LDKと2つの個室がある2LDKは1人から3人程度の暮らしに向いた間取りです。2LDKの間取りに向いた人や2LDKのリノベーションのメリット・デメリットなどを押さえたうえで、リノベーション事例を紹介していきます。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
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2LDKとは、10畳以上のLDKと2つの個室がある間取りです。不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の「DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」において、2部屋以上の個室がある場合はキッチンがある部屋が6畳以上10畳未満がDK、10畳以上がLDKとされています。そのため、2LDKのLDKは10畳以上あるのが一般的です。
2LDKは調理や食事をしたり、くつろいだりするスペースとしてのLDKと、独立した部屋が2つあるのが特徴です。寝室や書斎、子ども部屋、あるいは趣味のための部屋やゲストルームなどとして活用できます。
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詳しくはこちら>>2LDKはライフステージにもよりますが、2~3人暮らしを中心に1~4人で住むのにも向いた間取りです。
1人暮らしの場合は1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋として使えることから、家で仕事をしている人やテレワークをする日が多い人に向いています。あるいは1部屋を趣味の部屋にするといった使い方もできます。
2人暮らしのカップルや夫婦では、1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋といった形で共有するか、それぞれが個室を持てます。
夫婦と子ども1人の3人家族のファミリーは、1部屋を寝室、もう1部屋を子ども部屋として使えます。あるいは夫婦と子ども2人のファミリーも、小学生頃までの個室を必要としない年齢であれば、1部屋を寝室、もう1部屋を子ども部屋という形で使えるため向いています。
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詳しくはこちら>>2LDKという間取りは、個室が2つあり、暮らしに合わせたリノベーションがしやすいといったメリットがあります。
2LDKは独立した2部屋があるため、家族構成やライフスタイルに合わせて使いやすく、家族構成やライフステージの変化にも対応しやすいことがメリットです。
たとえば、2LDKで1人暮らしをしていて、1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋にしている場合、結婚をしてそのまま2人で暮らすことも可能です。あるいは、夫婦で住んでいるときには仕事部屋と寝室として使い、子どもが生まれて成長したら、夫婦の寝室と子ども部屋として使えます。また、ある程度の年齢になるまでは子ども部屋を共有できるため、子どもが2人いる場合も対応できます。
同じ専有面積の場合、2LDKの間取りなら3LDKや4LDKよりもLDKの広さを確保しやすいです。また、2LDKの間取りにリノベーションすることで、LDKと2つの個室の広さを用途やライフスタイルなどに合わせて調整できます。
たとえば、LDKを広くとって、各個室は最低限の広さとして、LDKでくつろげるようにする、あるいは反対に個室の部屋の広さを優先することも可能です。また、寝室は広くとって、仕事部屋はスペースを抑えることもできます。大型のクローゼットを設けるなど、収納を充実させたプランも考えられます。
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詳しくはこちら>>2LDKの間取りのリノベーションはもとの部屋数によるエアコンの設置の面によるデメリットがあるほか、家族構成による制約もあります。
マンションの1LDKからの2LDKへのリノベーションで問題になることがあるのが、壁に設けられたエアコン配管用スリーブの数です。1LDKの間取りの場合は、通常、エアコンを設置するために壁に設けられた配管用の穴はLDKと個室の2つです。新築時に2LDKと1LDKの間取りを選べて1LDKを選択したケースなど、エアコン配管用スリーブが3つあるケースは限られています。
マンションでは管理組合の許可を得ることなく、専有部分である外壁に穴を開けることはできず、難しいことが多いです。そのため、リノベーションで1LDKから2LDKにしても、エアコンの増設ができないことがあります。 ただし、設置条件をクリアしていれば、複数台の室内機に対して一台の室外機をつなぐ、マルチエアコンというタイプを設置できますが割高です。
2LDKは主に1人から3人での暮らしに向いた間取りです。子どもが2~3人程度のファミリーも、子どもが小さいうちは2LDKの間取りも向いています。ただし、子どもが2人以上いるファミリーは、成長するにつれて暮らしにくさを感じやすいこともデメリットです。
2LDKでは子どもがそれぞれ個室を持つことができないため、成長に伴ってプライバシーの問題が生じてくることが考えられます。また、子どもが幼稚園・保育園、小学校に通うようになり、モノが増えてくると、収納が足りなくなりやすいです。一般的な大きさのウォークインクローゼットやクローゼットを居室ごとに設けただけでは、収納が不足することが懸念されます。
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詳しくはこちら>>マンションの2LDKのリノベーション費用について、間取り変更のパターンごとに費用相場を紹介していきます。
2LDKから3LDKへのリノベーションのうち、まずは既存の間取りを活かす方法をみていきます。LDKと2つの個室のいずれかの部屋に間仕切壁を設置して、一部屋増やすケースでは壁の造作と建具の設置のほか、電気工事が必要になるケースもあり、10万円~20万円が相場です。壁紙やフローリングの張り替えを伴う場合は範囲にもよりますが、50万円~70万円程度の費用が目安になります。
