リフォームで最も心配なことが、費用について。リフォームは工事内容によって、数十万円単位で実施できることもあれば、数千万円と大きな金額が必要になることもあります。今回は場所別のリフォーム費用の相場や、リフォーム費用を安く抑える方法について解説します。
理想の住まいをワンストップで実現できるリノベーションサービス「MyRENO マイリノ」
詳しくはこちら>>リフォームにかかる費用には、工事費とそれ以外の費用があります。予算オーバーしないためにも、それぞれの内訳を知っておきましょう。
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詳しくはこちら>>工事費の主な内訳は、材料費・人件費・諸経費の3種類です。
材料費:フローリングや壁紙などの内装材、システムキッチンやトイレなどの設備
人件費:工事に関わる職人さんたちの人件費
諸経費:工事の進行を管理するのにかかる現場管理費、現場に向かうための交通費
材料費や人件費は、工事内容によって変わります。見積書では総額だけでなく、何にいくらかかっているか詳しく確認しましょう。諸経費の内訳はリフォーム会社によって変わりますが、工事費全体の10〜15%前後になることが多いといわれています。
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詳しくはこちら>>工事以外の費用は、設計費・不要品処分費・仮住まい費用・トランクルーム費用・引っ越し費用・ローン諸費用など。予想外の出費に驚かないよう、前もって頭に入れておきましょう。
リフォーム会社によっては、工事費とは別に設計料がかかることがあります。とくにデザインや間取りにこだわって設計する場合や、大規模な改装を希望されている場合に、設計料が発生することが多いでしょう。
リフォームにあたって処分したい家具や家電が出てくることもあるでしょう。粗大ゴミに出したり、不用品回収業者に頼んだりするなら、不要品処分費も予算に入れておくと安心です。
スケルトンリフォームのように住みながらの工事ができない場合は、仮住まい先を手配しなければなりません。ホテルの宿泊費やウィークリーマンションの家賃を予算に入れておきましょう。
仮住まい先に家具や荷物が入りきらない場合、トランクルームを借りて保管することも。トランクルームの料金はスペースによって異なります。
仮住まい先やトランクルームへの引っ越し費用も必要です。事前に引っ越し業者に見積もりをとりましょう。
住宅ローンやリフォームローンを組むと、金融機関への手数料がかかることもあります。
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詳しくはこちら>>工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
温水洗浄便座の交換 | 約4〜17万円 |
トイレ本体の交換 | 約10〜25万円 |
トイレ全体リフォーム | 約25〜100万円 |
トイレの間取り変更 | 約100万円〜 |
トイレ本体や温水洗浄便座のみ交換する場合は、新しい設備のグレードによって費用が異なります。内装リフォームも実施するなら、床材や壁材のグレードも重要です。トイレを広くしたり手洗いカウンターを設置したりと、工事内容が増えるとその分費用はアップします。
関連記事/トイレのリノベーション事例12選!リフォームの費用相場や注意点は?
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
コンロや食洗機の交換 | 約30万円〜 |
システムキッチンの交換 | 約50〜150万円 |
キッチンの間取り変更 | 約150万円〜 |
コンロや食洗機など部分的な交換もできますが、築年数が経っているならシステムキッチンごと交換したほうがよいでしょう。システムキッチンはグレードやオプションによって、非常に価格差がでる部分です。壁付けキッチンから対面式への変更、キッチンの位置変更など、間取り変更を伴う場合はリフォーム費用が高くなります。
関連記事/【タイプ別】キッチンリフォーム事例10選!費用相場やかかる期間は?
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
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ユニットバス→ユニットバス | 約60〜120万円 |
在来工法→ユニットバス | 約80〜150万円 |
在来工法→在来工法 | 約100〜200万円 |
お風呂のリフォームは、元々のお風呂の種類によって費用が変わります。ユニットバスを交換する場合は、ユニットバス本体価格+工事費用。元々が在来工法であれば、ユニットバスを入れる前に解体工事や防水工事、下地工事が必要になるため、費用は高めになるでしょう。
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工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
洗面台の交換 | 約10〜20万円 |
洗面所全体リフォーム | 約20〜50万円 |
洗面台の交換のみなら安く実施できることもありますが、洗面所リフォームといえば壁紙や床材まで交換するのが主流。内装材のグレードにもよりますが、20〜50万円程度が洗面所リフォーム費用の相場です。
関連記事/洗面所のリフォーム事例10選!費用相場や注意点は?
