「おしゃれなインテリア」と一言でいっても、テイストは様々。しかし、おしゃれに見えるインテリアにリノベーションするには、共通したポイントがあります。そこで、おしゃれなインテリアへのリノベーションを実現するためのコツや実例を紹介していきます。
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理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら>>おしゃれな空間にリノベーションするには、プランはもちろん、素材感や色使いが大切です。細部にまでこだわりが感じられるプロおすすめのリノベーション空間を紹介していきます。
約67平米の1LDKをワンルームにリノベーションした事例。ワンルームはプランニングでベッドルーム部分までが一体化している難しさがありますが、梁やソファの背もたれで緩やかにゾーニングされています。また、キッチンとベッドルームの2カ所にニッチが設けられ、調和がとれていることも、おしゃれに見えるポイントです。
生活感を感じさせないスタイリッシュな空間でありながらも、くつろげる雰囲気のある空間が実現しました。
コンクリート打ち放しのカフェを彷彿させる空間にリノベーションした事例。インダストリアルスタイルをテーマに、「モルタル×木」を中心に素材が構成され、絶妙なバランスとなっています。皮張りのソファやステンレス製のキッチンも、インダストリアルスタイルらしさが感じられるアイテムです。
さらに天井にはプロジェクター、キッチンにはワイングラスラックが設けられているなど、どこまでも“お店らしさ”が追求されています。
シンプルで飽きない住まいとなるように、ホワイト、グレー、木の3色を基調としてリノベーションした事例です。壁面の一部に木を使い、床の一部にはタイルを貼るなど、素材使いによってメリハリのあるおしゃれな空間を実現しました。
シンプルでありながらもレンジフードが目を惹くデザインで、フォーカルポイントの役割も担っています。また、オープンラックを設けてざっくりとモノをしまっていることから、おしゃれで抜け感のあるくつろげる住まいとなりました。
『非日常と日常のハイブリット』をテーマにカフェのような空間を目指した事例です。壁の素材の使い方の工夫によって、おしゃれな雰囲気を醸し出しています。
LDKの一面の壁はモルタルで仕上げ、棚を設けて本や雑貨のディスプレイスペースに。また、LDKに隣接するウォークインクローゼット部分の壁は、木のパネルにブラケット照明を取り付け、趣きある雰囲気です。さらに、出窓部分には四方にフローリングが貼られているなど、空間を単調に見せない工夫が随所にあります。
専有面積45平米のヴィンテージマンションの一室を1人暮らしに向いた住まいにリノベーションした事例です。
ダイニングテーブルを置かずに、キッチンと高さを揃えたカウンターテーブルを設置。窓際の明るい光が降り注ぐ場所で料理や食事が楽しめます。また、LDKと寝室の間にはリノベーション前についていた窓枠を利用した室内窓を設置し、開放的な雰囲気に。2人以上の暮らしでは、ガラスの間仕切りは明るさが気になることも考えられますが、1人暮らしなら問題ありません。
専有面積48平米の2人暮らしの住まいにリノベーションしたこちらの事例では、随所に工夫がこらされています。主な点を3つを挙げると、1つ目はキッチンの反対側の壁をほぼ一面収納にして収納力を確保し、動線を一直線にしていること。
2つ目は窓際の寝室との間をガラス戸とし、LDKにも明るい光が入ること。そして、3つ目は壁のカラーによるゾーニングです。寝室は白の壁紙、リビングダイニングはグレーのモルタル、玄関や廊下はブルーの壁紙にし、窓から奥に進むほど落ち着いた色合いになっています。
空間使い・色使いが巧みなおしゃれな空間が実現しました。
夫婦ともにリモートワークが可能な1LDKの住まいにリノベーションした事例です。専有面積が58平米あり、当初は夫婦それぞれの個室を持つ2LDKのプランを検討しましたが、LDKを広くとるため1LDKに。
キッチンのカウンター収納からつながる場所に奥様のワークスペースを設け、オンライン会議をすることがあるご主人のワークスペースは納戸と兼用で設けられています。仕事専用の部屋を設けなくても、快適に仕事ができる住まいとなりました。