また、2LDKから3LDKへフルリノベーションする場合には、70平米程度の広さのスケルトンリノベーションで1,000万円程度が目安です。
2LDKから1LDKへのリノベーションのうち、まずは2つの個室のいずれかをLDKと一体化する部分リノベーションを行うケースをみていきます。壁の撤去を行い、天井や壁、床を補修だけであれば、10万円~15万円程度が目安です。ただし、天井や壁、床を補修しただけでは気になることも多く、電気工事が必要になるケースもあります。壁紙やフローリングの張り替えを行い、電気工事も伴う場合には40万円~50万円が目安です。
2LDKから1LDKへフルリノベーションする場合には、60平米程度のスケルトンリノベーションで850万円程度が相場になります。
3LDKから2LDKへのリノベーションでも、既存の間取りを活かして一部屋増やすケースでは、壁の造作と建具の設置のほか、電気工事など、必要最低限の工事を行うケースで10万円~20万円が相場です。ただし、既存の壁と新しい壁の壁紙の違いが気になることが考えられるため、壁紙の張り替えも行うと、20万円~40万円程度の費用が目安になります。
また、3LDKから2LDKへフルリノベーションする場合には、70平米程度の広さのスケルトンリノベーションで1,000万円程度が目安です。ただし、2LDKから3LDKへのリノベーションのケースよりも、解体後に設置する壁や建具が少ないため、やや費用が安くなります。
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詳しくはこちら>>DIYを取り入れる以外にもリノベーション費用を抑える方法はあります。2LDKのリノベーション費用を抑えるためのポイントをまとめました。
築30年が経過したマンションの場合には、配管の寿命も考えられるため、スケルトンリノベーションを行うのが望ましいです。しかし、スケルトンリノベーションは躯体の状態まで解体して、内部の床や壁、天井を一からつくっていくため、相応の費用がかかります。
そこで、築浅の2LDKのリノベーションで既存の間取りを活かす場合には、解体を行わず、壁や床などの下地も活かして、内装や設備など目に見えるところだけを一新する表層リノベーションにすることで費用を抑えられます。
リノベーション費用がアップする要因の一つとなるのが、水回り設備の位置の移動です。水回り設備の位置を移動するためには、新たに配管を行わなければならないため、コストアップの要因となります。また、排水管の勾配を確保するためには、床をかさ上げしなければならないこともあります。スケルトンリノベーションを行う場合を除くと、お大幅な間取り変更をせず、水回り設備の位置を動かさない方がリノベーション費用を抑えられます。
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詳しくはこちら>>実際に2LDKのリノベーションによってどのような住まいを実現できるのでしょうか。フルリノベーションを行った事例を紹介していきます。
マイリノとユナイテッドアローズ社監修のリノベーションプラン「RE : Apartment UNITED ARROWS LTD.」によるリノベーション事例です。トレンドを感じさせながらも普遍性のあるデザインに惹かれた施主がほぼお任せで依頼したため、ユナイテッドアローズのインテリアの世界観が感じられる住まいが実現しました。
コンクリート打ち放しの天井にモルタルのキッチンなど、新築マンションでは見受けられないような空間をリノベーションで実現しました。キッチンはバーカウンターのようで、プロジェクターも設置され、ユーズド感のある家具が置かれ、まるでカフェのようです。
リノベーションで3LDKから2LDKに間取り変更も行っています。
4LDKからシューズインクローゼットのある2LDKのホームパーティー仕様の住まいにリノベーションした事例です。キッチンの背面のカウンターはダイニングテーブルの後ろまで続き、ホームパーティーの際にはブッフェ台として活躍します。また、アイランドキッチンは複数人での調理がしやすく、回遊できるという便利さもあります。
3LDKから2LDKに間取りを変更し、木をふんだんに使った空間にリノベーションした事例です。ユーズド感のある木を取り入れ、グリーンをアクセントカラーとしていることもあり、ゲストからは「森感がすごい」「ログハウスみたい」と好評だそうです。室内窓もあり、室内にいても外を感じるような開放的でくつろげる空間を実現しました。
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詳しくはこちら>>グローバルベイスは大阪ガスのグループ“Daigasグループ”のリノベーション会社。グローバルベイスでは、リノベーション向きの物件探しから資金計画、設計、施工までワンストップで提供する「マイリノ」を展開しています。
3LDKから2LDKへリノベーションしようとしても、低層マンションの一部の物件は壁式構造のため、専有部分の間仕切壁の中に撤去できない耐力壁があることもあります。グローバルベイスでは、2LDKのリノベーションに向いた物件の提案を行っています。
グローバルベイスでリノベーションプランを担当するのは、豊富な経験を持つ設計デザイナー。一級建築士や二級建築士、インテリアコーディネーターなどの有資格者も多数在籍しています。また、Daigasグループがインフラ企業として培ってきた経験を施工の品質管理にも活かしています。
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詳しくはこちら>>2LDKは家族構成やライフステージに合わせて、柔軟に対応しやすい間取りです。リノベーションをすることで、用途やライフスタイルに合わせて、個々の部屋の大きさを調整することもできます。また、リノベーションには新築マンションではなかなかみられないオリジナリティのある住まいを実現できるという魅力もあります。理想の2LDKの住まいを手に入れるため、中古マンションを購入してリノベーションすることを検討してみましょう。