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理想の家をリノベーションで実現するには?間取りや考え方をわかりやすく解説

理想の家をリノベーションで実現するには?間取りや考え方をわかりやすく解説

『理想の家』として想い浮かべる住まいは人それぞれ異なりますが、実現するにはどのように考えていけばよいのでしょうか。

『理想の家』について考えていくときの流れを押さえたうえで、決めておくべき項目について解説。実際に『理想の家』を手に入れた事例についても紹介していきます。

こんな方におすすめの記事です
  • 『理想の家』を実現するために決めておくべきことを知りたい方
  • 『理想の家』を実現するコツを知りたい方
  • 『理想の家』を実現したリノベーション事例を探している方

CONTENTS

■『理想の家』を考えるには?

『理想の家』と一言でいっても、住まいや暮らしに求めるものは人それぞれです。自分と家族でも『理想の家』は異なるかもしれません。

また、『理想の家』として思い浮かべるのは漠然としたイメージではないでしょうか。実際に家を購入したり、リノベーションしたり、あるいは借りたりするには、希望条件として説明できるように、整理しておく必要があります。そのため、『理想の家』に関わる様々な事柄を一つひとつ具体的に考えていくことが必要です。

・まず全体的な流れを理解する

『理想の家』について考えていく前に、まずは『理想の家』手に入れるまでの全体的な流れを理解しておきましょう。

まずは、自分や家族にとっての理想の暮らしをもとに、『理想の家』とは何か言語化していきます。つぎに『理想の家』の立地するエリアを検討。そして、賃貸か購入か、戸建てかマンションかなど、居住タイプを考えます。『理想の家』の予算を決めた後、広さや内装のほか、収納や家事動線を踏まえて間取りについても考えていくという流れです。

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■どんな家に住みたいか?『理想の家』を言語化する

どんな家に住みたいか?『理想の家』を言語化する

『理想の家』を手に入れるためにまず行うのは、『理想の家』として漠然と抱いているイメージを「どんな家に住みたいのか」、言語化する作業です。

スタイリッシュでおしゃれなデザイン性の高い住まいであっても、自分や家族のライフスタイルに合わず、暮らしにくさを感じるのであれば、それは『理想の家』とはいえません。

住まいのデザインが好みに合っていることはもちろん重要ですが、ライフスタイルに合った住まいを実現するためには、どのような暮らしがしたいか考えることが大切です。

・自分にとっての『理想の家』とは?

まずは、自分にとっての『理想の家』について考えていきます。たとえば、郊外で広々とした家に住みたいのか、それとも、コンパクトでいいから利便性の高い都心に住みたいのか、理想とする場所や広さは人それぞれです。

「庭でガーデニンを楽しみたい」「週末はショッピングを楽しみたい」「30分で通勤できるところに住みたい」「日当たりのよいリビングが欲しい」など、理想とする暮らしや住まいについて、まずは書き出しましょう。

・家族にとっての『理想の家』とは?

つぎに家族と『理想の家』について話し合いをします。家族も一人ひとり住まいに対して異なる考え方を持っていたり、価値観が異なっていたりすることもあります。

家族での話し合いでは、「どのような暮らしをしたいか」「休日はどのように過ごしたいか」「家でどのような楽しみたい方をしたいか」といった点について話し合いをします。そして、『理想の家』に関わる各項目について、ここで出た家族の希望を踏まえながら検討していくとスムーズです。

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■理想の居住エリアを決める

理想の居住エリアを決める

理想の居住エリアを決めるにあたって、大まかには都心と郊外に分けられます。一般的に都心よりも郊外の方が物件価格が安く、広めの物件がファミリー向けの物件が多い傾向があります。一方で資産価値を維持しやすいのは都心です。

▼マンションを買うなら都心と郊外どちら?新築と中古の違いも解説

・エリア:都心or郊外

都心は公共交通機関が発達していることから、交通利便性が高いのが特徴です。都心で働いている場合は通勤時間が短いため、プライベートの時間を確保しやすく、子どものいる人は子育てと両立しやすいというメリットもあります。

また、百貨店やファンションビル、映画館といった商業施設が充実していることからも、気軽に足を運べます。子どもの教育環境に関しても、私立を含めた学校数の多さから、小学校から大学まで幅広い選択肢を持ちやすい環境です。

一方で物件価格が高いほか、エリアによっては緑が少なく、広い公園がないことをデメリットに感じる可能性があります。

郊外は、物件価格や物価が比較的安いことがメリット。住まいの広さを重視しやすく、テレワークがメインの場合には、仕事部屋が確保しやすいです。また、公園などの自然が身近にあり、都心ほど人が多くないことから、落ち着いた住環境を得られやすいことも特徴です。

ただし、都心で働いている場合には通勤時間が長く、エリアによっては日常生活や通勤に車が必要になることがデメリットです。郊外は資産価値が下がりやすいため、物件を売却しにくくなることも考えられます。

