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シンプルなリノベーション事例7選!間取りのポイントや費用相場も紹介

ごちゃごちゃせずにすっきり整理整頓された空間やシンプルなデザインに憧れるという方は多いのではないでしょうか。しかし、間取りが悪い、収納スペースが足りないなどの問題があれば、いくら片付けてもなかなかシンプルな印象にはなりません。また、シンプルを気にするあまり、ただのつまらない空間になってしまうケースもよく見られます。

シンプルでかつ魅力的な空間にするためには、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか。今回は、実際のリノベーション事例を7つご紹介します。シンプルな空間を成功させるための3つのポイントも解説するので、参考にしてみてください。

■シンプルな空間をつくるリノベーションのポイント

リノベーションでシンプルな空間をつくるためには、「間取り」「収納」「素材感」の3つを抑えるのがポイントです。

・広々と感じさせる間取りの工夫

まずは、間取りの工夫です。壁で細かく仕切られた家は、一つひとつのお部屋が狭く、圧迫感のある印象に。間仕切りを極力減らしたシンプルな間取りにすることで、家全体が明るく広く感じられます。

また、空間をあいまいに仕切るのも一つの方法です。部屋の間に扉をつけずにゆるやかに仕切ったり、間仕切りをガラス製にして視線は抜けるようにしたりと、リノベーションならさまざまな工夫が考えられます。

・空間をすっきり見せる収納計画

ものが見えるところにごちゃごちゃと置いてあると、雑然とした印象になってしまいます。シンプルな空間をつくるなら、収納にもこだわって、所有しているものがしっかりしまえるようにしましょう。

もちろん収納を増やせば増やすほど部屋部分は狭くなりますが、ウォークインクローゼットや玄関の土間収納など大容量の収納を確保することで、部屋にものが溢れずすっきりとします。玄関から居室に通り抜けられるウォークスルークローゼットなど、収納には動線計画も重要です。

・素材感にこだわる

シンプルなリノベーションでありがちな失敗が、「シンプル」にこだわるあまり「殺風景、地味、寂しい」といった印象を与えてしまうこと。そういった失敗を防ぐためには、内装などの「素材感」にこだわることが大切です。

例えば、白を基調とした部屋でも、木目やステンレス、コンクリートなどの素材をポイントで使うと、ほどよいアクセントとなります。床や天井に無垢材を用いて温かみを出したり、反対にステンレスキッチンやタイルの床でスタイリッシュな雰囲気を出したりすると良いでしょう。同じ「シンプル」をテーマとしたリノベーションでも、素材感によってイメージを変えることができます。

■シンプルなリノベーションにかかる費用相場・工事期間

リノベーションとは、老朽化した物件を新築同様の状態に戻す「リフォーム」とは違い、一般的に大規模な工事をおこなうことで新築以上の価値をもたせることを指します。既存の床や壁を解体し、新しい床や壁をつくり、内装・設備・建具などを整えていくため、各工程にさまざまな費用がかかります。

一般的に、物件を一度スケルトン状態にして、間取り変更など大幅な改修をおこなう「フルリノベーション」の場合、費用はだいたい1,000万円前後。少なくとも800万円はかかると思って良いでしょう。リノベーション費用は、物件の広さ・間取り・内装デザイン・設備のグレードなどで変わります。

リノベーションにかかる期間ですが、中古マンションを購入して大掛かりなリノベーションをおこなう場合、物件探しや設計に2~3ヶ月、工事に1~2ヶ月ほどかかります。

■シンプルで魅力的なリノベーション事例7選

では、実際にシンプルでありながら魅力的にリノベーションした事例を7つご紹介します。先程の「間取り」「収納」「素材感」というポイントが具体的にどのようにプランニングされているかについても解説しますので、リノベーション計画の参考にしてみてください。

