「自宅にアトリエが欲しい…」クリエイティブな趣味を持つ人の多くが、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?好きな物に囲まれて創作に没頭できる空間、アトリエ部屋作りのポイントやメリット・デメリット、おしゃれな施工事例をご紹介します。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら>>「アトリエ(atelier)」とは、フランス語で画家・建築家・彫刻家・工芸家・デザイナーといった芸術家が仕事をするための作業場を指す言葉。日本語の「工房」や英語の「スタジオ」も同様の意味です。プロの仕事場だけでなく、趣味を楽しむためのスペースもアトリエと呼べます。
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詳しくはこちら>>家族に話し掛けられたり、テレビの内容に気を取られてしまったり…自宅で作業をするときのお悩みのひとつが、集中力を削ぐ要因が何かと多いこと。アトリエ部屋があれば、パブリックな空間と作業する空間を切り分けることができるので、趣味や仕事に没頭しやすくなります。
アトリエがあれば、工具や資材などをまとめておけるので、部屋に入ってすぐに作業を始めることができます。また、休憩をしたいときや作業が終わったとき、ほかの部屋に移動することで気持ちを切り替えやすいです。
「アトリエがないのでダイニングテーブルで作業をしている」という人も少なくないのではないでしょうか。その場合、食事の時間になったらテーブルの上を片付けることになります。テーブルの端に寄せておくだけでは、食べこぼしや飛び跳ねで汚れる可能性もあり少し心配です。アトリエがあれば、デスクに工具や資材を広げたまま作業を中断・再開することができます。
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詳しくはこちら>>アトリエ部屋をつくるデメリットといえば、ある程度のスペースの確保が必要なことでしょう。そのぶん、そのほかの部屋の面積が減ることになります。そのほかには、目立ったデメリットは特にないのではないでしょうか。
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詳しくはこちら>>アトリエの照明は「雰囲気の良さ」よりも「作業のしやすさ」を重視しましょう。作業の際に自分自身が影にならないように、照明の配置を考えます。手芸やクラフトなどの細かい作業には、手元を照らすスタンドライトが欠かせません。
照明器具やLED電球には色温度(光の色)によって照らされる物の色の見え方が異なるため、作業の内容に合わせて選びましょう。オレンジがかった「電球色」、太陽光に近いナチュラルな「昼白色」、明るさが強く青みがかった「昼光色」などの種類があります。絵画など、特に色の選択が重要になる作業には、昼白色がおすすめです。調光照明なら、必要に応じて色温度を調整することもできます。
また、自然光と照明では光の色も強さも異なり見え方が違ってくるので、両方の光で作品を確認できる環境を整えておくと安心です。
作業の内容にもよりますが、アトリエ内は汚れやすいものです。壁や床の素材を選ぶなら、拭き取りやすいかどうか、掃除機をかけやすいかどうかを考慮すると良いでしょう。
アトリエ部屋では、作業に没頭するあまり、時間を忘れて座りっぱなしになりがちなもの。アトリエの椅子は、座り心地がよく腰に負担をかけにくいものを選びましょう。
工具の使用などにより大きな音が発生する作業の場合、騒音対策を講じることで安心して作業に打ち込みやすくなります。揮発性の塗料や樹脂を使用する作業の場合は、通風の確保も重要です。窓のない空間の場合、換気扇による強制換気も検討しましょう。
アトリエ部屋は、たくさんの物が集まりやすいもの。道具や資材の形状や大きさに合わせた、整理しやすい収納を設けましょう。道具類はすぐに手にできるよう、壁面や浅い引き出しに収納すると便利です。資材類はどのような種類の在庫がどれくらいあるのかを見渡せるよう収納にすることで、ダブり買いや使い忘れを防ぎやすくなります。
アトリエ部屋は、単なる作業部屋だけでなく秘密基地のような空間でもあります。実用的でありながらインテリア性にもこだわることで、ものづくりのモチベーションがアップするはずです。
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詳しくはこちら>>住まいのDIYリフォームや、家具やインテリア雑貨の手作りをするpinkoさんのアトリエです。大量の資材や書籍が、取り出しやすく整理されています。デスクの正面には大きな窓があり、明るい空間で作業がはかどりそうですね。
眺めているだけで創造性が刺激されそうな引き出しの中。細々としたパーツ類も、仕切りを多用して見やすく整理されています。
→このアトリエを詳しく見たい方はこちら
【pink pinko life】
https://pinkpinko.exblog.jp/27411090/
こちらは、インテリア雑貨や子供服を作る、moeさんのアトリエスペースです。たくさんの物がありますが、ベースの白と差し色のブルーでトーンを統一しているため、圧迫感のない優しい雰囲気の空間となっています。
空間いっぱいに「好き」が詰まったアトリエスペースは、LDKの一角にあります。カウンター収納や間仕切り、シェルフ類も手作りだそうです。
→このアトリエを詳しく見たい方はこちら
【DIYと100均でプチプラインテリア*。】
https://ameblo.jp/rikuria/entry-12392623164.html
イラストレーターのご主人さまのワークスペースです。デスクの正面に室内窓を新設して、リビングに面したルーフバルコニーから自然光が届く、明るい空間に生まれ変わりました。オープン棚の背面にはブルーグレーの壁紙をセレクト。こだわりの雑貨や書籍が映えます。
玄関の土間を延長してワークスペースを設けた事例です。写真奥の左に玄関があり、手前のデスクは一段上がったフロアに配置しています。LDKからもっとも離れた場所にあるため、集中して作業できそうです。
少し変わった形状の室内を活かして、LDKに隣接するインナーテラスを設けました。奥さまがピアノを弾いたり、ご主人さまがギターを演奏したり…ときにはお二人でセッションを楽しむこともあるのだとか。ふだんはテーブルを置いて、仕事部屋として使用しているそうです。
こちらは、ウォークインクローゼットの一角にワークスペースを設けた事例です。LDKとの間に室内窓があるため、適度な距離感を保ちつつ家族の雰囲気を感じながら作業することができます。
こちらはユナイテッドアローズ社とのコラボ物件。LDKの一角に、ガラス張りのワークスペースを設けています。引き戸で閉じれば完全に間仕切りすることができますが、視線は遮られないため、閉塞感を感じることはありません。
こちらは、金工がご趣味のKさんのリノベーション事例です。ゆくゆくはアトリエにできるよう、玄関の先に土間を延長した空間をつくりました。土足で出入りできるので汚れを気にせずに作業ができます。
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詳しくはこちら>>アトリエのメリットは、オン・オフが切り替えやすくなり、趣味や仕事に心置きなく集中しやすくなること。
デメリットは、アトリエを設けた分ほかのスペースが減ることです。
作業に適した環境や整理整頓しやすい収納を整えて、クリエイティブな感性を刺激する空間をつくってみませんか?