都心と郊外では生活利便性や住環境が異なるため、家族構成や働き方、ライフスタイルなどを踏まえて、どちらが『理想の家』を実現できるか考えましょう。

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■理想の居住タイプを考える

理想の居住タイプを考える

理想の居住タイプを考えるにあたっては、検討するべき項目が多くあり、ステップを踏んで進めていきます。まずは、住居タイプは賃貸と購入のどちらがよいのか考えます。賃貸と購入では、資産になるかという点のほか、修繕費用の負担、リフォーム・リノベーションの可否、引越しのしやすさなどに違いがあります。

つぎに賃貸と購入のいずれを選択した場合も、戸建てとマンションのどちらが理想の暮らしを実現できるか検討します。戸建てとマンションでは、利便性やセキュリティ、暮らし方の自由度など、様々な点から住環境が異なります。

そして、戸建ての場合は建売住宅と注文住宅のどちらがよいか、さらに2階建てと平屋のどちらがよいか考えます。マンションの場合は、新築マンションと中古マンションのいずれがよいか検討が必要です。中古マンションは築年数によっては古さが気になるかもしれませんが、リノベーションで専有部分の内装や設備を一新することができます。

・住居タイプ:賃貸or購入

賃貸は引越しがしやすいため、ライフステージの変化に合わせて住み替えがやすいことがメリットです。その時々のライフステージやライフスタイルに合ったエリアや広さ、間取り、家賃の物件で暮らせます。また、賃貸物件では老朽化によって、住宅設備が壊れたり、外壁や共用廊下などの共用部分が傷んできたりしたときに、修繕費用はオーナーが負担します。固定資産税や立地するエリアによっては発生する都市計画税の負担がないこともメリットです。

一方で賃貸は、何十年にわたって家賃を払い続けていても、自分の資産にはならないことが大きなデメリットです。一生賃貸を前提に考えると、老後も含めて一生家賃を払い続けることにならないため、長寿リスクがあります。高齢者は賃貸物件を借りにくくなるという問題も生じます。また、特に都市部ではファミリー向けの賃貸物件は少なく、子どもの成長とともに手狭になる可能性があります。基本的に原状回復義務がある物件がほとんどですので、オーナーの許可なくリフォームをすることはできません。勝手に工事を行った場合は、元の状態に戻すための工事費用を請求されます。

これに対して購入は、自分の資産になることが大きなメリットです。マンションでは一定の制約がありますが、基本的に自由にリフォーム・リノベーションをすることも可能です。また、物件にもよりますが、一般的に賃貸よりも住宅の構造や内装、設備などのスペックが高いです。住宅ローン控除を利用して、住居費の負担を軽減することもできます。

ただし、住まいを購入してしまうと、簡単には引越しができなくなることがデメリットです。住宅の設備が壊れたり、内装や外装が傷んでいたりした場合には、自分で費用を負担して修繕を行わなければなりません。マンションの場合は共用部分の修繕のための修繕積立金を負担します。

「自由にリフォーム・リノベーションをしたいか」「近い将来、引越しをする可能性があるか」「家族構成に合う住まいが見つかるか」といった点から、『理想の家』は賃貸と購入のどちらで実現できるか考えてみましょう。

近い将来の住み替えの可能性があれば、賃貸が向いているケースもありますが、老後を見据えた長期的な視点に立つと、購入には安心感があります。

▼一生賃貸はリスク?持ち家と賃貸のメリット・デメリットや生涯コストを徹底比較
▼老後・定年後は持ち家・賃貸どちらが良い?メリットとデメリット

・住居タイプ:戸建てorマンション

戸建ては独立性が高く、生活音によるトラブルが起きにくいのがメリットです。マンションよりも床面積が広い傾向があります。

また、戸建ては庭に駐車場を設ければ、駐車代はかかりません。リフォーム・リノベーションを自由に行えるほか、ペットも自由に飼えます。庭でガーデニングをしたり、周辺環境によってはバーベキューなどを楽しんだりできます。

一方で戸建ては、基本的に修繕費用はすべて自己負担のため、建物の価値を維持していくには、計画的に資金の準備が必要です。

マンションはエントランスや共用廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場、共用施設などの共用部分の清掃や管理を管理会社が行うことがメリットです。物件によっては、24時間いつでもゴミ出しができます。大型マンションでは、キッズルームやゲストルーム、パーティールームなどの共用施設を利用できます。

セキュリティの面では、防犯カメラやオートロックが設置され、管理員が常駐している物件が多く、安心感があります。

また、駅前などの利便性の高い立地にあるのはマンションが中心です。マンションは戸建てよりも床面積が狭い傾向がありますが、ワンフロアで動線が合理的という面ではメリットともいえます。

一方で、マンションは上下・左右の住戸と生活音などを巡るトラブルを避けるために、配慮が必要になることがデメリットと感じるかもしれません。

また、マンションでリフォーム・リノベーションできるのは専有部分のみであり、通常、管理規約による規定が設けられています。基本的にマンションでリフォーム・リノベーションを行うには、事前に管理組合に申請を行い、許可を得る必要があります。また、フローリングの遮音等級が規定されている物件が多く、水回りの位置の変更ができない物件もあるなど、制限が設けられていることが少なくありません。

マンションでは、管理規約で飼育が可能なペットの種類や数が決められているのが一般的です。また、毎月、管理費のほか、共用部分の修繕費用のための修繕積立金の徴収があります。

このほかには戸建てとマンションの資産価値を比較すると、戸建ての方が資産価値が短期間で下落しやすいですが、最終的には戸建ては土地の価値が残るという違いがあります。

マンションと戸建てのそれぞれの新築と中古の特徴に違いについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

▼【新築・中古】×【マンション・戸建て】物件タイプによる違いとは

都内で戸建てを購入する場合の物件価格の相場や必要となる年収については、以下の記事で詳しく紹介しています。
▼都内で戸建てを持ちたい!年収や購入価格の相場や安く購入する方法を紹介!

