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【玄関収納アイデア16選】おしゃれに収納する方法をアイテム別に徹底解説!

玄関に靴が脱ぎっぱなしになっていたり、屋外で使うおもちゃやアウトドア用品の置き場所に困っていたりしていませんか。玄関をおしゃれに見せ、家の中に余計な物を持ち込まずにすっきりと暮らすためには、玄関収納がとても大切です。今回は玄関収納をキレイに収納するポイントや、アイテム別の収納アイデアを、事例写真とともにご紹介します。

こんな方におすすめの記事です
  • 玄関がすっきり片付かずに困っている方
  • 家族や来客からの家の第一印象をよくしたい方
  • 玄関のキレイな収納方法を具体的に知りたい方

CONTENTS

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■玄関収納の役割とは?

・役割①屋外で使う物を整理整頓する

玄関収納の役割は、家の外や庭で使う物をキレイに整理整頓することです。靴や傘がたたきに出しっぱなしだと散らかった印象になるので、きちんと並べられる棚を。ベビーカーやアウトドア用品などの大物も収納できると、より玄関先がすっきりと片付きます。

・役割②身支度をスムーズにする

朝のバタバタする時間、玄関先で忘れ物に気づいて、あわててお部屋まで取りに戻ることってありますよね。外出時に必要な「カギ・マスク・ハンカチ・ティッシュ・バッグ・コート・帽子・傘」などは、玄関に置いておくとお出かけ準備がスムーズに。帰宅時も玄関先でコートや鞄をしまうと、家の中が散らかりにくくなります。

・役割③玄関をおしゃれにする

玄関収納は、玄関をおしゃれに飾る役割も持っています。たとえば棚の上にお気に入りの小物や花を飾ったり、間接照明で空間演出をしたり。おしゃれな玄関だと外出時と帰宅時の気分が上がり、お客様からの第一印象もよくなるでしょう。

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■玄関をキレイに収納するポイントとは?

・ポイント①靴以外で玄関にしまうと便利な物

玄関収納というと、いわゆる「靴箱」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし最近は靴以外にも、外遊び用のおもちゃやアウトドア用品なども玄関に整理整頓したいという方が増えています。靴を入れるスペースは確保したうえで、それ以外にも玄関にしまいたい物がないか確認しておきましょう。

<玄関収納にしまう物の例>

雨具 傘・レインコート
衣類や小物 帽子・アウター・マフラー・手袋・スノーブーツ
屋外で使う物 外遊び用おもちゃ・アウトドア用品・自転車・ベビーカー・ヘルメット
玄関先で使う物 印鑑・カギ・シューズケア用品・スリッパ
部活やスポーツ用品 ラケット・ボール・グローブ・バット・ゴルフバッグ
その他 防災用持ち出しリュック・資源ごみ・掃除道具・工具類・脚立・除雪グッズ

・ポイント②よく使う物は取り出しやすい位置に

使用頻度に合わせて収納することも大切です。たとえばカギやハンコは、棚の上などサッと取り出せる位置にあると便利。引き出しや扉を開けたり、収納ボックスを出したりと、アクション数が増えるほど出し入れが面倒になります。

また高さ約190cm以上の場所は、大人でも踏み台が必要です。天井近くの棚には、登山靴やビーチサンダルのような普段は使わない物やシーズンオフの物を収納するとよいでしょう。

・ポイント③使う人の身長に合わせた高さ

シューズボックスやコートかけは「上の棚は背の高いパパのスペース、中間はママのスペース、一番下は子供のスペース」といったように、身長に合わせてゾーニングするのもポイント。

子育て中の方は、お子さんの手が届く位置に身支度スペースをつくるのもおすすめです。通学通園時に使う「アウター・帽子・ハンカチ・靴下」などをまとめて収納しておくと、ひとりでスムーズに身支度できます。

・ポイント④小物はカテゴリごとにまとめる

すぐに使いたい道具が見つからないと、お出かけ時にタイムロスになったり、家族に「あれはどこ?」と頻繁に聞かれたりとストレスに。「おでかけグッズ・工具類・冬用小物」など、カテゴリ別に収納ボックスなどに入れると探しやすくなります。

