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北欧モダンのリノベーション事例10選!コーディネートのコツは?

ナチュラルでスタイリッシュな雰囲気もある北欧モダンは人気のあるインテリアスタイルです。しかし、単にナチュラルなだけではなく、北欧らしさを出すにはどうしたらよいのか戸惑う人は少なくないのでは。そこで、北欧モダンのリノベーションのコツや事例を紹介していきます。

■北欧モダンとは?

北欧モダンとは、ノルウェーやフィンランド、デンマーク、スウェーデンのスカンジナビア諸国で20世紀初頭に生まれたインテリアスタイル。北欧モダンはスカンジナビアモダンとも呼ばれています。北欧モダンはシンプルで機能的で普遍的なデザインであり、自然素材を使っていたり、自然をモチーフにした図柄を取り入れたりするなど、温もりが感じられることも特徴です。北欧では長い冬の間は日照時間が短く、家で過ごす時間が多いことから、明るいカラーコーディネートや飽きのこないモノトーンのカラーコーディネートが中心です。北欧モダンは普遍的なデザインゆえ、北欧の有名なデザイナーによる家具は、時代を超えて愛され続けています。

■北欧モダンのリノベーション&コーディネートのポイント

北欧モダンらしさが感じられるインテリアへのリノベーションや、家具などのコーディネートのポイントをまとめました。

・木質感のある開放的な空間に

北欧モダンは、木などのナチュラルな素材を使った温もりの感じられるインテリアが基本です。部屋を細かく仕切らずにできるだけ大空間とし、天井や壁はホワイトにすることで、窓から差し込む光を活かした開放感ある空間にすることができます。築年数の経過した物件はリビングダイニングが狭いことが多いですので、構造上問題がなければ、リノベーションで隣室とつなげることを検討してみましょう。

フローリングはできれば無垢材を使いたいところ。北欧モダンで王道とされるのはオークで、経年変化によってベージュに近い色から褐色に変わっていくのが特徴です。北欧ならではの大胆な柄のファブリックにも合います。白木に近いカラーの明るくナチュラルな雰囲気を好むなら、メイプルがおすすめ。北欧のヴィンテージ家具に合わせるのであれば、ヴィンテージ家具に使われていることが多いチークが向いています。

また、家具も木を使ったものを選ぶことがポイント。ソファや椅子はスチールやレザーを使った家具よりも、木とファブリックを組み合わせたものの方が北欧モダンらしさが出しやすいです。

・曲線美が美しい木製家具

北欧の家具は、シンプルで曲線のラインが美しい木製家具が多いのが特徴です。テーブルや椅子などの脚は、先に向かって細くなるテーパードレポートレッグで、ハの字に開いたデザインが中心です。背もたれなどに木に熱を当てて曲げる曲木と呼ばれる技法が用いられている椅子も多く、フォルムの美しさが感じられるとともに、身体にフィットするなど機能性にも優れています。また、円や楕円のテーブルも北欧の家具でよく見られるデザインです。こうした北欧特徴的なデザインの家具を中心にコーディネートすると、北欧モダンらしい空間になります。

・北欧モダンのデザイナーズ家具

北欧のデザイナーズ家具は1990年代に発表されたものが中心ですが、普遍的なデザインとして今でも人気があります。北欧のデザイナーズ家具は、一目で北欧モダンらしさを醸し出せるアイテムです。

代表的な北欧モダンのデザイナーズ家具を挙げていきます。まず、デンマークのアルネ・ヤコブセンによる「セブンチェア」は、背もたれから座面までが9層の成形合板で一体成型されているのが特徴で、クロムの脚がついています。背もたれのカーブが背中にフィットするデザインで座りやすく、デザイン性と機能性を兼ね備えていることや、様々なインテリアに合わせやすいことから人気があります。樹種の違う木目やカラーバリエーションが豊富なことも特徴です。また、セブンチェアよりも前に誕生した3本脚の「アントチェア」や、
前身を包み込むデザインの「エッグチェア」や「スワンチェア」も、独特のフォルムから存在感があります。

同じくデンマークのハンス・J・ウェグナーの代表作は「Y チェア」。背もたれの「Y」の形状から名付けられたもので、座面はペーパーコードの編み込みなのが特徴。4種の樹種によるソープ仕上げとオイル仕上げのほか、ラッカー仕上げも選べますが、肌触りがよく、経年変化を楽しめるビーチのソープ仕上げが人気があります。

フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの「スツール60」は、無垢材をL字に曲げた3本脚が特徴。シンプルで無駄のない美しいフォルムからも不朽の名作といわれています。

・有機的なデザインの照明

照明で北欧モダンらしさを出すには、ペンダントライトにフロアスタンドやテーブルスタンドを足していき、温もりのある陰影のある空間をつくることがポイント。ペンダントライトは低めの位置にし、小ぶりのものはサイドボードを照らすのにも使えます。また、フロアスタンドやテーブルスタンドで壁を照らすと、趣が感じらえます。ただし、パソコンでの作業や勉強などをする際に明るい空間となるように、リノベーションでダウンライトを設置しておくとよいでしょう。

ペンダントライトなど照明のデザインは、フォルムが美しい有機的で普遍的なデザインが中心です。ペンダントライトに使われる素材は木のほか、ガラスや真鍮など様々です。ポール・ヘニングセンの「PH5」やハンス・アウネ・ヤコブソンの「ヤコブセンランプ」など、長きにわたって愛されているデザインの器具もあります。

・アクセントカラーを取り入れる

シンプルなデザインの北欧モダンですが、ラグやクッション、テーブルカバー、壁面のアートなどに、幾何学模様や三角形を組み合わせた模様、植物の柄のアイテムなど、大胆な柄やビビッドカラーのものを用いて、アクセントにするのもポイント。小物をアクセントとすることで、シンプルな内装や家具が映えます。

・モノトーンの北欧モダンのコーディネートも

北欧モダンではブラックやグレー、ホワイトにナチュラルな木を組み合わせたモノトーンのインテリアコーディネートも用いられています。モノトーンというと冷たい印象を受けるかもしれませんが、木を用いることでカラーコーディネート自体に明るさがなくても、温もりのある印象になるのです。

■事例1:開放感ある空間を彩るデザイナーズチェア

最初に紹介するのは、ルーフバルコニーに面した3面採光の開放感のあるリビングダイニングを北欧モダンのデザイナーズ家具が白い壁を彩る事例です。ダイニングの椅子はアルネ・ヤコブセンのセブンチェアとグランプリチェア。丸みのあるダイニングテーブルとコーディネートしていることからも、北欧モダンらしさが感じられます。白や白木に近い木製の家具で統一せず、グラプリチェアはダークカラーのウォールナットを選択することで、空間にメリハリが生まれました。さらに、北欧モダンらしいフォルムが美しいペンダントライトを多灯使いし、ソファには大胆な柄のラグを配しています。北欧モダンの要素が詰まった、スタイリッシュでありながらも温もりのある住まいが実現しています。

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■事例2:アクセントになるチェアで素材感を楽しむ

次は、ホワイトの壁とナチュラルなフローリングの空間に、素材感が印象的な椅子がアクセントになっている事例。ダイニングチェアは、北欧モダンに多いテーパードレッグのホワイトの脚で、天然素材系の繊維が編み込まれた背もたれと組み合わされたデザイン。丸いテーブルとコーディネートされているところにも、北欧らしさが感じられます。木や天然繊維系素材のほか、照明は和紙風で、テーブルの脚には金属が用いられるなど、多様な素材を組み合わせたおしゃれな空間となりました。

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■事例3:北欧モダンのモノトーンコーディネート

続いて紹介するのは緑豊かな街路樹を借景にした、北欧モダンを彷彿させるモノトーンのコーディネートの空間。ホワイトのフローリングにブラックやグレーを中心としたモノトーンのインテリアを合わせたカラーコーディネートですが、ナチュラルな木質系の家具を取り入れているため、スタイリッシュで温かみのある空間となりました。リビングの照明はフォルムが美しいペンダントライトの多灯使いで、ここにも北欧モダンらしい雰囲気が感じられます。

リノベーションでダイニングキッチンと隣接する洋室を一体化し、広々としたリビングダイニングになりました。キッチンの位置を変えて壁付けキッチンから対面キッチンに変更したことで、窓を眺めながら料理をすることができます。