・戸建ての場合:建売住宅or注文住宅

『理想の家』が戸建ての場合は、まず、建売住宅と注文住宅のどちらがよいかを検討します。

建売住宅は土地と建物のセット販売のため、土地を探して、打ち合わせを重ねて設計プランを決めていくという手間が省けることがメリットです。建売住宅は着工前や工事中に販売しているケースもありますが、竣工している場合はすぐに入居できるなど、注文住宅よりも入居までの時間が短いです。また、一般的に土地を購入して注文住宅を建てるよりも、建売住宅を購入する方がコストを抑えられます。

一方で建売住宅は間取りが決まっていて、仕様もほぼ決まっています。着工前の段階で購入するケースなど仕様を決められる場合も、多少内装や設備などで選べる部分がある程度です。

これに対して注文住宅は、間取りや仕様の自由度が高いというメリットがあります。注文住宅はフルオーダー住宅とセミオーダー住宅があります。フルオーダー住宅は、間取りや、外装材や内装材、設備などの仕様を一から自由設計で決めていき方法をとります。セミオーダー住宅は複数のパターンから間取りを選び、内装や外装、設備は決められた仕様の中から選択します。セミオーダー住宅の仕様の自由度は、ハウスメーカーなどの建設会社によって異なります。

設計事務所に設計を依頼する場合は基本的にフルオーダー住宅ですが、ハウスメーカーはセミオーダー住宅が中心です。

注文住宅は土地を探すのに時間がかかるケースがあるほか、設計が決まるまで打ち合わせを重ねることを負担に感じる人もいることがデメリットです。セミオーダー住宅は、間取りや内装の自由度はフルオーダー住宅に劣りますが、打ち合わせの手間が軽減され、コストもやや抑えられます。

建売住宅と注文住宅では、主に間取りや内装の自由度、価格、入居までの期間に違いがあります。また、注文住宅ではフルオーダー住宅とセミオーダー住宅では、間取りや内装の自由度が異なります。『理想の家』の間取りや内装へのこだわりの大きさなどから考えていきましょう。

・戸建ての場合:2階建てor平屋

次に『理想の家』は2階建てか平屋か検討します。

同じ床面積の家を建てる場合、2階建てと平屋では、平屋の方が広い土地を必要とします。また、一概にはいえませんが、平屋の方が基礎工事や屋根工事の費用がかかるため、2階建てよりも工事費用も多くかかるとされています。

つまり、一般的に平屋の方が土地の購入費用も、住宅の建設費用も高くなるのです。そのため、都心で平屋を建てるのは、必要な広さの家を建てられるだけの土地を手に入れられるかというハードルがあります。

また、暮らしの面では、2階建ては2階部分は外からの視線が気になりにくく、プライバシーを守りやすいことがメリット。また、1階はリビングと浴室、洗面所、2階は主寝室や子ども部屋といった形で、パブリックゾーンとプライベートゾーンを分けることができます。2世帯住宅にした場合も、2階建ての方が世帯ごとのプライバシーを守れます。

一方で、2階建ては高齢になると階段の昇り降りが負担になる可能性があります。また、上下2つのフロアがあることでプライバシーを守りやすいことはメリットではあるものの、家族のコミュニケーションがとりにくくなるという点では、デメリットとともなります。また、特に木造では地震や台風の際に、2階は1階よりも揺れを感じやすいことがあります。

平屋はワンフロアのため、生活動線がコンパクトにまとまりやすいことがメリットです。バリアフリーにしていれば、高齢になってからも安心して暮らせます。家族の気配を感じやすく、コミュニケーションをとりやすいこともメリットに挙げられます。

また、1階建てでも外壁のメンテナンスを行うときに足場を組むことがありますが、2階建てよりも費用を抑えられるとされています。

ただし、2階建てに囲まれた立地では、日当たりや風通しが悪くなる可能性があることがデメリットです。そのため、周辺の建物と距離をとる、中庭を設けるといった対策が必要です。

水害が起きたときに2階建ては2階に避難できますが、平屋では逃げる場所がないというリスクもあります。特に自治体のハザードマップで洪水浸水想定区域に立地している土地は、平屋には向いていません。

2階建てと平屋にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、エリアにもよるものの、平屋は土地の購入費用にゆとりがある場合に選択肢となります。

