キッチンのサイズが小さすぎる場合や広さが十分に確保されていない場合には、使いにくさが日々のストレスになる可能性があります。リノベーションなら、家族構成やライフスタイルに合わせて自由にキッチンを変えられます。
たとえば、「趣味もDIYも楽しむ、素材感たっぷりの住まい」という事例では、キッチンの位置を変更してLDKとして一体化し、広々としたキッチン空間を実現しました。
今回はキッチンに必要な広さや基本的な寸法、キッチンタイプによる違いなどについて紹介していきます。

CONTENTS

キッチンの広さを決める要素として、主に家族人数や調理頻度、家事分担、来客頻度、置きたい家電が挙げられます。理想のキッチンに必要な広さは、家族構成別の必要面積の目安をもとに、調理スタイルや置きたい家電などによって調整しましょう。
*単身(キッチン幅180㎝~210㎝・冷蔵庫スペース60㎝、通路幅80㎝):約2.07帖~約2.41帖
*二人暮らし(キッチン幅210㎝~240㎝、通路幅90㎝~100㎝、背面にカップボード・冷蔵庫を設置):約2.76帖~約3.29帖
*子育てファミリー(キッチン幅255㎝~270㎝、通路幅90㎝~120㎝、背面にカップボード・冷蔵庫を設置):約3.33帖~約4.02帖
*シニア世帯(キッチン幅210㎝~255㎝、通路幅90㎝~120㎝、背面にカップボード・冷蔵庫を設置):約2.76帖~約3.80帖
単身の住まいでスペースを効率よく使うには、壁付けのI型キッチンの横に冷蔵庫スペースを設けます。
キッチンは幅180㎝~210㎝のタイプが向いています。キッチンの奥行は65㎝が主流ですが、限られたスペースに設置するには60㎝のタイプを選ぶのも選択肢となります。
また、1人でキッチンを使用することを想定すると、通路幅は80㎝が目安となります。
冷蔵庫置き場は一般的な一人暮らし用の蔵庫を設置するスペースとして、幅60㎝としました。(カップボードの設置スペースは含んでいません。)
【幅】
キッチン180㎝+冷蔵庫置き場60㎝=240㎝
キッチン210㎝+冷蔵庫置き場60㎝=270㎝
【奥行】
キッチン60㎝+通路幅80㎝=140㎝
キッチン65㎝+通路幅80㎝=145㎝
【広さ】
240cm×140㎝=3.36平米(約2.07帖)
270cm×145㎝=3.91平米(約2.41帖)
単身の住まいのキッチンは約2.07帖~約2.41帖が目安となります。
二人暮らしに向いているのは、I型キッチンの幅210㎝~240㎝のサイズです。将来的に家族が増える可能性を踏まえると、幅240㎝が理想的です。
二人で調理をした際に行き来がしやすいように、通路幅は90㎝~100㎝程度を確保します。
ここでは、キッチンの背面にカップボードや冷蔵庫置き場を設置するレイアウトとしました。
【幅】
キッチン210㎝~240㎝
【奥行】
キッチン65㎝+通路幅90~100㎝+カップボード等50㎝=205㎝~215㎝
【広さ】
210cm×205㎝=4.30平米
→4.30平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=4.48平米(約2.76帖)
240cm×215㎝=5.16平米
→5.16平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=5.34平米(約3.29帖)
二人暮らしの住まいのキッチンは約2.76帖~約3.29帖が目安となります。
子育てファミリーは配膳や片付けのスペースにゆとりが必要なため、I型キッチンの場合で幅250㎝~270㎝のキッチンがおすすめです。幅250㎝は標準的なキッチンのサイズ。幅270㎝は大き目のシンクを選ぶ、あるいは調理スペースを広くとれます。
複数人で調理をするために、通路幅は90㎝~120㎝がおすすめです。
子育てファミリーは子どもを見守りやすい対面キッチンが向いています。ここではI型キッチンで、背面にカップボードや冷蔵庫を設置するレイアウトとしました。
【幅】
キッチン255㎝~270㎝
【奥行】
キッチン65㎝+通路幅90㎝~120㎝+カップボード等50㎝=205~235㎝
【広さ】
255cm×205㎝=5.22平米
→5.22平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=5.40平米(約3.33帖)
270cm×235㎝=6.34平米
→6.34平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=6.52平米(約4.02帖)
