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子ども部屋のおすすめリノベーション事例3選!レイアウトの考え方も解説

子育て世帯のリノベーションでは、「子ども部屋をどのように作るか?」は悩むポイントの一つかと思います。乳幼児期、学童期、思春期、そして巣立ってから・・・と成長によって子ども部屋に求めるものも変わるため、どのように作るか悩ましいところです。今回は、子ども部屋のリノベーション事例を3つご紹介します。子ども部屋のレイアウトの考え方やリノベーションのポイントも解説するので参考にしてください。

落ち着いて勉強できる子ども部屋

■子ども部屋のリノベーション費用の目安

子ども部屋をリノベーションするのにかかる費用について見ていきましょう。どのような規模のリノベーションやリフォームをおこなうかによって費用は異なります。

・家全体をフルリノベーション

まず、子ども部屋だけでなくLDKや水回りなど、すべて一度解体してスケルトン状態にしてから大規模なフルリノベーションをおこなうという方法が考えられます。この場合、一般的な50~60㎡ほどのサイズのマンションの一室で、目安として約1,000万円前後の費用がかかります。

・子ども部屋のみの工事

次に、子どもの成長に合わせて、子ども部屋のみをリノベーションするという方法があります。たとえば、これまで兄弟で使っていた子ども部屋に間仕切りを作り、個室を2つに分けるといったケースです。

この場合、壁紙の張り替えや、簡易的な間仕切りなど、簡単な工事であれば10~30万円ほどになります。しっかりとした壁を作るような大幅な間取り変更や、全体的な内装変更などがあるなら、100万円前後かかることもあるでしょう。

■子ども部屋の広さとレイアウト

「子ども部屋はどのくらいの広さをとれば良いの?」「あまり子ども部屋に広さが確保できない」「広すぎると子どもが部屋にこもってしまうかも?」など、広さやレイアウトについて悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は4帖・6帖・8帖の3つに分けて、どのようなレイアウトが考えられるかを解説します。兄弟で部屋を共有するケースについても触れていくので、二人以上の兄弟がいる方は参考にしてみてください。

・標準的なベッドと机のサイズ

子ども部屋の間取りを考えるときには、設置予定の家具の大きさを知っておく必要があります。標準的なシングルベッドと学習机のサイズは以下のとおりです。

・ シングルベッド:約100cm×200cm
・ 学習机:約60cm×100cm

これらの家具を置くためには、どのくらいの広さの子ども部屋があれば良いか考えてみましょう。

・4.5帖

勉強して寝るスペースだけあれば良いという場合、クローゼットなどの収納を除いて4.5帖でも十分です。このサイズであれば、「シングルベッド+学習机」がほぼ問題なく置けます。他の居室との兼ね合いであまりスペースがとれないケースはもちろん、子ども部屋を少し不便にしておいて子どもが自然とリビングに出てくるようにしたいというケースにもおすすめです。

家の広さや部屋数によっては、もっと狭いスペースしかとれないというケースもあります。そのような際には、「上がベッドで下が机」のような家具を入れる、ロフトを設けるなど、上下の空間をうまく使うと良いでしょう。4帖を切るような部屋でも「寝る場所・勉強する場所」の確保が可能です。

また、リビングの隣に4.5帖程度の和室や洋室を設置して、キッズルームにするというケースもよく見られます。親の目が届きやすいので、小学校低学年など本格的な個室への移行期にもおすすめです。子ども部屋として使う時期が終わってからも、親の書斎やくつろぎスペース、リビングとつなげるなど、さまざまな用途に使えます。

・6帖

子ども部屋では最も一般的なサイズ感です。「シングルベッド+学習机」に加え、本棚やキャビネットなどの家具が置けるようになります。同じ「6帖」という表記でも、「クローゼットなどの収納を除いて6帖」と「部屋4.5帖+収納1.5帖=6帖」では広さが異なるため気をつけましょう。

6帖ほどあれば、兄弟で1つの子ども部屋を共有することも可能です。やや窮屈にはなりますが、「二段ベッド+学習机2つ」を置くことができ、配置によっては小さな収納家具を置ける場合もあります。

・8帖

シングルベッド+学習机に加え、テレビやローテーブルなども置けるくらいの、かなりゆとりのある広さです。友人を呼んでローテーブルを囲んで談笑するなど、子ども部屋にもゆとりを持たせてフルに活用したい場合におすすめです。

