共働き世帯や子育て世帯の間取りで大切なのは、家事の負担の軽減です。リノベーションで間取りなどを変更して家事動線を効率化すると、家事負担の軽減につながります。
今回は共働き世帯や子育て世帯の方に向けて、間取りのポイントやアイデア、おすすめの家事動線などについて紹介し、リノベーションの施工事例も取り上げていきます。

共働き世帯・子育て世帯では、キッチンと洗面所が近くにあるなど「家事時間を短くする動線」、対面キッチンによる「子どもを見守りやすいLDK」、モノを使う場所の近くに収納がある「片付けやすい収納計画」が重要です。

CONTENTS

共働き世帯は家で過ごす時間が、主に朝や夕方・夜に限られていることから、家事や育児、身支度がスムーズにできる住まいにすることが重要です。そのためには、家事動線や生活動線の効率化を図れる間取りが鍵となります。
家事動線は家事をするときの移動経路を指すのに対して、生活動線は日常生活における移動経路という違いがあります。家事動線と生活動線は被る部分もありますが、同じ場所への移動であっても、目的が異なります。

毎日の家事の負担を軽減するには、料理や片付け、洗濯、掃除といった家事を行うときの移動距離をできるだけ短くシンプルな動線にするのがポイントです。
たとえば、ランドリースペースを設ける場合には、洗面脱衣所とランドリースペースが隣接していて、さらにランドリースペースとキッチンも近い場所にあると、家事動線がスムーズです。反対に、キッチンからランドリースペースに行くために、リビングダイニングを通ってドアを開けて廊下に出て向かうような間取りでは手間がかかります。

朝の身支度や帰宅後に手洗いや着替えをする家族の生活動線(=家族動線)と家事動線が重なり、待ち時間が発生するなど、思うように使えないとストレスになりがちです。たとえば、洗面所に洗濯機を置いている場合には、朝は洗面や化粧、歯磨き、シャワーなどの身支度をする人と洗濯をする人の動線が重なります。
そこで、家族の生活動線と家事動線がぶつかりにくい間取りにすると、朝や夕方・夜に特定の場所の混雑によるストレスを軽減できます。

子育て世帯に向いているのは、キッチンから子供を見守りやすい配置です。
たとえば、オープンキッチンにして、キッチンからリビングや畳コーナー、学習スペースなど、リビング全体を見守れる間取りにすると、調理や片付けをしながら子どもに目を配れます。
特に小さな子どもは目を離すと、誤飲やケガの恐れがあります。時折、家事の手を止めて子どもの様子を見に行くよりも効率がよく、目が届く場所に子供がいるという安心感も生まれます。
共働き世帯では、日々の片付けに時間がかからないようにするために、使う場所の近くに収納を設けることが大切です。使う場所に収納を設けることで、片付けのための動線が短縮できます。

家事動線はキッチンや洗面所やランドリースペース、収納、玄関をどのようにつなぐかによって、移動のしやすさが変わり、使い勝手にも影響します。
| 動線 | ポイント |
|---|---|
| キッチン⇔洗面所 | 近い場所にあると、料理や洗濯のほか、子どもの身支度がスムーズにできる。 |
| 洗面所⇔ランドリースペース⇔ファミリークローゼット | 近い場所にあると、「洗濯物を洗う・干す・しまう」の動線を短縮できる。 |
| 玄関⇔収納 | 近い場所にあると、帰宅時に上着やバッグ、ベビーカーなどをしまいやすく、散らかりにくくなる。 |
| キッチン⇔リビングダイニング | キッチンからリビングダイニングを見渡せると、子ども見守りながら調理や片付けができる。 |
| 回遊性 | 回遊性のある間取りは、家事動線や生活動線がぶつかるのを避けてスムーズに移動できる |
キッチンと洗面所を近くに配置すると、料理をしながら洗濯をしたり、あるいは、洗顔や歯磨きといった子どもの身支度をしたりしやすいので、効率的に家事や育児を行えます。
ただし、マンションでは床下の配管の位置や管理規約によって、水回りの位置の移動に制約が設けられていることがあります。そのため、中古マンションを購入してリノベーションすることを考えている場合には、購入前に不動産会社を通じて確認しておく必要があります。