・マンションの場合:新築マンションor中古マンション

『理想の家』にマンションを選択した場合は、新築マンションと中古マンションのいずれにするか検討します。中古マンションを選択した場合は、基本的にリフォーム・リノベーションを行うのが前提です。

新築マンションは専有部分をはじめ、エントランスやエレベーター、階段などの共用部分もすべて新しいことがメリットです。中古マンションは、専有部分は管理規約に従ったうえで、自由にリノベーションすることができても、共用部分の修繕は管理組合が行うため、手をつけることができません。

また、新築マンションは標準的な物件でオートロックや防犯カメラが備わり、エレベーターの使用には鍵が必要な物件もあるなど、セキュリティが強固な点もメリットに挙げられます。固定資産税は、新築物件には優遇措置が設けられています。

一方で新築マンションはいわゆる「新築プレミアム」があるため、入居してからすぐに売却したとしても、購入時よりも大幅に価格が下落することが一般的です。立地や希少性にもよりますが、資産価値が急激に下落しやすいというデメリットがあります。将来的に住み替えの可能性がある場合は、残債が残りやすいことがリスクとなります。

その点、築年数が経過した中古マンションであれば購入価格が抑えられ、価値の下落が緩やかになる点がメリットです。中古マンションを購入してリフォーム・リノベーションをする方が、新築マンションを購入するよりも費用を抑えられることが多いです。

また、新築マンションに限定して探すと、物件の供給のあるエリアが限られます。理想とする立地の物件が見つからないことも考えられます。中古マンションは幅広い物件から検討できるため、立地を重視した探し方もしやすいです。

このほかには新築マンションは間取りや仕様が決まっています。メニュープランやカラーセレクトが用意されている場合も、間取りの一部を選択できたり、何種類かのカラーパターンから選べたりするのが一般的で、自由度は高くありません。中古マンションを購入してリノベーションすれば、好みやライフスタイルに合った間取りやデザインにできます。

新築マンションはこれからコミュニティ形成されていくため未知数なのに対して、中古マンションはコミュニティの雰囲気を判断できるという違いもあります。

立地や予算、間取り、内装などの他の要素も踏まえて、新築マンションと中古マンションのどちらの方が、『理想の家』の実現できるか考えましょう。

▼新築住宅と中古住宅、どちらを購入するべき?メリット・デメリットを解説
▼「新築マンションは買うな」その理由とは?購入に関する誤解や注意点やコツなど

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■理想の予算を決める

理想の予算を決める

『理想の家』について考えると夢がふくらんでいきますが、現実的には予算内で最大限の希望を盛り込んだ『理想の家』を目指すのが基本です。ここでは、『理想の家』を購入する場合の予算について考えていきます。

『理想の家』の予算は、「現金(貯金)+住宅ローン」でいくら用意できるかを考えていきます。ただし、貯金のうち『理想の家』に使えるのは、病気やケガ、災害にあったのときの生活の予備費として生活費の3~6ヶ月分、教育費や車の購入資金など別の目的で用意している資金を除いた額です。引越し費用や家具・家電の購入費用も残しておく必要があります。

また、住宅ローンの借入額は借りられる額ではなく、無理なく返せる額から考えることが大切です。住宅ローンの借入額の上限を返済額から考えると、一般的な目安は1年間の年収に占める年間返済額を指す、年収負担率が25%以内とされています。

ただし、実際に生活にかかるコストは家族構成やライフスタイルなどによって異なります。さらにマンションでは、毎月、管理費や修繕積立金の支払いが発生します。住宅を持つと、固定資産税のほか、エリアによっては都市計画税の負担もあります。

そのため、現在の「月々の住居費+マイホームの購入のための貯蓄」から、固定資産税などの税金とマンションの場合は管理費や修繕積立金を引いた額から、毎月の返済額を考える方法もあります。

・中古マンションでリノベーションする場合の予算

中古マンションを購入してリノベーションする場合も、『理想の家』にかけられる予算は「現金(貯金)+住宅ローン」から考えます。ただし、現金(貯金)から引くものとして、生活の予備費と別の目的の資金、引越し費用、家具・家電の購入費用に加えて、二重払い期間の家賃が発生するケースがある点に注意が必要です。

賃貸物件に居住しているケースでは、物件の引き渡しを受けてから、リノベーション工事を終えて入居できるようになるまでの間、家賃とローンの支払いが二重に発生することになります。リノベーションにかかる期間は、設計期間が約1〜2ヶ月、工事期間が約3〜5か月、トータルで4〜7ケ月程度が目安です。

中古マンションをリノベーションする場合で予算に含めるのは、「中古マンションの購入費用+諸費用+リノベーション費用」です。

中古マンションの購入費用の相場をデータからみていきます。国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査」によると、中古マンション(既存集合住宅)の購入資金の平均は2,941万円(自己資金1,450万円、借入金1,492万円)です。

ただし、全国を対象としたデータのため、実際にはエリアによる物件価格の差が大きくあります。

参照:国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査」

中古マンションの購入にあたってかかる諸費用には、不動産会社に支払う仲介手数料、金融機関へのローン融資手数料、火災保険料、所有権移転登記と住宅ローンの抵当権設定登記に関わる登録免許税と司法書士への報酬などが挙げられます。諸費用は物件価格の6〜10%程度が目安です。諸費用は、金融機関によっては住宅ローンに組み込めますが、基本的に現金での用意が必要です。