8帖以上の広さがあれば、兄弟で部屋を共有する際に、少しプライベートなエリアを作ることも可能です。二段ベッドを真ん中に配置し、両側に机を1つずつ置けば、二段ベッドが壁のような役目を果たします。

また、もう少し大きくなって本格的な個室が必要になったら、壁を作って2つに仕切ることも可能です。将来的に仕切る場合、出入り口や照明、窓などの計画も忘れずおこないましょう。個室が必要な時期は個人差がありますが、小学校高学年頃から仕切るケースが多いです。

■子ども部屋リノベーションのポイント・注意点

子ども部屋のリノベーションでは、色やレイアウトはもちろん、子どもの成長も考慮した上でプランニングする必要があります。

・色の選び方にこだわる

色は見た目だけでなく、さまざまな心理効果をもたらします。代表的な色の心理効果は以下のとおりです。

色の効果

もちろん子どもの趣味に合わせた色を選ぶことも大切ですが、健やかな成長を助ける色をチョイスするのもおすすめです。子どもが小さいうちは楽しげな雰囲気を持つポップな色、少し大きくなったら落ち着いて勉強できる色と、成長に応じて変えていくのも良いですね。

・勉強に集中できるレイアウトに

小さいうちはリビング学習をする子も増えていますが、小学生中学生と大きくなっていけば、個室で集中できるレイアウトを考えることも大切です。学習机は「目の前に窓・ベッドなど気になるものがない」「背後にドアがない」という場所に置くと、集中しやすいと言われています。

参考書などをすぐ手に取れるように、勉強関連のものは机の近くに収納できるようにしておくと良いでしょう。漫画など趣味のものや、ベッドなどは、机についたときに目に入りづらい位置に置きます。

・プライバシーを守りながら密室化を防ぐ

子どもが成長すると、家の中で1人になれる場所を確保し、プライバシーを守ることについても考えなければなりません。親の目を気にすることなく趣味に熱中したり、リラックスしたりできる部屋を設けることも大切です。

ただし、子ども部屋で気をつけたいのは、プライバシーを守るのと同時に「密室化」を防ぐような配慮もしておくということ。玄関から子ども部屋に直行できるような配置では、家族と顔を合わせる機会が減ってしまうかもしれません。リビングを通って子ども部屋に出入りできるプランにするなど、プライバシーには配慮しつつも、お互いの気配を感じられるように工夫しましょう。

・将来のことまで考えた間取りを

子ども部屋が必要な期間は、「10年前後」と意外と短いものです。幼児期や独立後、子ども部屋が不要な時期にもスペースを無駄にしないよう、長い目で見たプランニングをしましょう。

子どもが二人以上いる場合、たとえば「兄は個室/弟は個室不要」「兄弟で子ども部屋を共有」「兄/弟で個室を分ける」「兄が独立し個室不要に/弟は個室」といったように、時期による変化のパターンが更に増えます。ある程度の可変性がある間取りにするなど工夫しましょう。

■子どもの成長に合わせて間取りを変える方法

子どもが二人以上の場合、大きな子ども部屋を用意しておき、成長に合わせて仕切りを作り個室にするという方法がよく採られます。リフォームであとから壁を足す以外にも、さまざまな方法があるので見ていきましょう。

・造作家具で仕切る

ベッドや机、本棚などオリジナルの「造作家具」で部屋を仕切るという方法があります。たとえば、両側から使える二段ベッドと収納を組み合わせた家具を部屋の真ん中に置くようなケースです。どっしりとした家具で仕切ることで、意外とプライバシーが保たれます。部屋に合わせたサイズ感で作れるので、限られた空間を有効活用できるのがメリットです。

・可動式間仕切り家具で仕切る

自分で押して簡単に動かせる可動式間仕切り収納で仕切る方法もあります。たとえば、移動できるクローゼットのような商品です。1部屋として広く使いたいときには壁側に寄せておき、2部屋に仕切りたいときには部屋の真ん中に移動させるといったように、状況に合わせて動かすことができます。しっかり仕切る場合は、部屋の2ヶ所にドアを設けておく必要があります。

・間仕切り壁で仕切る

壁を増設すれば、最もプライバシーが保たれます。一度壁を作ると解体するのが大変なので、「本当にしっかり2部屋に分けるべきかどうか」考えて工事をします。また、続き間として引き戸を設けておき、必要に応じて開閉するという方法も良いでしょう。