子育てファミリーの住まいのキッチンは、約3.33帖~約4.02帖が目安となります。
シニア世帯のキッチンは横移動が長いと負担を感じやすいため、I型キッチンの場合で幅255㎝までのサイズが向いています。
キャビネットの下部がオープンになっているタイプのユニットを組み込むと、座りながら作業ができます。吊戸棚の高い位置のものは出し入れがしにくいため、吊戸棚を設置する場合は電動昇降式がおすすめです。
通路幅が広い方が座って作業をしている後ろ側を通りやすいですが、振り向いて背面側に移動する負担がかかる点に留意しましょう。
また、身体の状態に応じて、シンク前や冷蔵庫付近などへの手すりの設置を検討します。
ここでは、二人暮らしや子育てファミリー同様のレイアウトを想定しました。
【幅】
キッチン210㎝~255㎝
【奥行】
キッチン65㎝+通路幅90㎝~120㎝+カップボード等50㎝=205~235㎝
【広さ】
210cm×205㎝=4.30平米
→4.30平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=4.48平米(約2.76帖)
255cm×235㎝=5.99平米
→5.99平米+冷蔵庫置き場の凹み部分0.18平米=6.17平米(約3.80帖)
シニア世帯の住まいのキッチンは、約2.76帖~約3.80帖が目安となります。
ここまで家族の人数をもとにキッチンの広さの目安をまとめてきましたが、自炊が中心か、外食や中食が中心かによっても、必要なキッチンの広さは異なります。あるいは、ホームパーティ派や作り置き派は、広い調理や配膳、盛り付けのスペースを必要とします。
自炊が中心の場合は作業スペースにゆとりがあると、ストレスなく作業を進められます。作業スペースにまな板を置いて左右にゆとりがあるのが基本です。複数人で調理をする機会が多い場合には、シンク部分にかかるスペースを含めて、まな板を2枚並べるゆとりがあるのが理想的です。
外食や中食が中心の場合は、キッチンのサイズをダウンする要素となります。I型の幅180㎝サイズなどのコンパクトなキッチンで十分です。キッチンよりもリビングダイニング、あるいは寝室のスペースにゆとりがある方が快適に過ごせます。
ホームパーティを頻繁に催す場合はゲストとコミュニケーションがとりやすく、配膳や片付けがしやすい対面型キッチンが向いています。カウンターを設けると配膳がしやすく、アイランドキッチンは特に複数人での調理に向いています。
ただし、アイランドキッチンは四方に通路スペースが必要となります。また、カウンターやアイランドキッチンにカウンターチェアを配置する場合には、着席のためのスペースも考慮しましょう。
自炊中心のケースのうち作り置きを頻繁にをする場合は、冷蔵室や冷凍室に収納する保存容器のスペースを考慮して冷蔵庫を選定する必要があります。冷蔵庫のサイズを踏まえて、冷蔵庫置き場と背面収納を計画しましょう。
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〈標準的な寸法〉
*シンク:幅70㎝~80㎝ ※キッチンブランド・サイズによる
*コンロ:幅60㎝・75㎝
*レンジフード:幅60㎝・75㎝・90㎝
*背面収納:奥行45㎝~50㎝
*冷蔵庫置き場:幅70㎝ ※冷蔵庫のサイズによる
キッチンブランドごとに、キッチンの幅に応じて選択できるシンクの種類が決まっています。シンクの標準的なサイズは幅70㎝~80㎝です。キッチンブランドによっては幅90㎝を超える大型シンクの設定があるなど、2~3種類から選択できるのが一般的です。ただし、キッチンブランドにもよりますが、幅180㎝のコンパクトキッチンには、幅60㎝程度の小型シンクのみが設定されていることがあります。
作業スペースはキッチンの幅にもよりますが、幅60㎝~90㎝が理想的です。幅80㎝以上あると、複数人で調理する場合にも余裕を持って作業ができます。標準設定のシンクから大型のシンクにサイズアップすると、基本的に作業スペースが狭くなります。シンクの大きさと作業スペースの広さのどちらを優先するか考えましょう。
家族の人数が多く洗い物が多い場合や大きな鍋を使うことが多い場合には、大型シンクが向いています。食洗機を中心に利用する場合や料理の頻度が少ない場合には、小さめのシンクでも十分です。
レンジフードはコンロの幅と同じ幅以上のサイズを選ぶのが基本です。また、排気能力やお手入れのしやすさも選定基準となります。ワンタッチでファンを着脱できるタイプやファンのお手入れが不要なタイプ、自動洗浄機能付きのタイプなどもあります。
