはお客様も目にしやすい場所ですので、歯ブラシやひげそりといったものまで置いてしまうのは、生活感が出てしまいやすいのでおすすめできません。シンプルなデザインのタオルやハンドソープ、コップなど、最低限のものを置くようにします。
玄関の近くに洗面所を設置する場合も、出入口を引き戸にして開けた状態にしておけば、子どもの手が汚れているときも、室内を汚さずに済みます。

・朝の身支度で混み合うのはダブルボウルで解消

洗面所ダブルボウルイメージ図面

共働き夫婦や子どもが通学や通勤をしている家族の場合、朝の身支度をしているときに、洗面所が混み合い、鏡の前のスペースや洗面ボウルの取り合いになりがちです。そのようなケースでは、リノベーションで洗面ボウルが2つあるダブルボウルの洗面化粧台にするのが向いています。朝の身支度のとき以外でも、洗面ボウルが2つあることで、1つは洗濯物をつけ置き洗いするのに使っていても、もう1つを洗顔や手洗いに使えることも利点です。

ダブルボウルの洗面化粧台にするには、造作のカウンターに洗面ボウルを2つ設置する、ダブルボウルのシステム洗面台を選ぶ、シングルボウルのシステム化粧台を2台置くといった方法が挙げられます。システム洗面台を2台並べる場合は、同じサイズのものを2台並べるのもよいですが、片方を洗髪にも使えるメインの洗面化粧台とし、もう一方はコンパクトな洗面ボウルのタイプにするという選び方もあります。

造作のカウンターなどの場合、できるだけカウンターの長さを確保すると、3人以上が同時に並んで身支度ができるなど、さらに使い勝手がよいです。鏡は5面鏡にすると、壁面に収納スペースを確保することが可能です。また、洗面台のカウンターの一部に、下部の収納がない部分をつくると、椅子を置いてドレッサーとして使うことができるので、落ち着いて化粧や肌のお手入れなどがしやすくなります。

洗面ボウルを2つ設置するのが難しい場合も、鏡やカウンターは壁一面に設置する、鏡は2面に設けるといったアイデアで、身支度に使えるスペースが広がります。また、洗面ボウルは1つであっても、ボウルを大きなものにすると、歯磨きを2人で同時にするときなどに使いやすいです。

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■水回りの床材で気をつけるポイント

洗面所やトイレなどの水回りのリノベーションでは、床材はどのような点に注意して選んだらよいのか解説したうえで、水回りに向いた床材をご紹介していきます。

・水回りに向いた床材

<クッションフロア>
クッションフロアは、塩化ビニルのロール状の床材でクッション性があります。比較的リーズナブルな床材で、施工がしやすいことも特徴です。柄の種類が豊富で、フローリングを模した木目調や石目調、タイル調などのデザインのものがあります。また、抗菌や消臭、防カビなどの機能性を付した商品も展開されています。

<Pタイル>
Pタイルは硬質の塩化ビニルをタイル状にした床材です。柄のバリエーションが豊富で、木目や石目に合わせて凹凸がつけられた商品もあるなど、リアリティのある柄が多いのが特徴です。耐薬品性や耐摩耗性があり、耐久性に優れています。

<コルク>
コルクタイルやコルクフローリングは、水や汚れに強くなるように表面を加工した商品もあります。硬くて丈夫でありながら、適度な弾力性があるため、足腰に負担がかかりにくく、断熱性が高いのも魅力です。

<タイル>
タイルは耐水性が高く、意匠性の高さも魅力です。浴室にもタイルを用いる場合デザインやカラーを合わせると一体感があり、空間の広がりも感じられます。ただし、足触りの冷たさが気になることや硬さから足腰の負担になることがあります。

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■コンセントの数や場所にも注意は必要!