・ポイント⑤「扉なし収納」は物の出し入れが簡単

玄関収納には「扉なし」「扉あり」の2種類があります。

扉なし収納は物の出し入れがしやすく、一目でどこに何が収納されているかわかるのがメリット。つい玄関に靴を出しっぱなしにしてしまう方や、扉の開閉が面倒な方におすすめです。扉がないぶん低コストで、臭いや湿気がこもりにくいというメリットもあります。

「扉なし収納」は物の出し入れが簡単

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物が丸見えになるのが気になる場合、ウォークインもしくはウォークスルータイプのシューズクロークをつくる方法もあります。玄関横に小さな個室があるイメージで、玄関先の来客からは見えにくいつくりです。

シューズインクローゼット

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・ポイント⑥「扉あり収納」は見た目がすっきり

「扉あり収納」は見た目がすっきり

玄関をとにかくキレイに見せたい方には、扉あり収納がおすすめ。たくさんの靴や小物をしまっても、雑然とした雰囲気にならずすっきり。背の高い収納も、シンプルな扉なら圧迫感がありません。

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臭いや湿気がこもるのが気になる場合は、通気可能なルーバータイプの扉を。扉の開閉方法は、開き戸・折戸・引き戸の3種類が基本です。

通気可能なルーバータイプの扉

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■玄関の収納アイデア16選<アイテム別>

・靴

◇アイデア①可動式オープン棚

靴と一口に言っても「スニーカー・革靴・ハイヒール・ブーツ・子供の靴」といったようにサイズ感はさまざま。可能棚なら、靴の大きさに合わせて高さを調整できます。オープン棚はどんな靴があるか一目で把握でき、出し入れがしやすいのもメリットです。

可動式オープン棚

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◇アイデア②ハイタイプのシューズボックス

たくさんの靴をすっきりとしまいたいなら、背の高いシューズボックスを。扉を閉めれば、生活感をしっかりと隠せます。シューズボックスの下に空間があれば、使用頻度の高い靴は扉の開閉なしでサッとしまえて便利です。

ハイタイプのシューズボックス

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・傘

◇アイデア③シューズクロークに傘立て

出し入れしやすい傘立てですが、通路の邪魔になったり、見栄えが悪くなったりしがち。玄関脇にシューズクロークのような収納専用のスペースをつくれば、傘立ても邪魔になりません。

シューズクロークに傘立て

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・コート

◇アイデア④土間収納+コート掛け

コートをわざわざクローゼットに掛けに行くのは面倒で、ついリビングや寝室に脱ぎっぱなしになりがち。帰宅時・外出時に必ず通る玄関土間にコート掛けを設置すれば手間が省けて便利です。花粉やホコリを室内に持ち込まないメリットもあります。

土間収納+コート掛け

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◇アイデア⑤玄関に物干しバー

一人暮らしなど広い収納をつくる余裕がなくても、玄関先にバーを設置すればコートを掛けることができます。コンパクトで動線の邪魔にもならず、来客用のコート掛けとしても使えます。

玄関に物干しバー

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・鍵

◇アイデア⑥ロータイプの玄関収納

鍵のような使用頻度の高いアイテムは、ワンアクションで手に取れる場所にしまいたいもの。カウンタータイプの玄関収納なら、上にトレイやかごを置いて鍵をしまえます。レザー・金属・木製などおしゃれなトレイがたくさん販売されているので、玄関のインテリアに合わせて選びましょう。

ロータイプの玄関収納

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・小物

◇アイデア⑦オープン棚+バスケット

こまごましたアイテムは、バスケットやボックスを使って整理すると便利。「お子さんの通学グッズ(ハンカチ・ティッシュ・マスク・帽子など)」、「冬用小物(手袋・マフラー・ニット帽など)」など用途別に分類すると、探しやすく忘れ物もしにくいでしょう。