ランドリー動線をさらに短縮するには、洗面所に隣接した場所にランドリースペースを設けて、洗濯機置き場や物干しスペースを設置します。洗面所からリビングを通ってバルコニーなどの外部に干すのでは、干すときと取り込むときの動線が長くなるためです。「洗う→干す→たたむ」の動線がランドリースペースの一箇所で済むと、家事の時短につながります。
また、ランドリースペースに近い場所にファミリークローゼットを設けると、たたんだ衣類を「しまう」ための動線も短縮できます。
帰宅後すぐに上着や帽子、バッグのほか、ベビーカー、子供どもの荷物などをスムーズに定位置に片付けられる動線になっていると、住まいが散らかりにくくなります。
玄関にシューズインクローゼットを設けると、上着や帽子、バッグといった外出時に使うものやベビーカー、外遊びの道具、アウトドアグッズなどをまとめて収納できます。また、上着や帽子、バッグなどは、玄関から近い位置にファミリークローゼットを設置するといった方法もあります。
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子育て世帯のキッチンは、リビングダイニングと一体化したオープンキッチンが向いています。オープンキッチンなら、調理や片付けをしながら、リビングダイニングにいる子どもに目を配って様子を確認できます。
また、家族とのコミュケーションがとりやすいのもメリットです。調理や配膳を手伝って欲しいときもスムーズに声を掛けられます。
ただし、手元が見えるのが気になる場合には、腰壁に立ち上がりをつけるといった方法があります。
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キッチンや洗面所、リビングダイニングのほか、パントリーやウォークインクローゼットなどの収納を回遊できる間取りは、動線がスムーズになります。行き止まりをなくすことで、家事動線の短縮が図れたり、家族の動線が混み合うのを避けたりできるためです。
ただし、前述したようにマンションでは、床下の構造によって水回りの移動に制約があるケースや、管理規約によって配管や水回りの移動が禁止されているケースがある点に注意が必要です。
共働き世帯の間取りは、家事を短時間で終わらせられるように、家事動線に配慮することが大切です。
また、家族が調理や配膳、片付け、洗濯物の収納を率先して行いやすい設計にすることもポイントです。たとえば、「複数人で作業しやすいスペースを確保する」「使う場所の近くに定位置を定め、しまいやすい収納にする」「家事をしている人の様子がわかりやすく、声をかけやすいつくりにする」「家族の気配がわかる間取りにする」といった工夫が考えられます。