ガスコンロもIHクッキングヒーターも、標準サイズの幅60㎝とワイドサイズの幅75㎝の2つのサイズがあります。ワイドサイズが向いているのはキッチンの幅にゆとりがあり、大きな鍋を使うことが多いケースです。
また、ガスコンロよりもIHクッキングヒーターの方が鍋などを仮置きしやすく、作業スペースが広く感じられます。
グリルは魚だけではなく、グラタンやピザなどを焼くときにも活用できるほか、専用の調理機器がついたタイプもあります。一方、グリルなしタイプはキッチンがスッキリと見える、お手入れが楽といった点がメリットです。グリルの有無は使用頻度などをもとに検討しましょう。
レンジフードのサイズは、コンロの幅と同じ幅以上のものを選定します。たとえば、幅60cmのコンロには幅60㎝、あるいは幅75㎝といったレンジフードを選定します。特にオープンキッチンでは、大き目の幅のレンジフードが向いています。
また、建築基準法では排気フードの高さは1m以下という規定があり、消防法ではガスコンロからグリルからの位置が80㎝以上と定められています。そのため、レンジフードはガスコンロやIHクッキングヒーターから80㎝以上1m以下の高さで設置しなければなりません。特に梁などがあり、天井をふかして排気ダクトを設置するケースでは注意が必要です。
冷蔵庫置き場は、冷蔵庫の幅や奥行、放熱スペース、開閉のクリアランスを踏まえて必要なスペースを確保します。
背面収納の奥行は45㎝や50㎝が一般的です。また、背面収納を計画する際には、収納するものに合わせて検討するほか、分別に対応したゴミ箱の設置スペースも計画しましょう。
冷蔵庫置き場を計画する際には、設置予定の冷蔵庫、あるいは将来設置する予定の冷蔵庫のサイズなどをもとに以下の点をチェックします。
*冷蔵庫の左右、背面、上部に放熱スペースが確保できているか。
*通路にはみ出していないか。(はみ出す場合は十分な通路スペースが確保できているか。
*冷蔵庫のドアの開閉方向は使い勝手がよいか。
*周囲の棚や壁との間に、冷蔵庫のドアや引き出しの開閉のためのスペースは確保できているか。
パントリーを設けて乾物や非常食などを収納する場合、棚板の奥行を30㎝~45㎝程度にすると、使い勝手がよくなります。奥行が深すぎると奥のものが取り出しにくく、管理がしにくいためです。固定棚ではなく可動棚にすると、収納するものに合わせて調整できるので便利です。
また、家電ボードを兼ねたカップボードの奥行は45㎝や50㎝のタイプが一般的です。大型のオーブンレンジを置くには、奥行50㎝以上のタイプが向いています。
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キッチンの通路幅は、キッチンを使う人数や複数人で調理する頻度のほか、キッチンのキャビネットやカップボードの扉や引き出し、冷蔵庫の開閉のためのスペースを考慮します。
キッチンは包丁などの刃物や火を使う場所のため、通路幅が狭すぎると、安全を確保できません。一方、通路幅が広すぎると、背面に身体の向きを変えるだけではなく、歩く必要が生じるため、使いにくさを感じる可能性があります。
一人で作業をする場合の通路幅は80㎝~90㎝が目安です。通路幅が90㎝程度あると、引き出しや扉、あるいは食洗機を開けたときに、スムーズに出し入れがしやすくなります。
カップボードの奥行は45㎝・50㎝程度が主流ですが、冷蔵庫の奥行は60㎝~75㎝程度あります。冷蔵庫置き場を凹んだ形状にする、冷蔵庫に合わせて通路幅を確保する、もしくは通路幅が広く確保できない場合には奥行が浅い冷蔵庫を選ぶといった対策が必要です。
複数人で作業をする場合の通路幅は90㎝~120㎝が目安です。作業をしている人の後ろを通るには90㎝以上の通路スペースが必要です。作業をしている人の後ろをもの持って通ることを考慮すると、105cm以上の通路スペースを確保するのが理想的といえます。
また、お子様と料理をする機会が多い場合には、120㎝程度の通路スペースがあると安心です。ホームパーティなどで複数人で調理する機会が多い場合にも、120㎝程度の通路幅があると、スムーズにすれ違えます。
リノベーションでキッチンの通路スペースを十分に確保するのが難しい場合には、まずはキッチンや背面収納の奥行を見直します。キッチンの奥行は65㎝が主流ですが、キッチンのブランドやサイズによっては60㎝も選択できます。カップボードの奥行は45㎝や50㎝が一般的です。背面収納の奥行を50㎝でから45㎝に変更すると、通路幅を5cm広げられます。
次にキッチンレイアウトの変更を検討し、それでも難しければ間取り全体を見直していきます。