■子ども部屋のリノベーション事例3選

では、実際の子ども部屋のリノベーション事例を見ていきましょう。今回は、一般的な洋室だけではなく、オリジナリティあふれる事例もご紹介します。

・落ち着いて勉強できる子ども部屋

まずご紹介するのは、ご夫婦と中学3年生の長女、小学2年生の長男、幼稚園年少の次男という5人家族のお家のリノベーション事例です。
長女が受験を控えていることから、落ち着いて勉強できるような一人部屋にしています。

注目したいポイントは、約5.5帖とコンパクトなスペースでありながら、あまり狭さを感じない空間となっていること。小さめの部屋を広く見せるには、色選びが重要です。暗い色や濃い色よりも、白っぽい色や明るい色を使った方が空間に広がりが感じられます。こちらのお部屋は、床は淡い色のフローリングとし、デスクなどの大きい家具も白をチョイスしており、圧迫感がなく実際の広さよりも大きな空間に見せています。
ベッドの足元に造り付けの可動棚を設置。本など十分に収納できますが、奥まった部分にあるため、すっきりして見えます。

長男と次男は二人部屋

長男と次男は二人部屋。こちらも約5.1帖と狭めのスペースながら、二人で十分に使えるお部屋となっています。狭い部屋を二人で使う場合、二段ベッドがとても重宝しますが、高さがあるため圧迫感がでることも。しかし、ベッドの色を白っぽい色にすることで、高さによる圧迫感を軽減しています。

大人の寝室は玄関横に位置していますが、長女の部屋はダイニングから、長男・次男の部屋はリビングから出入りするスタイル。個室でプライバシーには配慮しながら、帰宅時などには親の目が届きやすい間取りです。

→このリノベーション事例を詳しく見たい方はこちら

・リビング横に子ども部屋としても使えるフリースペースを

リビング横に子ども部屋としても使えるフリースペースを

子どもが小さくて、1人でこもってしまうような独立した子ども部屋はまだ早いかな、という方におすすめしたいのが、リビングの一角にフリースペースを設けるという方法です。こちらのお宅では、キッチンのちょうど隣の部分に、アールの入り口と小窓が可愛らしいフリースペースを設けています。

子どもが小さいうちはリビングで過ごすことが多くなりますが、おもちゃが散らかるなどなんとなくリビングが落ち着かない雰囲気になってしまうこともあります。ちょっとした壁で仕切ることで、子どもグッズを分けて置くことができ、子どもも集中できるプライベートな空間が完成します。約2.8帖とコンパクトですが、この場合は特にベッドなどの大きな家具を置く必要がないため、十分な広さです。

子どもの過ごすスペースというのは、年齢に応じて変わってくるもの。もし大きくなって個室を持つようになったら、フリースペースは大人が読書や仕事をする書斎などに変化させることができます。

→リノベーション事例を詳しく見たい方はこちら

・リビングの一角に小上がりの子どもスペースを

リビングの一角に小上がりの子どもスペースを

こちらも、リビングの一角に「小上がり」として子どもスペースを設けたリノベーション事例。キッチンやリビングから子どもたちの様子をしっかり見守ることができ、共働きで忙しい方にもおすすめの間取りです。畳の小上がりというのはよく見ますが、こちらのお宅では青いじゅうたんを採用。じゅうたんは子どもの足音も響きにくく、リビングの洋風のテイストともマッチしています。

ここは元々、間仕切り壁のある部屋だったそうですが、壁を作ると開放感がなくなってしまうため、高さを変化させて空間を仕切る、小上がりというスタイルを選んだとのこと。高さを変えたことでリビングまでおもちゃが散らかりにくくなっています。また、小上がりの下は引き出しをつけて収納スペースとして有効活用しているのもポイントです。

こちらのお宅では、他にも収納をたっぷり確保していたり、ベビーカーがすぐに収納できる玄関のシューズインクローゼットを設けていたりと、さまざまな部分で工夫されています。小さな子どもがいる方でリノベーションを検討されている方は必見です。

→リノベーション事例を詳しく見たい方はこちら

■まとめ

家族でリビングに集まってわいわい過ごすのも良いですが、成長するにつれて子ども部屋で1人になる時間もほしいものです。自分のテリトリーを持つことで、自己管理能力を育む効果もあるそう。ぜひ、将来のことまで考えて、素敵な子ども部屋リノベーションをしてみてください。

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