また、デザインの面でも、木とグレーを基調としたスタイリッシュな大人の空間となっています。
専有面積79平米の物件をホームパーティーができる住まいにリノベーションした事例です。
キッチンはゲストと一緒に料理を楽しむことができるアイランドキッチンを採用。キッチンの横にダイニングテーブルを配置しているため、料理や片付けをしているときも、ゲストとの会話を楽しめます。また、キッチンの背面にはカウンター収納を設置。ホームパーティーの際にはカウンターの上がブッフェ台として活躍します。
「ナチュラル×ブルー」のスタイリッシュで爽やかな住まいとなりました。
専有面積82平米の物件を3人家族の2LDKの住まいにリノベーションした事例です。
17.5畳のLDKはソファを置かずに、造作のベンチを設置して収納を兼ねています。ゆったりとしたLDKには室内用の滑り台を置く余裕もあり、お子様が遊ぶ様子をキッチンから見守れる間取りです。また、書斎との間はガラス戸で緩やかに仕切られています。
DIYを取り入れ、キッチンの腰壁とテレビを掛けている壁の塗装は施主ご夫婦が行いました。
スタイリッシュでありながらも、ペイルトーンをアクセントカラーに用いたやさしさが感じられる空間です。
また、施主ご夫婦が旅行で泊まった旅館の内装を参考に、間接照明を仕込んだ小上がりにベッドを配置し、プロジェクターで映画を楽しめるなど、寝室はおしゃれで機能的なつくりです。
専有面積128平米のゆとりある住まいを5人家族のための3LDKにリノベーションした事例です。
27畳あるLDKは木のぬくもりも感じられる子供に向いた空間。一方でキッチンやフローリング、建具などに質感のよいアイテムを使用し、濃いグレーで空間が引き締められているなど、大人の雰囲気も漂います。3つの黒のペンダントがリズムよく並び、フォーカルポイントとなっています。
ディスプレイするように置かれた絵本や雑誌もおしゃれです。
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詳しくはこちら>>最初に紹介する事例は、海外インテリアがお手本の濃紺と白のコントラストが美しい空間。マンションでは梁が気になることがありますが、木目柄の壁紙を貼ってアクセントとし、梁を活かしたデザインにしています。キッチンのガラスのフレームや照明器具には黒が用いられ、空間を引き締めています。梁とフローリングに合わせて、木製の天板のダイニングテーブルを用いるなどナチュラルなアイテムも取り入れられ、スタイリッシュでありながらも温もりが感じられる空間になりました。
独立したキッチンではありますが、腰壁から上がガラスになっているため、リビングダイニングと緩やかにつながっています。また、元の間取りでは廊下であったキッチンの前のスペースをLDKに取り込み、ガラスで囲まれたキッチン部分を見せています。
続いて紹介するのは、ニューヨークのアパートを彷彿させるおしゃれなインテリアの事例。LDKと洋室は黒のフレームのガラスの引き戸で仕切られ、スタイリッシュな印象で、同じ黒のフレームのガラスのリビングテーブルとマッチしています。フロアスタンドや壁面に飾られたアートのフレームも黒で統一され、空間を引き締める役割も果たしています。オークのフローリングの素材感のよさなどから、上質な印象も感じられる空間です。
次の事例はリビングの角にバルコニーがあり、2面採光による明るい空間が広がっています。玄関からリビングダイニングまで廊下を長くとることで、都会の喧騒から離れた雰囲気となるよう演出されました。玄関のシューズクローゼットと廊下の壁面収納に収納力があり、リビングダイニングにモノがあふれないように配慮されています。
明るい質感のよいフローリングに、黒に近い色のダイニングテーブルなどの家具が置かれ、格調の高さが感じられます。
次の事例は、ヘリンボーン張りのフローリングと壁面のモザイクタイルが印象的な空間です。元の間取りでは、LDKと二つの和室、浴室、洗面脱衣室だった部分を大胆に間取りを変えてリノベーションし、「LDK+書斎」としました。書斎が黒のフレームのガラスで仕切られていることからも、おしゃれな雰囲気となっています。また、キッチンや吊り棚や壁面の収納の上部、書斎の吊り棚など、見せる収納が多いのも特徴。ダイニングテーブルの上の照明は、フォーカルポイントになるデザインです。