共働き世帯には壁付けキッチンや独立型キッチンよりも、リビングダイニングにいる子供を見守りながら調理や片付けができる対面キッチンが向いています。
また、家族と会話しやすいことも、対面キッチンの魅力です。共働き世帯は、住まいで家族で過ごす時間が限られています。キッチンで調理や片付けをしている時間を使って、スケジュールや学校の持ち物などの連絡事項を伝えるほか、何気ない会話をするなど、コミュケーションをとる時間にできます。
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洗濯後にたたんだ衣類を寝室や子供部屋などの家族それぞれのクローゼットにしまうのは、移動経路が長くなることが多く、手間がかかります。そこで、家族の衣類の収納をファミリークローゼットに集約すると、しまう場所が1箇所となるため、ランドリー動線が短くなり、時短にもつながります。
ファミリークローゼットはランドリースペースやシューズクローゼット、リビングダイニングに隣接する場所への設置が向いています。ファミリークローゼットを寝室に設けると、家族間でもプライバシーが気になる可能性があります。また、廊下に設置する場合は通路幅が狭くならないように注意が必要です。
リノベーションで、洗濯機置き場と物干しスペースを設けたランドリースペースを作ると、洗濯物を洗って干してたたむまでを一箇所で済ませられるため、家事の時短につながります。あるいは、洗面所に洗濯機置き場を設ける場合には、隣接する場所に室内干しスペースを設ける方法もあります。
ランドリースペースや室内物干しスペースがあると、天候や時間帯に左右されず、洗濯物を干しやすいというメリットもあります。特に夜の洗濯やまとめ荒いをすることが多い共働き世帯には、ランドリースペースや室内物干しスペースの設置が向いています。
玄関にシューズインクローゼットや土間収納を設置すると、ベビーカーや子どもの外遊び道具、アウトドア用品、スーツケース、ゴルフバッグ、スキー・スノーボード用品といった外で使うもの収納に便利です。
ただし、マンションでは玄関として使えるスペースが限られていることが多く、いかにスペースを有効活用するかがポイントとなります。玄関や土間に造作で棚などを設置する場合は、収納するモノに合わせたフレキシブルなプランニングが可能です。
子どもが小学校低学年の頃は、リビングの一角に学習スペースを設けると、キッチンなどで家事をしながら、子どもの様子を見守れます。子どもが勉強をしているか把握しやすく、学習中に何かつまずいているときには声を掛けて教えることができます。また、親が家事などをしていれば、適度な距離感がとれます。
将来的に子どもが成長して個室で勉強をするようになったときには、学習スペースを親のワークスペースとして使うこともできます。
共働きで在宅勤務をすることがある場合には、ワークスペースを設ける必要があります。ワークスペースには個室タイプ、半個室タイプ、オープンスペースタイプなどに分けられます。
個室タイプは完全に独立した部屋であり、周囲の音が気になりにくく、集中して取り組みやすい環境を得られます。半個室タイプはリビングや寝室一角を仕切りますが、建具は設置していないタイプです。多少音が気になる可能性はありますが、ある程度集中しやすい環境となります。
オープンスペースタイプはリビングダイニングの一角にカウンターデスクなどを設置する方法です。子どもを見守りながら作業ができますが、音や視線が気になりやすく、オンライン会議が多い場合には向いていません。
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子どもが小さいときには家族と寝ることが多いため個室は必要なく、さらに就職した後に独立して家を出ていくことが前提の場合には、子どもが個室を必要とする期間は限られています。
そのため、子供の成長に合わせて、将来一室を二室に可変しやすいプランにしておくというアイデアもあります。広々とした1室のときにも、ドアや照明器具、エアコンのスリーブや電源は2つ設置しておくと、将来、間仕切り壁を設置するだけで2部屋に変えられます。
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子育て世代の間取りで重要なのは、子供の安全性と見守りやすさ、使いやすい収納、将来の変化への対応です。
子どもが小さいうちは安全面などから目を離せないため、キッチンから子どもの様子を確認できるなど、見守りやすい間取りが向いています。子どもが自ら片付けられるように、使いやすい収納にすることもポイントです。
また、子どもの成長に伴って必要な空間は変わるため、可変性のある間取りにすると、限られてスペースを有効に使えます。
子育て世代の間取りは、キッチンから子どもの様子を見守れるようにするのが基本です。壁付けキッチンや独立型キッチンでは、子どもの様子を見守りながら調理や片付けなどの家事を行うのは難しいため、対面キッチンが向いています。
対面キッチンなら、子どもの安全に気を配りながら調理などを行えます。あるいは、小学校低学年などの子どもがリビングで学習をしている場合には、さぼらずに勉強に取り組んでいるか、ゆるやかに見守ることも可能です。
子どもに片付けの習慣をつけるため、子どもの荷物は自分で片付けやすい収納を作ることもポイントです。保育園や幼稚園の用品、ランドセルなどの学用品、習い事の道具、あるいはおもちゃなどの定位置を決めておきます。
また、子ども用の収納は子どもの目線に合った、使いやすい高さにすることが大切です。小さいうちはこまごまと分類して収納するのは難しいことから、フタのないボックスにワンアクションで入れる収納方法が向いています。
洗面所は朝の身支度や夜の入浴の前後に混雑しやすいため、設備や収納、動線に工夫が必要です。
スペースにゆとりがあれば、洗面台はツーボウル仕様タイプにすると、2人で使いやすくなります。また、最近のリノベーションプランでは、廊下に洗面台を設けて、脱衣室を別に設ける間取りが目立ちます。洗面と脱衣の動線を分けることで、朝の身支度の時間の混雑を緩和できます。
このほかには、洗面所にタオルのストックや下着などの収納があると、取りにいくのが省けるので、動線がシンプルになります。
子どもの成長に合わせて必要な空間は変化していきます。子どもが小さい時期や個室は必要なく、リビングの一角にキッズスペースを設けておけば十分です。小学校に入学したタイミングでは個室、もしくは兄弟と共用の子ども部屋が必要となり、やがて個室を必要とします。しかし、進学や就職などで家を出たタイミングで、再び個室を必要としなくなります。
子どもが個室を必要とする時期は限られていることから、成長に合わせて使い方を変えられる可変性のある間取りにすることも検討しましょう。

