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リノベーション後に後悔することとは?後悔しないためのポイントもご紹介?| マイリノジャーナル

住まいのリフォーム・リノベーションを満足度の高い内容にするために、失敗例を知っておきましょう。「ああすれば良かった」「こうしなければ良かった」…どんな後悔の事例があるのでしょうか。また、リフォーム・リノベーションの後悔を防ぐために押さえておきたいポイントも解説します。

リノベーション後に後悔することとは?後悔しないためのポイントもご紹介?
こんな方におすすめの記事です
  • リノベーション・リフォームで後悔したくない
  • リノベーション・リフォームのよくある後悔を知りたい
  • リノベーション・リフォームの後悔を防ぐポイントを知りたい

CONTENTS

理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」

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■ リノベーション・リフォーム費用面の後悔

リノベーションリフォーム費用の概算見積もりイメージ

・ 当初の予算をオーバーしてしまった

リノベーションプランの希望を盛り込むうちに、いつの間にか当初想定していた予算を超えてしまうケースは意外と多いものです。オーバーした分を削らないのであれば、ローンの借入額を上げるか頭金を増やす必要があります。

・予算を抑えすぎて希望の住まいにできなかった

リノベーションの見積もりが予算を超えてしまう場合、間取り変更を取りやめたり、建材や設備のグレードを落としたりすることで費用を調整することになります。「あれもナシ、これもナシ」と要望を削りすぎると、せっかくのリノベーションが満足度の低いものになってしまうことがあります。

・補修工事・補強工事に想定外の費用がかかった

スケルトンリノベーションの準備として内装を解体してみたら、想定外の強度不足、経年劣化などが判明したケースです。その場合、リノベーション費用に加えて、補修工事・補強工事の費用がかかることになります。

・諸費用が思っていたより高かった

中古住宅を購入してリノベーションする場合、物件の購入費や工事費用以外にも、諸費用の支払いが必要です。諸費用の一例は、中古物件の仲介手数料、住宅ローンの融資手数料、火災保険料などがあります。おおまかな目安は物件価格の6〜8%ほどで、現金で用意する必要があります。

・入居が遅れて仮住まい費用がかさんだ

リノベーションのプラン作成に時間が掛かったり、何らかの理由で工事の進行が中断したりして、入居時期が遅れてしまうケースです。賃貸住宅に仮住まいしている場合、引っ越しが延期になればその期間の家賃が掛かってしまいます。

・ 家具やカーテンの購入費用がかさんだ

リノベーションを機に購入する家具やカーテンの費用が、思いのほかかさんでしまうことがあります。特にカーテンの単価はそれほど高くないように感じても、家じゅうの窓に設置する分の総額を計算すると高額になりやすいです。

・ リフォーム費用を住宅ローンに組み込めなかった

中古住宅の購入費用とリノベーション費用を合算して、金利の低い住宅ローンで借り入れることができます。ただし、別々に借り入れたローンを後から合わせることはできません。リノベーション費用を住宅ローンに組み込めなかった場合は、リフォームローン(住宅ローンに比べて金利が高い)を利用するか、現金で用意する必要があります。

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■ 建築構造やマンションの管理規約による後悔

建築構造やマンションの管理規約による後悔

・ 構造上の理由で希望の間取りにできなかった

フルリノベーションは自由に間取りを変更することができますが、絶対に何でも実現可能というわけではありません。建物の構造によっては撤去できない柱や壁が室内にあるため、希望の間取り変更が難しい場合もあります。

また、マンションは一戸建てに比べて床下の空間に余裕が少ない事が多く、配管の都合からキッチンや浴室の大幅な移動が難しいケースがあります。

・ 管理規約により希望の工事ができなかった

マンションの管理規約により、リノベーションの内容に制約が定められている場合があります。例えば、「床材はカーペットのみ(フローリング不可)」「水まわりの移動禁止」といった内容です。規約の内容はマンションごとに異なるため、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

共用部分はリフォーム・リノベーションができない

マンションの場合、自由にリノベーションできる範囲は専有部分のみとなり、共用部分に手を加えることはできません。バルコニー、外壁、窓、玄関ドアなどは共用部分にあたり、交換したり穴を開けたりする工事は原則的にできません。なお、玄関ドアの内側の色を塗り替えたり、室内に内窓を取り付けて二重窓にしたりすることは可能です。

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■ 立地に関する後悔

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・ 街の雰囲気がライフスタイルに合わない

たとえ住宅自体を気に入っていても、街の雰囲気が好みではなかったという例です。ただし街との相性は人それぞれのため「静かで落ち着いた住宅街」を「人通りが少なくて寂しい街」と思う人もいますし、「利便性が高く活気がある街」について「騒がしくて落ち着かない」と感じる人もいます。自分や家族のライフスタイルや価値観に合っているかどうかが大切です。

