自宅リノベーションなら「住み慣れた住環境で、新しい暮らしを送りたい」そんな希望がかないます。愛着のある自宅を一新して、ライフスタイルに合った快適な住まいを手に入れませんか?この記事では、自宅リノベーションのメリット・デメリット、注意点や費用相場について解説。実際に自宅をリノベーションした施工事例も掲載しています。
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「自宅リノベ」とは、すでにお持ちの住宅をリノベ(リノベーション)して、住まいの機能性や快適性を大幅に向上させること。自宅リノベのほかには「中古住宅を購入してリノベする」「実家を譲り受けてリノベする」などの方法があります。
ここで「リフォーム」と「リノベーション」の違いについて簡単に確認しておきましょう。まずリフォームは、おもに建物や住宅設備の老朽化した部分を修復・補修したり交換したりすること。住まいを元の状態に戻すことを目的としています。一方、リノベーションは、住まいの間取りや機能を大きく改変し、価値を向上させることを目指します。
例えば、リフォームでは古くなったキッチンを新しいものに交換することが多いですが、リノベーションでは単にキッチンを入れ替えるだけなく、位置を変更してオープンキッチンにするなどの大幅な改造を行い、使い勝手を良くします。リノベーションはその目的から、必然的に住まい全体に手をいれる大規模な工事になることが多いです。
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詳しくはこちら>>自宅リノベーションは、現在の住環境を維持しながら、住まいの質を向上させたい方におすすめの選択肢です。自宅の周辺には、近所に住む友人や親族、何度も通ったお気に入りのお店、慣れ親しんだ風景など、日々の暮らしを彩る大切な要素があります。もし新たな場所に引っ越すとしたら、同等以上の快適な環境が手に入るとは限りません。また、自宅にはこれまで家族や友人と過ごした時間、思い出が詰まっています。ただ、そんな愛着のある住まいでも、経年とともに間取りや設備の古さが気になってくるのも事実です。
そこで、自宅リノベーションを選択すれば「住み慣れた周辺環境」で「思い入れのある自宅での暮らし」を継続しつつ、住まいの機能性や快適性を向上することができます。
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詳しくはこちら>>愛着のある自宅の住み心地を大幅に改善することができる自宅リノベーション。そのメリットをコストやカスタマイズ性の面からも掘り下げてみましょう。
自宅をリノベーションなら、新規に物件を購入するよりも住宅コストを大きく抑えることができます。まずは、新築住宅がどれくらいの価格なのか確認してみましょう。
不動産の価格は首都圏を中心に直近10年ほど値上がり傾向が続いており、特に東京23区ではバブル再来と呼ばれるほどの高水準となっています。住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、2022年度のマイホーム取得費用の全国平均は、新築マンションで4,848万円、土地付き注文住宅(予定建築費用+土地取得費用)で4,694万円、建売住宅で3,719万円でした。そのほか首都圏のデータや住宅面積については下記の表のとおりです。
<住宅取得費用 2022年度>
住宅 | 地域 | 取得費用 | 住宅面積 |
---|---|---|---|
新築マンション | 全国 | 4,848万円 | 65.7㎡ |
新築マンション | 首都圏 | 5,328万円 | 60.8㎡ |
注文住宅(建築費+土地) | 全国 | 4,694万円 | 111.5㎡ |
注文住宅(建築費+土地) | 首都圏 | 5,406万円 | 107.7㎡ |
建売住宅 | 全国 | 3,719万円 | 101.9㎡ |
建売住宅 | 首都圏 | 4,343万円 | 98.3㎡ |
リノベーションにかかる費用は工事の範囲や内容により大きく異なりますが、室内を最大限に解体してから行うスケルトンリノベーションの場合、工事費用の目安はマンションで約15〜20万円/㎡、戸建てで約20〜25万円/㎡です。65㎡のマンションで換算すると約975〜1,300万円、100㎡の戸建てなら約2,000〜2,500万円ということになります。
自宅リノベーションの内容が一定の要件を満たす場合、国や自治体が実施する補助金制度を利用することが可能です。補助金の対象となる工事は、おもに省エネ対策(断熱性能の向上、省エネ設備の設置等)、耐震補強、バリアフリー化となっています。なお、自治体による制度は市区町村ごとに異なるため、役場窓口やホームページで確認しましょう。組み合わせによっては、複数の補助金制度を併用することも可能です。また、所得税や固定資産税などの減税対象となる場合もあります。これらの補助金制度や減税制度をうまく利用することで、リノベーションの費用を削減できます。
関連記事:【2024年版】リフォーム補助金・助成金・減税!リフォーム優遇制度についてもわかりやすく解説