マンションも間取り変更を伴うリノベーションによって、部屋や水回りの配置、収納計画を見直すことで、家事動線の改善を図ることが可能です。
マンションの○○号室として仕切られた専有部分は、基本的に自由にリノベーションをすることができます。躯体の状態まで解体するスケルトンリノベーションによって、家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りを一から変えられます。ただし、水回りの移動は床下の構造や管理規約の面から難しいケースもあります。
マンションで間取り変更を伴うリノベーションを行う際に、問題となることがあるのが、キッチンや洗面所、浴室といった水回りの移動です。床下の配管が階下のスラブの下を通っているケースや、床下のふところが狭いケースでは、水回りの移動が難しいことがあります。あるいは、管理規約によって配管や水回りの移動を禁止しているマンションもあります。
そのため、購入を検討する段階で、不動産会社を通じて図面や管理規約を確認する必要があります。しかし、特に床下の構造は建築や設備、リノベーションのプロでなければ判断が難しいことから、購入前にリノベーション会社に相談するのが望ましいといえます。
大幅な水回りの移動を伴うリノベーションは、床下の構造や管理規約によって難しいケースがあるほか、コストもかかります。水回りを大きく動かさなくても、キッチンの向きの変更や、建具や収納の工夫で家事動線を整えることもできます。
たとえば、洗面所の建具をドアから引き戸に変えると、開けた状態のままにしやすくなります。あるいはファミリークローゼットを設置すると、たたんだ洗濯物をしまうための動線がシンプルになります。
収納が足りないケースや、モノを使う場所に収納がないケースでは、片付けが億劫になって散らかってしまいがちです。必要な場所に必要な量の収納があると片付けやすく、生活感を抑えられます。
特に共働き世帯では、限られた時間で家事を終わらせる必要があるため、片付けのしやすさが重要です。リビングの壁面収納やパントリー、玄関のシューズインクローゼットや土間収納、ファミリークローゼットといった大型収納の設置を検討してみましょう。
リノベーションした後も、子どもの誕生や成長、独立、親の介護などによって、家族構成は変化します。在宅勤務によって、住まいで仕事をする時間が長くなる可能性もあります。
しかし、将来の家族構成や働き方を正確に予測するのは難しいことから、柔軟に可変できる間取りにすることも選択肢となります。たとえば、可動式の間仕切りや家具を用いると、一つの大きな空間にしたり、個室に仕切ったりするなど、フレキシブルに可変できます。
共働き世帯や子育て世帯のリノベーションのよくある失敗として、「家事動線を考慮していなかったので、洗濯の負担が大きい」「家族の生活時間帯が異なり、音が気になる」「将来を見据えて間取りを考えなかった」「収納が足りなくて散らかる」「在宅勤務をするのにワークスペースを用意していない」といった声が聞かれます。
そこで、よくある失敗にもとづいて「OK例」と「NG例」をまとめたうえで、失敗例をもとに対処法について考えていきます。

「洗う」ための洗濯機置き場と、洗濯ものを「干す」場所、たたんだ洗濯ものを「しまう」場所が離れていると、ランドリー動線が長く、家事の負担が増えます。たとえば、戸建てで1階の洗面所で洗い、2階のバルコニーに干して、1階と2階のそれぞれの家族それぞれの個室にしまうケースでは、ランドリー動線が長くなります。
ランドリースペースや室内物干しスペースを作ると、洗濯動線が短縮できます。
収納が足りずリビングが散らかりやすいという失敗は、使う場所に十分な収納がないことが主な要因です。子どもの持ち物や日用品のストックなどの収納場所がないと、仮に置いておくために、リビングダイニングにモノが集まってしまいがちです。
リノベーションでは、必要な場所に必要な量の収納スペースを確保するようにしましょう。
共働きで在宅勤務を行うことがあるにも関わらず、ワークスペースを設けていないと、音などの作業環境の問題から失敗と感じるケースがあります。ダイニングテーブルなどを作業スペースとして使うことはできても、他の家族が在宅している場合には、音が気になったり、映りこみの問題からオンライン会議に参加に苦慮したりします。
在宅勤務がある場合には、集中して取り組めるワークスペースを設けておきましょう。
子どもの小さいときに合わせた間取りにリノベーションすると、子どもの成長に伴って間取りが合わなくなり、失敗と感じるケースがあります。部屋数が足りないケースのほか、収納が不足するケースもあります。
たとえば、家族全員のための寝室を設置している場合は、ドアを2つ設置して、エアコンや照明器具も2台取り付けられるようにするなど、将来の変化を見据えておくことが大切です。
家事動線や生活動線のみを優先して、家族の起床時間や出勤時間、就寝時間などの生活時間帯の違いを考慮していないケースでは、失敗につながることがあります。生活時間帯が大きく異なると、間取りによっては音がストレスとなるためです。
家族の生活時間帯が異なる場合は、リビングダイニングや洗面室、浴室から離れた場所に、寝室や子供部屋を設けるのが望ましいです。