マンションのリノベーション費用の相場は、1平米あたり約10~17万円です。たとえば、専有面積が70平米の物件のリノベーション費用は、700万円~1,200万円程度が目安となります。ただし、昨今の建築資材や人件費の高騰により、従来よりも工事費用の相場が上がっているという点に留意しておきましょう。

リノベーション費用を抑えるには、既存の間取りを活かしたプランとするのがポイントです。コンクリートの躯体の状態まで解体するスケルトンリノベーションは、解体費用がかかるほか、配線や配管、壁や床などを一から作り直すため、相応の費用がかかります。あるいは、フローリングやタイル、壁紙などの内装材、キッチンや洗面所、トイレなどの水回り設備のグレードも、リノベーション費用を左右する要素です。

▼マンション購入時の費用や予算、ローンの目安
▼リノベーションの予算はどれくらい?予算の立て方や抑え方を徹底解説!

・戸建てを建てる場合

注文住宅を建てる場合に予算に含めるのは、「土地の購入代金+住宅の工事代金+諸費用」です。

ただし、注文住宅の予算を考える際には、お金の支払いが発生するタイミングを理解しておくことが大切です。注文住宅は土地の売買契約を締結する際に、土地の購入代金のうち手付金を支払い、土地の引き渡しを受けるときに残金を支払います。そして、住宅の工事代金は、着工時に着工金、上棟時に中間金を支払い、引き渡し時に残金を支払うなど、複数回に分けて支払うのが一般的です。

しかし、土地と住宅を住宅ローンを利用して購入する場合も、基本的には融資が実行されるのは、住宅の引き渡し時です。そこで、住宅の引き渡しまでに支払いが発生する代金を自己資金で賄えない場合には、土地と住宅の2本立てで住宅ローンを借りる方法やつなぎ融資を利用する方法があります。こうした方法をとると、ローンの融資手数料が高くなったり、つなぎ融資により住宅ローンより高い金利負担が生じたりする可能性があります。また、引き渡し前に返済が始まったり、利息のみ返済したりすることがある点を踏まえておくことが必要です。

実際に注文住宅を建てる場合にかかる費用の目安を国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査」から見ていきます。

土地購入資金は、全国平均は1,819万円(自己資金712万円、借入金1,106万円)、三大都市圏平均は2,626万円(自己資金1,054万円、借入金1,572万円)です。

注文住宅の住宅建築資金は全国平均で3,935万円(自己資金1,177万円、借入金2,758万円)、三大都市圏平均で4,504万円(自己資金1,467万円、借入金3,037万円)となっています。

また、土地購入資金と住宅建築資金の合計は、全国平均で5,436万円(自己資金1,665万円、借入金3,772万円)三大都市圏平均で6,787万円(自己資金2,365万円、借入金4,422万円)です。

参照:国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査」

注文住宅の中でも、建築コストを抑えるには、規格型住宅であるセミオーダー住宅を検討します。セミオーダー住宅の中でも、ローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーやビルダーもあります。

注文住宅を建てる場合の諸費用は、土地の購入に関しては仲介手数料と所有権移転登記の登録免許税と司法書士報酬などがかかります。住宅に関わるものには建物表題登記と所有権保存登記に関わる登録免許税と司法書士報酬、火災保険料などがあります。住宅ローンに関しては、融資手数料や抵当権設定登記に関わる登記費用が必要です。注文住宅を建てる場合の諸費用は「土地の購入代金+住宅の工事代金」の10~12%程度が目安となります。

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■理想の広さを決める

理想の広さを決める

『理想の家』での暮らしをイメージしながら、実現するためにはどの程度の広さが必要なのか考えます。生活に必要な広さは家族構成やライフスタイル、理想とする暮らしにもよります。

参考になる数値として挙げられるのが、国土交通省の「住生活基本計画」で示されている居住面積水準です。最低限必要とされる最低居住面積水準と豊かな生活を送るために必要とされる誘導居住面積水準があります。また、誘導居住面積水準は、都市や周辺の共同住宅を想定した都市居住型誘導居住面積水準と、郊外などの戸建てを想定した一般型誘導居住面積水準に分けられています。

<居住面積水準>

単身2人以上
最低居住面積水準25平米10平米×世帯人数+10平米
都市居住型誘導居住面積水準40平米20平米×世帯人数+15平米
一般型誘導居住面積水準55平米25平米×世帯人数+25平米

※子どもは、3歳未満は0.25人、3歳以上6歳未満は0.5人、6歳以上10歳未満は0.75人としてカウント。2人に満たない場合は2人とする。
※子どもは上記の割合で算出し、4人を超える場合には5%の面積を引く。

参照:国土交通省「住生活基本計画」(全国計画)

広さの感覚がピンとこない場合は、ハウスメーカーのモデルハウスやマンションのモデルルームを訪れたときに、各部屋の広さや住まい全体の広さをチェックしましょう。実際に体感することで、広さの感覚が身についていきます。