近くの戸建てで暮らす夫婦が週末にセカンドハウスとして活用する、非日常感が感じられるおしゃれな空間となっています。
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詳しくはこちら>>次は昨今、人気のあるインダストリアルスタイルの事例。天井のコンクリートはあえて剥き出しにし、配管ダクトを露出することで、工場のような武骨で粗削りな雰囲気を持つインテリアスタイルです。また、無機質な素材に木やレザーなどの異素材を組み合わせることも、インダストリアルスタイルの特徴。この事例でも、ステンレス製のキッチンを設置して、キッチン部分にはタイルを貼り、木製の造作棚が設置されるなど、様々な素材を上手く取り込んだ空間となっています。
次は、レンガ風タイルによるアクセントウォールが目を惹くブルックリンスタイルの事例。ブルックリンスタイルは、ニューヨークの地区の一つで倉庫や古いアパートが立地する、ブルックリンのインテリアがベースになっています。レンガ風タイルが定番とされ、倉庫のように配管を剥き出しにするケースも。ヴィンテージ家具やユーズド感のある家具を用いて、ダークカラーでまとめていくことも特徴です。
こちらの事例では、露出配線やダクトレールによる照明やユーズド感のあるダイニングセットなど、粗削りな印象を与えるモノと、重厚感のあるレンガ風タイルがマッチし、スタイリッシュなおしゃれな空間となっています。
次は2面採光による明るく開放感のある室内に、デザイナーズ家具を用いた北欧モダンのスタイリッシュな世界が広がる事例。北欧モダンのお手本のようなインテリアコーディネートのおしゃれな空間です。
内装は白い壁にナチュラルなフローリング。北欧の代表的なデザイナーのアルネ・ヤコブセンによる、セブンチェアやグランプリチェア が用いられています。楕円の天板で丸みを帯びた脚のダイニングテーブルや多灯使いされたペンダントライト、大柄のラグなども、北欧モダンらしさを感じさせるアイテムです。黒とゴールドのペンダントライトは、フォーカルポイントにもなっています。
次の事例はホームパーティーで活躍するキッチンが主役。造作によるカウンターとダイニングテーブルが設置されたキッチンは、家族やゲストと会話を楽しみながら、料理や片付けなどをすることができます。また、キッチンの背面には吊り棚があり、見せる収納として活かせる場所また、吊り型のレンジフードもスタイリッシュで、インテリアとして映えています。
こちらの事例では、マンションの管理規約でフローリングを使用できないため、ヘリンボーン調のフロアタイルを使用していますが、風合いのよさが感じられ、店舗の床のようなおしゃれな印象です。
次はキッチンの背面の壁をブルーグレーのアクセントウォールとし、「魅せる収納」としてディスプレイするように収納している事例です。
たとえば、収納棚の上は、高さのあるインテリアグリーンを一番端に置き、徐々に高さが低くなるようにレイアウト。壁面の棚は、圧迫感を与えないように高さのあるカッティングボードを奥に置き、3つの瓶と間を開けることでゾーンニングしています。また、カッティングボードとフライパンがバランスよく吊り下げられています。
ブルーグレーのアクセントウォールにすることでフォーカルポイントになるため、見せる収納としてのディスプレイの難易度は高め。しかし、よりおしゃれに見せることができます。
東京都内のマンションでも、借景で緑あふれる環境を得られる物件もあります。次に紹介するのは街路樹を借景とした事例。元の間取りのDKと洋室をリノベーションで一体化したLDKの窓からは街路樹の緑が広がり、緑を目にしながら過ごせる空間となりました。白を基調とした内装に、シンプルなデザインの家具を配していることからも、緑の美しさが映えています。
次は、遊び心ある室内窓を設けたファミリーのための住まい。和室をなくして浴室を移動するなどリノベーションでは大胆に間取りを変更。新たにつくられたマルチスペースには窓がないため、設置された室内窓は一部が開閉できるため、光と風を取り込むことができます。実用性の面から取り付けられた室内窓ですが、子供にとっては窓からのぞいたりするなど、楽しめるモノとなるでしょう。