リノベーション費用は工事範囲によって異なるため、住まい全体のフルリノベーションを行うか、必要な箇所だけ部分リノベーションをするか、まずは範囲を検討しましょう。家事動線の改善のためのリノベーションは主に収納の設置や、キッチンや洗面所などの水回り設備の変更、間取り変更を伴うフルリノベーションに分けられます。
間取り変更を伴うフルリノベーション費用は、専有面積70平米のケースで1100万円~1600万円程度が相場です。
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壁面収納や玄関収納、パントリーなどの収納を増やすためのリノベーション費用はサイズや素材、仕様などによって異なります。造作家具は家具工事と大工工事に分かれ、大工工事の方が割安です。既製品のシステム家具を用いる方法などもあります。
リビングの壁面収納は家具工事の場合で、50万円~100万円程度が目安です。大工工事でリビングや土間などに棚を設置する場合には、10万円~30万円程度が目安となります。
キッチンの交換費用の相場は60万円~150万円程度ですが、グレードによる価格差が大きいのが特徴です。キッチンの位置の移動を伴う場合は配管工事費用などがかかるため、100万円~300万円程度が目安となります。内装工事費用は、リビングダイニングを含めるかなど、範囲によって大きく変わります。
また、洗面台の交換費用の相場は10万円~30万円程度です。内装工事を含めると20万円~80万円が目安となります。
間取り変更を伴うリノベーションは、壁の撤去や新設、水回りの移動などの工事伴うため、フルリノベーションのなかでもコストがかかります。専有面積70平米のマンションの場合で、間取り変更を伴うフルリノベーション費用の相場は1100万円~1600万円程度が目安です。
グレードの高い内装材や設備を用いると、費用がアップします。
間取り変更を伴うリノベーションによって、家事動線や生活動線、子どもの見守り動線、収納などに配慮した、共働き世帯や子育て世帯が暮らしやすい住まいへ変えることができます。また、子どもの成長に伴って個室が必要となる期間は限られていることから、プランニングによって将来の可変へ対応することも可能です。
家事動線や見守り動線、収納などに工夫のあるグローバルベイスの共働き世帯・子育て世帯のリノベーション事例をご紹介します。

1つ目の事例はキッチンからお子さまを見守れるレイアウトで、家事動線にも配慮しているのが特徴です。
リビングダイニングキッチンに、キッズスペースとくつろぎの場を兼ねた小上がりをキッチンから目が届きやすい位置に配置しています。また、リビングダイニングに隣接して脱衣室が設けられているため、キッチンから洗濯機置き場までの動線がスムーズです。

2つ目の事例では、子どもの成長に伴う可変に対応したリノベーションを行っています。家族の寝室は8畳もの広さがあり、将来的に2部屋に分けられるように、出入り口のドアが2つ設けられています。
また、パントリーや土間収納、ファミリークローゼットといった大型の収納が設置されており、片付けやすさにも配慮されています。

3つ目の事例では、リビングダイニングに隣接して、ガラス張りのワークスペースを設け、お子さまをゆるやかに見守れるように工夫されています。
また、「キッチン→脱衣室(洗濯機置き場)→廊下→リビングダイニング→キッチン」と回遊できる間取り。キッチンから洗濯機置き場への動線がスムーズです。洗面台は廊下に設置されているため、朝の身支度のときの生活動線との重なりも軽減できます。

4つ目の事例は個室を設けず、目的別に空間を分けて、全体がゆるやかにつながっています。玄関・土間からスタジオ、洗面室、キッチン、リビングダイニング、デスクカウンターのある寝室へと回遊できるつくり。
キッチンと洗面室が隣接しており、洋服も一箇所にまとめて収納されているなど、家事動線も生活動線もスムーズです。