ハウスメーカーのプラン集や新築マンションのプランを見るのも、必要な広さを考えるうえで参考になります。WEBサイトで見られるものもあります。

あるいは、現在の住まいの広さをベースとして、どのくらいの広さが必要か考える方法もあります。

ただし、住まいは広ければ広いほど、購入費用がかかります。理想の広さと妥協できる広さを考えておくと、後で優先順位を考えるときに役立ちます。

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■理想の内装を決める

理想の内装を決める
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=155

『理想の家』の内装デザインの方向性を決めておきます。たとえば、「北欧モダンの住まいにしたい」「コンクリートむき出しのカフェのような空間にしたい」「白いシンプルなデザインの住まいにしたい」「珪藻土や無垢材などの自然素材を使った家にしたい」といった例が挙げられます。

『理想の家』の内装の方向性を決めておくと、新築マンションや建売住宅を購入する場合には、物件を選択する基準の一つとなります。また、注文住宅を建てる場合や中古マンションを購入してリノベーションする場合には、コンセプトに沿って内装などの仕様を決めていくことができます。

さらに家具や家電、雑貨などを決める際にも、同じ方向性に沿って選んでいくと、まとまりのあるおしゃれな住まいが実現できます。

『理想の家』の内装を考える際には、インテリアや住宅、リノベーション関連の雑誌やWEBサイトを見て、好きなスタイルものを集めていきます。次第に自分が好きなデザインや、心地よいと感じる雰囲気のものが見えてくるはずです。

あるいは、『理想の家』に置きたい家具や家電、雑貨などがある場合には、どんな内装のインテリアスタイルが合うか考えるというアプローチの仕方もあります。

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■理想の収納・家事動線をイメージし間取りを決める

理想の収納・家事動線をイメージし間取りを決める
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=211

『理想の家』の家の間取りを考える際には、まずは必要な部屋数を検討します。家族それぞれの個室を設けるか、子ども部屋や夫婦の寝室のあり方について考えます。仕事をするスペースが必要な場合は、リビングなどにワークススペースを設けるのか、それとも独立した仕事部屋があった方がいいのか検討します。家族が泊まるための部屋や趣味のための部屋、ランドリールームなど、その他に必要な部屋についても検討が必要です。

将来、子どもの誕生や親との同居などによって家族が増える可能性がある場合には、予備の部屋を設けておくか、リフォームで可変しやすい間取りにしておくとよいでしょう。

次にクローゼットやウォークインクローゼット、物入れ、納戸、パントリーなど、必要な収納について考えます。収納も、将来的な家族の人数の変化を考慮することが大切です。

さらに、家事動線をイメージした『理想の家』の間取りの希望についてもまとめておきます。家事動線は住まいの暮らしやすさに大きく関わり、合理的な動線が理想的です。たとえば、「衣類の収納をファミリークローゼットにまとめて、ランドリールームと隣接させたい」「キッチンと廊下からパントリーに入れるようにしたい」といった例が挙げられます。

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■施工パートナーを決める

施工パートナーを決める

『理想の家』を購入することを選択し、注文住宅や中古マンションを購入してリノベーションすることを選んだ場合は、施工パートナーについても、どんなところに依頼するか考えておきます。

注文住宅を建てる場合の依頼先には、ハウスメーカー、工務店、設計事務所があります。設計事務所に依頼した場合には、設計事務所は設計と設計監理を行い、工事は別に工務店に依頼する形をとります。

中古マンションを購入してリノベーションすることを選んだ場合の依頼先には、リノベーション会社のほか、工務店や設計事務所の中にもリノベーションを取り扱っているところがあります。

ハウスメーカーは規格型のセミオーダー住宅が中心です。大量生産された部材を使用し、マニュアルに沿った運用がされていることから、均一した品質の家づくりを行っていることが特徴です。

工務店は規模や技術力は様々です。設計プランや仕様に制限がなく、自由度の高い住まいづくりができますが、提案力には差があります。

設計事務所は設計力があり、独創的なプランを提案する建築家もいます。狭小地や変形地の場合や、オリジナリティのある住まいを求める人に向いています。ただし、設計料・監理料がかかるため、工務店に設計も依頼する場合よりも高くなるのが一般的です。

リノベーション会社は設計プランの依頼から工事までを一貫して依頼することができるのは工務店と同様ですが、デザイン力があることやリノベーションに特化していることが特徴です。費用を抑えたいなら工務店、デザインにこだわるならリノベーション会社といった考え方もとれます。

▼【徹底比較】工務店とリノベーション会社の違いとは?特徴やメリット、選び方を解説!