建売住宅や新築マンションを購入する場合、既に完成した住宅を購入することになります。建築中に売買契約を結ぶ場合は間取りや設備のグレード変更ができるケースもありますが、用意されたオプションの中から選べる程度にとどまり、大きな変更はできません。その点リノベーションなら、自宅を好みやライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズすることができます。間取りから内装材、設備などの細部にいたるまで自分の理想を反映させ、ほかにはない独自のデザインやアイデアを実現することが可能です。
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詳しくはこちら>>自宅リノベーションは多くのメリットが期待できますが、注意したい点もあります。確認しておきましょう。
一般的に自宅リノベーションは住まい全体に手をいれる大規模な工事となるため、施工中に暮らす「仮住まい」を用意する必要があります。自宅に住み続け、部屋を移動しながら工事を進めていく方法は、フルリノベーションでは難しいでしょう。仮住まいとなる賃貸住宅を探す際には、通勤・通学の利便性、ペット可かどうか、などの条件をクリアする必要があります。また、持ち物が仮住まいに収まりきらない場合には、レンタル倉庫などの契約も必要です。
自宅の築年数が経過している場合、リノベーションを機会に住まいの耐久性や耐震性の調査を実施することをおすすめします。ホームインスペクション(専門家による住宅診断)を受ければ、現在の建物の状況が分かり、問題がある場合はその改修工事にかかる費用・将来メンテナンスが必要な時期、などのアドバイスが受けられます。耐震補強工事や老朽化した部分の修繕が必要な場合、リノベーションの一部として計画に含めれば、これからも安心して暮らせる住まいになります。
自宅リノベーションの設計をする際、将来的なライフスタイルの変化も考慮するとよいでしょう。子供の成長や独立・家族構成の変化・高齢化などにより、暮らし方が変わっていく可能性があります。そのため、可変性の高い間取りや、多用途に使えるスペースの確保など、その時のニーズに合わせて柔軟に対応できる設計を心がけると、長期的に暮らしやすい住まいになります。
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詳しくはこちら>>自宅リノベーションの費用は、築年数や建物の状態、施工面積、設備のグレードなどによって大きく異なりますが、ここでは一般的な費用のおおまかな目安について解説します。なお、マンションの場合は専有部分のみの工事ですが、戸建て住宅では外壁や屋根の補修も行えるため、費用が高くなる傾向があります。
約500万円の予算では、比較的シンプルなリノベーションが可能です。水まわり設備の交換や、壁紙・床材の全面的な張り替えができます。特に水まわり(キッチン・バスルーム・トイレ)の状態は清潔感に直結するため、これらを交換することで住まい全体の印象や快適性を大きく変えることができます。
約1000万円の予算では、スケルトンリノベーションが可能になります。スケルトンリノベーションとは、建物の骨組みを残して内部をすべて解体し、新たに作り直す方法です。間取りの変更や配管の更新が可能となり、より自由度の高い設計が実現できます。戸建て住宅の場合は外壁塗装や屋根の補修も含めることができます。
予算2000万円以上の場合、全面的なスケルトンリノベーションに加えて、建具や水まわりの設備を高級グレードにすることが可能です。また、戸建て住宅では耐震リフォームや断熱リフォームを追加して、安全性とエネルギー効率を向上させることができます。
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詳しくはこちら>>こちらは15年ほど前にご購入した自宅マンションのリノベーション事例。お子さまの部屋を作るためにリノベを決意。広さと立地を気に入っていたことから、住み替えではなく自宅リノベを選択したそうです。閉鎖的だった独立キッチンを対面キッチンに変え、開放的なLDKに。物を押し込めがちだった収納は、動線を考慮した使いやすいものに変更しました。それまで塾の自習室で勉強することが多かったお子様は、自宅で机に向かうことが多くなったそうです。
こちらは10年以上住んでいた自宅をリノベーションした事例です。ほかのマンションへの住み替えも検討していたそうですが、こちらの物件の立地の良さやコスト面から、自宅をリノベーションすることに。部屋の薄暗さにお悩みでしたが、開放的な間取りにすることで伸びやかで明るいLDKを実現しました。独立型からII型に変更したキッチンは、家事をしながらお子さまの様子に目を配ることができます。
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詳しくはこちら>>自宅リノベーションなら、住み慣れた環境を維持しながら理想の住まいを実現することができます。住宅の質を向上させ、そこに暮らす人の価値観やライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。ただし工事期間中は仮住まいが必要になり、建物の状態によっては補強・補修工事が必要になる場合もあります。費用は、リノベーションの内容や規模によって大きく異なり、一定の要件を満たす場合には公的な補助金制度が利用できる場合もあります。それぞれの予算に応じたリノベーションプランを検討し、理想の住まいを作り上げましょう。
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