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
壁紙の張り替え | 約6〜15万円 |
フローリングの張り替え | 約14〜40万円 |
LDK全体リフォーム | 約90〜200万円 |
リビングはリフォーム範囲によって費用感が変わってきます。ダイニングやキッチンまで一体的にリフォームする場合、LDK全体で90〜200万円ほどが相場です。
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工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
壁紙の張り替え | 約3〜7万円 |
フローリングの張り替え | 約10〜15万円 |
クローゼットの新設 | 約15〜25万円 |
寝室リフォームのメインとなるのが、壁紙やフローリングの張り替えです。収納が不足している場合は、クローゼットを新設することもあるでしょう。
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
屋根塗装 | 約25万円 〜 |
重ね葺き | 約50万円〜 |
葺き替え | 約70万円〜 |
屋根材が比較的新しい場合は、表面の塗装の塗り替えのみ。屋根材自体の劣化が見られる場合は、重ね葺きや葺き替えで対応します。重ね葺きは既存の屋根材を残して、新しい屋根材をかぶせるため費用は安め。既存の屋根材を撤去する葺き替えの方が、リフォーム費用は高くなります。
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
外壁塗装 | 約80万円〜 |
重ね張り | 約150万円〜 |
張り替え | 約200万円 〜 |
外壁も屋根と同様に、塗り替えや重ね張り、張り替えで対応します。重ね張りは既存の外壁材をそのままに、張り替えは既存の外壁材を撤去して新しくする工事です。足場代を節約するため、屋根リフォームと同時に行うのがおすすめです。
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詳しくはこちら>>既存の間取りを活かしながら「間仕切り壁を設置して、部屋を2つに区切る」「間仕切り壁を撤去して、部屋を1つにつなげる」などのリフォームを行いたい場合、次のようなリフォーム費用がかかります。
工事内容 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
間仕切り壁の設置 | 約10〜20万円 |
間仕切り壁の撤去 | 約7〜15万円 |
これに加えて見た目に統一感を出すために、お部屋全体の壁紙やフローリングの張り替えも必要になってくるでしょう。
関連記事/間取り変更リフォーム事例10選!費用相場や注意点を解説
また住居全体を間取り変更したり、内装や設備を変えたりしたいというケースもあるでしょう。その場合は住居の広さや種類によって費用感が変わってきます。
単身者向け(40㎡) | DINKS向け(60㎡) | ファミリー向け(80㎡) | |
---|---|---|---|
マンション | 400〜800万円 | 700〜1,100万円 | 900〜1,300万円 |
戸建て住宅 | – | 1,000〜1,400万円 | 1,200〜1,600万円 |
戸建て住宅では外壁や屋根のリフォームが必要になるため、費用は高めになります。一方マンションの場合は専有部分のみの工事になるため、戸建て住宅に比べると費用は安く抑えられるでしょう。
関連記事/マンションリノベーション事例18選!気になる費用相場や選ぶメリットなど徹底解説!
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詳しくはこちら>>次にリフォーム費用を安く抑えたい場合に、どのようなことができるか解説していきます。
・設備や材料のグレードを落とす
限られた予算でリフォームするなら、要望に優先順位をつけることが大切です。「システムキッチンは最新のものを入れたい」「こだわりの造作収納をつくりたい」など優先したい項目がはっきりすれば、それ以外の設備や材料のグレードを落とすことで予算を安く抑えられます。
たとえば本物のタイルではなくタイル風の壁紙を採用したり、システムバスやトイレはベーシックなグレードのものを選んだりすると、コストダウンにつながります。商品ごとの値引率はリフォーム会社によっても異なるため、リーズナブルな商品に変更できないか尋ねてみましょう。
リフォーム内容によっては、国や自治体の補助金が活用できることもあります。補助金の対象になりやすいのは、バリアフリーリフォームや耐震リフォーム、断熱リフォームです。地域によってはテレワーク対応リフォーム補助金など、時勢に合わせた制度が用意されていることもあります。
補助金制度を利用するには、条件を満たしたうえで申請をしなければなりません。事前にリフォーム業者とよく相談して、リフォーム内容や活用する制度を決めておきましょう。
リフォーム業者にはそれぞれ得意な工事や苦手な工事があります。リフォーム業者と一口に言っても、外装リフォームや水回り設備の交換をメインにやっている会社もあれば、間取り変更を含めたフルリフォームの提案を得意としている会社もあるのです。
各社それぞれ建材の仕入れルートが異なり、自社の得意としているリフォームに関する商品は割安で仕入れられる可能性があります。そのため自分の希望しているリフォーム内容とマッチする業者を選ぶことで、リフォーム費用も抑えられるでしょう。
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詳しくはこちら>>リフォーム費用を安く抑えたいからといって、見積価格だけで業者選びをするのは危険。次のようなポイントを抑えて、自分に合うリフォーム業者を選びましょう。
まずはホームページやカタログで、リフォーム業者の施工事例をチェックしましょう。センスが合うと感じるリフォーム業者を選ぶことで、打ち合わせがスムーズに進み、完成時の満足度も高まります。
またリフォームは建物の構造や管理規約による制約が生じるもの。無責任に「何でもできます」という業者には注意が必要です。現場調査を行って、希望のリフォームを叶えるのに障壁になりそうなものはないか調べてもらいましょう。万が一障壁があったとしても、経験や知識が豊富な業者であれば「代わりにこうしたらどうか?」というアイデアも提案してもらえるはずです。
間取り変更を伴う大掛かりなリフォームの場合は、リノベーション業者も選択肢に入れることをおすすめします。
リフォームとは原状回復のことで、古くなった部分の修繕や交換などにとどまる工事のこと。たとえば古くなった壁紙を張り替えたり、不具合のでたシステムキッチンを交換したりと、単純にマイナス部分をゼロに戻すイメージです。
それに対してリノベーションはもっと自由度の高いプランニングで、お部屋に新たな価値を与える工事のこと。間取りを大胆に変えて使いやすくしたり、こだわりのインテリアで住まいの満足度を高めたりできます。
グローバルベイスでは100%満足いくリノベーションを実現するために、物件の調達から設計、施工までワンストップで行っております。
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詳しくはこちら>>リフォーム費用は工事内容や依頼する業者によって、大きく費用が変わってきます。もし費用について不安がある場合は、リフォーム業者に相談してみるのもおすすめです。まだ工事内容や予算が決まっていないという方も、おおよその費用感を知ることで「こんなリフォームができそう!」と具体的にイメージができるようになるでしょう。
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