・近隣住人のマナーが悪い

「足音や話し声が大きくて騒がしい」「深夜になっても音楽やテレビの音が大きい」「ゴミ出しルールを守らない」「路上駐車をする」「駐輪場所を守らない」「ペットの糞尿を片付けない」など、マナーの悪い近隣住人に悩まされるケースです。

・ マンションの管理状況が悪い

「共用廊下の電灯が切れたまま」「掃除が行き届いていない」「盗難自転車が敷地内に放置されている」「枯れた植栽がそのまま」など、マンションの維持管理状況が悪いケースです。全体が荒れた雰囲気のマンションは、管理組合がきちんとと機能していない可能性があります。

・ 商業施設や病院等が少ない

近隣に商業施設や病院が少なく、日常生活に不便を感じるケースです。スーパーマーケットが少ないと競争が置きないため、品揃えが悪かったり値段が高めになったりする傾向があります。

また、近隣に病院がないと、通院のために遠方まで出かけなければならなくなります。特にそれまで健康で病院を利用する機会が少なかった人は、医療機関があるかどうかのチェックを忘れがちです。

電車・バスの本数が少ない

電車やバスの運行本数が少なく、不便を感じるケースです。たとえ最寄り駅までの所要時間が同じだとしても、運行本数が少ないほど待ち時間が長くなりやすく、通勤・通学時間に大きく影響します。車が中心の生活でない限り、電車やバスの所要時間と運行本数は重視したほうが良いでしょう。

・ 家の前に大きな建物が建った

日当たりの良さや見晴らしの良さを気に入って購入した住宅の前に、大きな建物が建築されてしまったケースです。家の前に空き地や駐車場、空き工場や倉庫跡などの広い敷地がある場合、ショッピングビルやマンションが建つ可能性はゼロではありません。

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■内装・間取りに関する後悔

東陽町駅周辺エリアで過去に販売していた物件は24時間有人管理で、間取りは2LDK+WIC、専有面積52平米で、販売価格は3000万円台

・流行を取り入れたがすぐに飽きてしまった

雑誌やSNSで流行のインテリアや人気の間取りを見て、リノベーションに取り入れたものの、短期間で飽きが来てしまうケースです。「流行っているから」という理由だけで住まいをつくると、トレンドの移り変わったときに流行遅れに感じやすくなります。

・手持ちの家具が新居に合わない

リノベーションで住まいのデザインを一新すると、それまで使用していた家具とテイストが合わずに、浮いて見えることがあります。入居後に家具を買い直すことになると、想定外の費用がかかってしまいます。手持ちの家具を新居で使用するのかどうか、どの場所に置くのかを考慮しながらプラニングしましょう。

・ 生活動線が悪い

動線が悪い間取りにすると、毎日の暮らしに不便を感じます。洗濯を例に挙げると、入浴前に服を脱ぐ〜服を洗う〜洗濯物を干す〜洗濯物を取り込みたたむ〜収納する、それぞれの場所が離れていると作業のたびに移動しなければならないため、生活動線が長くなってしまいます。効率の良い動線=短い動線を描けるかどうかにも注目して間取りのプランを計画しましょう。

・ キッチンや洗面台のサイズが身長に合わない

キッチンや洗面台の高さが、使用する人の身長に合わずに使いづらさを感じるケースがあります。特に身長に対してキッチンや洗面台が低すぎると、腰を痛める原因になるので注意が必要です。洗面台は家族の中でもっとも身長が高い人、キッチンはもっとも使用頻度が高い人の身長に合わせて計画するのが良いでしょう。

・ 部屋数が足りない

当初の予定よりも子どもが増え、部屋数が足りなくなってしまうケースです。

近年はLDKを家族の共用スペースとして広く確保する傾向がありますが、小さくともプライバシーを守れる個室があれば程よい距離感を保ちやすくなります。今はまだきょうだいで同じ部屋でも、間仕切りすることを想定して照明やドアを配置するなど、将来的に部屋数を増やすことを想定したプランを立てておくと良いでしょう。

・ 収納が足りない、使いづらい

収納が足りず、室内がすっきりと片付かないというケースです。ただ単に収納が広ければ良いというわけではなく、物を仕舞いやすく出しやすい収納計画を立てることが重要です。持ち物を一覧に書き出して、どこに何を収納するか具体的に考えながらプランニングすると良いでしょう。