洗面所は意外と多くの電化製品が使われることの多い場所です。リノベーションの際には、必要な数のコンセントを設置するとともに、水回りであるため、コンセントの位置にも注意が必要です。

・洗面所に必要なコンセントの数

洗面所のコンセントは、洗面台の近くと洗濯機置き場に設けられていることが一般的ですが、洗面台の近くのコンセントが足りないと感じているケースが多いのではないでしょうか。

洗面所では、ドライヤーやヘアアイロン、電気シェーバー、電動歯ブラシなどが使われることが多く、夏には扇風機、冬のヒートショック対策にファンヒーターを使う人もいます。また、洗濯物を干す場所としても使用している場合には、除湿機が置かれることもあります。それから、洗濯機用のコンセントも必要です。タコ足配線をして、コンセントの容量を超えて電化製品を使用すると、ショートや発火の恐れがあります。洗面所で使う電化製品を書き出し、使う場所の近くにコンセントを設けるとともに、1~2口の余裕を持つようにしましょう。

目安となるコンセントの数は、洗濯機置き場に2口、洗面台の横に2口用意する以外に、洗面台にも2口設置すると、朝の身支度の際にコンセントが足りなくなりにくいです。造作で洗面台をつくる場合には、電動歯ブラシや電動シェーバーなど充電が必要なもののためのコンセントは、収納の内部に設けると、すっきりと見せられます。

・洗面所のコンセントの注意点

洗面所は水を使い、湿気が多い場所ですので、コンセントを高めの位置に設置するなど、感電に気をつける必要があります。洗濯機用のコンセントは、漏電をしたときに感電を防ぐため、アースがついたものとます。また、コンセントの抜き差しがしやすいように、床から1m10cmの高さに中心が来るように設置するのが目安です。

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■狭い洗面所には壁面収納が有効!

住まいのスペースは限られていることから、洗面所は十分な広さをとれないことが少なくありません。しかし、洗面所も十分な収納を設けなければ、使いにくくなります。そこで、洗面所のリノベーションで収納力をアップするには、壁面収納を設けるのがおすすめです。

・壁面収納のメリット

洗面所に壁面収納を設けると、収納力不足を解消して、おしゃれで機能的な空間にできるといったメリットがあります。

◇効率よく収納スペースを増やせる

洗面所用のスリム収納などの既製品は、空いているスペースにピッタリの高さや幅、奥行のものを見つけるのは難しいです。壁面収納なら床から天井までの範囲で、空いているスペースに合わせて設けられるため、効率よく収納スペースを増やすことができます。

◇デットスペースを活用できる

洗面所には、洗濯機置き場や洗面台の上部といった、デッドスペースになりやすい場所があります。こうした場所に吊戸棚や棚を設ければ、スペースを有効活用することができます。

◇洗面所で使うものを一箇所にまとめられる

洗面所はタオル類、歯ブラシや化粧品、シェーバーなどの身だしなみ用品、洗剤や柔軟剤など、多くのものを使う場所です。収納はものを使う場所に設けるのが基本。洗面所や浴室で使う消耗品のストックも、しまっておけると便利です。

そこで、壁面収納を設けることで、洗面所で使うものをまとめて収納しやすくなります。

◇生活動線を確保しやすい

洗面所は洗面や脱衣、洗濯をする場所であり、複数人が同時に使うこともあります。狭さを感じたり、すれ違いにくかったりすると、ストレスを感じることが考えられます。

洗面所に壁面収納を設置することで、床に収納用品を置くことなく、広々と使いやすくなります。顔を洗って身支度をするときや入浴時に着替えるとき、洗濯機を使うときなどに、生活動線を確保しやすくなることもメリットです。

◇おしゃれな空間にできる

一般的な歯磨き粉や整髪剤、洗剤などは、生活感を感じさせるアイテムです。洗面所の収納が足りずに、ものを出したままの状態になってしまうと、雑然とした印象になりがちです。壁面収納を設けて、ものの定位置を決めて収納できるようにすることで、おしゃれな空間を作ることが可能になります。