・シンプルな間取りと質感へのこだわり

まずは、「間取り」「収納」「素材感」というシンプルなリノベーションの3つのポイントをしっかり押さえた事例をご紹介します。間取りは、元々細かく仕切られていたお部屋を、「LDK+ベッドルーム」という1LDKのシンプルな平面計画に変更。リビングとベッドルームの壁もなくしてオープンにすることで、狭さを感じず広々とした空間になりました。31.87平行メートルとコンパクトな住宅ですが、それ以上の開放感が出ています。
内装の質感にもこだわり、キッチンには石タイル、リビングには無垢フローリング、天井には塗り壁を採用。モノトーンでシンプルながら、素材にこだわったことで味のあるおしゃれな空間になりました。

お部屋がシンプルに見えているのは、収納にも工夫があるからです。玄関横には、コの字型のウォークインクローゼットを設置。洋服や靴などすべてこちらに収納することで、リビングやベッドルームがもので溢れることなく、すっきりとシンプルなお部屋を実現しています。

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・広々としたシンプルな間取り

次にご紹介するのは、広々とした間取りにこだわったこちらの住宅です。間取り図を見ていただくと分かるように、「リビングダイニング+和室」だった南側のスペースを、約22.8帖の広いLDKにリノベーションしています。間仕切りを減らしてシンプルな間取りにすることで、大きめの家具も余裕で配置。家族の顔がよく見え、お子様ものびのびと過ごせる家になりました。

こちらのご家族はたくさんの本を所有されているので、リビングには大きな本棚を設置。広々としたLDKなので、大きな家具を置いても圧迫感がありません。内装は、V字模様に敷き詰めたヘリンボーン床がアクセントになっています。無垢材なので裸足でも暖かく、おしゃれで上品な印象に仕上がりました。

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・シンプル空間に木の温もりでアクセントを

シンプルなデザインが好きな方に参考にしていただきたい事例です。白をベースにしたリビングに、木・ガラス・ステンレスの素材でバランス良くアクセントを加えているのがポイント。天井は無垢板張りで、斜めになっているのはデザインとして美しいだけでなく、梁を隠すという役割も兼ねています。RC造のマンションでは大きな梁が目立ってしまうことも多いのですが、このような工夫をすると柔らかい印象をつくることができます。

中央の木製の大きな造り付けテーブルもお部屋のアクセントになっています。このテーブルはダイニングテーブルとして使うのはもちろん料理の作業台やワークスペースなどさまざまな用途で使えるそう。天井の木目の雰囲気ともよく合っています。
こちらのお宅では、リビング以外の廊下や洗面所、お風呂、トイレなどの空間も、白を基調としたシンプルな空間にこだわっています。リビングと居室の仕切りはガラスになっており、家の奥まで光が届く仕組みにも注目です。

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・間仕切りを減らして広く感じる間取りに

一人暮らしの方向けの、間仕切りが少なくシンプルな間取りの参考になるのがこちらの事例です。特に注目すべきは、ベッドルームを2.6帖と極力小さくしてあるということ。間取り図を見ると、廊下が非常に広く、ベッドルームを広げようと思えばもう少しスペースを拡大することが可能です。しかし、ベッドルームは最小限にして廊下を広くとることで、玄関から入ったときに広さを印象づけています。

ベッドルームの奥には、1.6帖の広いウォークスルークローゼットを設置。玄関へと抜けられる間取りになっているので、身支度をしてそのまま出かけたり、洋服と靴のコーディネートをしたりするのにも便利です。一人暮らし用のマンションでは、小さなクローゼットが1つあるだけで収納が不足している物件も多いのですが、リノベーションなら自分の必要量に合わせて十分な収納スペースを確保できます。→リノベーション事例を詳しく見たい方はこちらベッドルームの奥には、1.6帖の広いウォークスルークローゼットを設置。玄関へと抜けられる間取りになっているので、身支度をしてそのまま出かけたり、洋服と靴のコーディネートをしたりするのにも便利です。一人暮らし用のマンションでは、小さなクローゼットが1つあるだけで収納が不足している物件も多いのですが、リノベーションなら自分の必要量に合わせて十分な収納スペースを確保できます。

内装は白をベースに、梁・キッチンカウンター・棚板に同じ種類の無垢材を使っています。キッチンの背面の壁と、カウンターの背面は白い板張りに。海を感じさせるナチュラルな雰囲気で、サーフボードとの相性が抜群です。キッチン上のステンレスのレンジフードと、むきだしの排気ダクトが、無骨でおしゃれな雰囲気もプラスしています。