グローバルベイスは中古マンションの購入からリノベーションまでのサービスをワンストップで提供するリノベーション会社です。
これまでの豊富な物件調達実績と施工実績をもとに、お客様のご要望に応じて、リノベーションに向いた資産性の高い中古マンションを提案しています。また、躯体の状態まで解体するスケルトンリノベーションにより、お客様お一人おひとりのライフスタイルや価値観などに合わせた、ゼロから間取りの提案を得意としています。
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中古マンションを購入した後に、希望するリノベーションができないという事態を避けるためには、リノベーションのプロへ購入前に相談することが重要です。
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また、機能性とデザイン性の両立を図り、快適な住環境を実現することを大切にしています。
・施工事例から暮らしのイメージを確認できる
グローバルベイスでは、ホームページの「リノベーション施工事例集」において豊富な施工事例をご紹介しています。
「家事動線にこだわった子育て目線の家」は、帰宅後にすぐに手を洗えるように土間に手洗い器を設置。土間からパントリー、LDKへの回遊性のある間取りとし、ランドリースペースを設けているなど、子育てと家事動線に配慮した事例です。「家族が集まるモノトーン&ナチュラル」は、家族のコミュケーションが自然に生まれやすいリビングイン型の間取りにした事例。「夫婦で捗る在宅ワーク、おうち時間を変えたお部屋」は2箇所にワークスペースを設けた事例です。

共働き世帯や子育て世帯の家事効率のよい間取りやリノベーションに関して、疑問に感じていることはありませんか?検索エンジンや生成AIで質問されることが多い内容をもとに、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
A.共働き世帯には、キッチンと洗面室、ランドリースペース、クローゼットなどの収納が近くに位置し、家事動線が短く効率的に家事ができる間取りが向いています。室内に物干しスペースがあると、ランドリー動線の短縮につながり、いつでも干しやすいという利点もあります。
また、子育て世帯には、子どもが見守りやすい対面キッチンのあるLDKがおすすめです。
A.家事動線のよい間取りとは、家事動線が短く、家族の生活動線とぶつかりにくい間取りです。洗面室と隣接してランドリースペースが設けられているなど、「洗う・干す・しまう」のランドリー動線が短い間取りは、洗濯に掛かる時間を短縮できます。
また、キッチンと洗濯機置き場が近い場所にあると、家事をスムーズに行えます。
A.マンションでもリノベーションで間取りを変更して、家事動線を改善することは可能です。ただし、低層マンションの一部でみられる壁式構造の物件は、撤去できない間仕切り壁がある可能性があります。また、床下の構造や管理規約によって、水回りの移動が難しい物件もあります。そのため、中古マンションを購入する前に確認することが大切です。
A.子育て世帯がリノベーションで間取りで重視するべきなのは、子どもの安全や見守りのしやすさです。LDKは対面キッチンなら子どもを見守りながら、調理などの家事ができます。
また、家族がスムーズに片付けができるように、モノを使う場所の近くに十分な収納を設けることも大切です。このほかには子供の成長に合わせて可変性を持たせることも、重視したいポイントです。
A.共働きの方に限らず、中古マンションの購入前にリノベーション会社へ相談するのが望ましいです。購入を検討する物件が構造や管理規約などの面から、リノベーションに向いた物件か相談することができるためです。
また、物件の購入費用とリノベーション費用のトータルの費用を概算で確認できることから、予算配分を意識した物件選びが可能となります。
共働き世帯や子育て世帯の間取りでは、家事動線と将来の変化に対応した間取りが重要です。
共働き世帯や子育て世帯には、調理や食器洗いなどをしながら子どもを見守れる、対面キッチンのLDKが向いています。
また、家事に掛かる時間を短縮するためには、キッチンと洗面所・ランドリースペースを近くに配置し、「洗う・干す・しまう」のランドリー動線を短くするなど、家事動線を短縮します。生活動線とぶつからないようにすることもポイント。モノを使う場所の近くに片付けやすい収納を確保して、散らかりにくいようにしましょう。
このほかには、子どもが個室を必要とする時期は短いことから、将来を見据えて、子どもの成長に合わせて間取りに可変性を持たせることも重要といえます。
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