扉つきの壁面収納など“隠す収納”を設置する場合は、壁のようにすっきりとして見えるため、生活感を感じさせない空間を実現できます。一方、オープンの棚の収納にして、テイストが統一されたデザインのボトル類や色調を揃えたタオル、カゴやバスケットなどを入れるなど、あえて“見せる収納”にするのもおしゃれです。

・洗面所の壁面収納アイデア事例

洗面所は狭いスペースとなることが少なくなく、壁面収納を設置できる場所は限られています。実際にどのように壁面収納を設けることができるのか、洗面所のリノベーション事例をもとにアイデアを紹介していきます。

◇洗面台と一体になった収納で収納力を確保

洗面台と一体になった収納で収納力を確保

参照:https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=147

家具を置かずにものを収納できるように、造作で豊富な収納スペースを設けた、一人暮らしの住まいの事例です。

洗面所には、洗面台と一体のデザインの壁面収納を設置し、収納力がたっぷりとあります。洗濯機置き場の上には棚を設置してデッドスペースをなくすなど、空間が効率よく使われています。

壁面収納や収納ボックスなどが白系で統一されていて、すっきりとした洗面所になりました。

◇ミラーを片側に寄せて収納を設置

ミラーを片側に寄せて収納を設置

参照:https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=68

ファミリーの住まいで、洗面台の上のミラーを洗面ボウルの上部のみとして、壁面収納を設けた事例です。洗面台の上全体にミラーを設置するケースもありますが、一人で洗面台を使用するのであれば、洗面ボウル程度の幅でも十分です。

ミラーの横に壁面収納を設けると凹凸が生まれますが、洗面台部分とカラーなどが統一されているため、まとまりが感じられます。洗面台のオープンラックにはボックスを置くことで、生活感が排除されています。実用的でスタイリッシュな洗面所が実現しました。

◇カウンター上のデッドスペースを「見せる収納」に

カウンター上のデッドスペースを「見せる収納」に

参照:https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=78

2人暮らしの住まいで、洗面台のカウンター上のミラーの横にオープンの棚を設置した事例です。洗面台のミラーの横はデッドスペースになりやすい場所ですが、こちらの事例では草花を飾るところとして利用するなど、「見せる収納」として有効活用しています。

カウンターや棚では木製で統一され、ナチュラルで明るい雰囲気の洗面所となりました。

◇収納力たっぷりのオープンの造作棚

収納力たっぷりのオープンの造作棚

参照:https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=48

ファミリーの住まいに、天井の高さまでの大容量の収納棚を設けた事例です。

造作家具は計画段階でしまうものを決めて、もののサイズに合わせて造るのが理想的ですが、実際には住んでみてから入れるものを調整したいこともあります。この事例のように、ダボレール(ガチャ柱)を取り付けておくと、後から棚板の高さを簡単に調整することができるので便利です。

◇洗濯機上に棚を設置して有効活用

洗濯機上に棚を設置して有効活用

参照:https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=150

インダストリアルテイストにリノベーションした一人暮らしの住まい。こちらの事例では、洗濯機置き場の上に三段の棚が設置されました。ドラム式洗濯機を置く場合は、衣類の出し入れに洗濯機の上部の空間を使用しないため、壁面に広いスペースが空きます。

オープンの棚が少し荒削りな印象の空間にマッチし、ナチュラルなカゴとスツールの素材感にまとまりが感じられることからも、おしゃれな雰囲気の洗面所となっています。

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■洗面所のすっきり収納術。真似したいテクニック・アイデア7選

洗面所や脱衣所で、見せる収納などおしゃれに収納できるアイデアやテクニック、デッドスペースの活用方法、収納に便利なアイテムなどをご紹介します。

・カゴやファブリックボックスを活用

洗面台カゴイメージ

参照:https://www.globalbase.jp/renocolle/case/detail.php?jid=96

洗面所は細々としたモノの収納が多いため、カゴやファブリックボックスなどを使ってまとめて収納するとすっきりと片付けやすくなります。見せる収納に使う場合は、中身を見せたい場合はワイヤーバスケットが向いています。一方、統一感のないサイズやカラーのモノをまとめて入れたいときは、目の細かいカゴやファブリックボックスなど、中身が見えないアイテムを使いましょう。