オープン棚+バスケット

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◇アイデア⑧収納付きミラー

玄関では鏡で身支度の最終チェックもしたいですよね。棚付きの壁掛けミラーなら、アクセサリーやハンドクリームなどの飾っておきたい小物も置けて便利。消毒用アルコールを置いておけば、帰宅時にサッと手にとれます。

収納付きミラー

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・スリッパ

◇アイデア⑨下駄箱の扉裏にバーを設置

下駄箱の扉と棚板の間にスペースがあれば、バーを設置してスリッパを収納できます。スリッパ収納専用のバーでなくても、百均やホームセンターに売っているタオルバーやアイアンバーなどでもOK。スリッパは軽いので、ネジや釘を使わず両面テープなどで固定することもできるでしょう。

下駄箱の扉裏にバーを設置

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・掃除道具

◇アイデア⑩シューズクロークや土間収納

掃除機は出しっぱなしだと生活感が出てしまいますが、仕舞い込むと掃除が億劫になってしまいます。意外とスペースもとるので、シューズクロークや土間収納にしまうのもおすすめです。充電式の掃除機の場合は、収納内にコンセントがあると充電しながら収納できて便利です。

シューズクロークや土間収納

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・防災グッズ

◇アイデア⑪下駄箱内にスペース確保

災害時に持ち出すリュックも、すぐに持って出られるように玄関に置いておくのが理想的です。下駄箱やシューズクロークをつくる際には、防災リュックが入るスペースを確保するのを忘れずに。被害が長期化したときに使う食料や水は、玄関ではなくリビングやキッチンに収納してもよいでしょう。

下駄箱内にスペース確保

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・アウトドアグッズ

◇アイデア⑫玄関土間に棚を確保

テントやバーベキューセットなどのアウトドア用品は、かさばるグッズも多いもの。家の奥にしまうと片付けや準備も大変なので、玄関土間は収納場所としてぴったりです。泥などで床が汚れても、土間ならさっとほうきで掃いたり水洗いしたりできます。

玄関土間に棚を確保

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・自転車

◇アイデア⑬バイクハンガーやスタンド

大切な自転車は玄関に置いておくと、盗難や汚れのリスクが減らせます。とはいえかさばるアイテムなので、室内に置くにはある程度のスペースが必要です。自転車を壁に掛けられるバイクハンガーや、縦にしまえるスタンドなどを活用すると、コンパクトに収納できます。

バイクハンガーやスタンド

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・ゴルフバッグ

◇アイデア⑭シューズクロークや広めの土間

ゴルフバッグを車にしまいっぱなしの方も多いですが、ゴルフクラブは温度変化や湿気で劣化することがあるので注意。サイズが大きいので、広めのシューズクロークや土間を設けるのがおすすめです。

シューズクロークや広めの土間

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・スーツケース

◇アイデア⑮土間収納に直置き

スーツケースはクローゼットや押し入れに収納している方も多いかもしれません。しかしキャスターは地面を転がして汚れているので、汚れを気にしないでいい土間収納に置いておくのがおすすめです。

土間収納に直置き

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・ベビーカー

◇アイデア⑯土間収納の取り出しやすい位置

狭い玄関土間にベビーカーを置くと邪魔になるし、屋外や玄関ポーチは雨に濡れて劣化が早くなってしまいます。やはりベビーカーも広めの玄関土間にそのまま置くのが理想的です。折り畳んだ状態のサイズを確認して、スペースを確保しましょう。

土間収納の取り出しやすい位置

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■玄関の収納事例

ここからはグローバルベイスが手がけた玄関収納のリノベーション事例をご紹介します。マンションの玄関リノベーション事例が気になる方は、こちらの記事も参考にされてください。

関連記事/マンションの玄関のリノベーション事例13選!費用相場やポイントも紹介!