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■これまで決めた要素の優先度を決める

これまで決めた要素の優先度を決める

ここまで、『理想の家』のエリアや住居タイプ、広さ、内装、施工パートナーなどについて考えてきました。しかし、予算などからすべてを実現するのが難しいことが少なくありません。無理に予算をアップしてしまい、『理想の家』生活が苦しいものになってしまうと本末転倒ですので、これらの条件に優先順位をつけましょう。

優先順位をつける際には、「絶対に譲れないこと」「できれば実現したいこと」「実現できれば嬉しいこと」の3つに分けて考えるのがポイントです。

特に両立が難しいことが多いのが、「エリア」と「広さ」です。「利便性の高い都心に住みたい」「90平米以上の広さが欲しい」という理想の両方を叶えることは、予算の面から厳しいことがあります。そういったケースでは、都心といってもどのあたりまでを許容するのか、あるいは広さはどこまで妥協できるかという点を考えたうえで、エリアと広さのどちらを優先するか考えます。

また、内装や設備などのグレードも、建売住宅や新築マンションの物件価格、あるいは注文住宅を建てる場合や中古マンションを購入してリノベーションする場合の工事費用に大きく影響します。内装などの仕様についても、譲れないことを整理しておきましょう。

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■「理想の家」にするコツ

「理想の家」にするコツ

『理想の家』を実現するには、一緒に暮らす家族との話し合いを充分に行うほか、情報収集に励むことがポイントです。また、居心地の良い場所を作ることや、収納を充分に設けることで、暮らしやすい住まいとなります。

・コツ①しっかりと家族で話し合うこと

『理想の家』について家族でしっかりと話し合うことが大切です。家族の意見を聞かずに家づくりを始めると、家族はできあがった住まいに不満を持ちながら生活をすることになる可能性があります。後から「○○にして欲しかった」といわれても、変えるのは容易なことではありません。

今の住まいに対して不満に感じていることや、新しい住まいで実現したいことなどを家族できちんと話し合いましょう。家族での話し合いを通じて、家づくりのよりよいアイデアが生まれることも考えられます。

・コツ②間取りの中に「居心地の良い場所」を作ること

『理想の家』に共通して取り入れるとよいのは、居心地の良い場所。住まいに居心地の良い場所を設けると、家でゆったりとくつろいで過ごせます。

たとえば、「大きな開口部がある日当たりや風通しのよいリビングにする」「リビングに吹き抜けを設けて、開放感のある空間にする」「セカンドリビングとなるウッドデッキを設ける」といった例が挙げられます。

住まいに居心地の良い場所があれば、自然に家族が集まることも期待できます。

・コツ③家具スペースを踏まえた設計をすること

間取りを決めていく段階では、家具スペースを踏まえた設計にすることもポイントです。

広さを考えるときには、置きたい家具を設置できるスペースがあるか、考えることが大切です。たとえば、リビングダイニングに4人掛けのダイニングセットと3人掛けのソファを置きたい場合には、余裕を持って設置できる広さを確保します。

ただし、同じ4.5畳半でも、部屋の形状によってベッドと机が上手くレイアウトできるケースもできないケースもあります。実際に設計段階に入ったときには、家具のレイアウトを含めて間取りを検討しましょう。

・コツ④収納スペースを確保すること

十分な収納がないと、部屋をすっきりと片付けにくくなるため、収納スペースは余裕を持って確保します。今は1人暮らしや2人暮らしでも、将来的に家族が増える可能性がある場合には、家族のモノをしまうスペースも考慮します。あるいは、キャンプやゴルフ、釣りなどの趣味を始めて、収納スペースが必要になることも考えられます。

注文住宅では、日頃使わない備蓄品や季節のものをしまう場所として、床下収納や小屋根収納を設けるといった方法もあります。

・コツ⑤情報収集を行うこと

『理想の家』を実現するには、住宅やリノベーション、インテリアなどに関する情報収集を行いましょう。

ハウスメーカーや工務店、設計事務所、リノベーション会社などのWEBサイトから、事例を探すと、『理想の家』をつくるために参考にできるヒントが見つけられます。また、実際にハウスメーカーのモデルハウスやリノベーション会社のショールーム、マンションのモデルルームなどに足を運んで、広さや仕様などを体感するのもおすすめです。

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■お客様の実現したリノベーションの『理想の家』の事例

お客様の実現したリノベーションの『理想の家』の事例
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=158

中古マンションを購入してリノベーションするのは、新築マンションを購入する場合と比較して、エリアや広さを優先した物件探しがしやすくなるというメリットがあります。また、管理規約による規定を守る必要がありますが、専有部分はリノベーションで自由に変えられることから、間取りや内装デザインなどの自由度も高いです。

中古マンションを購入してリノベーションし、『理想の家』を実現したグローバルベイスの事例を紹介します。

・間取り、機能性…すべての希望を叶えた住まいを実現

間取り、機能性…すべての希望を叶えた住まいを実現
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=199

家事の手間の削減をテーマにリノベーションした事例です。日当たりのよい広々としたリビングが見渡せるオープンキッチンに大型のドイツ製の食洗機を設置。大容量の収納スペースを確保するため、ウォークスルークローゼットを設けました。

ワークススペースやランドリールーム、パントリーなど、希望されていたことがすべて実現した間取り

このほかにワークススペースやランドリールーム、パントリーなど、希望されていたことがすべて実現した間取りとなりました。

リビングにインナーバルコニーとして使える土間や小上がりなどを設けているなど、リノベーションならではの個性的でスタイリッシュな住まいでもあります。

・広さの問題をクリアした間取り&古材を使った内装

広さの問題をクリアした間取り&古材を使った内装
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=200