・タオルは丸めて見せる収納にする

洗面台タオル収納イメージ

参照:https://www.globalbase.jp/renocolle/case/detail.php?jid=118

タオルは畳んで重ねてしまうと、下の方のタオルがとりにくいことが難点です。また、タオルは使用頻度が高く、濡れた手でとりたいときもあるため、扉の中に収めてしまうと使いにくい面があります。そこで、タオルは丸めてバスケットやワイヤーバスケットに入れて、見せる収納にすると、取り出しやすく効率よく収納できます。あるいは、壁にタオルバーを縦に2本設置して、丸めたタオルを挟んでいくと、壁面を有効に使うことが可能です。ただし、タオルを見せる収納にするときは、同じ色や種類で揃えるようにしましょう。

・洗面台の上の小物類はトレイにまとめる

洗面台小物類イメージ

引用:http://sumai.panasonic.jp/imgsearch/?product=%E6%B4%97%E9%9D%A2%E5%8F%B0%MCEPASTEBIN%

洗面台で頻繁に使うモノは洗面台の上に置いておくと使いやすいですが、形やカラーの違うアイテムをそのまま並べていると、雑然とした印象になりがちです。そこで、トレイを用意して一箇所にまとめると、空間にもまとまりが感じられるようになります。

・洗剤のラベルを統一する

洗剤ボトルイメージ

参照:https://www.globalbase.jp/renocolle/case/detail.php?jid=126

洗剤類はしまっておくよりも、洗濯機の近くなど、手にとれる場所に置いておいた方が使いやすいです。しかし、様々なラベルが目につくと、雑然とした雰囲気になってしまいます。そこで、100均などで売っているシンプルな容器に移して、ラベルも統一すると見せる収納にできます。

・洗濯機置き場に棚をつくる

洗濯機上棚イメージ

参照:https://www.globalbase.jp/renocolle/case/detail.php?jid=14

洗濯機の上はデッドスペースになりがちな場所です。そこで、洗濯機の上に棚を設けると、タオルや洗剤類などの収納スペースとして活用できます。棚は棚受けを設置してつくる方法のほか、つっぱり棚を取り付ける方法や、突っ張り棒を何本か取り付けて棚板を載せるといった方法があります。あるいは、棚のついたランドリーラックを活用するのもよいでしょう。

・配管スペースは様々な収納グッズを組み合わせる

洗面台下収納イメージ

参照:https://www.globalbase.jp/renocolle/case/detail.php?jid=125

洗面台の下の配管スペースも、空いている場所の形状からデットスペースになりやすい場所です。1種類の収納グッズでは、空間を効率的に使うことは難しいものがあります。そこで、サイズの異なる引き出し収納やファイルボックス、ワイヤー棚などを組み合わせて置きます。また、上部に突っ張り棒を渡しておくと、スプレー式の洗剤類をかけて収納するのに便利です。さらに、扉の裏にはフックをつけると、ドライヤーやコンセント類などをかけてしまう場所として使えます。

・洗面台と洗濯機の隙間にはメッシュラック

洗面台隙間収納イメージ

引用:http://sumai.panasonic.jp/imgsearch/?product=%E6%B4%97%E9%9D%A2%E5%8F%B0

洗面台と洗濯機の隙間用のラックが市販されていますが、スペースが狭いとラックを置くことはできず、デッドスペースになってしまいます。そこで、つっぱり式のメッシュラックなら限られたスペースでも設置することが可能です。フックを使ってモノをかけたり、ワイヤーラックをつけたりできるので、収納場所を増やすことができます。

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■まとめ

洗面所をリノベーションするときは、デザイン面だけを重視することはせず、間取りにもこだわり、使い勝手のよい場所になるように配慮しましょう。さらに、収納を工夫することによって、よりおしゃれに、より使いやすい洗面所にすることができます。

編集者: マイリノジャーナル編集部
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