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I型キッチンとL型キッチン、アイランドキッチンのうち、コンパクトなスペースでも設置しやすいのはI型キッチンです。また、アイランドキッチンはコミュニケーションがとりやすく、複数人での調理や配膳もしやすいのが特徴です。ただし、I型キッチンもL型キッチンも対面型で設置すると、コミュニケーションがとりやすくなります。
関連記事/【タイプ別】キッチンリフォーム事例10選! | マイリノジャーナル

I型キッチンは設置スペースが他のキッチンタイプよりもコンパクトなため、限られたスペースを効率よく使えるのがメリットです。キッチンのサイズによって、家族の人数による向き・不向きがあるほか、設置できるシンクや調理スペースの大きさにも違いがあります。
関連記事/I型キッチンのメリット・デメリットは?使いやすさや、施工事例や費用を紹介
1800(幅180㎝)は一人暮らしに向いたサイズです。ただし、コンロのサイズによっては対応できる一部のキッチンを除くと、ビルトイン食洗機を取り付けられません。また、キッチンメーカーによってはシンクが小さめです。
2100は二人暮らしに向いたサイズで食洗機の設置が可能です。調理スペースにゆとりが欲しい場合には2400が向いています。
2550はキッチンの標準的なサイズで、ファミリーや料理をする機会が多い人に向いています。大型のシンクを設置しても調理スペースを確保できます。
2700~3000のキッチンは大型キッチンと位置付けられています。キッチンの設置スペースにゆとりがある場合やホームパーティを開く機会が多い場合、あるいは料理教室を開く場合などに向いています。

U型キッチンやL字型キッチンはI型キッチンよりも広い設置スペースを必要とします。L型キッチンでは、「コンロ側:165㎝・180㎝×シンク側:180㎝~270㎝」が標準的なサイズです。基本的にいずれも短辺のユニットのサイズによって通路幅が決まります。
L型キッチンやU型キッチンは効率よく作業がしやすく、複数でも使いやすい反面、コーナー部分がデッドスペースになりやすいというデメリットがあります。コーナー用の専用収納を活用するなど工夫が必要です。
関連記事/U型キッチン(コの字型)のメリット・デメリットは?使いやすさや施工事例や費用を紹介

アイランドキッチンは、ワークトップにフラットなカウンター部分がつくため、I型キッチンよりも奥行が広くなります。I型キッチンの標準的な奥行は65cmですが、アイランドキッチンの奥行は75㎝~100㎝程度です。
また、アイランドキッチンは四方に通路スペースが必要となることからも、I型キッチンよりも広いスペースを必要とします。幅255㎝のアイランドキッチンを設置し、背面に収納や冷蔵庫置き場を設ける場合で、4.6帖程度の広さが目安となります。
関連記事/アイランドキッチンとは?メリット・デメリットや設置する際の注意点も解説
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住まいの広さは変えられませんが、リノベーションで間取り変更や造作収納、設備・建材選定を工夫することで、体感的にキッチンを広々とした空間に変えることはできます。費用や工期、コストは基本的には、間取り変更>造作収納>設備建材となります。
間取り変更はまずは、独立したキッチンからLDKを一体化する、あるいはリビングダイニングの隣室を一体化することを検討します。次に生活動線・家事動線を踏まえて、住まい全体の間取りを変えることを考えましょう。
ただし、水回りの移設には配管などによる制約が生じるケースがあります。
LDKの一体化にあたって、マンションはラーメン構造の物件は間仕切り壁を自由に撤去できますが、壁式構造の物件は撤去できない耐力壁もあるため、壁の撤去の可否を確認する必要があります。
リビングダイニングの家具配置も含めて検討しましょう。
床スラブと下階の天井の間を配管が通る構造の場合は、自由に配管を変更することができないため、キッチンなどの水回りの移設が困難です。築古マンションの一部にみられます。
また、キッチンの内部に点検口を設置します。
造作収納は「吊戸棚+カウンター収納」「カウンター収納」「トール収納」といった選択肢があります。カウンター収納よりもカウンター収納の方が圧迫感がありませんが、収納力では劣ります。奥の一部をトール収納にして、手前にカウンターを設けるという方法もあります。
また、収納部分を引き出しにするなど、ワンアクションで出し入れができると効率的です。