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・扉がなくゆるやかにつながる間取り

こちらも間仕切りを極力減らした、一人暮らし向けのリノベーション事例です。「シンプルイズベスト」をコンセプトとして設計されており、白い壁に黒フチの窓枠がアクセントとなっています。床材も白っぽい素材をチョイスしているため、圧迫感がなく部屋がぱっと明るくなります。

注目したいのは、奥の寝室とリビングとの間にあえて扉をつけず、ゆるやかにつなぐことで広く見せているところ。リビングから見ると、奥に向けてもっと広い部屋が続いているように錯覚します。なるべく壁で仕切りたくないけれど、仕切りをすべてなくしてしまうと寝室がなんとなく落ち着かないといった場合は、このようにゆるやかにつなぐ方法がおすすめです。

広さを感じるもう一つのポイントが、家全体に十分な自然光が届く点です。リノベーション前後の間取り図を比べると、元々の間取りでは洋室やダイニングキッチンに窓がありません。間取り変更で、リビング、寝室、キッチンと家の置くまでに光が入るようになったことが分かります。

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・23.4帖のゆとりあるLDK

ホームパーティーが開けるような、贅沢な23.4帖の大型LDKを設けた間取りです。通常、ファミリー向けマンションのLDKの広さは12~15帖前後。このように20帖を超える広さになると、大きな家具を置いても余裕があり、まるでホテルのような空間になります。南西向きの角部屋で、窓からの光がたくさん入ってくるのも良いですね。

おしゃれで人気の高い「アイランドキッチン」は、両側に通路スペースが必要なので、狭いLDKでは取り入れられないことも。このようにLDKに広さのある間取りなら、無理なく導入することができます。

こちらの物件は元々5LDKでしたが、思い切って3LDKまで減らし、シンプルな間取りにしています。この家の専有面積はなんと101.3平方メートル。新築で100平方メートル超えの家はなかなか難しいという方も、中古物件+リノベーションなら都内でもこのような魅力的な物件が見つかることがあります。

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・大容量の収納&オープンキッチン

こちらもLDKあわせて約28.6帖という、シンプルな間取りの大型LDKを実現した物件です。非常に大きなアイランドキッチンですが、LDKの横幅が広いため、両側の通路スペースもしっかり確保できています。アイランドキッチンの色に白をチョイスしたことで、大きなキッチンもすっきりと見せています。

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどのオープン型キッチンは、キッチンの見た目自体はシンプルなのですが、実際に使いはじめると雑然として見えることも。なぜなら、従来の対面式キッチンのようにカウンターや手元の目隠しがついていないため、キッチン台をきれいに片付けていないと、リビングから丸見えになってしまうからです。そこでこちらの物件では、キッチンの背面に大容量のバックカウンターを備え、調理器具からお皿までたくさんしまえるようにしています。収納スペースをしっかりとると、キッチンカウンターをすっきり保ちやすくなります。

こちらの事例では、リビング以外にも、空間をすっきりと見せるための工夫がたくさんあります。洗面室と浴室をガラス扉にして、狭いスペースでも広さを感じるように仕上げられています。玄関土間と洋室はウォークスルークローゼットでつなげて、帰宅後にスムーズに荷物をしまうことができます。トイレも収納を確保しながらすっきり見せるように、手洗いをニッチに収めました。ぜひシンプルなリノベーションの工夫を詳しくご覧になってください。

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■まとめ

今回は、「シンプル」をテーマにしたリノベーション事例をご紹介しました。シンプルな家は、見た目がすっきりと美しいだけでなく、楽に片付く収納など、住心地もしっかりと考えて設計されています。無駄なものをなるべく省くことで、コストダウンにつながるのも嬉しいですね。リノベーションなら、間取りや収納、使用する素材など、住む人に合わせたさまざまなプランを実現できます。ライフスタイルや好みに沿った、こだわりのシンプル空間をつくっていきましょう。

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