・ 思ったよりも室内が暗い

近年はダウンライトや間接照明による明るすぎない照明が人気傾向ですが、人によっては暗さを感じることもあります。天井の照明は後から簡単に付け足すことができないため、モデルルームなどで照明のオン・オフを切り替えて明るさを確認しましょう。

・ 採用した設備を有効活用していない

湯船に浸かりながらドラマを観られる浴室テレビ、大画面を投影できるプロジェクタースクリーン、収納力をアップする床下収納など…「あったら便利そうだな」「使ってみたいな」と導入した設備を、ほとんど使っていないというケースです。なんとなくの憧れだけで選んだ設備は、結局活用されない傾向があります。

・ 開放的すぎて冷暖房効率が悪い

近年は室内を細かく区切らない、ゆるやかにつながる間取りが人気です。開放的でのびのびとした印象になりますが、冷暖房効率が悪くなり光熱費が上がりやすいです。断熱性能の低い住まいで開放的な間取りにしたい場合は、断熱改修も行ったほうが良いでしょう。

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■ 業者に関する後悔

システムバスのデメリットとは?

・ デザインセンス・テイストが合わない

リノベーション会社とデザインセンスが合わない、というケースです。業者にもそれぞれ得意なテイストがありますから、ウェブサイトなどで公開している施工事例を見て、自分とセンスが合いそうか、希望のデザインに仕上げてくれそうかを確認しましょう。

・担当者とそりが合わない

リノベーション会社の担当者との相性も大切です。「何だかフィーリングが合わず、こちらの希望をしっかりと伝えられなかった…」というケースもあります。担当者とはリノベーションの完成までに何度も打ち合わせを重ねることになりますから、気軽に相談しやすいかどうか、こちらの希望を上手く汲み取ってくれるかどうかも大切です。

・ 問い合わせのレスポンスが遅い

業者に問い合わせや質問をしても毎回返信に時間がかかり、なかなかプランニングが進まなかったというケースです。せっかくの家づくりなのに、待たされてばかりではモチベーションが下がってしまいます。スピーディーかつ丁寧に対応してくれる業者を選びたいものです。

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■リノベーション・リフォームで後悔しないためのポイント

専任媒介契約とは?特徴やメリット・デメリット、おすすめな人について解説

●リフォーム・リノベーションの優先順位を明確にする

まずはリノベーションでどんな住まいにしたいのか「対面キッチンにしたい」「無垢フローリングにしたい」といった希望を具体的に書き出します。つぎに、必ず叶えたい希望から、妥協しても良い点まで、順番に並べていきましょう。このようにリノベーションの優先順位を把握することで、予算内でどこまで実現できるのか、どこを削るべきなのかが明確になります。

●ホームインスペクションを利用する

築年数の古い住宅の購入を検討しているなら、ホームインスペクション(第三者による住宅診断)を受けると安心です。建物の劣化状況や耐震性能、補強工事が必要な箇所、補強工事にかかる費用概算などを知ることができます。

●信頼できる業者を見つける

気になるリノベーション業者があったら、下記のポイントをチェックして信頼できるかどうか判断しましょう。

  • 確かな施工実績がある
  • 問い合わせの対応がスピーディーで丁寧
  • 質問に対して的確に答えてくれる
  • 要望に応じた提案をしてくれる
  • 契約を急かさない

●物件探しとプランニングを同時進行する

リノベーション前提に中古住宅を購入するなら、物件探しとリノベーション会社探しの同時進行がおすすめです。購入前に物件の内見に同行してもらい、希望のリノベーションが実現可能かどうかを判断することができます。また、リノベーション費用を住宅ローンに合算して借り入れることができるため、金利負担を抑えられます。

●リフォーム・リノベーションできない部分を重視する

室内はリノベーションで一新することができるため、建物の構造に決定的な傷みや欠陥がない限り、内装や設備がボロボロでも問題ありません。物件探しの際には、周辺環境や治安といったリノベーションでは変えられない部分を重視して選びましょう。

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■まとめ

リフォーム・リノベーションのよくある後悔を、工事費用や各種コスト、管理規約による制約、物件の立地、プランニングの内容、業者選び、の項目別にご紹介しました。「流行っているから」「勧められたから」といった理由でなんとなく決めるのではなく、本当に必要な工事なのか、自分の価値観に合った内容なのかを見極め、後悔のないリノベーションを実現してくださいね。

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編集者: 美智子山口

ウェブデザイナーを経て2014年よりフリーライターに。おもに住まいに関する記事を執筆しています。猫が大好きで、自宅のDIYリフォームが趣味。

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