専有面積約66平米に個室を3部屋設けることによる広さの課題をリノベーションで解決した事例です。

隣り合わせの子ども部屋にロフトを設けて、片方からは上段、もう片方下段にベッドを設け、ベッドスペースが1つ分で収まるように工夫

隣り合わせの子ども部屋にロフトを設けて、片方からは上段、もう片方下段にベッドを設け、ベッドスペースが1つ分で収まるように工夫しています。これにより、寝室を合わせて個室3部屋を設けても、ゆとりあるリビングダイニングと土間のある広々とした玄関を実現しています。

また、施主の実家に使われていた古材を活用するなど、コンクリートや木の素材感が活きる内装となっています。

・フレキシブルな暮らし方を実現するギャラリーのような住まい

フレキシブルな暮らし方を実現するギャラリーのような住まい
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=197

「お店のようなギャラリーのような、でも、住まい」をコンセプトに、誰かの場所として固定せず、フレキシブルに使える空間としてリノベーションした事例です。

ダイニングのカウンターやリビングの奥にあるワークスペースは、施主夫妻が仕事をする場所として使うだけではなく、お子さまが宿題をする場所としても使用。ダイニングの椅子をあえてデザインの違うもので揃えているのは、席を固定することなく、その日の気分や目的に応じて使えるようにするのが目的です。

リビングの造作ソファは固定ベンチと可動ベンチがあり、足を伸ばしたり、寝転んだりするなど、自由な姿勢でくつろげます

リビングの造作ソファは固定ベンチと可動ベンチがあり、足を伸ばしたり、寝転んだりするなど、自由な姿勢でくつろげます。

・モダンなホテルを目指して理想の内装に

モダンなホテルを目指して理想の内装に
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=207

施主の好きなホテルをイメージし、和のテイストを取り入れたモダンな空間にリノベーションした事例です。

和のテイストの縦格子などの木と黒の美しいコントラストがラグジュアリーな雰囲気を醸しています

和のテイストの縦格子などの木と黒の美しいコントラストがラグジュアリーな雰囲気を醸しています。既存の間取りをほぼ活かす一方で、木や磁器質タイルといった内装材にコストをかけています。

エアコンを壁掛けから天井カセットエアコンに変更したいという施主のこだわりにより、2面の大開口による開放感がより感じられます

エアコンを壁掛けから天井カセットエアコンに変更したいという施主のこだわりにより、2面の大開口による開放感がより感じられます。「いつか置きたい思っていた」と施主が心に温めていたソファが映える空間となりました。

・今の“かっこいい”にこだわったワークスペースのある住まい

今の“かっこいい”にこだわったワークスペースのある住まい
https://www.globalbase.jp/case/detail.php?jid=204

施主ご自身が今“かっこいい”と思われる状態をテーマにリノベーションした事例です。

開放感を出すため、玄関ホールや廊下とリビングダイニングの間にはあえてドアをつけず、一体化した空間に。壁にピクチールを設置して、アートを飾るスペースとしています。 キッチンの背面の黒のモザイクタイルと、キッチンの白の大判のタイルのコントラストが空間にメリハリを与えています。また、冷蔵庫や調理家電、ウォーターサーバーはすべてパントリーに収納するなど、生活感を出さない工夫がされています。

別空間を目指したショーウインドウのようなワークスペース

別空間を目指したショーウインドウのようなワークスペースも特徴的で、ねこの様子を見守りながら仕事に取り組めます。

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■リノベーションで『理想の家』を実現するためのご相談ならグローバルベイスまで

グローバルベイスは、物件探しからリノベーションプランの設計、施工までをワンストップでご依頼いただけるのが特徴です。『理想の家』の実現に向けて、トータルでサポートしていきます。

お客さまの予算や『理想の家』の希望条件に応じて、中古マンションの購入費用とリノベーション費用のバランスを考えて物件を提案。これまでの豊富な実績によるネットワークから、物件の調達力があります。

また、お客様の家族構成やライフスタイル、希望されている間取りや内装などを踏まえて、思い描かれているような住まいを設計できる提案力があります。特に躯体の状態まで解体するスケルトンリノベーションでは、独創的なアイデアの提案も可能です。さらに施工のスペシャリストがしっかりと工事管理を行い、アフター体制も整えていますので、工事の質の面でもご安心ください。

グローバルベイスとともに、中古マンションをリノベーションして『理想の家』を手に入れませんか。

編集者: u-room

メーカー勤務のかたわらインテリアスクールに通い、インテリアコーディネーターに転身した経歴を持つ。現在はフリーランスのライターとして、住宅関係のほか、求人広告やインタビュー取材などの執筆を手掛ける。インテリアコーディネーター資格を保有。ワインとビール、インテリアショップ&美術館巡りが好き。夫と2人の息子の4人家族。
監修者:原田 直生之
宅地建物取引士の有資格者。

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