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■事例4:アクセントウォールで小物が映える空間に

続いて紹介するの事例は、キッチンの背面のブルーグレーのアクセントウォールに小物がディスプレイするように収納された美しい空間。ホワイトとブルーグレー、ナチュラルな木で構成され、上品な印象を与えます。装飾性のあるペンダントライトやテーパードレッグのダイニングチェアが柔らかい雰囲気をプラスしています。

キッチンを造作のテーブルが囲んでいるため、料理をしながらダイニングにいる家族やゲストと会話を楽しむことが可能。リビングダイニングキッチンはリノベーションで隣室とつなげたため広々としていて、リビングからもアートのようなキッチンの壁を眺めることができます。

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■事例5:アクセントカラーでシンプルな空間を魅せる

次の事例は「モノトーン+ナチュラルな木」で構成された北欧モダンの家具に、アクセントカラーをプラスした事例。ダイニングテーブルやダイニングチェア、サイドテーブルなどは丸みを帯びたデザインで、北欧モダンらしさが感じられます。アクセントカラーとなるペンダントライトの「イエロー」とクッションの「ブルー」は壁面に飾られたアートからとったカラー。アイテム同士のカラーにつながりをもたせることで、メリハリと調和が感じられる空間となりました。

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■事例6:実用性も兼ね備えた主役になるキッチン

次の事例でLDKの主役となるのは、北欧デザインのキッチン。北欧のキッチンはI型やL型、コの字型などの開放的なオープンキッチンで、数人で調理ができるサイズが主流。リビングに馴染むよう、ホワイトやナチュラルな木質系の仕上げが多く、水栓などの設備もデティールにこだわったものが用いられていることも特徴です。

こちらの事例では、ホワイトの扉材のコの字型のキッチンが採用されています。キッチンの壁面には藍色のタイルが貼られて上品な印象で、北欧の雑貨が似合う空間が実現しました。コンパクトな動線で使いやすいなど、機能性にも富んでいます。

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■事例7:ユーズド感のある受け継がれる住まい

次の事例は、海外のような手を入れて受け継がれていく住まいをコンセプトにした、リノベーションゆえに実現した住まい。ユーズド感のあるフローリングや棚板が採用されています。ホワイトの壁と風合いが美しいフローリングの内装が、北欧モダンを彷彿させる丸みを帯びた木製の家具とマッチし、経年変化が楽しみな空間となりました。丸い天板で丸い脚のサイドテーブルがアクセントになっています。

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■事例8:緩やかにつながる開放感ある空間づかい

次の事例のリビングダイニングは斜め壁がある変形した形状で、2面採光による明るい空間が広がっています。独立したキッチンとの間は建具がなく、寝室とは引き戸で仕切られていて、緩やかにつながっています。

使い込むと風合いの変化が楽しめそうな木製のダイニングテーブルやアルネ・ヤコブセンのセブンチェア などの北欧家具、大きな柄が描かれたラグ、ペンダントライトなどが配され、北欧モダンらしい温もりが感じられる空間となりました。

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■事例9:「自由が丘」らしさのある北欧空間

次の事例は、インテリアショップや雑貨店が多く立地するおしゃれな街「自由が丘」に立地し、自由が丘のショップから切り取ったような空間が広がっています。グレーのアクセントウォールが、セブンチェアなどの北欧家具を引き立てています。

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■事例10:温かみのあるホームパーティーができる大空間

最後に紹介するのは、ホームパーティーができる大空間をリノベーションで実現した事例です。LDKに隣接する和室を一体化したことで、19.7畳もの広いLDKが実現しました。キッチンはアイランドキッチンで、背面の壁一面にカウンター収納を設置し、キッチンの横にダイニングテーブルを配しています。ホームパーティーの際には調理をしながらゲストとの会話を楽しめ、カウンター収納の上にはブッフェ形式で料理を並べられます。

また、白い壁とナチュラルなフローリングの内装で、キッチンの腰壁は濃いブルー、カウンター収納の上は淡いブルーのタイルとし、ブルー系をアクセントカラーとした北欧風の空間となりました。テーパードレッグのダイニングダイニングセットとマッチしています。

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■まとめ

リノベーションで北欧モダンの空間を実現するには、無垢材などナチュラルなフローリングと白い壁の内装に、照明はペンダントライトなどを用いましょう。部屋が細かく仕切られている間取りの場合、リビングダイニングを拡張して開放感のある住まいにすることも、北欧らしい雰囲気を出すポイントです。

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