コンクリート剥き出しの梁とダクトレール、木質系のフローリングやテーブルなどの異素材を組み合わせたおしゃれな空間でもあります。
次の事例は、好みやライフスタイルに合わせて、間取りからインテリアまで大胆に変更した夫婦のための住まい。アクセントとなっているブルーのドアと、奥様のこだわりというプロ仕様のステンレス製キッチンが目を惹きます。
元の間取りでは和室と洋室がある2DKの間取りでしたが、リノベーションでLDKと建具で仕切らない寝室スペース、ウォークインクローゼットとなり、水回りの位置も変更されました。玄関からウォークインクローゼットを通ってキッチンに行くことも可能な回遊性のある間取りで、デザインだけではなく、生活動線にも配慮されています。
次に紹介する事例は茅ヶ崎に立つマンションで、「波の音が聞こえてきそう!」という言葉をテーマに、某アーティストをイメージしたもの。まるで、海辺のカフェのような雰囲気を醸し出しています。
天井を現しにしたことで天井高が上がり、海を感じさせるシーリングファン付きの照明が映える空間に。横張りにした白い羽目板や棚の上部の室内窓、ユーズド感のあるドア、白いフレームのガラス戸、ラダーテープが印象的なブラインド、リゾート感のあるダイニングチェアなど、一つ一つのアイテムに海を意識したこだわりが感じられます。
次は自由が丘に立地するマンションで、LDKのダイニング部分の壁一面のみにグレーの壁紙を貼り、アクセントウォールとした事例。ペンダントライトの柔らかな光が壁面を照らし、ダイニング部分だけを切り抜いても絵になりそうなかんじです。デザイナーズ家具のセブンチェアが映える空間となっています。
インテリアショップや雑貨店などが多く、女性に人気のある街「自由が丘」のイメージ通りのショップのような空間が実現しました。
最後に紹介するのは、ブティックでディスプレイするように服やバッグを収納できる、「見せる」ウォークインクローゼットがある事例。LDKから出入りする寝室は建具がなく、黒いフレームのガラスで仕切られているつくり。寝室とつながるウォークインクローゼットから、洗面脱衣室に出入りする動線となっています。
LDKは光沢のあるグレーの模様入りの壁紙と白い壁紙が貼り分けられ、ペンダントライトなどの照明で照らされたスタイリッシュな空間。住まい全体としてカフェやバーのようなおしゃれな雰囲気となっています。
元の和室2部屋の2DKの間取りとは大きく異なる空間がリ、ノベーションで誕生しました。
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詳しくはこちら>>おしゃれな住まいにリノベーションしたい場合も、リノベーションで失敗しないために大切な基本的なことは大きく変わりません。おしゃれなリノベーションを目指すうえで、失敗しないためのポイントなどをまとめました。
中古マンションを購入してリノベーションをする場合には、リノベーションに向いた物件か確認することが大切です。
分譲マンションの構造はRC造やSRC造がほとんどで、ラーメン構造の物件と壁式構造の物件があります。低層のRC造のマンションの一部には壁式構造の物件があり、専有部分内に撤去できない耐力壁があると、間取りの可変の自由度が低くなります。ラーメン構造の物件の方が間取り変更の自由度が高いです。
また、マンションによっては管理規約で、床材の種類の変更ができない、水回り設備の移動ができないといった制限が設けられている物件もあるため、確認が必要です。
こうした点などから、間取り変更の自由度が高い物件がリノベーションに向いています。
関連リンク:リノベーション向き物件の上手な選び方 特徴や注意点も徹底解説
リノベーションをする前の下準備として、リノベーション費用の相場感を養っておくことが大切です。広さごとのリノベーション費用の相場のほか、実際のリノベーション事例の工事費用を複数チェックして、どのくらいの金額でどのような空間を実現できるか把握しておきます。
現実的には希望条件をすべてリノベーションプランに盛り込むと、予算を大きくオーバーしてしまうことが少なくありません。リノベーション費用の相場を知っておくことで、予算内で実現できるプランをある程度の想定しやすくなります。また、メリハリのあるお金のかけ方をしましょう。
関連リンク:リノベーションの予算はどれくらい?予算の立て方や抑え方を徹底解説!