背面のトール収納などは、取り出しやすい位置に頻繁に使うことが多いものをしまい、季節用品や来客用の食器などは、上部や下部に収めます。ただし、重いものは下の方にしまいましょう。
また、扉タイプの方が収納力があり、様々なサイズのものをしまいやすい一方、出し入れがしやすいのは引き出しタイプです。
キッチンに薄型ワークトップを採用したり、白に近い色を選択したりすると、空間に広がりが感じられます。あるいは、単身や二人暮らしの住まいではコンパクト家電を用いると、キッチン家電の収納スペースを抑えられます。
キッチンのコンパクト家電には、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、ホームベーカリー、コーヒーメーカー、卓上コンロなどがあります。ライフスタイルに合わせてコンパクト家電を採り入れることで、キッチンのスペースを効率よく使えます。
キッチンを広く見せるには床材や壁材、キッチンの扉材などに白や薄いベージュなどの明るい色を用います。反対にビビットカラーは圧迫感が生じやすいです。
また、間接照明をとりいれると、空間に奥行が感じられ、広く感じられます。
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【基本(広さ/サイズ)】
*家族構成やライフスタイルに合った広さがある。
*シンクやコンロのサイズが適切で、必要な作業スペースを確保している。
*調理する人数に合わせて、通路幅を十分に確保している。
【動線/収納】
*適切なワークトライアングルを形成している。
*ゴミ箱の設置スペースが組みこまれ、動線がスムーズである。
*調理器具や家電、調味料、食品ストックなどの収納スペースが確保されている。
【将来設計】
*将来の家族構成の変化を考慮している。
キッチンは、キッチンのキャビネットや収納、冷蔵庫置き場のほか、必要な通路幅を確保できる広さを確保します。作業スペースを確保できるか、キッチン家電を収納するスペースがあるかといった点もポイントとなります。
キッチンの広さは家族構成による目安をもとに、同時に調理する人数やライフスタイルを加味します。通路幅の目安は1人で調理をする場合は80 cm 、複数人で調理する機会が多い場合は90㎝~120㎝が目安です。また、複数人で調理をする場合は、作業スペースが80㎝以上あるのが理想的です。
収納を計画する際には、設置予定のオーブンレンジや炊飯器などの家電の収納スペースを確保できるように検討します。特に大型のオーブンレンジは広い設置スペースを必要とするので注意が必要です。
キッチンはワークトライアングルが適切に形成された配置になっていると、効率よく作業を進められます。収納の扉の開閉に支障がないか、ゴミをスムーズに捨てることができるかといった点もシミュレーションしましょう。
ワークトライアングルとは、シンクとコンロ、冷蔵庫の3つの中心を結ぶ三角形の動線のこと。ワークトライアングルが正三角形に近く、3辺の和が360㎝~600㎝の範囲に収まるのが理想的とされています。
また、それぞれの距離は、シンクとコンロは120cm~180cm、コンロと冷蔵庫は120㎝~270cm、シンクと冷蔵庫は120cm~210cmの範囲が目安となります。
キッチンのプランニングの際には、この範囲内に収まっているか確認しましょう。
キッチンのプランニングでは、将来の家族構成の変化の可能性を踏まえることもポイントです。たとえば、家族が増えることによって、大型のオーブンレンジや自動調理器を購入するなど、家電の大型化や増加などを想定する必要があります。
将来、子どもを育てる可能性がある場合には、キッチンへのベビーゲートの設置について考慮しておきます。置き型のタイプもありますが、突っ張り式のタイプを設置するには左右に壁が必要なため、アイランドキッチンなどでは難しいです。
また、キッチンは頻繁に出入りする場所のため、段差のないバリアフリー仕様にした方が世代を問わず安心です。シニア世帯のキッチンでは、将来に向けて手すり下地を入れておくことも選択肢となります。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら>>キッチンのプランニングで最も重視するべきは安全性です。作業動線や収納などの機能面を踏まえたうえで、デザインにもこだわりましょう。また、使いやすいキッチンにするにはキッチンのサイズはもとより、必要な通路幅を確保することが大切です。
グローバルベイスではキッチンリノベーションをはじめ、フルリノベーションを取り扱っています。大胆な間取りやデザインの変更を得意とし、お客様一人ひとりの家族構成やライフスタイルに合わせたプランニングを行っています。