・事例1:土間収納のある北欧風の玄関

まずご紹介するのは、カウンタータイプの靴箱に加えて、広々とした土間収納をつくった事例です。靴箱は地面から浮かせて、使用頻度の高い靴はサッと下の空間にしまえるように。カウンター上の壁はブルーのアクセントウォールを選び、北欧風のおしゃれな玄関になりました。

土間収納のある北欧風の玄関

玄関から入ってまっすぐ進むと、奥行のある土間収納へとつながります。こちらは目につきにくい位置なので、オープンタイプの棚にして、どんな靴があるか把握しやすいように。空いたスペースには自転車やスーツケースなどかさばる物もしまえます。

奥行のある土間収納

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・事例2:趣味の場にもなる約7畳の広々した土間

次のリノベーション事例は、玄関土間を約7畳とかなり広めにとったお家です。床には焼き物のような美しいフロアタイルを採用。壁面にはシェルフを造作して、お気に入りの小物を飾っています。自転車を置いてもまだまだスペースに余裕があるので、DIYや自転車整備、子供の遊び場など幅広く活用できるでしょう。

趣味の場にもなる約7畳の広々した土間

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・事例3:お部屋に直行できるウォークスルークローゼット

最後にご紹介するのは、ホテルのようにスタイリッシュな玄関収納の事例。壁一面のシューズボックスに加えて、扉付きのウォークスルークローゼットをつくりました。扉を閉めるとすっきりするので、来客時も安心です。

お部屋に直行できるウォークスルークローゼット

クローゼット内は入り口付近まで土足で入れますが、途中からは靴を脱ぐスタイル。コートや鞄をしまって部屋着に着替えたら、奥のドアから洋室へとそのまま移動できます。大きな荷物を持って帰宅した旅行や出張の際にも便利な動線です。

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■従来とこれからの玄関の収納の違い

・従来の玄関の収納の仕方

従来の玄関収納は、1〜2畳程度の土間の脇に、いわゆる「下駄箱」がついているタイプでした。床から腰くらいの高さがメインで、ほとんど靴以外の物は収納できません。

・これからのおすすめの収納の仕方

最近はシューズクロークや広い玄関土間を設けるスタイルが人気。靴だけでなくベビーカーやアウトドアグッズなど、室内に持ち込みたくない物は玄関先に収納します。またウォークスルークローゼットをつくり、家族と来客の動線を分けるご家庭も増えてきました。

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■玄関収納にはシューズクロークがおすすめ!

玄関が靴であふれて困っている方、ベビーカーやアウトドア用品などかさばる物の収納場所が欲しい方は、ぜひシューズクロークの設置をご検討ください。玄関横に土足で出入りできる小部屋をつくることで、玄関や室内がすっきりと片付きます。ある程度の面積は必要になるので、家の広さや収納したい物を考慮しながら決めましょう。

関連記事/シューズクロークは設置するべき?メリット・デメリット、間取りの注意点は?

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■玄関のニッチ収納も検討してみよう

玄関のニッチ収納

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鍵や印鑑のような小物類の収納には、壁面を活かしたニッチ収納もおすすめ。壁をくり抜くようにして棚をつくる手法です。収納だけでなく、お気に入りの雑貨や花などをディスプレイして、玄関を彩ることもできます。工事が必要になるので、新築時やリフォーム・リノベーションをされる際に検討しましょう。

関連記事/ニッチ収納の事例24選!メリットや費用目安は?

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■玄関のリノベーションならグローバルベイス

グローバルベイスでは、今回ご紹介したようなおしゃれで機能的なリノベーションを多数行っております。玄関についても既存のスタイルにとらわれず、ご家族の生活習慣や物の量に合わせて、最適な収納方法をご提案いたします。実際にリノベーションしたお部屋を体感できるショールームもご案内しておりますので、お気軽にお越しください。

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■まとめ

玄関収納というと靴箱を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、シューズクロークやウォークスルークローゼット、土間収納などスタイルはさまざま。靴以外のものも適切に収納することで、玄関だけでなくお部屋のなかがすっきりと片付きます。玄関は外出時や帰宅時、お客様の来訪時と毎日使う場所なので、散らかりにくく片付けやすい収納を整えておきましょう。

編集者: 村田日菜子

みなさんの豊かな暮らしと住まいづくりをサポートしたい!建築学科卒業後、住宅ジャンルを専門とするライターに。住宅購入からリフォーム、資金計画まで、難しい情報も分かりやすくお伝えします。

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