リノベーションは家族やライフスタイルに合わせて自由に間取りを決められることが魅力の一つです。他の人に合う間取りが必ずしも自分や家族に合うとは限りません。
たとえば、ホームパーティーを頻繁に開く場合には、複数人で調理しやすいアイランドキッチンが向いているため、キッチンを軸にリノベーションプランを考えていきます。あるいは、子どもの様子を見ながら家で仕事をするのであれば、LDKにワークスペースを設けると便利です。
リノベーションでどのような暮らしを実現したいかを思い浮かべて、レイアウトを考えていきましょう。
前述したようにリノベーションで希望条件をすべて満たすのは、予算や広さ、専有部分の形状や窓の位置などの問題から、難しいことが多いです。そこで、希望条件を譲れる点と譲れない点に分けて、優先順位をつけてこだわりたいポイントを絞ることが大切です。
また、リノベーションプランの要望をリノベーション会社に伝える前に、家族と優先順位を話し合っておきましょう。希望条件を整理しておくことでリノベーション会社の担当者に伝えやすくなるという効果もあります。
中途半端に希望をすべてを盛り込もうとすると、「失敗した」という事態になりかねません。
リノベーション会社は数多くあり、デザイン力には幅があります。建築関係の有資格者の有無は技術力の証明としては非常に重要ですが、デザイン力はそれとはまた別です。得意とするインテリアテイストも、リノベーション会社によって違いがあります。
そこで、おしゃれなリノベーションを目指すには、一級建築士など建築関係の有資格者が在籍していることを前提に、自分の理想に近いインテリアテイストのリノベーションを数多く手掛けているリノベーション会社を探すことが大切です。ホームページなどをもとにリノベーション事例をチェックして、理想に近いリノベーションを数多く手掛けている会社に依頼しましょう。
関連リンク:リノベーションでよくある失敗事例と対策を状況別に解説 成功のポイントも紹介
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詳しくはこちら>>おしゃれに見えるインテリアをリノベーションで実現するには、いくつかのセオリーを守ったうえで、おしゃれに見せられるモノを取り入れましょう。
冒頭でも触れたように「おしゃれなインテリア」には様々なテイストがあります。まずは、リノベーションでどんなインテリアテイストのおしゃれな空間にしたいか、決めておきましょう。たとえば、インテリアテイストには北欧モダンやナチュラルモダン、シンプルモダン、和モダン、アジアンモダン、インダストリアルスタイルやブルックリンスタイルなどがあります。あるいは、ホテルライクやカフェ風といったテーマを設けます。
自分や家族がどんなおしゃれなインテリアにしたいのか、方向性に迷う場合は、インテリア雑誌、あるいはリノベーションやインテリア系のWebサイトで事例をチェックすることからスタート。好きなインテリアの画像をチェックしていくと、自分の好きなインテリアの共通点などから好みを把握できるようになります。
多くのカラーを使ったインテリアは雑然とした印象になりやすいです。そこで、ベースカラーとアクセントカラーを決めて、アクセントカラーを含めて3色までに抑えることもポイントです。
ベースカラーは約70%の面積を占めるカラーで、天井や壁、床に使います。たとえば、天井や壁はアイボリーにし、床は同系色のべージュでまとめます。アソートカラーは建具や家具、カーテンやラグなどのインテリアのメインになるカラーをいい、約25%の面積が目安。アクセントカラーはクッションや壁面に飾るアート、オブジェなどに用いるアラーで、5%程度の面積とします。また、それぞれのカラーの同系色を使って濃淡をつけると、メリハリのある空間になります。
照明は空間の印象を大きく変えるため、照明にこだわることもポイント。照明でおしゃれに見せる方法は大きく分けて二つあり、一つは器具自体がおしゃれなものを選ぶ方法。インテリア性の高いペンダントライトやシャンデリアを選んだり、ダクトレールにスポットライトを取り付けたりするとおしゃれに見せられます。
もう一つは光の陰影がある空間にする方法。天井にシーリングライトを取り付けて一つの照明で必要な明るさを確保するのではなく、ペンダントやシャンデリアにフロアスタンドやテーブルスタンドを組み合わせて壁を照らすと、光の陰影から趣のある空間になります。あるいは、リノベーションで間接照明を設置するのも、おしゃれなインテリアに見せるのに効果的です。たとえば、下がり天井を設けて中にLEDを取り付け、壁や天井を柔らかく照らします。
部屋をおしゃれに見せるには、モノを出しっぱなしにせずに、モノの定位置を決めてきちんと片付けることが大前提です。壁面収納などの隠す収納は部屋をすっきりと見せることもできますが、殺風景な印象になることも。そこで、隠す収納だけではなく、オープン棚などの見せる収納を取り入れて、ギャラリーのように飾るスペースを設けましょう。
生活感のあるモノや雑然として見えやすいモノは、扉のついた収納や引き出しといった隠す収納にしまいます。見せる収納にしまうのはキッチンであれば、同じブランドのスパイスや、同じキャニスターに入れた食材など。食器類も、統一感があれば見せる収納にしまうのに向いています。リビングでは洋書などの本や時計、フォトフレーム、フラワーベース、オブジェなど。棚いっぱいいっぱいにモノを置くのではなく、余白を残した方がきれいに見えます。また、カゴやボックス類を使うと、見せる収納の中に隠す収納をつくることができます。
リノベーションで見せる収納としてオープン棚などを設置するときは、あらかじめ何を置くかを想定して、しまうものに合ったサイズとしましょう。
日本の住まいは白い壁が多いですが、リノベーションで壁の一面だけ色や柄、素材を変えてアクセントウォールにすると、おしゃれに見せることができます。壁の仕上げ材が塗装の場合は、一面だけグレーやグリーンなど違う色で塗り、壁紙の場合は一面だけ柄の入ったものなど違う壁紙を貼ります。あるいは、壁面にタイルを貼ってアクセントウォールにするのもよいでしょう。
アクセントウォールには、壁の前に置くものや壁に飾るものを引き立てる、空間にメリハリをつけるといった効果があります。
フォーカルポイントとは注視点という意味で、思わず目を惹くところをいいます。フォーカルポイントをつくると空間のアクセントになり、おしゃれに見えます。
リビングダイニングにフォーカルポイントをつくる場合に、向いている場所は入口から見える壁です。フォーカルポイントになるモノとして、壁面のアートやデザインに凝った時計、オブジェ、暖炉、意匠性の高い椅子や照明器具などが挙げられます。また、小さな小物やアートを複数置いたり飾ったりするよりも、存在感のある大きなモノを用いた方が、フォーカルポイントになりやすいです。
床は面積が広く、目につきやすい部分であることから、床材は空間の印象を大きく左右します。そこで、リノベーションで床材を変更する際には、サイズや素材にこだわることがポイントです。
たとえば、幅のあるフローリングはトレンドでありながらも普遍的なデザインで、おしゃれな印象を受けます。ヘリンボーンのフローリングは格式高くスタイリッシュな空間を演出します。あるいは、LDK全体の床材をフローリングにするのではなく、キッチン部分だけタイルにすると空間にメリハリが生まれます。
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詳しくはこちら>>信頼できるリノベーション会社を選ぶには、一級建築士や二級建築士、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーターといった有資格者が在籍する会社を選ぶことが大切です。
また、リノベーションは戸建てとマンションでは別のノウハウを必要とする部分もあります。これまでの実績などから、戸建てとマンションのいずれを得意とするのか、双方に対応できるのか、確認することも必要です。
さらにアフターサービスの問題からも、対応エリアを確認するようにしましょう。
関連リンク:リノベーション会社の選び方とは?比較ポイントや注意点を解説!
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詳しくはこちら>>グローバルベイスでは、物件探しから資金計画、設計、施工までワンストップで取り扱うリノベーションサービス「MyRENO(マイリノ)」を展開しています。マイリノならマンションのリノベーションで、イチから間取りを考えて家族やライフスタイル、好みに合ったオーダーメイドの空間を作ることができます。
グローバルベイスには一級建築士や二級建築士、インテリアコーディネーターなどの有資格者が在籍しているので安心です。これまで首都圏を中心に数多くのおしゃれなリノベーションを実現してきました。
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詳しくはこちら>>おしゃれなリノベーション事例のインテリアテイストは様々です。まずは、多くのリノベーション事例をチェックして、自分や家族の好きなインテリアのスタイルをつかむことが大切です。リノベーションプランだけではなく、家具や小物にもこだわり、理想とするおしゃれな空間へのリノベーションを実現しましょう。
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